仮面ライダー神器   作:puls9

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第十一節 血塗れの過去、包絡

「ここが緋眼妖華のアジト……」

 

クロコマイルズから降り、燈哉が裏路地を睨みつける。その後ろでは、流川が心配そうに見ていた。

 

「よし! 行ってきます」

 

燈哉は流川にそう言うと、裏路地へ勢いよく駆けていった。

 

 

 

 

「ふふ。また新しい玩具(にんげん)がやって来たみたいね」

 

玉座に寝そべり、妲己が楽しげに嗤う。

 

「ねぇ、貴女? ちょっと遊んできなさい」

 

それはコクリと頷く。そして、ゆらゆらと揺れながらゆっくりと部屋を出て行った。

 

 

 

 

 

アジトの中。華やかな廊下を人影がおぼつかない足取りで歩いていた。

 

「痛っ……あぁ、くっそぉ……。酷い目にあったなぁ」

 

それは白髪の青年だった。ゴミの山で目を覚ました白髪の青年は、どうにかこうにか抜け出し、アジトを脱出すべく彷徨っていた。

すると、背後から迫る足音が響く。

 

(誰だ……!?)

 

焦りの表情を浮かべながら振り返る。そこには燈哉がいた。

 

「人!? ……お前、大丈夫か!?」

 

白髪の青年を見て、燈哉が慌てて駆け寄る。

 

(仮面ライダー!? 何故ここに?)

 

驚きを隠せない白髪の青年だったが、すぐに気持ちを切り替えて口を開く。

 

「えっと、はい。なんとか……」

 

弱々しい感じの笑みを浮かべる。

 

(ここは、一般人のふりをしてやり過ごすとしようか)

 

白髪の青年の心中などつゆ知らず、燈哉は疑う事無く安堵の息をつく。

 

「そっか! よかったぁ……。俺が来たからにはもう大丈夫だぜ」

 

そして、自信満々に親指を立てた。

 

「助けてくれるですか!? ありがとうございます」

 

白髪の青年も笑顔で返す。

 

「実は俺の仲間もここにいるらしいんだけど、何か知らないか?」

 

そう言いながら周囲を見渡す。

 

(ふーん、なるほど。彼の目的は仲間の救出か。これは使える)

 

その言葉に内心ほくそ笑みながら白髪の青年は、向こうを指差す。

 

「あの扉……怪しい気がします!」

 

そこにあったのは鉄製で出来た堅牢な扉だった。

 

「あの扉だけ、他と違って丈夫そうだし……誰かを捕らえておくにはうってつけじゃないですか?」

 

それを聞いて燈哉は納得したように大きく首を縦に振る。

 

「確かに! 可能性はあるな」

 

そう言うが早いか、燈哉は扉の前に駆け出す。扉は観音開きになっており、取っ手の近くに鍵穴が付いている。

 

「この中に二人が……」

 

取っ手に手をかけると、ゆっくりと引く。しかし、開かない。力を込めて押すが、それでもやはり動く事は無かった。

 

「やっぱ、鍵掛かってるかぁ……」

 

燈哉は顎に手を当て、思案に暮れる。その隙に白髪の青年が扉に忍び寄った。だが、思考を巡らせる燈哉はそれに気づかない。

白髪の青年は自らと胸に手を当てる。

 

(我が身に取り込みしトロフィーよ。我願う。故に応えよ)

 

その刹那、彼の体からトロフィーがゆっくりと現れる。それはブロンズの台座に人の顔が付いたレジェスタートロフィーだった。

 

(さぁ、その力を解放せよ。堅牢なる扉が破りし鍵となれ)

 

彼はレジェスタートロフィーの顔部分を押し込む。

すると、レジェスタートロフィーは光を放ちながら形を変えていく。そして、それは鍵の形となった。それを白髪の青年は扉の鍵穴に差し込んだ。

ガチャリという音と共に錠が外れる。

 

「えっ、開いた!?」

 

鍵の開く音に気づいた燈哉が振り向く。白髪の青年は素早く鍵を抜き、自らの中に戻す。

 

「お前が開けたのか?」

「うん。昔、ピッキングのやり方とか習った事があってね。まぁこんなところで役に立つとは思ってなかったけど」

 

白髪の青年は何事も無かったかの様に言う。

 

「いや、助かったぜ。ありがとな」

 

二人は重い扉を開け、中を覗き込む。そこには色取り取りの宝石や装飾品が置いてあった。

 

「何だこりゃ……」

 

思わず燈哉が息を飲む。

 

「これはもしかして宝物庫じゃないかな?」

 

白髪の青年が部屋の中に入っていく。

 

「おい、ちょっと!」

 

燈哉もそれに続き部屋に入る。中には金銀財宝が所狭しと並んでいた。

 

「うわ、スゲェ……。これ全部本物か!?」

 

目を輝かせながら燈哉が見回す。それを尻目に白髪の青年はある一点へ向かって行く。そこにはシルバーの台座の上に黄色の日本刀が突き刺さったアームズトロフィーがあった。

 

(やっぱりあったか……)

 

それをそっと手に取り、懐に忍ばせる。そして、その近くには別のアームズトロフィーも置いてあった。

 

(もう一つあったのか)

 

それも回収しようと手を伸ばしたその時、宝物庫へ迫る足音が響く。二人は瞬時に反応し、扉の影に隠れる。

 

「そっと。そ~っとだぞ」

 

二人は扉を少し開け、目だけを出して外の様子を伺う。コツッコツッと足音を鳴らしながら誰かが歩いてくる。やがて姿を現したのは桃だった。

 

「あれは!?」

 

燈哉は勢い良く扉を開け、桃の方へ駆け寄った。

 

「美鶴城! 無事だったのか!?」

 

だが、桃は俯いたまま何も答えない。

 

「美鶴城?」

 

燈哉が首を傾げる。桃はゆっくりと顔を上げ、燈哉を見る。その表情は異様だった。顔は青白く、目は虚ろ。それはまるで幽鬼の様な雰囲気を放っている。

そして、次の瞬間――

燈哉を衝撃が襲う。腹部に激痛が走り、体が後方に吹っ飛ぶ。

 

「ぐふっ!!」

 

腹を押さえ、悶える。

顔を上げると足を前に突き出した桃の姿があった。彼女が燈哉を蹴り飛ばしたのだ。

 

「ふふふ。あはははははははは!」

 

突如桃が笑い出す。そして、燈哉に歪んた笑みを見せる。

 

「やっと……やぁっと会えた」

<レイエンキョ!>

 

アームズトロフィーを起動し、それをベルトにセットする。

 

「み……つる……ぎ?」

「変身」

 

困惑する燈哉をよそに、彼女はベルトの横ボタンを押し込む。

 

<月夜の青龍!!氷!氷!氷!>

 

桃の目の前に青龍偃月刀が突き刺さる。そこから現れた氷龍が纏わりつきその姿を変えた。

 

<レイエンキョフリーズ!>

 

複眼が輝き、桃は天華となる。

 

「会いたかったよ、妲己」

 

そう言って、天華はレイエンキョを振り下ろした。

 

 

 

 

 

キッチン大洗の店内にて。紗耶、カッパレジェスター。そして、ムーマの三人は各々の席に座っていた。その周囲を成都が行ったり来たりを繰り返しながらオロオロしている。

 

「桃ちゃん……。大丈夫かな?」

 

成都が心配そうにそう呟く。

 

「大丈夫ですよ。あの方々なら!」

 

カッパレジェスターが力強く断言する。

 

「そうですよ。燈哉達は強いですから」

 

紗耶も続けてそう賛同した。

 

「うん! そうだよね。でも……」

 

それでも、やはり不安な様子を見せる成都。

 

「ふーむ。これはまずいなぁ」

 

ムーマが小さく呟く。その視線はどこか遠くを見つめているように感じられる。

 

「皆さん! こんな時に大変申し訳ない!」

 

瞬間、ムーマが勢い良く立ち上がった。突然の出来事にその場にいる全員が驚いて目を向ける。

 

「ちょっとお手洗いに行ってくるね!」

 

そう言うと、ムーマはあっと言う間に店の外へと飛び出して行った。

 

「えっ!? ちょっ……ちょっと!?  うちにもお手洗いはありますよー!」

 

成都が慌てて呼び止めるも時すでに遅し。

ムーマの姿はすでに店内から消えていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美鶴城 桃は幸せな家庭で育った。朗らかで家族思いな父と明るいくて優しい母の元で。彼女はそんな両親が大好きで、両親も彼女を愛していた。そして、父と母は仲睦まじく、喧嘩をする所は見たことも無かった。

あの日までは。

 

「あなた……。今なんて?」

 

その日は桃の誕生日。両親のお祝いが楽しみで学校から駆け足で帰った日。玄関を開けた彼女に待っていたのは能面のように無機質な表情をした父と困惑する母、そして、父の隣で薄気味悪い笑みを浮かべたチャイナドレスの美女だった。

 

「別れよう。君とはもうやっていけない」

 

いつも優しく微笑んでいた父がまるで得体の知れないモノのように虚ろな目で言う。

 

「どういうことなの? 突然、そんな……」

 

母は不安そうに父の袖を掴む。そんな母の手を父は振り払った。

 

「どうしたこうしたも無い。もううんざりなんだよ、いつもいつも細かい事をグチグチと!」

 

父が怒鳴る。桃は初めて聞く父の怒声に怯えた。

 

「貴女、私の主人に何をしたの!」

 

母が美女に詰め寄る。

 

「何って? ただ、目が合っただけよ。……こんな風に」

 

美女の眼が赤く輝く。すると母が頭を抑え、一瞬うずくまるも、次に顔を上げた。母の表情は憎悪に染まっていた。

 

「何がうんざりよ。人の気も知らないで!」

 

母が父を睨みつける。

 

「私は毎日、家事や子供の世話をしているのに、あなたは何もしてくれないじゃない!それなのに、いつも文句ばっかり!」

「なんだと!」

 

顔を真っ赤にして、父も母を睨み返す。

 

「お前、いい加減にしろよ!!」

「そっちこそ!!」

 

父と母が取っ組み合いを始める。

 

「パパ……ママ……やめて……」

 

桃が二人を止めようと歩き出す。だが、その両肩に手が置かれ、阻まれた。

 

「だーめ。危ないから近寄ってはいけないわよ」

 

耳元で美女がそう囁く。それはとても妖艶で甘い、脳に直接響くような声だった。

 

「あ……あぁ……ああぁ……」

 

その声は桃に恐怖を与えた。目の前で争う父と母を止めなくちゃいけないのに体が動かない。ただその場で崩れるようにへたり込むしかなかった。

その間にも、諍いは激しさを増す。ついに父は母を突き飛ばしてしまった。母は勢い良くキッチンの流し台に激突。衝撃で皿が割れる音がする。

 

「こんのぉ……!」

 

母がまな板の上に置いてあった包丁を手に取る。

それを見て、父もテーブルに置いてあったハサミを手にした。二人は同時に相手に向かって駆け出した。

 

「死ね!このクズ男ォ!」

「黙れ!このクソ女ァ!」

 

二人が叫ぶと同時に鮮血が舞った。母の胸にはハサミが、父の首には深々と包丁が突き刺さっている。

両者が力無く倒れる。二人の傷口から溢れる血はあっという間に辺りを濡らし、やがてリビング中に広がっていく。

 

「パパ……? ママ……?」

 

目の前で起きた惨劇に呆然としながら桃が呟く。だがその声に答える者はいなかった。それを自覚した瞬間、桃は込み上げる吐き気を抑えられなかった。

 

「オェッ、ゲホッ、ゴホォ……ッ!」

 

桃が嘔吐する。唾液の混じった胃液が彼女の服と床を汚す。

 

「ぷっ! あははははは!あ~おかしかった」

 

そんな状況を見て美女が嗤う。事切れた両親を指差しながら。

 

「なんで……? どうして、こんな事をするの?」

 

桃が悲痛な声で訊ねる。しかし、美女は気にした様子もなく答えた。

 

「幸せそうだったから」

「え?」 

 

その口調からは本当に楽しげな雰囲気が感じられた。

 

「街で貴女達親子を見た時、とっても幸せそうだった」

 

彼女はそこで一呼吸置くと満面の笑みを浮かべて言った。

 

「その時、こう思ったわ。その幸せをぶち壊したらきっと、すっごく愉しいだろうなって!」

 

美女は桃の前に来ると、その顔を覗き込む。

 

「でも安心して。貴女は殺さない」

「なんで……」

 

美女は桃の顎を持ち上げる。桃の顔は、涙と鼻水と胃液でぐちゃぐちゃになっていた。

 

「だって、そのほうが惨めで、無様で、面白そうだもの」

 

桃の顔に絶望が浮かぶ。美女はそれを満足げに見つめ、さらに告げる。

 

「いい? 貴女はこれからとっても可哀想な女の子になるの。両親が壮絶な喧嘩の果てに亡くなった、可哀想な女の子」

「いや……いやぁ……」

 

首を振って拒絶するが、美女の言葉は止まらない。

 

「でも心を強く持つの。そして、立ち直って、素敵な人と出会って幸せになりなさい」

 

美女は優しく微笑むと桃の頬を撫でる。

 

「いつか再び私の目に留まったら、その時は私がまた幸せをぶっ壊してあ・げ・る」

 

美女は桃の耳元で囁くと、ゆっくりと立ち上がる。

 

「私は妲己。フォックスレジェスター・妲己。また会える日を楽しみにしてるわ?」

 

妲己はそう名乗ると、そのまま部屋を後にした。

そして、桃はその日から可哀想な女の子になった。両親が相打ちとなって死に、一人取り残された少女。その記憶こそが、桃の瞳に復讐の火が灯った瞬間だった。

 

 

 

 

 

 

「変身!」

 

<抜刀!決闘!激闘!妖刀の戦士!!>

<ムラマサブレード!>

 

天華の一撃を躱し、燈哉は神器へと変身する。

 

「美鶴城、落ち着け! 俺は妲己じゃない!」

「うるさい、黙れ……っ!!」

 

神器の言葉などまるで耳に入っていない。

天華は怒りに任せてレイエンキョを振るう。それをムラマサで受け止め、応戦。激しい鍔迫り合いが繰り広げられる。しかし、神器が徐々に追い詰められていく。

 

「クソっ……!」

 

神器は見るからに様子がおかしい天華を相手に下手に手を出せずにいた。

 

(ふーん。彼女、妲己に魅入られてるのか……)

 

戦いを見守っていた白髪の青年が呟く。妲己の能力は二つある。それは目が合った者を意のままに操る能力と目が合った者に周囲の人間がその対象者が最も憎む姿に見える能力だ。

天華は今、後者の能力を受けている。

 

(解除する方法は二つ。一つは死にかける程の強い力を食らう事だけど……それは望み薄。そして、もう一つは、)

 

白髪の青年は神器を見る。

 

「ちっ!」

 

仮面の奥で歯噛みしながら、天華の攻撃を躱す。神器は打開策を見い出せずにいた。

 

(これは無理そうだね。これ以上ここに居ると妲己にかち合いそうだし、さっさと退散しようか)

 

神器の状況を見て、そう判断すると白髪の青年はその場を後にした。

 

「死ね、妲己ぃぃぃ!!!」

 

激しい怒りを燃やし天華は叫ぶ。

そして、天華の攻撃がついに神器を捉えた。鋭い一撃を受け、神器が床を転がる。

 

(クソっ! どうする?)

 

体勢を整えながら、神器が思案する。

 

(一応、手はある。けど……もし間違ってたら、)

 

その時、神器に影がかかる。視線を上げるとそこにはレイエンキョを振り上げた天華の姿があった。

 

<レイエンキョ!> 

<必殺神技!!>

 

レイエンキョにエネルギーが収束。氷を纏った刃が神器を襲う。

咄嵯にムラマサを構え、攻撃を受け止める。だが、力の差は大きく吹き飛ばされてしまう。

 

「ぐぁぁぁぁぁっ!!」

 

壁に激突し、土煙が立ち込める。神器はフラつきながらも立ち上がる。

 

(迷ってる場合じゃねぇな……やるしかない!)

 

<オニマルクニツナ!>

<筆頭!必勝!必殺!火剣の戦士!!>

<オニマルフレア!>

 

アームズトロフィーを変え、神器はオニマルフレアとなる。

 

「いくぞ、美鶴城。もし間違ってたら恨んでくれていい!」

 

<オニマルクニツナ!>

<必殺神技!!>

 

オニマルが紅蓮の炎を宿す。駆け出し、天華に迫る。

 

「消えろ、パパとママの仇!!」

 

怒りのままに天華はレイエンキョを振り回す。

神器はその全てを防ぎ、受け流し、突き進む。

 

「うぉぉぉぉ!!!」

 

鬼気迫る雄叫びを上げ、オニマルが振り下ろされる。そして、天華に当たる瞬間、刀身がすり抜け、天華の中に巣食う何かを斬った。

瞬間、視界がクリアになる。天華の変身が解け、桃がよろめきながら床に膝をつく。

 

「美鶴城!」

「……立脇?」

 

桃は戸惑いの表情を浮かべる。

 

「私は……たしか、あいつの目を見て。それで、」

 

混乱している様子の桃を見て、燈哉は変身を解く。

 

「……よかった。正気に戻ったみたいだな」

 

安堵の息を吐き、燈哉は呟く。

 

「いったい何があったんだ?」

「操られた。あいつに」

 

桃が顔を上げ、睨みつける。

 

「あらあら? 同士討ちを見に来たのに残念。 どうして殺し合って無いのかしら?」

 

視線の先に妲己がキョウコウとカントウを伴って現れる。

 

「こいつの能力だよ」

 

燈哉がオニマルアームズトロフィーを見せる。

 

「鬼丸国綱の逸話。悪夢を見せる鬼を斬った話。対象を阻害させる能力ならもしかしたらと思ったんだ」

 

その言葉を聞き、ニヤリと笑い、妲己は拍手をする。

 

「ふふふ、成る程。その力、厄介ね。今のうちに叩いておこうかしら」

 

妲己の中からトロフィーが姿を現す。それはゴールドの台座の上に狐の顔が乗ったレジェスタートロフィーだった。妲己はトロフィーを手に取ると、顔を押し込む。

 

<フォックス・ザ・妲己!>

 

自らの体に突き立て、妲己の姿が変わる。白い皮膚に赤の紋様がいたる所に入った体に、尻から生えた九つの尻尾。それはまさしく神話に登場する獣、九尾の狐。

 

「それじゃあ、始めましょうか」

 

そう言って妲己は腰から双刀を引き抜いた。

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