家族を捨てたアイツ(父親) 最高傑作と呼ばれた俺(オリ主) 失敗作と捨てられた(弟)   作:アカヤシ

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思い付き
行き先不明の暴走列車
時間を守らない不定期ダイヤル
乗る際は誓約書書かせます(話がつまらなくても作者は一切の責任を取りません)
電車の運転手(作者)は無免許(素人)誤字脱字は許して 雰囲気で楽しんで(祭りの屋台の焼そばのように)


プロローグ~焦凍side~

俺の名前は轟 焦凍・・・いや、今は氷叢 焦凍。

 

名字を言い間違えたのは俺が小学生四年の頃に両親が離婚したからだ。

家族は父(炎司)、母(冷)、長男(燈矢)『故人』、次男(夏雄)、姉(冬美)、三男(紅麗)、四男(焦凍)。

 

だが、離婚し父の炎司は三男の紅麗だけを連れて家を出ていったのだ。

 

父の炎司の職業は『ヒーロー』。No.2ヒーローのエンデヴァーとして活動している。

 

父の炎司は燈矢、夏雄、冬美、焦凍の四人には一般的な教育を紅麗には兄姉から隔離して幼少期から虐待に近いほどのスパルタ式の英才教育を施されていた。俺も五歳の頃は双子の兄の紅麗とともにやらされていたが、一年も経たない内に外され、紅麗と引き離された。

 

行き過ぎた厳しさを制止する母の冷、母の差し伸べられた手を受け入れた俺。しかし紅麗は母の優しさを払い除けた。

 

父親の炎司は紅麗以外の家族には無関心だった。

 

しかし、炎司と紅麗も端から見れば家族と言うより師弟関係にしか見えない。

 

ただ、小学四年の頃に一度だけ紅麗が父と言い争う姿を目にした。俺はその場からすぐに逃げ出してしまったが紅麗のあんな姿を見たのは初めてであり、その翌日に両親は離婚した。

 

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月日が流れ、俺が中学三年の頃。

 

俺が進路先を悩んでいた時、偶々テレビでエンデヴァーの特集がやっており、その番組で紅麗も出演していた。

 

両親が離婚して以来、紅麗とは全く会っていなかった。画面越しだが数年ぶりに見る双子の兄の姿。インタビュアーの女性が一瞬見惚れて黙り込む高身美形に育っていた。

 

母に似た顔の造形に、髪も腰の辺りまで伸ばした長髪。身体は鍛え上げられており、インタビューする女性が頬を染めながらキャアーキャアー言いながら紅麗の筋肉を撫で、サービスとばかりに紅麗が軽々と女性を持ち上げお姫様抱っこしていた。

 

紅麗の出演は五分前後ほどだったが衝撃なものだった。

 

・・・インタビューアーの女性との絡みは置いといて。

 

待機中のプロヒーローに混じり訓練する紅麗。格闘技においてエンデヴァー事務所のヒーロー達の中では誰も敵わないレベルに達しており、サイドキックは苦笑いしていた。

 

そして、紅麗は雄英高校に一般入試で受けるという事。

 

更に紅麗は入試一位、主席合格すると宣言した。

 

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月日は流れ、氷叢 焦凍は雄英高校に推薦二位で合格。轟 紅麗も宣言通り、主席で合格していた。

 

俺が教室に入ると一人で本を黙々と読む紅麗の姿を見つけた。俺は紅麗に近づき『よお、久しぶりだな・・・兄貴』と話しかけた。

 

『・・・誰だ、お前?俺に弟はいない。気安く話かけるな』

 

紅麗は俺に目を合わさず本にやったまま冷たく答えた。

 

俺には無表情で冷たく、他のクラスメイトには微笑みフレンドリーな態度の紅麗。

 

・・・関係ない、俺は・・・俺達家族を捨てた親父と親父が最高傑作と呼んだ兄貴を越える為に・・・ヒーローになる為に来たんだ!

 

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救助訓練時に敵(ヴィラン)の襲撃。

 

俺は雑魚ヴィランを倒しただけで、紅麗の奴は複数の個性を持ち、個性無しでNo.1ヒーロー『オールマイト』に匹敵するパワーを持つ『脳無』と呼ばれるヴィランを一人で倒した。その前に脳無に立ち向かった俺と爆豪と緑谷と切島の四人は、手も足も出ずに敗れ、重症を負わされたというのに!!!

 

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雄英高校体育祭で俺はトーナメント戦で決勝にて紅麗と対峙していた。飯田、緑谷、爆豪を倒し勝ち進んだ俺。俺は・・・母の個性『氷』、そして・・・緑谷と爆豪と戦い、まだ多少の迷いはあるものの戦いの中で、父の個性『炎』を受け入れた。

 

俺は・・・紅麗(最高傑作)に勝つ!!!

 

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何で、お前が『ソレ』が使える!観客席にいる親父も目を見開き驚いている様子。どうやら親父も知らなかったらしい。

 

俺の個性は母の氷と父の炎が合わさった個性『半冷半熱』。紅麗の個性は炎のみ。ただし、俺と親父は体温調整という弱点があるが、紅麗には熱変動に対する完全耐性があり、炎を放出するだけでなく熱エネルギーを様々な方法で応用する事ができる・・・だったはず!お前は容姿だけで母に似て、個性は父に似ただろ!なのに何で

お前が・・・『氷』を使えるんだよ!

 

『お前も左を、炎を使わないと制限してたろ?そんなお前にとやかく言われる筋合いはない』

 

俺の氷と紅麗の氷がぶつかり合うが砕けるのは俺の氷だけ。

 

『爆豪がお前に個性の使い方が大雑把だと指摘されたろ?お前の氷は白っぽく、俺の氷は透明に近い。お前の氷は不純物が多いから脆いんだよ』

 

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負けた、手も足もでなかった。

 

アイツは、紅麗は、俺より遥かに強かった。

 

その後、目覚めた俺は医務室におり、側には紅麗がいた。紅麗はリカバリーガールを医務室から追い出すと言って一方的に言葉をぶつけて去っていった。

 

『氷叢 焦凍、俺はお前を弟だなんて思っていない。もう轟家とは関係ない人間であり、エンデヴァーとも関係はない。ヒーローを目指すのを辞めろ。雄英から消えろ・・・母や兄貴や姉貴達と幸せに暮らせ』

 

俺は耐えきれず泣いた。無様に人目を憚らずに泣いた。泣いる最中に何か柔らかなモノを抱きしめていた気がするが・・・後にそれが八百万だった事を知ると恥ずかしさのあまり悶絶する事になった。『医務室で二人だけでしたし、誰も見られていないので気にしないでください』と言われたが・・・

 




次の話がオリ主人公side転生後~入試くらいまで飛ばしでやるか、入試と測定を飛ばしで戦闘訓練まで簡略して書くかも。

焦凍の火傷は無し。母の入院なし。

八百万が病室にいた理由は同じ推薦組で少し気になっているという程度。恋愛感情は現在不明。

オリ主が小学四年時にエンデヴァーから燈矢の事を聞き出す(オリ主がイベント強制発動させる)。燈矢のヴィラン化を示唆し、エンデヴァーに覚悟を決めさせる。殺しを
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