桃眼の鬼狩り   作:斬る斬るティー

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本っ当に!スミマセン!更新が予想以上に遅れました!



第17話:那田蜘蛛山②

「ミコト!鬼は!・・・?」

 

 傀儡鬼を倒した炭治朗と伊之助がミコトの元まで駆けつけるが、ミコトは右手を翳し制止させる。

 

「炭治朗、こっちは大丈夫だ!右の方に行けば川がある!伊之助君の手当をしてやれ!」

「でも!まだ鬼の匂いが」

「大丈夫!信じてくれ!」

「うん!分かった」

 

 そのまま炭治朗は暴れる伊之助を連れ川の音がする方に向かう。そしてミコトは溜め息をつき炭治朗達には見えなかった岩の裏側を見て再び溜め息をつく。

 

「どうしよう・・・・・」

「ヒック ヒック 」

 

 目線の先には涙を流しサイズのあってないダボダボの着物を着た。黒髪で両頬に2本の赤い線が入った女の子がいた。

 

 

 

 ~数分前~

 

 

「あはははははは、は、は、は・・・・・・・・・・・・は?」

 

 鬼の頸を飛ばそうとしたミコトは鬼の変化に止まる。その変化は鬼は段々小さくなり子供の姿へと変わる。

 

「ごべんなざい。 もう、痛だいごどじないで!いじめないで!」

「・・・・・・・・・え、えええー」 

「ミコト、これ以上したら絵面的にお前が悪役だぞ」

「う、うう・・・これ俺が悪いの? あ、やば炭治朗達が来た」

 

 そして今に至る。

 

 

 

どうしよう、絵面的に俺が幼女を襲ってる感じになったんだが。

 

「あのー何かごめんね」

「ヒック ヒック・・・」

 

あー!やめて!そんな涙目の上目遣いで見ないで!さっきまで無かった罪悪感が凄いんだけど!

 

「き、吉備団子あるけど食べる?」

「・・・うん。食べる」

 

俺と子供鬼はさっきこの子が座ってた大きい岩の上に座って吉備団子を食べてるけど、この子凄いちびちび食べてまるでリスみたい。・・・可愛い。

 

「・・・君の名前は?」

「・・・母か母さん」

「母?母さん?・・・え!子供いるの!?」

「ううん、違うの」

「ん?」

「累は昔から家族の絆に憧れていたの。だから私達はみんな累の家族になったら役割が与えられるの」

「役割?」

「うん。お父さん、お母さん、お兄ちゃん、お姉ちゃんは下の子を命を懸けて守る、それが役割。それで、私はお母さんの役割なの」

「・・・そんな役割だなんだなんて言ってたらそんなの家族じゃ無い。そんな家族は偽物紛い物だ」

「!?・・・そ、そんな事言ったら、累に殺されちゃう」

「どうゆうこと?」

 

話を聞いて俺が分かったのは、この子は累って名の鬼の要望でさっきまでのように大人の鬼の姿に擬態する事を強制されていたがそれが上手く行かず累と父鬼?によく暴力を受け時折日に炙られていたみたい。母といいながらその地位は1番下で毎日酷い仕打ちを受けていたと泣きながら話てくれた。

この子の言う言葉には一切の嘘が無いそれをよく分かった。でも。

 

「この子は人を食べた鬼だ、殺さないと」

「わ、私だって!鬼になりたくてなったんじゃ無いもん!!」

「!?」

 

 思わず小声で出たミコトの言葉に子供の鬼は大声で反論する。

 

「私だって気づいたら鬼になってて誰か食べちゃって、鬼狩り達に襲われて死にたくないから逃げて逃げて逃げ続けて気が付いたらこの山にいて、死にたくなかったから累の家族になったの!」

「・・・」

「わ、私だって鬼になりたくなかった!人を食べたくなかった!でも人を食べないと気が狂う程頭が可笑しくなってつい食べちゃって・・・死んだら楽になるのは分かってるけど死ぬのは怖くて・・・」

「そうか。ごめん」

 

この鬼は珠世さんや愈史朗、禰豆子と同じでいままで殺してきた鬼と違う。人を殺すことを嫌に思ってる。いままでのは殺すのは当然、それを当たり前だと思って楽しんでる。でもこの子は殺すのを後悔している。そしてさっきの言葉は嘘偽りの無い本音だ・・・だったら俺は。

 

「ねえ、ちょっとごめんよ。吉備団子食べてて」

「ん?うん」

「ありがと」

 

そのまま頭を撫でてあげて犬さんに目配せして着いてきて貰って少しあの子から距離を取る。

 

「犬さん、ごめん。俺は」

「言うな。何も言わなくて良い。お前が何を思って何をしようとしてるのかも分かっている」

「・・・!?・・・そうか。でも良いの?もしかしたら俺は鬼殺隊を敵に回すかもよ?」

「それでもだ」

「へへ、ありがと」

 

 嬉しそうに笑い犬さんの頭を撫でると直ぐ子供鬼の元に戻ると少ししゃがみ目線を合わせ優しい声で話しかける。

 

「ねえ君」

「なに?」

「何年何十年先になるか分からないが人間に戻れるとなると戻りたい?」

「・・・戻りたい!・・・けど私は鬼だし人も殺しちゃって」

「なら、殺した人の数の何倍何十倍の人を助ければ良い!」

「本当に?」

「うん。それに俺は鬼狩りだけど鬼殺隊じゃ無いからね。いくらでも鬼を庇える。だから一緒に来るか?」

「・・・うん!」

「よし!決まりだ!」

 

 ゴロゴロゴロゴロゴロ!!

 

「キャア!」

「雷?雷雲は無かったはずだぞ?まあ良いか。それじゃあちょいっと累って名の鬼の頸を斬って来るから待ってて・・・なに?」

 

なんでさっきから服の裾を引っ張ってるんだ?って、あーそうか。鬼は鬼になった時から老けない、擬態とかは除いて。この子の見た目からしたら約5、6歳、さっきの話し合いでこの子は鬼になって直ぐこの山に来たってのが約2、3年前だから今が7から9歳ぐらい。まだ子供、それで散々酷い仕打ちを受けてきたんだ。一人は寂しいんだろうな~・・・ほんとさっきの俺が嫌になる。

 

「じゃあ少しお話するか」

「うん」

「そう言えば君の名前は?」

「母さん?」

「その前」

「分からないの」

「そうか。じゃあ・・・美久はどう?」

「?」

「何故みくなんだミコト」

 

 子供の鬼は首を傾げ犬さんは名前の由来を尋ねる。

 

「意味は美しくながく生きて欲しいって意味。久にはながく時を経るさまと言う意味があるからね」

「意外に考えてるんだな」

「犬さん酷い!それでどうかな?カタカナにしてのミクも字的に可愛いよ」

 

 ミコト達が子供の鬼を見ると俯いて美久と何度も呟いて嬉しそうに微笑んでいた。

 

「気に入って貰えたかな?」

「うん!」

(さっきまで殺し合いしてたのに今じゃすっかり仲良し。これも桃の力の効果なのかミコトの性格ゆえか・・・にしてもミコトは膝の上にのせて仲良く吉備団子食べてまあ、まるで兄妹・・・いや、姉妹だな)

「なんか犬さんに嫌味を言われた気がする」

「気のせい」

「今更だけど犬って喋れるの?」

 

 そのままミコト達は吉備団子を食べながらおしゃべりをしていたが、途中で自分たちがこの山に来た理由を思い出しいそいで美久を隠せる洞窟を探す。

 

 

「犬さん、いい洞窟見つけた?」

「いやまだだ。辺り一面木々だけだ」

「だよね~」

 

 頭を悩ませていると美久はミコトの手を引っ張り歩き出す。

 少し歩いた先には洞窟がありミコトと犬さんはあんぐりと口を開けていた。

 

「犬さん。あるじゃん」

「あったな・・・」

「ま、まあいいか。 美久、君はこの洞窟に隠れるんだ」

「え、一人で?」

「うん。大丈夫だよ、直ぐ迎えに来るから」

「本当に?」

「本当」

 

 そして小指を美久に向けると、最初は何か分かってなかったが美久も小指を出し二人は小指を結び指切りをする。

 

「「指切りげんまん嘘ついたら針千本飲ーます」」

「お前らホント仲良くなったな」

「なァはは。それじゃあ美久、しばらく待っててね」

「うん!」

「できるだけ気配は殺してね。そうだこれ残り全部食べても良いよ、じゃあね」

 

 残りの吉備団子一袋を美久に渡すと優しく頭を撫でる。そして近くにあった大きめの岩を洞窟まで押し出入り口を塞ぐと少し離れたと所の木を切り倒し塞いだ岩の近くに置いていく。

 

「フウ 出来たー」

「見た目明らか歪だけどまあ大丈夫か。鬼の巣くう山だからこんなんあっても不思議じゃ無いか」

「そうそう、ソーナンス!」

「・・・は?」

「それじゃあ炭治朗のとこ行くか」

「おいスルーか!今のは何だったんだよミコト!」

 

 話ながら山の中を走り回りす。

 

「それで鬼の気配はあるか?」

「いや、さっきまであった強いやつ、累?って鬼の気配が無くなった。恐らく斬られたんだと思う。

「そうか」

「多分だけどね。(距離があるから正確には分からないけど気配があった方に向かうか)」

 

 

 ☆

 

 

 

 その頃、累と戦い満身創痍になった炭治朗と増援に駆けつけ累を討伐した富岡が話し合ってる所に禰豆子に変わった形の日輪刀で毒を撃ち込もうとした、しのぶの攻撃を富岡が防ぎ膠着状態に陥ってた。

 

「どうして邪魔をするんですか? 富岡さん」

「・・・」

「なんとか言ったらどうですか?」

「・・・」

「そんなんだから皆に嫌われるんですよ?」

「・・・俺は嫌われてない」

「あぁそれ・・・嫌われてる自覚が無かったんですね。余計な事を言ってしまって申し訳ないです・・・坊や」

「はいっ」

「坊やが庇っているのは鬼ですよ。危ないですから離れてください」

「ち、違わないけど・・・禰豆子は鬼だけど俺の妹なんだ!人を食べたりはしない!!」

「あらあら、そうなんですね~。(ミコトさんが言ってた人に味方する鬼の御方のような者なのですかね?妹さんらしいですし)困りましたね」

 

 富岡はしのぶから目線は外さずに炭治朗に話しかける。

 

「動けるか」

「!!」

「動けなくても根性で動け。妹を連れて逃げろ」

「!!・・・富岡さん・・・・・・・・すみません。ありがとうございます!!」

 

 言われた通り痛む体に鞭を打ち炭治朗は禰豆子を抱え逃げる。

 しのぶは炭治朗達のあとを追おうとするが富岡が行く手を阻む。

 

 

 

(体中が痛い!!苦しい!!痛いと叫びたい!!・・・・・我慢だ!!我慢我慢我慢我慢)

 

 全集中の呼吸を使い山の中を駆け巡る。

 

(俺は鬼殺隊を抜けなければならないのか? いくら妹とはいえ鬼を連れている剣士なんて認められない・・・・み、ミコトに助けて・・・いや、ミコトに鬼殺隊を敵に回すことを頼むなんてでき

 

 

 ――ドン

 

 なんだ!?し、しまった走るのが精一杯で)

 

 逃げるのに必死だったために何時もなら特殊な嗅覚で気づいたはずなのに人の接近に気づかなかった。背中にきた突如の衝撃に前のめりに倒れ込み禰豆子は少し先に放り出されてしまう。

 

(滅の文字!鬼殺隊!!)

 

 眼の前に降り立った蝶の髪飾りを着けた女性隊士を見た瞬間に背中の滅の文字を見て鬼殺隊と理解する。

 禰豆子に刀が振るわれた瞬間に女性隊士の身に付けていた羽織を引っ張り逸らさせる。女性隊士は炭治朗の背中の上に乗る形になる。

 

「逃げろ禰豆子! 逃げっ『ゴン』・・・っ」

 

 禰豆子に呼びかけるが背中の上に乗った女性隊士の踵落としを喰らって気絶する。そして女性隊士は逃げた禰豆子を追う。

 

 

 ☆

 

 

 

「ん?今なんか叫び声が聞こえた?」

「聞こえたな」

「・・・!犬さん走る速度上げるよ!」

「おう」

 

分からない。なんだか分からないけど嫌な予感がする。禰豆子ちゃんの気配が近いから急いで行くか。もう一段速度を上げよう!

 

 向かう先には鬼殺隊士から逃げる禰豆子の姿が有った。しかも刀を振り下ろす所だった、だかその瞬間に足に力を集中して一気に駆け隊士と禰豆子の間にわって入り刀を受け止める。

 

(誰?隊服を着てない。一般人? でも刀を持ってる。日輪刀? 私の刀を受け止めた。普通の隊士よりも強い、ならやはり・・・考える必要は無い。言われた通り鬼を斬るだけ)

「犬さん!禰豆子ちゃんを連れて逃げろ!」

「おうとも!背に乗れ禰豆子!」

「む!」

 

 小さな子供の姿になると言われた通り犬さんの背中に乗り犬さんにしがみつく。背に乗ったのを確認すると一気に走り出す。ミコトはその姿を横目で確認すると眼の前の隊士に向き直る。

 

このこ強いな。恐らく炭治朗以上に、てかこの子の蝶の髪飾り何処かで見たような?

 

「どいて。鬼を庇うのは隊律違反」

「なんで鬼殺隊の隊律を俺が守らないといけないの? 禰豆子ちゃんを斬りたいのなら俺を斬り倒してからにしろ」

「・・・分かった」

(分かったのかよ・・・隊律違反は斬首刑にでもなんのかよ)

「花の呼吸 弐ノ型 御影梅」

 

 彼女は自分中心に周りに連続の攻撃をする。それに合わせミコトも受け流し攻撃をする。

 

攻撃をするが全部ギリギリで受け流される。凄いな・・・。

 

「ならこれはどうだ?」

「・・・!」

 

 ミコトは足払いで相手の体勢を崩させるが女性は即座に少し飛び体を捻り地面と水平になる。

 

「陸ノ型 渦桃」

 

上手いな。足払いを利用して相手の不意を突つか。そして体を捻りその勢いを利用しての攻撃ね~だが。

 

「我流剣術 渦雷」

 

 ミコトも渦を巻くような攻撃で対応する。お互いの攻撃で刀がぶつかり甲高い音が鳴り響く。そしてお互いの攻撃は空中で足場の無い女性隊士より地に足が着いているミコトに分があった。

 

「・・・ッ」

 

弾き飛ばしたが上手く着地したか。なんかどことなく錆兎の使ってた水の呼吸に似てる気がする。

 

「禰豆子ちゃんのことは諦めてくれない?」

「ダメ。私の命令は鬼を斬ること」

「あっそう」

 

「肆ノ型 紅花衣」

「第肆秘剣 木枯らし風牙」

 

 

 

 

 

 ミコトと女性隊士が戦っている間に犬さんはかなりの距離を稼げたが運悪く逃げた先には先に避難し、集合した多くの隊士や駆けつけに来た事後処理部隊『隠』がいた。

 

「お、おい犬がいるぞ」

「え?あ、ほんとだってねえ」

「ああ、あの犬の背にいるの鬼だ!」

「動ける隊士は全員刀を持って!」

 

 立ち止まった犬さんは離れた先に居る隊士全員が刀を持って向かって来たのを確認した犬さんは苦虫を噛み潰したような顔になる。

 

「マズった。悪い禰豆子、着けてる鞄の中に入ってる煙玉を取ってくれ」

「むー!・・・む?」

「そうそれだ。ありがと」

「むーむ」

「それを彼奴らに投げろ!」

「むー・・・?」

「大丈夫。それは煙玉で人間を傷つける物じゃないよ」

「むー!むーむ!」

 

 ボンボンと音を立て玉が破裂して白い煙が辺り一面に立ちこめる。それにより向かって来ていた隊士達は視界を遮られ犬さんと禰豆子を見失う。

 

「さて・・・ミコトん所もーどろ」

「むー!」

 

 

 

「ハアハアハア 伍ノ型 徒の芍薬」

 

弓形の連続斬撃。でも全部受け流せる。 にしても綺麗な型だな、正しく花のようだ。

 

「そろそろ終わらせたいから・・・ごめんね」

「・・・!?」

 

 ミコトは最後の斬撃を柄尻で受け止めると側面を殴り相手の刀をへし折る。これにより事実上女性隊士は戦闘が不能になる。

 

「剣士の命である刀を折るのは悪いと思ったが仕方無いよね」

「おーい!」

「お?犬さんなんで戻って来たの?・・・しまった!」

 

 犬さんに声をかけられ思わず振り返った刹那自分から視線と気がそれた事に察した女性隊士はミコトの横を猛スピードで通り過ぎ犬さんの上に跨がっている禰豆子の頸を折れた刀で狙う。

 流石に折れた刀までも使うほど執念深いとは思わず反応が遅れてしまう。

 

「カー!伝令ー伝令ー!カァァァアアア!!」

 

 だがそれを突如現れた鎹烏の声が止める。

 

「炭治朗・禰豆子!両名ヲ拘束本部へ連れ帰ルベシ!!桃眼ノ鬼狩リ大和ミコトヲ本部へ案内セヨ!!カアアアア!!」

 

 その伝令は那田蜘蛛山に来ていた隊士並びに隠に伝わった。

 

「炭治朗及ビ鬼ノ禰豆子、拘束シテ本部ヘ連レ帰レ!!桃眼ノ鬼狩リ大和ミコトヲ本部へ案内セヨ!!」

「炭治朗額ニ傷アリ!竹ヲ噛ンダ鬼禰豆子!白髪黒羽織ミコト!!」

「那田蜘蛛山ノ鬼ハ()()討伐サレタ!隊士ハ直グ帰投セヨ!」

 

「貴女は桃眼の鬼狩り大和ミコト?」

「そうだよ。因みに俺は男な」

「その鬼は禰豆子?」

「そうだよ。因みに君の名前は?」

「・・・」

「・・・?」

「・・・」

「人に名を聞いたんだから名乗ろうよ。まず人に名前を聞くときは自分から名乗るものなんだよ」

 

「・・・私は栗花落カナヲ」

「栗花落?胡蝶じゃ無いんだ。さっき思い出したけどその蝶の髪飾りしのぶさんや忍さんのお姉さんが着けてたやつに似てるけど・・・」

「なあミコト、そんなことよりも禰豆子が入っているあの背負い箱探そうぜ。禰豆子寝ちゃったし、日が昇りそうだ」

「そうだね。そうだ、この山の中に増援できた鬼殺隊は何人?」

「・・・」

「まただんまりか。まあいいや、行こうか犬さん」

「おう」

「禰豆子ちゃん落とすなよ」

「誰にものを言っている!」

「ははは」

「あら、ミコトさん・・・?」

「おや、しのぶさんと富岡さん」

 

 行こうとした先から禰豆子の箱を持ってるしのぶと富岡が現れた。そのあとカナヲは入山してきた隠と保護した隊士達の護衛任務に当たる。

 そしてその場には禰豆子の入った箱を背負ったミコトと犬さん、しのぶ、富岡が残った。

 

「ミコトさん本当にこの山に来ていたんですね」

「ええまあ」

「あれからはや半年、鬼殺隊加入の返答を聞かして貰えるんですね」

「はい。まあ産屋敷さんの前でですけどね」

「そうですか」

「あ、そうだ、この山に来た新たな増援は何人ですか?」

「隊士は私と富岡さんそして先ほどの私の継子のカナヲの三人です」

「なるほど。三人で山の中にいる他の隊士の救援できるんですか?」

「既に隠の方々が隊士を救援、保護をして下山してます。ですのでもう山頂付近には誰もいませんよ。因みに炭治朗君?も既に保護したと報告がありました」

「そうですか。なら一緒に下にいきましょ」

「はい」

「富岡さんは一言も返してくれなかった・・・」

「仕方無いですよ」

「どんまいミコト(上手いこと増援人数聞いたな。これで美久が見つかる心配はなさそうだな)」

「さて行こうか犬さん。いざ!鬼殺隊本部へ!!」

「おう」





~大正コソコソ噂話~

ミコトは下山中も沢山話していたが、それに対して富岡は一言も会話に入らず内心ミコトは富岡に嫌われていると思い落ち込んでいた。


~ちょびっと設定~

母蜘蛛は大人の姿の時はミコト以外の人間相手の時は強気だが、子供の姿の時は凄い弱気です。



更新遅れてスミマセンでした。少し指の骨をポッキリとやってしまってなかなかPCを使わして貰えず・・・これからも遅れると思います!


良ければ評価や感想お願いします。
出来れば桃並みの甘さで。

皆さんもスマホをしながら自転車に乗ってる人には気を付けましょう!
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