ラブライブ!サンシャイン!!×ウルトラマンZ~遥かに輝き!0から1へ!!   作:ワーラー

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第37話 叫ぶ命 後編

『行けるな?ハルキ!!』

「オッス!!」

ウルトラマンZに変身した俺、夏川ハルキはZさんの問いかけに力強く答える。命を奪う責任を誰かに押し付けず、背負っていく…。今度こそやってみせると心に決め、グルジオ・ライデンの攻撃を躱しながら自身の拳を打ち込む。

『バリアで防いでるだけじゃ勝てないからな…。』

「全部躱してこっちも攻撃ッス!」

ヒット&アウェイを心掛け、ライザーを片手に斬撃も絡めて追撃をする。

“グルル……。”

動きが鈍ったライデンに大きく距離を取り、ゼスティウム光線を発射しようとした時…。

「あっ…………。」

ライデンの目から大粒の涙が流れていた…。

“グルル……、グルアアアッ!!”

何でこんな事に…、殺さないでと叫んでいる様な咆哮に胸が痛くなってしまう。

「……ッ!倒すんだ…、今度こそ絶対ッ!!」

十字に腕を組むという、簡単な行為が出来ない。アルファエッジから、Zさん本来の姿に姿が変わり、カラータイマーも高速で鳴り続ける。

“グルアアアアッ!!”

ライデンの背中の砲撃が放たれようとしても身体が動かず棒立ちのままの俺達の前に、ヨウコ先輩のキングジョーが駆けつけた。

「Z様、下がって下さい!!」

俺達にそう伝え、背中の誘導弾でライデンの視界を封じながらフルスロットルで背中の核に0距離でペダニウム粒子砲を向ける。

「ペダニウム粒子砲…発射ッ!!」

核ごと粒子砲を照射しライデンの身体が爆発する。だがキングジョーの装甲は傷1つ付く事は無く、俺達の前に姿を現したのだった…。

 

 

 

 

「「よっしゃあ〜!!」」

ユカと栗山長官の勝利の雄叫びが作戦室に木霊す。

「(怪獣を倒せる段階になってきたか…。)」

俺、蛇倉ショウタも本来なら素直に喜びたいが、それが出来ない状況に複雑な気持ちになっている。

「(ハルキは無理だったか…。)」

最後に止めを刺せなかったあの様子…。今度こそ本当に駄目みたいだったな。ライデンは人間が地球を守る上で突破しなくてはならない最初の壁。ウルトラマンの力はまだ必要だというのに…。

「(しっかりしろよ……。)」

知らず知らず握りしめた掌にくっきりと爪痕が残っていた。

 

 

 

 

 

「倒せなかった……。」

戦いが終わりヨウコ先輩がキングジョー越しに俺、夏川ハルキの生存の安否を確認する声を聞きながら呆然と立ち尽くしている。自分の中で覚悟を決め、戦った筈なのに実行出来ていない。否、覚悟なんて本当は出来ていなかった。無理矢理身体を動かし、その勢いのまま乗り切るというおめでたい考えのまま戦ったに過ぎない。

「どうしたらいいんだっ!怪獣を倒す事が平和を守る事なのに…。命を奪う事に責任を持たなくちゃいけないのにっ……!!」

ライデンの目を見た時、きっと助けを乞うていたのかもしれない。ヨウコ先輩の事も正しいが、別の方法だってきっとあるかもしれないのに…。

「どうしたらいいんだ……。ああああッ!!!!」

自分の手を叩きつけながら叫ぶも誰も答えてくれない。自分の心が挫けたのを自覚した俺はきっと虚ろな顔をしていた筈だ……。

 




ハルキとAqoursのウルトラナビ!

ハルキ 「ガイア先輩の必殺技は光の鞭、フォトンエッジ。ガンマフューチャーにも受け継がれた技ッスね。」

Z   『地球の光が生み出したウルトラマンで、ウルトラマンアグル先輩と一緒に根源的破滅招来体と戦ったぞ!』

ルビィ 「アグルさんから光を授かりV2、スプリームヴァージョンに進化、最終決戦では怪獣も含めた地球皆の力でゾグを倒したウルトラマンだよ!」

ハルキ Z ルビィ 「『「次回もお楽しみに!!」』」
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