「結婚おめでとう、ノルン」
「ありがとうございます、兄さん」
「感謝するぞ、ルーデウス」
パチパチ
パチパチ
パチパチ
パチパチ
パチパチ パチパチ
一方その頃舞台裏では…
蛇足編<速報!ノルン氏結婚するってよ
トゲトゲ頭「なんでや!!」
メガネ2「うせやろ…」
メガネ1「我が姫ぇ…」
その他「なんでだよぉ〜」
メガネ2「後ろには龍神が構えとるやとぉ」
メガネ1「ノルンファンクラブ、会員番号一桁の私は何もできないなんて…くッくそう…」
メガネ2「ちくしょう…」
メガネ3「お、お、俺は抵抗するで!拳で!ガクブル」
メガネ2「やめろぅ、列強二位が相手はいくらなんでも無謀だガクブル」
メガネ3「いやぁ俺は行くぞおおおおガクブル」
メガネ2「そうだよなぁ、俺たちがやんなきゃ誰が抵抗するんや!会員は度胸!武器は拳!いくでおまいらーーーー!!」
メガネ1〜50「おおおおおおおおおーーーーー」
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無謀にも世界的アイドル、ノルン・グレイラット、現在のノルン・スペルディアの結婚を阻止すべく立ち上がった勇敢な若者たちがいた。
だが愚かなことに、彼らは完全に龍神の力量を侮っていた。
悲しいかな、事務所前で七大列強第二位龍神オルステッドの呪いを受け失神。
集団で倒れているファンクラブ会員は、ノルン・スペルディアの兄ルーデウス・グレイラットに保護された。
ノルン・スペルディアが嫁入りしたことによって、ファンクラブは実質的な解散。
世は悲しみに包まれた。
しかし、彼女の子供が誕生したのが確認された時、ルイシェリア・スペルディアファンクラブが発足した。
世界ではルイジェルド人形が各地で発見され、第一次ルイジェルドブームが発生。
その美貌、鍛え上げられた筋肉、こちらを見つめる優しい目、魅力的容姿に時代が虜になった。
その勢いもあってか世界各所にルイシェリアファンクラブ支部が設置された。
ファンクラブ本所前には第一次ノルンファンクラブの乱に参加した名誉会員の石碑が置いてある。
10年経った今でもその勢いは止まることを知らない。
今やスペルド族への偏見は少なくなり、世界各地で緑髪の人を見かけることができる。
我々はこの事実に喜ばなければならない。
彼らが避けられる時代は終わった。
スペルド族は迫害されるべき存在と言う認識を改め、受け入れられるべき存在と理解する必要がある。
それが偏見を持ち、広め、彼らを長年苦しめた罪への償いなのだから。
「世界を知る」 著:ルーデウス・グレイラット
第二章ラプラスの陰謀 〜スペルド族の事実〜より抜粋