INFINITE・THE WORLD   作:ZZZ777

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今日まで操はほぼ教員。

今回もお楽しみください!


初日の終了

三人称side

 

 

臨海学校初日。

教員屋台を終わらせたので、教員用の昼食を食べようと旅館内に入った操の前に、束の助手であるクロエが姿を見せた。

 

 

「束さんの助手...だと...?」

 

 

クロエの自己紹介を聞いた操は警戒心バリバリでそう言葉を発する。

束は今世界中から追われている生活を送っている。

そんな人の助手と言われても簡単に信じられる訳が無いし、警戒するのは当然だろう。

それはクロエも当然承知である。

 

 

「警戒しなくても大丈夫です......とは言っても警戒心を解けないのは分かっています」

 

 

「...貴女が束さんの助手という証拠は?」

 

 

クロエの閉じられたままの目を見ながら、操はそう声を発する。

右手はポケットに向けられており、直ぐにでもジュウオウザライトを取り出せるようにしている。

 

 

「束様から話は聞いています。操様の元の名前が、織斑一夏であるという事」

 

 

「っ!」

 

 

クロエの口から発せられた事に、操は小さく反応した。

相手が千冬だったら軽く流す...というよりかは少し怒りを覚える言葉なのだが、初対面の相手から言われたら驚きを覚える。

 

 

「それだけではありません。貴方が織斑春十を始めとした周囲の人達から受けた虐めの数々。そして、此処とは違う世界で、動物戦隊ジュウオウジャーとしてデスガリアンやバングレイ等々といった敵との戦い...その全てを」

 

 

「っ!!そこまで、知ってるのか......」

 

 

クロエの口から発せられたデスガリアンを始めとした単語。

それは、束とラウラとクラリッサにしか説明をした事のないものだ。

それを理解しているという事は、この3人の誰かの関係者であるという事は間違いないのである。

 

 

「最後に、この2枚の写真を」

 

 

クロエはそう言うと、懐から写真立てを2つ取り出し操に手渡す。

それに収められた写真を見た操は表情を驚愕のものに変える。

その写真は、クロエと束が並んで映っているもの。

そして、幼少期の操...否、幼少期の一夏と束が並んで映っているものだった。

こんな写真を持っているんだから、クロエが束の関係者であるという事は証明される事になる。

 

 

「...なるほど、貴女が束さんの関係者であるという事に間違いはないみたいですね」

 

 

「理解をして下さったようで良かったです」

 

 

操がポケットから手を離しながらそう言った事で、警戒心を一応解いた事をクロエも理解した。

 

 

「あ、これ、返します」

 

 

「いえ、そちらの写真は束様からのプレゼントです。どうぞお持ちください」

 

 

「そうですか...ありがとうございます」

 

 

操はそう反応すると、その2枚の写真を仕舞おうとする。

その前に、一夏と束の写真を見て物凄く悲しそうな表情を浮かべた。

春十を始めとした様々な人間に虐められた嘗ての自分。

そしてその時に唯一味方だった束。

その頃の写真を見て、複雑な感情を抱いているのだ。

 

 

「......」

 

 

そんな操の雰囲気を察して、クロエもまた少し表情を曇らせる。

そうして、暫くの間静寂がこの場を支配する。

 

 

「...それで、いったい何の用ですか?わざわざ臨海学校に侵入するって事はそれなりの事だと思うんですけど...?」

 

 

その静寂を、操がその質問で破る。

 

 

「束様からです。『みっちゃん!ご飯食べ終わった後で良いからクーちゃんに案内してもらって束さんの所に来て!』」

 

 

「...一語一句同じように言わなくても...」

 

 

クロエの急なテンションの変化で、束の言葉を全く同じように言ったとを察した操は苦笑いを浮かべる。

 

 

「分かりました。じゃあ取り敢えず食べて良いですか?お腹空いたので...」

 

 

「はい、問題ありません」

 

 

「それじゃあご飯を食べ終わったら行くので...旅館の後ろにいてください」

 

 

「はい。それでは」

 

 

クロエは頭を下げると、そのまま一瞬で姿を消した。

 

 

「...束さんの助手だと動きまで同じように出来るのか」

 

 

一瞬前までクロエがいたところを呆然と見ながら操はそう呟いた。

暫く固まっていたがやがて頭を振るとそのまま食堂に向かい、昼食を受け取り、食べた。

 

 

「フムム...なるほど、これは...」

 

 

その昼食を食べながら操が頭の中で自分の料理に応用できる部分を探していたのは余談である。

 

 

そうして昼食を食べ終えた操は食器類を返却してから、自分で指定した旅館の後ろの方に向かって行く。

先程まで屋台で焼きそばとフランクフルトを作るという明らかに教員のようなことをしていた操だが、一応生徒なので今日1日は自由行動なのである。

つまるところ、今から束の所に行ったりしても

 

「部屋でまったりしてました」

 

とかで簡単に誤魔化せるのである。

操の部屋が元物置の1人部屋なので更に誤魔化しやすいだろう。

 

 

「クロエさん!」

 

 

「操様、どうも」

 

 

旅館の後ろにひっそりといたクロエに操が声を掛けると、クロエも操に気が付き目を閉じたまま顔を操に向ける。

 

 

「それではご案内します」

 

 

「よろしくお願いします」

 

 

そうして、操はクロエに案内されながら移動をする。

旅館の裏手にある森の中にまで入っていく。

そして、森の中にある崖の麓にまで来た。

 

 

「此処です」

 

 

「此処って...崖...」

 

 

「はい、そうです。ですが...」

 

 

クロエはそう言うとその岩肌に手を伸ばす。

すると、クロエのその腕はするりとすり抜け、崖の中に入っていく。

 

 

「ホログラムです」

 

 

「なるほど...」

 

 

クロエの言葉に操はそう反応する。

そうしてクロエの後に続きそのホログラムを通る。

するとその先には、近代的な...いや、現代の技術を軽く超えているであろうものが至る所に転がっている研究室が広がっていた。

 

 

「束様、操様を連れて来ました」

 

 

「お!ありがとクーちゃん!!」

 

 

クロエが言葉を発すると、研究室の奥からピョコという擬音が似合いそうな感じで束が顔を出した。

 

 

「みっちゃ~ん!!久しぶり!!あの暴走事件以来だね!!」

 

 

「そうですね、束さん。お久しぶりです」

 

 

束は笑顔で操に近付いて行き、操もしっかりとそう返答する。

 

 

「それで束さん、いったい何の用ですか?わざわざこんな研究室まで用意して」

 

 

「うん。ちょっと束さんやる事が出来たから、みっちゃんには伝えておこうと思って」

 

 

「やる事...ですか?」

 

 

束のその言葉に、操は首を捻った。

今束は全世界から逃亡している身。

そんな人がわざわざやる事があると言ったら疑問を持つだろう。

 

 

「うん......束さんのあの愚妹と、絶縁しに来たんだよ」

 

 

絶縁状をピラピラとさせ、何処か冷めたような瞳をしながら束はそう言う。

そんな束に、操は驚いたような視線を向ける。

しかし次第に納得した表情に変わっていった。

 

 

「そうですか、遂に...」

 

 

「うん、漸くだよ。いやぁ、長かったねぇ~~」

 

 

あくまでもあっけらかんと話す束を見て、操も察した。

束が此処まで冷めた反応をする何かがあったんだと。

 

 

「それで、確か明日は装備品の確認とかがあるんだよね?」

 

 

「はい。明日は専用機持ちに...とはいってもラウラだけですけど、ラウラに装備品が送られてきて、一般生徒はアリーナではやりにくい訓練をする予定です」

 

 

「その訓練の前に、束さんは乱入しようと思うんだ」

 

 

「なるほど...つまり、そこでその絶縁状を篠ノ之箒に叩き付けると」

 

 

「そう言う事!みっちゃんは理解力が高くて助かるなぁ!!」

 

 

束は操の背中をバシンバシンと叩きながらそう笑顔で言う。

操はそんな束に苦笑いを浮かべながら引きはがす。

 

 

「むにゃあ!?みっちゃん、力が強いってぇ!?」

 

 

「あ、ごめんなさい」

 

 

束に言われて慌てて手を離す。

さっきまで操に抑えられていた部分をさすりながら次の言葉を発する。

 

 

「それで、みっちゃんには束さんのサポートをして欲しいんだ」

 

 

「束さんのサポート...ですか?」

 

 

「うん。束さんが乱入したら、絶対に織斑千冬とか織斑春十とかが絶対に反応するじゃん?」

 

 

「まぁ、確かに...」

 

 

「だから、束さんがスムーズに話を進められるように対応して欲しいんだ」

 

 

「なるほど...ジュウオウザワールドはこの世界では束さんお手製の男性用の特別ISって扱いだから、俺が対応するのが1番自然と...」

 

 

「そう!そうなの!やっぱりみっちゃんは優秀!」

 

 

束の言葉を全て聞く前に察した操に、束は嬉しそうな笑みを浮かべながらそう反応する。

束の楽しそうな表情を見たクロエもまた、少し嬉しそうな表情になった。

 

 

「そう言う訳だから、みっちゃんよろしくね!」

 

 

「はい、俺程度で良かったら」

 

 

操はニコッと微笑みながらそう返答し、その操の笑顔を見た束は顔を少し赤くする。

そんな束を見て操は首を捻るが、直ぐにその表情を何か思いついた表情に変える。

 

 

「そうだ、今ここで料理出来ますか?この間約束しましたし、簡単なおやつくらいなら今作っちゃいますよ?」

 

 

「え、良いの!?」

 

 

操の言葉を聞いた束は一瞬で目を輝かせて操に詰め寄る。

 

 

「は、はい。取り敢えず材料と道具があればですけど...」

 

 

「クーちゃん!ある!?」

 

 

ガバッとクロエに視線を向けながら束がそう質問する。

急に視線を向けられたクロエは驚きながらも首を縦に振る。

それを確認した束は再び操に視線を向ける。

そんな束の表情はまるで3歳の子供のようにキラッキラしていた。

 

 

「それじゃあ早速作りますね。クロエさん、すみませんが材料の所まで案内してもらっても?」

 

 

「はい、分かりました、こっちです」

 

 

クロエに案内された操は、そのまま2人分のお菓子と夕ご飯を作り、旅館に帰って行くのだった。

 

 

因みに、操の料理を食べた束とクロエのプライドは打ち砕かれたらしい。

 

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

時刻は進み、夕食の時間。

何故か花月荘は食事時浴衣着用必須という謎ルールが存在するので、生徒達はみな浴衣姿で座っていた。

IS学園には国籍が様々な生徒が在籍しており、その為宗教上の理由や文化の違い等から正座が出来ない生徒もいるため、そういう生徒の為にテーブル席も用意されている。

そして生徒達の前にはカワハギの刺身を始めとした豪華な食事がズラッと並んでいた。

 

 

「それでは、夕食の時間だ。全員しっかり食べて明日に備えろ」

 

 

生徒達と同じく浴衣を身に纏い、何故か同じ様に座っている千冬がそう言葉を発した。

教員たちは教員たちで別室で食事をする事になっている。

しかし、その教員である千冬が生徒達と同じ部屋で食事をしようとしているので、生徒達は千冬に不思議そうな顔をしている。

そしてもう1つ、生徒達は疑問に感じている事がある。

それは....

 

 

「織斑先生、門藤さんは何処ですか?」

 

 

1人の生徒が手を上げながらそう質問をする。

そう、今この場には操が存在しないのである。

23歳である操だが、れっきとしたIS学園の生徒。

この場にいないのはおかしいのである。

千冬もその質問が来ることを分かっていたのか、若干不機嫌そうな表情を浮かべながら言葉を発する。

 

 

「......門藤は教員と同じ部屋で食べる事になっている。なんでも昼の屋台関係で昼食を用意してもらったら、手違いで夕食分も教員用で準備されたらしい」

 

 

千冬の説明を聞いた生徒達は納得をした。

昼食時にずっと焼きそばとフランクフルトを作っていた操は昼食の時間に何も食べていなかった事を思い出したからだ。

あの場で何も食べていなかったのだから、そう言う事になっても不思議では無い。

 

 

「それと、私が此処にいる理由だが...昼の時間にやけに騒いでいた奴らがいるから、それの監視だ」

 

 

千冬はぎろりと視線を春十、セシリア、箒の3人に視線を向ける。

この3人は昼にギャーギャーと騒ぐだけ騒いだ3人だ。

3人の騒ぎを見ていた生徒達は納得の表情を浮かべていた。

 

 

「それでは、全員食事を始めろ!」

 

 

『い、いただきます』

 

 

千冬の号令により、全員が食事を開始する。

それを確認した千冬も食べ始める。

 

 

(き、気まずい...)

 

 

生徒達は、一斉にそう考える。

千冬がいるこの状況で少し騒がしくなろうものなら直ぐに怒られるのは誰でも想像できる。

だからこそ、生徒達は会話すら出来ないのだ。

 

 

そんな、生徒達が少し不自由な食事をしているのと同時刻。

 

 

「おおお...豪華......」

 

 

操もまた浴衣を着用し、教員たちと共に夕食が配膳されるのを見ていた。

教員たちの食事は生徒達のと比べると若干グレードダウンしているが、それでも豪華な事に変わりはない。

 

 

「かなり豪華なんですね」

 

 

「そうなんですよ。これでも生徒達の方が豪華なんです」

 

 

「はへぇ~...IS学園って凄いですね」

 

 

隣に座っている真耶とそう会話しながら操は配膳される様子を見ている。

 

 

そうして大体10分後、全ての教員に料理が配膳された。

いざ食べようと操は箸に手を伸ばす。

しかし、その直前にとある声が響く。

 

 

「お酒で~す!!」

 

 

「え?酒?」

 

 

操は思わず声が聞こえてきた方に振り返る。

するとそこには、大量のビール缶を持った教員の人が3人ほど立っていた。

そして、その教員たちは他の教員と操にビール缶を渡していく。

操はそのままの流れで受け取ったが

 

 

「...生徒に酒渡すんですか?」

 

 

と、若干ジト目で真耶の事を見る。

視線を向けられた真耶は若干テンション高めで返答する。

 

 

「はい!門藤君は成人してるので問題ないです!学園長にも許可は取ってるんですよ?」

 

 

「わざわざ...ありがとうございます」

 

 

真耶の返答を聞いた操は若干にやける。

この世界に来てから一度も飲酒していない操。

それにこの世界に来る前には飲み会の運転手で周りは飲酒していたのに1人だけ烏龍茶を飲んでいたのだから、何だかんだ飲酒できるのは嬉しいんだろう。

 

 

「それじゃあ、みなさ~ん、準備は良いですか~~?」

 

 

真耶が立ち上がりビール缶を掲げながらそう声を発する。

何をするのか察した操はビール缶を開け、同じくビール缶を掲げる。

それとほぼ同時に他の教員も操と同じように開いたビール缶を掲げる。

 

 

「カンパ~イ!!」

 

 

『カンパ~イ!!』

 

 

真耶の号令と同時に全員が声を発しながらビール缶を突き出す。

そして全員がビールを飲む。

 

 

ゴクッゴクッゴクッ!!

 

 

「ぷはぁあ!!」

 

 

ビール缶の半分くらいを一気に飲んだ操はそう声を漏らした。

 

 

「暫くぶりのビール...身体に染みる......」

 

 

操はそう声を漏らしてから食事をし始める。

今回の料理はそれ単体でも成立するのだが、酒の肴としても成り立つものばかりだ。

それがより一層酒を加速させる。

とはいっても、『酒は飲んでも飲まれるな』という名言が存在するように、酒は限度を超えて飲むものではない。

操は当然のように理解しており、そこそこ飲んでいるが自分の限度は超えていない。

そう、操は。

 

 

「うぇ~ん!!門藤く~ん!!なんで私は良い彼氏が出来ないのぉ~~!?」

 

 

「俺に聞かないで下さい!」

 

 

「どうやったら私は教員としての威厳を持てるんですか!!」

 

 

「だから俺に聞かないで下さい!」

 

 

酒に完全に酔った教員2人...榊原菜月と真耶が操にダルがらみしていた。

菜月は今現在29歳。

そろそろ結婚も考える年齢だ。

しかし、菜月はことごとく男運が無い。

同性でも引いてしまうような男ばっかり好きになってしまうのだ。

その為なかなか良い恋愛が出来ず、実家からはお見合い用の写真が大量に送られてくるらしいのだ。

 

 

「もうこの際門藤君が彼氏になってぇ~~!!」

 

 

「彼女います!それになんで教員が生徒と付き合おうとするんですか!っていうか俺榊原先生としっかり話すの今日が初めてですよね!?」

 

 

「そんなの関係ない!」

 

 

「あるわ!」

 

 

操は思わず敬語が外れてしまう。

 

 

「なんで織斑先生の言う事はしっかり聞くのに私の話は聞いてくれないんですかぁ~~!!」

 

 

「それはほら、あの~~山田先生は織斑先生みたいに恐怖で押さえつけないから反動で親しめになっちゃうんじゃないですか?」

 

 

菜月の悩みに比べて真耶の悩みがあまりにも深刻だったため操はついつい言葉を発してしまう。

それを受けて真耶は若干涙目になる。

 

 

「うぇぇぇん!」

 

 

「門藤く~ん!」

 

 

「ああああああ!もう!」

 

 

シュトン!!

 

 

真耶と菜月が更に面倒くさくなったので操はそう声を発すると、真耶と菜月に首トンをして気絶させる。

首トン。

それは、限られた強者のみが許される技。

10年前から戦ってきた操は、この領域にまで達しているのである。

そんな操の首トンを見て、他の教員が驚いた表情を浮かべる。

 

 

「門藤君、首トンって...」

 

 

「あ~~~練習したので」

 

 

(あれ?首トンって不可能なのでは?)

 

 

操の返答を聞いて教員全員がそう疑問に思った。

しかし、操があまりにも普通なので次第に疑問は消えて行った。

 

 

「取り敢えず部屋まで運んでもらって良いですか?」

 

 

「あ、うん。分かったわ、任せて」

 

 

自分で気絶させたのだが、流石に気絶した女性を運ぶことなど操に出来ない。

その為、他の教員が真耶と菜月をそれぞれの部屋に運んでいった。

それを見届けた後、操はため息を着いてから新しいビール缶を開けて中身を飲むのだった。

 

 

こうして、生徒と教員でかなりの差がある夕食時間を経て、時刻は22:00。

操は自分の部屋でジュウオウザライトを見つめていた。

あれからは特になにか大きなトラブルが起こった訳でも無く、操は消灯時間を過ぎた今さっき風呂に入って来たのだ。

 

 

「...またなんか起こりそうな気がするな...」

 

 

操はそう呟くと、窓の外を見る。

今までのイベント2回、それでどちらも事件が起きてるのだ。

なにか起こると考える方が当然だろう。

 

 

「......何かあっても、俺は戦うさ。俺も、動物戦隊ジュウオウジャーだから」

 

 

操はそう呟くと、ジュウオウザライトを仕舞いそのまま布団に入っていった。

 

 

こうして、臨海学校の初日は終わるのだった...

 

 

 

 




『俺程度』...ねぇ...

1人だけ特撮だから周りとズレてる操。
首トンを現実でやろうとすると首の骨が折れるくらいの衝撃が必要なんだぜ。
仮にそれだけの衝撃でも100%気絶するとは限らないんだぜ。

次回も何時になるか分かりませんが、楽しみにしていてください!

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