INFINITE・THE WORLD   作:ZZZ777

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お待たせしました。
サブタイそのままです。

少し前からですが、ジュウオウジャーの配信が始まりましたね!
作者はTTFCに加入していないので、実は当時ぶりに見返すことになります。
その為、見ていると

「あ~こんなだったなぁ~」

がよくあります。
ジュウオウザワールドが出たら、書き直す部分も出るかもしれません。


学園祭の話し合い

三人称side

 

 

2学期始業式の日、操が生徒会室に顔を出しているのと同時刻。

IS学園の屋上では1人の男子生徒がベンチに座り、呆然とした表情で空を見上げていた。

操が生徒会室にいるという事は、この場にいるのは操以外のもう1人の男子生徒…春十という事である。

 

 

「くっそ…なんだよ、なんなんだよぉ……!!」

 

 

春十はさっきから同じ内容を延々と呟いており、かなり苛立っているのか頭をガリガリと搔きむしっていた。

 

 

「ふざけんなよ…!なんでナターシャ・ファイルスが教師になってんだよ……!!」

 

 

ガァアン!!

 

 

そう呟いた春十は自分が座っているベンチの事を殴る。

だが、何時も苛立っている時に殴っている自分のベッドや自分の部屋ではなく、屋上のベンチ。

しかも殴った場所は角なのでかなり痛い。

事実、春十は殴った右手を左手で押さえ若干涙目を浮かべている。

 

 

「くっそ…何で、何で俺の思う通りに行かねぇんだよ!!」

 

 

春十は恨みの籠った表情を浮かべながらそう叫んだ。

 

 

春十はこの世界に転生してからIS学園に入る前までの間、全てが自分の思う通りに進んで行っていた。

その長い年月を過ごす中で、春十は勘違いをしてしまった。

この世界の全ては自分の思う通りに動くものだと。

勘違いをし続けたままIS学園に入学した結果、操という存在に、原作とは全く違った展開に、自分の思う通りにいかない現実への怒りをずっとため込んでいた。

 

 

だが、世界が自分の思う通りに進む事など絶対にないというのは、小学生でも分かる事。

それを春十は受け入れていない。

 

 

そもそも、春十が思い通りに出来ていたのは自分の周囲の環境だけ。

その狭い範囲で起こった事を、世界全てに当てはめて考えてしまっていた。

そうして勘違いを真実だと思い続けた。

年月をかけて定着したその思考は、簡単に変わるものではない。

だから、1学期と夏休みの約4ヶ月を経ても春十は未だに同じ事を考え続けているのだ。

 

 

「クソッ…!クソッ…!クソォオオ!!」

 

 

ガリガリと再び頭を掻きむしる。

そんな中、右手に装着されている白いガントレットが春十の視界に入って来た。

それはこの世界において重要な存在であり、春十の専用機でもある白式の待機形態。

朝、自分で右腕に付けた時は特に何も感じなかったのだが、イライラしている今それを見た春十の感情が爆発した。

 

 

「お前もお前だ!何で臨海学校で二次移行しなかったんだよ!俺の活躍全くなかったじゃねぇか!」

 

 

腕から白式を外し、叫ぶ。

その表情は怒りに満ちており、溜まった鬱憤を白式にぶつけていた。

 

 

「クソッ!クソォ!!お前がポンコツだから俺が活躍出来ないんだよぉ!」

 

 

春十は苛立ちから白式を屋上の床にたたきつける。

完全な八つ当たりである。

大切な専用機を雑に扱っている時点で、春十のIS操縦者としての意識がとても低いという事が分かる。

それと同時に、この行為が白式が二次移行する事は万に一つもないという事を裏付けた。

 

 

春十はすっかり忘れているのだが、二次移行というものは本来ISのコアとの同調が高まる事によって起こるのだ。

ISから見て、自分を大事にしない操縦者と果たして同調しようと思うのだろうか。

余程の事が無い限り、そうはならないだろう。

 

 

つまり、春十は自分の行動で、白式の二次移行を、強いては自分自身の強化を遠ざけているのだ。

その事を未だに理解できない。

だからこそ、取る行動取る行動全てが裏目に出ているのだ。

 

 

「それだけじゃねぇ!何で俺の成績があんなに低いんだよ!おかしいだろ!転生特典はどうなってんだ!!」

 

 

春十は、1学期の自身の成績がとても低かった事も納得していないようだ。

転生特典で前世よりは頭脳が強化されているのは事実。

だがしかし、それに胡坐をかき碌に勉強をしてなかったのもまた事実。

自分が勉強をしなかった結果の低成績であり、夏休みの補習だったのである。

 

 

その事実を認めず、他人や環境ばかりに原因を探す。

だから春十はずっと成長せず、たださえ負けている操達との差が開く。

その開いた差を見て、また自分を守り、責任を擦り付ける。

悪循環から脱しない限りは、春十は永遠に成長出来ないであろう。

 

 

「クソッ!クソッ!クッソォオオオ!!」

 

 

春十の怒りは収まらない。

結局そのまま最終下校時刻まで、ずっと叫び続けているのであった。

 

 


 

 

操side

 

 

2学期が始まってボチボチしたある日。

今日は集会がある。

全校生徒がクラスごとの列になり、集会が始まるのを静かに待っていた。

 

 

それにしても、この間始業式やったばっかりなのにまた集会か…

集会が多いな。

まぁ、仕方のない事だし、教員のみなさんからしても集会って面倒な事だとは思うから文句は言わないけど。

 

 

「…遅いな」

 

 

隣に立つラウラがボソッと呟く。

それを聞いて体育館の時計をチラッと確認すると、確かに予定時間から5分程遅れていた。

 

 

「…まぁ、簪から聞いた話だど楯無さんがやけにウキウキしてたらしいから、また何か企んでるから遅れてるんだと思うけど」

 

 

「なるほど。それならば納得だな」

 

 

するんだ。

まぁ、説明にこれを選んだ俺も俺だけどさ。

しっかし、本当に何か企んでいるんだとしたらとてもいやな予感がしてヒヤヒヤする。

なんでだろうね、俺は直接には関係ないのに。

 

 

「…なにか面倒な予感がするな」

 

 

「ラウラもするんだ」

 

 

なんだ、俺だけじゃないのか。

楯無さん、普段の言動如何にかした方が良いんじゃないですかね?

 

 

と、楯無さん本人には聞かせられないかもしれない事を考えていると

 

 

『お待たせしました。これより、全校集会を始めます』

 

 

司会進行の山田先生がマイクに向かって話し出した。

おっと、しっかり集中して話を聞かないと。

 

 

そうして、集会は恙無く進んで行く。

メインの内容は、もう直ぐ行われる学園祭についてだ。

如何やら学園祭は色々な国の人が来るし、来たがるらしい。

まぁ確かに、クラス対抗戦の時だったり学年別トーナメントの時でも沢山の人が来てたんだ。

ISでの戦闘が無いとはいえ、国の人が来たがるのは当然か。

それに、IS学園への進学を希望している中学3年生の人達からすると、貴重な学園見学の機会でもあるのだ。

学園祭に来たがる人は総合するとIS戦闘イベントより断然に多いだろう。

 

 

だから、生徒1人に招待券が配られ、それを使わないと外部の人の学園祭への参加が不可らしい。

 

 

…招待券を上げる人が居ない。

俺はこっちの世界ではIS学園以外の友人はシュヴァルツェア・ハーゼのみんなしかいないのだ。

果たして学園祭の招待券が欲しいのだろうか?

いや、隊員のみんなはラウラの事が大好きだから、寧ろ欲しいのか?

……分からないから後で電話で聞こう。

 

 

そんな事を考えている間にも集会は進んで行く。

今日から本番までの大まかな流れだったり、準備や本番の際の注意点だったり…

まぁ、後でクラスでもう1回説明があるとは思うけど、全体の場で話しておくのは大事か。

 

 

『それでは、続いて生徒会からです。更識生徒会長、よろしくお願いします』

 

 

「はい」

 

 

山田先生に呼ばれ、楯無さんがステージ上に上がる。

そうして礼をしてからマイクを使い話し始める。

 

 

『1年生の中には初めましての人も多いかもしれませんね。IS学園生徒会長の更識楯無です。よろしくね』

 

 

楯無さんはニコッと笑顔を浮かべてそう挨拶する。

それを言われて思い出したが、そういえば確かに楯無さん集会とかで話しているの見たことが無い。

1学期の終業式も、この間の始業式も楯無さん喋って無かった。

俺は参加しなかったから分からなかったけど、てっきり入学式では喋っているものだと思ってたけど…如何やら話してなかったらしい。

自分でも表情が呆れているものになってるのが分かる。

 

 

「良くそれで生徒会長が務まるな…」

 

 

同じく呆れたような表情を浮かべているラウラがそう呟く。

そうか、ラウラはGW明けに転校してきたから入学式に参加してる訳が無いか。

 

 

『さて、それでは生徒会からは学園祭の目玉イベントについての説明をします』

 

 

目玉イベント。

その言葉を聞いた周囲の生徒はザワザワし始める。

だが、俺とラウラは思わず身構えてしまう。

あ、ステージ近くにいる虚さんが頭押さえてる。

 

 

『IS学園の学園祭では毎年、各部の売り上げに応じその部の部費を増やすという事をしてるんだけど…』

 

 

そんなことしてたの!?

なんて滅茶苦茶な学園なんだ!!

…いや、案外こんなものなのか……?

普通の高校に通った事が無いから分からない。

まぁ良いや、今更俺が何か言ったってなにも変わらないし。

 

 

『今年はそれではつまらないと思いました。そこで!!』

 

 

楯無さんがそう言うと、その背後にプロジェクターでデカデカと俺の顔写真が映し出される。

……はぁっ!?

俺の顔写真!?

お、織斑春十じゃないよな、アレ!?

 

 

『売上1位の部活に、門藤操さんの特別ランチプレゼントです!』

 

 

「はぁあああああ!?」

 

 

『やったぁあああああああ!!』

 

 

は、え?

ナニィ!?

聞いて無いんだけど!?

 

 

『ふふふ、本当は強制入部と言いたかったんですが、それだと23歳成人男性だからと逃げられそうだったので…』

 

 

そりゃそうだ!

俺が16歳でも女子部に入るなんて滅茶苦茶に恥ずかしいのに、俺もう直ぐ24なんだぞ!

入れる訳無いだろうが!

 

 

『そんな訳で、1位の部活には門藤操さん手作りランチを1食分プレゼントしまーす!』

 

 

「勝つ!勝つわよ!絶対勝つ!」

 

 

「1に優勝、2に優勝!」

 

 

「次の大会なんて放っておいて!」

 

 

「それは駄目だろ!?」

 

 

大会に全力になって!

なんの為に部活してるの!?

あ、虚さんが頭だけじゃなくてお腹も押さえてる…

ん、目が合った。

 

 

「……」

 

 

視線の先で必死にペコペコしている虚さんを見ると、なんか怒る気が無くなっていく。

まぁ、仮にこの後楯無さんを捕まえて怒ったとしても今こんな大々的に言った事を、撤回出来るとは思えないし…

良し、もうあーだこーだ言うのは止めた!

こうなったら、全力で料理してやる!

 

 

と、俺が1人で怒ったり吹っ切れて気合い入れたりしているうちに、楯無さんは話を終えステージ上から降りていた。

 

 

『それでは、全校集会を終わります。各学年の1組から順に教室に戻って下さい』

 

 

俺達は1年1組、つまり最初に帰るのである。

何時も思うのだが、この組の番号若ければ若いほど早く帰れるシステム、結構理不尽なんじゃないだろうか。

クラスの番号は自分達では決められないんだから、偶には1組が1番最後とかで良いんじゃないだろうか。

あ、それだと真ん中あたりは変わらないか。

……俺が考えても意味無いや。

 

 

そんなどうでもいい事を考えながら、教室に戻っていった。

 

 


 

 

三人称side

 

 

「え~それでは、優勝賞品にされた男が仕切っていきま~す」

 

 

全校集会後の所謂学活の時間。

教壇に立つ操がそう声を発した。

この時間は、学園祭で1年1組の出し物を決める時間である。

 

 

教室に戻ってきた操は、スマホに虚からの連絡が入っている事に気が付いた。

その内容は

 

 

『操さん、申し訳ありません。楯無様はしっかりと叱っておきます。不服でしたら撤回しても大丈夫ですので…』

 

 

だった。

それを見た操は苦笑いを浮かべながら

 

 

『昼食の用意くらい全然大丈夫ですよ。でもお説教はお願いします』

 

 

と返信した。

1分もしないうちに

 

 

『お任せください。改めまして、本当にすみませんでした』

 

 

と返って来た。

 

 

そうして休み時間が終了し、教室に千冬と真耶がやって来た。

だが、千冬はこの時間にやる事をザックリと説明し、さっさと職員室に戻って行ってしまった。

30秒にも満たない滞在時間に思わず全員が固まったが、復帰した真耶が進行を操にお願いした。

真耶が進めても良いのだが、折角の学園祭の出し物の話し合いなのだ。

クラス代表である操に任せた方が良いと判断したのだ。

 

 

そうして教壇に立った操。

取り敢えず未だに固まったままのクラスメイトが数名いるので、雰囲気を柔らかくする発言をした。

その狙い通り、真耶を含めたほぼ全員が思わずクスッと笑みを浮かべた。

それを確認した操は内心で安心の息を漏らすと同時に、気が付いた。

 

 

(……睨まれてるなぁ)

 

 

そう、クラスメイトの中の2人程に睨まれている事を。

チラッと気付かれない程度に窓際に座る黒髪ポニーテルと、後ろの方の金髪ロールに視線を向ける。

2人…箒とセシリアは不機嫌なのを隠そうとせずに操を睨みつけていた。

 

 

(大方、そこに相応しいのは織斑春十なんだぞ的な事を考えているんだろうけど…やりにくいったらありゃしない。止めてくれないかな)

 

 

操は内心でため息をつきながらそんな事を考えるも、意味が無いと切り替える。

 

 

「それじゃあ、1組で何をしたいのかを周りの人と話しあいながら考えてくれ。時間は…大体5分間で」

 

 

操の指示に従い、不機嫌な2人とどうしたら良いのか分からない春十を除いた全員が話し合いを始めようとする。

だが、その直前にとある可能性を思い付いた操はハッとした表情を浮かべると、慌てて声を発する。

 

 

「あっ!俺と織斑h……君だけをメインに添えた奴は止めてくれよ?」

 

 

操は自分がもう直ぐ24になるおっさんだという自覚がある。

実は秘かに同じテンションで参加できるのか如何か不安だというのに、出し物のメインにされたら溜まったものではない。

春十は目立つのが好きという偏見を持っているのだが、ここで言わないのは違和感があるので名前を言った。

 

 

「わ、分かってますよ~~、あはははは…」

 

 

「そ、そうですよそうですよ。誰か個人の負担が大きい案なんて…」

 

 

クラスメイトの数人がそう声を発するが、視線が泳いでいた。

声には出していないものの、問題児以外の全員何処か動揺しているような表情を浮かべていた。

操は苦笑を浮かべながら、自分でも何かいい案が無いかと考える。

 

 

(…何があるかな……釣りは駄目だし…料理教室か裁縫教室…それぞれに部活あったわ)

 

 

結局操は自分ではいい案が出せなかった。

だが、これはクラス会議なのだ。

三人寄れば文殊の知恵と言うように、1人では駄目でもクラス全員で話し合えばいい意見が出る。

 

 

「え~、それじゃあ意見が出た人は挙手を。俺が差したら具体的に説明をお願い」

 

 

操がそう言うと、話し合っていたグループから代表が数人手を上げる。

順番に意見を聞き、黒板に箇条書きでメモしていく。

 

 

『お化け屋敷』

 

 

『喫茶店』

 

 

『テーマ別の展示』

 

 

等々。

一般的に見て無難なものばかり。

 

 

「う~~んと…これだけだと多分他クラスと被るから、なんか1つ工夫したいんだけど……」

 

 

『確かに』

 

 

操の呟きに、問題児を除く全員がそう声を発した。

 

 

「山田先生、なんかアイデア無いですかね?」

 

 

「ここで私に振るんですか!?えっと、えっと……」

 

 

急に話を振られた真耶は驚きの声を発し、咄嗟に思考を巡らせる。

クラスのほぼ全員が視線を向ける中、真耶はあたふた視線を泳がせ、手をバタバタさせていたが

 

 

「ご、ごめんなさい…何も出ないです…」

 

 

申し訳なさそうに頭を下げた。

 

 

「あ、いや、急に話を振ってすみませんでした」

 

 

まさかここまで落ち込むとは思わなかった操は真耶に謝罪する。

 

 

「でも、山田先生でも駄目となると如何したものか…もう1回話し合って……」

 

 

「は~い!」

 

 

「ん?」

 

 

操が顎に手を置きどうしようかと悩んでいると、1人の生徒が手を上げた。

クラス中の視線が集まるその手は、ダボダボの制服の裾から指だけが出ていた。

 

 

「はい、のほほんさん」

 

 

操はその生徒…本音の事を差す。

本音はそのままニッコニコの笑顔で言葉を発した。

 

 

「メイド・執事喫茶で良いんじゃないですか~?だって操さん働いてますし」

 

 

「ぶふぉっ!?」

 

 

急に本音が自分のバイト先の暴露をしたので操は盛大にむせた。

ゴッホゴッホと1分ほど咳をして、漸く収まった時、操は気が付いた。

問題児以外のクラスメイトの視線が自分に集まっている事を。

 

 

「あ、あはは…えっと…はい、事実です……」

 

 

操は消えそうな声で肯定の言葉を発する。

だが、肯定の言葉を発したという事実はクラス全員に届いていた。

 

 

「なら、口調とか仕草は門藤さんに指導してもらえば!」

 

 

「うんうん!門藤さんは従業員っていうか、店の店長とかマスターみたいな感じで!」

 

 

「男子はうちしかいないから、執事がいるっていうのは大きい!」

 

 

「それなら、私衣装作る!」

 

 

などなど、クラスメイトは盛り上がっていく。

 

 

「ちょ、山田先生、助け…」

 

 

あまりの盛り上がりに、操は真耶に助けを求めようと視線を向ける。

だが、

 

 

「良いですねぇ!」

 

 

と、真耶は一緒になって盛り上がっていた。

操は思わず右手で顔を覆う。

だが、僅かに見えているその口元は笑みを浮かべていた。

 

 

(…まぁ、重苦しい雰囲気じゃないし、寧ろほぼ全員が一丸となってるし…良い感じだな!)

 

 

操はそんな事を考えながら、顔から手を離す。

その顔は、満面の笑みを浮かべていた。

 

 

そこから大体10分後。

問題児以外の全員の合意で、1年1組の出し物はメイド・執事喫茶に決まった。

詳しいメニューや内装を決めるのはまた後日時間があるので、取り敢えず今日の話し合いはここで終了だ。

操は真耶から受け取った既定の用紙に行う事、そして調理室使用希望等々の必要な事を記入した。

 

その後職員室の千冬に提出しようとしたが、真耶が変わりに出してくれるとの事だったので素直に真耶に渡した。

そんなやり取りの中で、操は感じていた。

春十、箒、セシリアの3人が自分の事を睨んでいた事を。

箒とセシリアは最初からなので分かっていたが、遂に春十まで睨んで来たと操は心の中でため息をついた。

 

 

クラス内にそんな不安要素を残しながらも、学園祭へ向かって時間は流れていくのだった……

 

 

 

 




相も変わらず馬鹿は馬鹿。

次回も何時になるか分かりませんが、楽しみにしていてください!

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