どうも俺の名前は加々良奏、俺は今引越しの荷解きを終えた所だ。何でそうしてるかは二週間程前の話だ。
二週間前
「すまないな奏、お前には東京の虹ヶ咲学園に転校してもらう事になった。」
俺が学校から帰ってきたら父さんが話があるからと聞いたらそんな事言ってきたのだ。
「え⁉︎何でいきなりそんな話になったの⁉︎」
「実は俺アメリカに転勤する事になってな、それで奏には俺の親戚の住んでるマンションに引っ越す事になってな、覚えてるか?昔お前と一緒に遊んでいた親戚の高咲侑ちゃんと幼馴染の上原歩夢ちゃんの事。」
「もちろん覚えてるよ、それって俺一人で行くの?母さんは?」
「私は父さんとついて行く事になったから、あなたなら一人でも生活出来るし向こうの親戚にも言っておくから、問題ないわよね。」
「うんわかったよ、転校する虹ヶ咲学園の事調べないといけないな、いつ頃行っちゃうの?」
「二週間後には行っちゃうからそれまでにはこっちの友達には言っておくんだぞ。」
「分かったよ。」
俺は話が終わった翌日に友達や学校の皆に引っ越す事を話したら皆寂しそうにしていたが快く受け入れてくれてこっちでの二週間があっというまに過ぎて俺は東京に引っ越した。
「よし荷解き終わったし、そろそろ侑や歩夢に挨拶……そういえば今日平日で昼間だからまだ学校終わってないし、どうするか、そうだ街にでも行こうかな、あっちは田舎だったから色々見て行きたいな、そうと決まったら行きますか‼︎」
俺は財布と携帯とか持って街に出かけた。
暫く街を見ていると巨大なスクリーンに見慣れた姿が出たのだ。
【皆さんこんにちは!スクールアイドル Aqoursの高海千歌です!】
【そしてスクールアイドル μ'sの高坂穂乃果です!】
(え⁉︎何であいつらが映ってんだ⁉︎スクールアイドル⁉︎あいつらそれぞれスクールアイドルやっていたのか⁉︎)
スクールアイドルとはそれぞれの学校でアイドルをやる事を指す者、ぐらいしか知らないがここ最近人気になっていると聞いた事がある。でもまさかあいつらがスクールアイドルやってるとは思わなかったな。
【今日は今度開催される…スクールアイドルフェスティバルのお知らせをしに来ました!】
「スクールアイドルフェスティバル?」
そんなイベントがあるんだなぁ、スクールアイドルもどんどん人気になっていったんだなぁ、ってそんなことより。
「まさか昔一緒に遊んだあいつらがスクールアイドルやってるとは驚きだな、それにしても二人とも可愛くなったなぁ。」
俺は2人の事を思い出していた。
まず高坂穂乃果とは東京にいた頃に公園で遊んでいたら穂乃果とその幼馴染の園田海未と南ことりが木の上に登っており危ないぞと思っていたら三人が落ちてきたので俺は助けようと落ちてくる三人の下に来て下敷きになる。
「いっっったくない、あれ?」
「…………あれ?」
「えっと………。」
「……3人とも………大丈夫?」
「「「キャッッッ‼︎」」」
下敷きになった俺が声をかけたら3人は驚いてどいてくれた。
「それよりも3人とも大丈夫だったかな?」
「えっと、大丈夫だけどあなたも大丈夫?」
「大丈夫だよこれでも鍛えてるから、それよりも三人共無事で良かったよ。」
俺が笑いかけると3人は顔を赤くして俯く。
「3人とも顔赤いけど大丈夫か⁉︎もしかして何処か怪我してるのか⁉︎」
「⁉︎いえ大丈夫です、怪我してませんから!」
「そっか、ならよかったよ。」
その後俺達はそれぞれ自己紹介して時々遊ぶようになった。
高海千歌とは家族旅行で静岡に行った時に泊まった宿を経営してる人の娘で俺と同い年だったからなのかすぐに仲良くなり千歌の幼馴染の渡辺曜と松浦果南とも3日程遊んだりした。
そして旅行も終わり帰ろうとするけど千歌達は泣きながら「行かないで」と言ってきて俺も両親も困っていたので俺はとある約束をする。
「大きくなって俺が一人でここに来れるようになるからその時にまた遊んだりしよう。」
「……ぐすっ……ホント?……。」
「あぁ、約束だ。」
俺が小指を出す、すると3人はそれに合わせて小指をかける。
「「「「ゆ〜びき〜りげんまん嘘ついたら針千本飲〜ます、ゆ〜びきった。」」」」
そして泣きながらも俺達を見送ってくれたのである。
これがあの2人との出会いの話だ、時間が出来たら穂乃果達と千歌達にも挨拶行かないといけないな。
そうこうしていたら学校が終わったのか虹ヶ咲学園の制服の子達が見かけるようになったからそろそろ家に帰りますか。俺は家に帰った。
家に着いて俺は早速侑の家に行き(同じマンションなのだが)インターホンを鳴らす、すると懐かしい声が聞こえて来た。
『は〜い、今行きま〜す。』
俺の返事を待つ事なく切れてしまい待っていると玄関が空いた、そこに居たのは黒くて先っぽが緑色の髪をツインテールにしている少女が出てきた。
「お待たせしまし…………た………。」
「よ、久しぶりだね侑ちゃん、元気にしていた?」
俺を見て体が硬直している侑に声をかけるが驚きすぎて固まっている。もしかして父さんから何も聞いてないのか?
「……………………………。」
「あれ?侑ちゃん?」
俺が話しかけても返事をしてくれなくて不安になってると侑ちゃんがいきなり俺に抱きついてきた。
「奏ーーーーーー‼︎久しぶりーーーーーー‼︎」
「うわっ‼︎ビックリした、久しぶり侑ちゃん‼︎」
「もーーー、何で連絡してくれなかったの⁉︎」
「あはは、やっぱり親から聞いてなかったのか。」
「え?どう言う事?」
「実は二週間程前に父さんから連絡しとくっていってたけど忘れたみたいだね。」
「え⁉︎そうだったの⁉︎」
父さんってそういうの忘れやすいからな、やっぱり俺から連絡しとけばよかったな……まぁ今更しょうがないか。
「ってかそろそろ離れてもらっていいか?」
侑ちゃんの女性らしい体の今もドキドキしている、特に胸がががが……。
「あ⁉︎その、ごめんね。」
「いや、気にしてないよ、それよりおばさん達は?いる?」
「ううん、あいかわらず仕事でなかなか帰ってこないよ。」
「そうか、それじゃ次は歩夢ちゃんのところに行くか、家に居るかな?」
「居るよ!一緒に帰ってきたから!早く行こ!歩夢もきっと驚くから。」
「よし、それじゃ行きますか、といってもすぐ隣だけどね。」
「うん‼︎」
話してると隣の扉が開いて出てきたのは赤い髪で片方をダンゴ状にした女の子が出てきた。
「それじゃ行ってきまーす、あ、侑ちゃ………え?………もしかして……奏君?。」
「もしかして歩夢ちゃん?久しぶりだな、元気にしていたか?」
「……………………………。」
俺が話しかけたら侑ちゃんと同じふうに固まってしまった、またか……。隣にいる侑ちゃんも苦笑いしてるし。俺が近づくとまたしても抱きついてきた。
「……奏君、久しぶり……だね、会いたかった。」
「あぁ、俺も会いたかったよ。」
暫く抱き合ってからゆっくり離れた、久々に会った2人とも可愛くなってるな、それにより女性らしくなっちゃってビックリだよ。
「ってか何でこっちにいたの?おじさんとおばさんは?」
「実はだな、父さんが海外に転勤になってな、俺はこっちに残る事になってな、だから親戚の侑ちゃん達が居るこのマンションに引っ越す事になってな、それに伴って虹ヶ咲学園に転校する事になったんだよ。」
「それじゃ同じ学校になるんだね‼︎」
「ん?侑ちゃんと歩夢ちゃんも同じ学校だったのか?」
「うん!これからは一緒に登校しようね奏君!」
「そうだな、これかれよろしくな2人とも!」
「「うん!」」