花丸は、少し悲しい気持ちだった。
「もうこれ以上、マルは悲しみに耐えられないずら。」
花丸は、先週首都高湾岸線で起きた自動車事故で彼氏が亡くなり、つらい思いをしていた。
旅行バックに詰め込み、旅の支度をしていた。
「あれ、ルビィちゃん。」
「あっ、花丸ちゃん。」
「どうしたずら。」
「ルビィ、家出したい気分なの。」
「じゃあ、一緒に家でするずら。」
「うん、花丸ちゃんなら一緒だと心強いわ。」
「うん。」
そう言って、花丸とルビィは新横浜駅から午前7時56分の東海道新幹線「ひかり205号」に乗った。
「どこまで行くの?。」
「絶対に見つからないところずら。」
「そんなところ、あるの。」
「これから見つけるずら。」
そう言って、ルビィと花丸は新横浜から新幹線に乗って何処かへ遠くへ行ってしまった。
ところが、ルビィと花丸は事件に会うとはだれも予想はしなかった。
善子と歩夢としずくはルビィと花丸は千歌の民宿に入ると思い、早速行って見ることにした。
「あれ、善子ちゃん、こんな時間に何か用。」
「ずら丸、ここにお邪魔していないかな。」
「花丸ちゃん、まさか。」
「どう、居た、千歌ちゃん。」
と、歩夢は言う。
「それが、花丸ちゃんがいなくなったのよ。」
「ルビィも一緒かな?。」
「かもしれないわ。」
と、しずくは言った。
一方、高山は山手線と京浜東北線のホームで下車した頃、桜井の怒鳴り声がした。
「女の敵めっ!、観念しなさいっ!。」
ドン!。
「おお、桜井。」
「何やってるんだ、桜井。」
「犯罪者よ。」
「おい、その人が一体何をしたんだ。」
「ちょっと、気絶してるじゃないか。」
と、南は言った。
「犯罪者には情けは無用よ。」
と、桜井は言った。
「あーあー、班長にも言われるぞ。」
そこへ、応援の公安隊がやって来た。
「どこだ、犯人は。」
「大丈夫ですよ、桜井が確保した。」
「そうか。」
「とにかく、連行してくれ。」
「はっ。」
と、公安隊員は犯人を連行した。
東京中央鉄道公安室
「何でこうなるのよ、犯人を逮捕で始末書なんてありえないわよ。」
「鉛筆ではなくて、ボールペンで書いておけよ。」
と、高杉は言った。
そこへ、松本と梶山がやって来た。
「では、私はこれで。」
「では、失礼します。」
この日、松本と梶山は非番だった。
「では、菅さん、後はお願いします。」
「おう、任せておけよ。」
「出勤早々、桜井もお手柄だったな。」
「ええ、でも始末書はあんまりだよ。」
と、桜井は言った。
「全く、桜井もやりすぎだ。」
「ええ。」
そして、次回は事件が起きる