正田エース   作:湯瀬 煉

8 / 13
ハマってるものが分かりやすすぎる小説でさァ。

※キャラクターを罵倒はしていますが、アンチである、或いは敵意を抱いているわけではありません。
あくまでイジリであることをご承知ください。


真我の人望がやばすぎる

 真我の人望がヤバすぎる。

 

 この妖艶な見た目の女性は真我といい、神座システムを作った存在です。

 彼女はナラカという存在を打倒するため、神座システムを作り、以降七代続く神座万象シリーズの始祖となります。

 

 彼女は計画が必ず挫折するという性質があり、その運命を逆利用して思い通りに挫折するというしょうもない能力を持っています。

 真我は実際に、このしょうもない能力を使うことで、無慙という規格外の覇道神を生み出すことに成功しています。

 

 また彼女は「怒り」を禁じるという戒律を組むことで、歴代の神座をひとつの軍勢として集結させることが出来、これを率いる能力を持つのが、彼女の神座に生まれたワルフラーン、そして第七神座に生まれたパン君です。

 

 自らの失敗すら計画に組み込み、神座という破格のシステム、そして万神軍(パンテオン)という超大規模の軍勢を生み出した稀代の有能美女こと真我ですが、一つだけ、致命的な欠点があります。

 

 それは、絶望的に人望がないということです。

 

 他の神座は、たとえどんな神であってもそれなりの仲間や、それなりの信者を抱えているのですが、彼女には仲間が欠片もいません。信者は皆無。その上、自分の分身であるはずの触覚たちにすら慕われていません。もはや自分にすら愛されていないほどの人望の無さは、奇跡としか言いようがありません。

 

 次の代の神座は先代に多少なりとも敬意や呆れといった、親しみの情を持つことが多いですが、真我は無慙に基本シカトされるレベルで嫌われています。更に言えば、Dies irae PANTHEONの前日譚である神座列伝でほぼ総ての神座から嫌われる、もしくは呆れられることに成功しました。

 唯一構ってくれるのは、宿敵のナラカか、自分以外の全員を愛し、破壊すると宣言している様子のおかしい男、黄金だけです。

 黄金は自分を殺した相手すら愛してしまうので、心の底から真我だけを慕ってくれているのは宿敵か、もしくは皆無ということになります。

 

 

 

 

 しかし自然界には

 群れをなせるにも関わらず

 人望の問題以前に、群の人数すら把握出来ない生物がいます。

 

 それが、奇跡のアホ。ダチョウです。

 

 ダチョウは二足歩行の動物としてはトップクラスの凄まじい速度で走る事ができるようになった代わりに、脳みそがバチくそ小さくなり、シワもありません。その結果、知性は彼方に消え去りました。

 

 群れ同士がすれ違った際には何故か群れの人数が変わっており、そして誰もその事に気が付きません。

 更に記憶力も壊滅的であるため、人間が乗っても一秒後にはその事を忘れて、普通に生活を始めます。

 また、一頭が走り始めると釣られて群れの全員が走り出しますが、走り始めた一頭すら走り出した理由を忘れ去るので、誰もなぜ走っているのかは理解していません。

 ダチョウは記憶が一秒も持たないため、計画を立てることすら出来ません。そして仮に怒ったとしても、なぜ怒ったのかを忘れているのでただのやかましい鳥と化します。

 

 

 人望はなくとも、自我だけは保った神座──それが、真我です。




やはり、本家の面白さには足元にも及ばない。
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