0円至上主義のバカ+α   作:一汎人

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1-7 嵐の前の大竜巻

 この学校に入学してから3週間が経過し、どの生徒も大概この学校生活に順応しつつある頃だった。

 いつもとは雰囲気が少々異なった様子で、星之宮先生がクラスの生徒達へと声をかけてきたのだ。

 

「皆揃ってるね? それじゃあ今日は月末だから小テストを行うよ」

 

 小テスト、それも抜き打ちで行われるそれに不満の声もほんのり聞こえるが、星之宮先生はそう言った声に対して、「成績表には反映しないから気張らなくても大丈夫だよ」も軽く流した後に、「筆記用具以外はしまってね〜」と声をかける。

 

「全員行き渡ったね? それじゃあ始めっ!」

 

 開始の合図とともに問題用紙を裏返し、忘れないようにクラスを書いてから問題を解き始めるが、簡単な問題ばかり並んでいるな、と思った。具体的にいうと、中学生レベルの範囲で解ける、基礎の問題が多かった。

 テスト自体は国数英社理の5科目全てが入っており、1科目4問の計20問で、配点は1問5点、100点満点のいかにもな小テストだった。

 

 計算ミスやスペルミスにしっかりと、本当に念入りに注意しながら問題を解き進めて行った。このままなら満点をとる生徒が大量に出るんじゃないかと思いもした。

 けれど、そんな想像を一瞬で妄想へと叩き落とすものがそこにはあった。

 

 最後の3問。それはとても中学を卒業したばかりの高校生に解かせるようなものではなく、100点を阻止する問題だろうことは容易に想像できた。

 幸にして、自分の親が勉強勉強と口うるさく言ってきたり、この3週間の空いた時間の多くを予習復習に費やしていたおかげでなんとか解くことはできた……と思う。

 

 残り時間を解き直しなどして確認を行なっていると、遂にはテスト終了を告げるチャイムの音が校舎内に響き渡った。

 テストを集め終えた星之宮先生が教室をさると、クラス内に喧騒がもどり、皆雑談をしたりする。

 その内容でやはり聞こえてくるのが、最後の3問が難しかったという内容だった。

 

「いやー、最後の問題難しかったな」 

 

「ソウはどうだった? 今回のテスト」

 

 声をかけてきたのは柴田と篝だ。

 2人ともどうやら最後の3問が解けなかったらしく、またいくつか解き方を忘れたりした問題もあったらしい。

 

「まあまあ出来たんじゃないかとは思う。ただ、最後の問題はやっぱり自信がないな」

 

「お前もそうか。様子を見ているとクラスの大半がそうらしい」

 

 俺が2人に返すと、2人の後ろからユートがにゅっと現れ、さらには俺たちが集まっているのを見たからか、一之瀬が「さっきのテストの話? それだったら私も混ぜてもらっていいかな?」と近づいてきた。

 それから各々どこの問題が出来なかったのを語り合った。

 

 どうやら最後の3問を完璧に解けたと自負しているのは篝だけのようで、それ以外は解けたけど自信がない、または解けなかったということがわかった。当の篝も、苦手科目ではなかったから解けただけと語っていた。

 

「それにしても、一体なんでこんなテストを学校は出してきたんだ?」

 

 ユートが言うと、一之瀬が「生徒の学力を図るため、にしては問題が極端だよね」と反応していた。

 そのことについて少し悩んでいたら、篝が「まあきっと学校側の考えがあるんでしょ」と言って、「それもそうだな」と柴田が頷いて、この話は流れる事となった。

 

 ◆

 

 テストの話もひと段落ついたところで、ユートがとある提案を投げかけてきた。

 

「折角だから、今いる面子で今日何かして遊ばないか?」

 

「いいね、私は賛成っ!」

 

「俺もいいぜ! カラオケでもなんでもいいから遊ぼうぜ!」

 

「それなら釣りとかどうかな? 楽しいよ」

 

「それはまた今度の機会にしておけ」

 

 ワイワイガヤガヤと予定について話し合っていると、一之瀬が何かを思い付いたような表情を浮かべると、魅力的な提案をしてきた。

 

「それならトランプとかどうかな? 丁度昨日買ったんだけど、まだ誰と遊ぶか決めてなくてさ」

 

「それなら特にポイントとかもかけずに済むからいいんじゃないか」

 

「ワイトもそう思います」

 

 俺が同意し、さらには篝もネタを挟みつつ頷いてきたので、今日はトランプだの、ユートが前に買った将棋盤だのを使って寮で遊ぶことにした。

 

「問題は誰の部屋で遊ぶかだよね」

 

「あー、俺の部屋は割と散らかってるからな」

 

「私も釣具とかが結構場所取っちゃって」

 

 いざ場所を決めるとなると、それぞれ色々と内装を自分好みにしていたりするそうで、特に柴田や篝なんかは部屋にスペースがないということで誰の部屋にするかと悩むことになったが、ここで俺が「なにもない部屋でいいなら、俺の部屋にするか?」と声をかけた。

 

「ソウはそれでいいのか?」

 

「大丈夫だ、問題ない」

 

「それじゃあ、放課後ソウ君の部屋に集合だね!」

 

 そう締めくくり、俺たちは次の授業の準備をするために一旦解散する事となった。

 

 ◆

 

 放課後、特別他に用事があるわけでもない俺は一目散に寮の自室へと帰り、ひとまずはキチッと閉めていたネクタイをほんの少し緩めてから寛いでいると、インターホンからピンポーンと音が鳴った。

 扉を開けると、Bクラスの友人たちがそこにはいた。

 

「邪魔するぞ」

 

「何もない部屋で良ければ、どうぞ」

 

「うおっ!? 本当に何も無いな」

 

 俺の部屋の内装に驚く柴田だったが、入学して以来一度もインテリアにポイントをかけていないのだから当然だろう。

 特に使う必要のない小物類は態々買う必要もないし、生活に必要なものだとかは最初から部屋に備わっていたり、無料で買えたりするので、俺は内装に手をつけていなかった。

 

 その後も篝と一之瀬が入ってくるのを見ていると、先程まではいなかったメンバーが1人増えているのが見えた。

 

「し、失礼します」

 

「あれ、白波も来たのか」

 

「話を聞いて参加したくなったらしくて、どうかな?」

 

 白波(シラナミ)千尋(チヒロ)。彼女もまたBクラスの生徒で、基本的には一之瀬と一緒にいることが多い女子生徒だ。

 あまり白波とは話したことはないが、これを機に交友を深められば良いなと思ったので、俺は白波の訪問を歓迎することにした。

 

「別に問題はないし、寧ろ歓迎だ。と言っても、クッションや茶の一つも出せなくて悪いな」

 

「気遣わなくてもいいよ。それにソウ君が滅多にポイントを使わないことは皆大体知ってるから」

 

「えっ、それは初耳」

 

 どうやら俺がポイントを使用していないことはうちのクラスでは割と有名な話らしく、さらには学校内にも都市伝説レベルでポイントを使用していない生徒の噂が立っているらしい。

 

「まあ、兎に角始めようよ」

 

「そうだね。それじゃあ最初はババ抜きしようよ」

 

 一之瀬が提案し、俺たちは円を組むようにして座る事となった。

 俺の右には白波が座り、その隣は一之瀬、篝、柴田、ユートという順になって座っている。

 

「それじゃあ配るぞ」

 

 今回はユートがカードを配るようで、やけにカードをシャッフルする様子が様になっているユートが1枚ずつカードを配っていき、配り終わったようなので配られた札を見る。初期手札は俺が8枚、他の皆が9枚のようで、俺の手札にはババがなかった。

 

 取り敢えず全員がペアのカードを捨てているので、俺もペアになっているカードを捨てることにした。

 2のダイヤとスペード、Kのクラブとスペード、1のハートとスペード、Qのハートとスペードかを捨て……ん? 

 

「悪い、俺あがったわ」

 

「「「「「えぇぇぇぇぇっ!?」」」」」

 

 他の皆は1ペアか2ペア程度しか捨てれなかったようだが、俺だけは手札全てがペアになっていたので全て名札を捨てて1番手になることができた。

 なるほど、これが戦わずして勝つ、と言うものか。

 そう1人納得していると、いきなり柴田が立ち上がって声を上げる。

 

「いやいやいや! まだ始まってすらいないぞ!?」

 

「一体どんな確率を引いたの!?」

 

「イカサマでもしたんですか!?」

 

 柴田、篝、白波の順番に騒ぎ立てるが、俺に言われてもどうしようもないだろう。

 あと、白波のに関しては俺が配ったわけでもシャッフルしたわけでもないから不可能だぞと返しておくと、申し訳なさそうな顔をして謝ってきた。

 

「あー、まあ、俺は観戦してるわ」

 

「そうしてもらう他ないな。それじゃあ一位がソウで2位以降を争うか」

 

 その後は普通にゲームが進行し、最終的には俺、ユート、一之瀬、篝、白波、柴田の順で上がる事となった。

 普段の言動から見てそうだが、柴田は気持ちが顔に出やすい純粋な奴らしく、ババを引いたことをあっさりと看破されていた。

 

 その後もトランプなどを使って色々と遊んだ。

 

【〜以下ダイジェストでお届けいたします〜】

 

 ○大富豪

 

「取り敢えず2」

 

「パスします」「パスするよ」「パス」「パスするぜ」「パスだ」

 

「じゃあ流れて1を4枚で革命」

 

「「「「「!?」」」」」

 

「ま、待って! 5を3枚とジョーカーで革命返し!」

 

「他は居ないな? じゃあK4枚で返す。そして上がり」

 

「「「「「!!??」」」」」

 

 ○スピード(創vs悠人)

 

「「いっせーのッ!」」

 

「4! 5! 6! 5! 6! 7! ジョーカー! Q!」

 

「えっちょっまっ、ってユート早ッ!」

 

「2人とも頑張れ!」「ソウ、3おけるよ」

 

「あ、そうか。3! 「K! 上がりだ」はぁッ!?」

 

 ○ダウト

 

「私からだね? それじゃあ1!」

 

「2」

 

「3っ!」

 

「4」

 

「……5」

 

「「「「「ダウト!」」」」」

 

「バレるの早すぎだろ」

 

「ソウ君って割と顔に出やすいよね」「わかりやすくて助かるぜ」「あまり人のこと言えないぞ」

 

 ○ブラックジャック

 

「それじゃあディーラーは俺が勤めさせてもらう」

 

「ほんとユートがカード切るの様になってるな」

 

 

 

「はいブラックジャック」

 

「ソウ君ってかなり運がいいですね」

 

「うわっ、バーストしちまった!」

 

 ○神経衰弱

 

「……どこ捲れたっけか。ここと、ここか?」

 

「残念、ハズレだね」

 

「じゃあありがたくもらいますね」

 

「えっ? って俺が捲ったところが取られてるッ!?」

 

 ○インディアンポーカー

 

「ソウ、お前の札マジで弱いから変えた方がいいぞ」

 

「そうだぜ。このままだとお前負けるぞ?」

 

「そうなのか? わかった。けれど柴田、そう言うお前の札も相当弱いぞ」

 

「マジで? じゃあ俺も変えるわ」

 

「一之瀬の札結構強いね」

 

「そうかな? そう言う京香もなかなか強い札だね」

 

「白波、お前そのままでいいのか? 変えた方がいいと思うぞ」

 

「いえ、変えません」

 

「ホントにいいのか?」

 

「変えませんッ‼︎(日本総大将風)」

 

 

 

「「んなぁぁっ!?」」

 

「すげぇな、面白いくらいこの2人ひっかかるし」

 

「勝ったのは千尋ちゃんとユート君かぁ、2人とも強いね〜」

 

 ○将棋(ソウvs白波)

 

「王手です」

 

「…………」

 

「あの、こう言うのはあれなんですけど……ちょっと弱すぎませんか?」

 

「ぐふっ」

 

「「「「ソウ(君)ッ!?」」」」

 

 ◆

 

「いやー遊んだ遊んだ」

 

「こんなに遊んだのはいつ以来だっけ」

 

 気がつくと外が暗くなっているくらいには時間が経過しており、どうやら俺たちは時間を忘れて楽しんでいたようだ。

 この数時間で俺たちはかなり打ち解けることができたと思う。白波も最初は俺のことを射殺さんとばかりに恐ろしい目で見てきたが、今は俺のことを残念な人を見るような目で……あれぇ? 

 

「しかし随分と暗くなっちゃったね」

 

「晩飯どーすっかなー」

 

「それなら、折角だしなんか作ろうか? と言っても材料は格安のものばかりだけど」

 

 夕食をどうするか悩む柴田に対して俺が提案をすると、柴田は「マジで!? したら頼む」と了承した。

 他の皆もどうだと声をかけたら、篝が「材料も提供してもらうってのは流石に申し訳ないかな。ちょっとスーパーで何か買ってくるよ」と言い、それに賛同した一之瀬が「それじゃあ折角だし皆で行かない?」と言ったことで、全員で行くこととなった。

 

 ◆

 

 スーパーに着いた俺たちは道中夕食を何にするかで話していたので、その決まったメニューに必要な食品を各自で買うことにした。

 とはいえ、俺の作るものは冷蔵庫にある食品を使って作ろうと思っていたので、今日は店に置いてある無料食品を買うだけにとどめておく。

 

 本当にお得だな、と手に取った無料の豚バラ肉を見ながら思う。

 すると買い物を終えた一之瀬と白波がやってきた。どうやらこの2人は本当に仲がいいらしい。女子生徒同士の友情は万病に効くって魅音も言っていたし、いいことなのだろう。

 

「ソウ君は欲しいもの買えた?」

 

「想像以上にはいいものが買えた、とだけ言っておこうか」

 

「と言っている割には無料食品ばかり目に入りますけど」

 

 お得なんだ、仕方ないだろうと言い訳をしていると、どうやら篝や柴田、ユートも買い物を終えたらしく、俺の部屋へと戻ることになった。

 

 さて、寮へと戻ってきたが、流石に全員が全員キッチンに入れるほどこの寮のキッチンは広くないので、俺とユートと一之瀬の3人で料理を作ることにした。

 俺は無料の食材を中心に、ユートは肉類で一之瀬は野菜類を担当することとなった。

 

「それにしても、2人とも結構料理できるよね」

 

「俺は弟や妹がいて、そいつらに料理を作っていたからだな」

 

「へー、ユート君って兄弟が居たんだ」

 

「ああ、めっちゃ可愛いくてマジで愛おしくて目に入れても痛くないくらいには愛している弟と妹がな」

 

「そ、そうなんだ」

 

 おいユート、家族のことを愛しているというのはよくわかるが、流石にそこまでいえとは言っていないぞ。ちょっと気持ち悪いし、一之瀬も軽く苦笑してるし。

 

「それで、ソウ君はどうして料理が上手なの?」

 

「親の都合ってやつで、自炊せざるを得なかったからな。まあ今ではこんな生活になったかは感謝もしてるけど」

 

 そんな感じで楽しく雑談しながら料理を作っていくと、ついに完成したので早速運ぶことにした。

 献立に関しては野菜炒めだの焼き魚だの色々あった気がするが、女子メンバーのは控えめで、逆とユートと柴田のものは割と重めのメニューだ。ちなみに俺は周りと違って1人だけ山菜定食風の料理を作っていた。

 

 ◆

 

「ふぃー、食った食った」

 

「ごめんね、こんな時間まで居させてもらって」

 

「気にしなくても、どうせ集まらなかったら1人で図書館行ってるだけだから問題ない」

 

 食べ終わって一通り食器も洗ったことなので、そろそろ解散という流れになってきた。

 流石に寮の個室まで送っていく、と言ったことはできないので、玄関で俺は「それじゃあ、また明日」と別れを告げた。

 

「おう、また明日な!」

 

「今度はまた別のものを持って来るぞ」

 

「うん、また明日学校でね!」

 

「今日はありがとうございました。また明日」

 

「じゃ、また明日ね」

 

 そう言ってそれぞれの部屋へと向かう彼らを見送りつつ、今日は楽しい1日だったなと、どこか満足感を覚えながら、扉を閉めるのであった。

 

 ──楽しい時間を過ごしたことで絆が深まった気がする。

 

 ◆

 

 なんとなく、夜風にあたりたい気分になって、俺は外が真っ暗だというのにも関わらず自室から出ていた。

 

「ふふ、ようやくあなたと話すことができますね。何せこの前は声をかけてもすぐに無視されてしまったので」

 

 それにしても濃い1ヶ月だったな、と思う。

 いきなり10万円相当のポイントを配られたり、無料で食べれるものがあったらと、この学校独自のシステムには本当に驚かさせられた。

 

「また無視ですか? 酷いですね、10年と4ヶ月以来の友人にこんな態度を取るなんて」

 

 けど、良いことが結構あった。

 この学校には出会いがあった。そう、ユートや篝、一之瀬や白波、柴田に椎名など、皆話していて楽しい奴らばっかりだった。

 

「……そうですか、今のあなたは私の知るあなたではないんですね」

 

 恐らくは今の俺は相当恵まれているのだろう。

 所謂、青春を謳歌しているというやつだ。まったく、中学時代はひなたと魅音と由良くらいしか話せる奴が居なかったってのに、いつのまにかここまで友人が増えるとはな。

 

「では……“あなた”に言いましょう。私は“あなた”を許さない。絶対に“あなた”を引き剥がして、必ず彼を取り戻す」

 

 そういえば、友人だけじゃなくていい先輩とも出会えたな。

 堀北先輩や橘先輩はもちろんのこと、美術部の部長さんはかなり人が良かったりしたので、これもいい出会いだなと思う。

 

「ええ、これは一方的な宣告です。私は私の“友人”を絶対に救ってみせます。“あなた”という紛い物を叩き潰して必ずあなたにまた会いに行きます」

 

 ……そろそろ部屋に戻るか。

 明日も学校があるし、あまり夜更かしはできないな。

 そういえば、明日からはもう5月か。またポイントが振り込まれるんだろうな。そしてら今度はどうやって過ごそうか。

 

「ですから……待っててくださいね、創君」

 

 こうして、俺のこの学校に入ってからの1ヶ月目は何事もなく終了したのだった。 




気がついたら1万UAいってて草生えそうです。

ひとまずはこれで第1章終了といった感じです。
ちなみに今回唐突に生えてきた芽吹の運がいい設定は1話がある意味伏線になってたりしないでもないです。ちなみにこれから出番があるかというと……ね()
それともうそろそろ勘違いタグが事切れそうなので、2章からは勘違いタグ君には存分に仕事してもらおうと思います。

よう実の好きな巻

  • 1〜2巻
  • 3巻
  • 4巻
  • 未読です(買ってきて♡)
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