インフィニット・ストラトス ANNIHILATION 【凍結】   作:SYSTEM ZERO

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 楯無ファンの皆様もしくは更識姉妹ファンの皆様

 先に謝る事がございます。


 会長は死にます

 ごめんなさい


 後評価バーに色が付きました


 皆様ありがとうございます。
 


悪魔

 

 「更職楯無、生徒が危機に瀕してるのに随分と遅かったな」

 

 ロッカーの上に立つ女性に向けてオータムはその言葉を放った

 

 「あら、貴方がここの監視システムを全部落としたからでしょ?お掛けで上の皆は気づいてないわ」

 

 「じゃあ、どっちにも好都合でどっちにも不都合だな」

 

 オータムにとっても楯無にとっても、上に気付かれて居ないのは好都合と言える

 

 がどちらにとっても、気付かれないうちに目の前の仕事をこなさなければならない。

 

 迅速に、確実に

 

 下手にこれ以上の騒ぎが起きれば気付かれて全てが水の泡になってしまう。

 

  これ以上の騒ぎが起きなければの話であるが

 

 

 

 「どっちにしてもよ」

 

 「何?」

 

 「そろそろ本人が出てこいよ」

 

 

 オータムが気付かれる事無くノーモーションでブレードを投げる

 

 反応出来ず……いや、反応せず

 

 ブレードは寸分違わず楯無の額を貫いた

 

 

 

 

 「あら、良く気付いたわね」

 

 

 

 オータムの後ろで楯無ISを纏った状態で何処からともなく現れた

 

 

 

 「何を言うのにも眉一つ動かない。オマケに鼓動も無いと来た。バレバレだっつうの」

 

 

 オータムは反対側に飛び退き、人形に刺さっているブレードを抜くと、楯無の形をしていた何かは、ドロリと崩れて楯無の元へと集まっていく

 

 

 「アクア・ナノマシン……厄介な…」

 

 

 「このミステリアス・レイディの特権よ。フフ」

 

 

 集まった水が楯無を覆い万全の防御態勢を取る

 

 

 「とっとと……

 

 

 決着を付けねぇと

 

 そう言おうとして遮られた

 

 鍵を閉めた扉を蹴破る音に

 

 

 

 

 入ってきたのは、大男

 

 長身で、背中には大きすぎる箱を背負い、手にはこれ又大きすぎるケース

 

 全身コートに包まれ、顔はフェイスギアで隠している。

 

 

 男は

 

 「見つけた……………」

 

 ギアの内側で狂気の笑みを浮かべながらケースを落とす

 

 落ちたケースは火薬の爆発によって固く閉ざしているロックを破壊し、蓋が吹き飛んだ箱の中からせり出して来たのはバルカン砲

 

 Fー15等の戦闘機に搭載されている20ミリのガトリングガンである

 

 それを左手に持ち、右手で箱下の小さいカバーを開くと、給弾ベルトが飛び出す

 

 それをガトリングの後端部に接続した

 

 そして右手に持ちかえると、

 

 六本の銃身がカラカラと音を立てて回り始める

 

 最早隠しきれない程の轟音が間も無く響き渡る

 

 楽園を地獄へと変える憎悪に満ちた咆哮

 

 知らない人間などお構い無しに、只自分の目的を果たすためだけに、叫びを上げる 

 

 

 悲しみと絶望と、怒りと憎悪と、嘆きの叫びを

 

 

 

 

 ヴオオオオオォォォォォォ

 

 

 

 

 咆哮に等しい声量で放たれるのは勿論弾丸である

 

 およそ生身の人間が扱えるハズの無い代物をこうも容易く扱って見せる男にオータムはある疑問を抱いていた

 

 (あいつの声……イヤそんな……)

 

 

 [見つけた]

 

 たった一言

 

 この声色を何処かで聞いていた記憶がある

 

 記憶の中にある声色とその声色に間違いは無い

 

 が、記憶の中の声の主は、これ程背は高く無いし、あんな筋力も無い

 

 

 しかも攻撃されているのは楯無や一夏では無く、自分である

 

 

 もし、あの男が"彼"であるならば私を見て攻撃等しないハズ

 

 確かめたいがこの状況

 

 何とか隠れては居るが、見つかるのも時間の問題

 

 だからと飛び出すモノならそれは命を捨てるに等しい行動と言える

 

 いくらエネルギーシールドと言えど、20mmを完璧に防ぎきれる程の物ではない

 

 このまま瓦礫に隠れていても何時かは捕捉される。ならば、と

 

 

 オータムはアラクネの脚部ユニットを分離させ、自律制御で男へと向かわせる

 

 その隙に扉へ向かって走る

 

 後方で爆発音

 

 足止めしていられる時間が想定以上に短かったが、十分だった

 

 ノブは目の前に、手が届く距離にある

 

 それに手を掛け、ひねり、空いた隙間に滑り込む

 

 一瞬後、自分の後ろで瓦礫が崩れる音がした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「逃がした………か」

 

 

 達也はオータムが放った多脚ユニットに気を取られて一瞬とは言えオータムを見失ってしまった

 

 狭いロッカールームならば、一瞬でも気を引ければそれで十分なのである

 

 もし達也がユニットを無視してオータムを狙えれば始末は出来るが、自分も手痛いダメージを貰う事になる。いくらナノスキンがあると言っても、即日再生では無いし、何より、捕らえると言う一番の目的が果たせなくなる

 

 

 (まだ学園内には居るハズ、出来ればここで捕らえたかったが、仕方ない)

 

 達也はガトリングと弾倉をパススロットに仕舞おうとして、二人の存在を思い出す。

 

 

 

 更識楯無と織斑一夏

 

 一夏の方は意識を失っているが、勿論楯無は健在

 

 (邪魔になるか…)

 

 「悪いが」

 

 

 ガトリングと弾倉をパススロットへと戻し、

 

 

 アナイアレイターを展開する

 

 

 「男が?!それにその機体!」

 

 

 「ここで死んで貰う」

 

 

 リミッターを第三段階まで解除し、二段QBを使用して急接近を掛ける

 

 ここで生かしておけば、必ず後で脅威になる

 

 今の内に邪魔者を消しておけるのは達也にとって好都合だった

 

 

 容赦無く大出力ビームサーベルを展開して振り下ろす。そこに情けは一切無い

 

 アクア・ナノマシンによる厚い防御幕が敷かれるが、ナノマシンと言えど所詮水

 

 ビームの圧倒的熱量の前に防御に用いたナノマシン全てが蒸発した

 

 

 

 「この!」

 

 

 言葉から焦っているのが簡単に分かった

 

 無理も無い。オータムを捕まえて終わりと思っていたら突如として乱入してきた達也を相手にする事になってしまったのだから。

 

 はっきり言って今の楯無とミステリアス・レイディでは勝ち目は無い

 

 嘘でもなんでもなく、100%勝てない

 

 技量云々の前に、性能差が酷い

 

 

 ISコアのエネルギーとコジマ粒子によるエネルギー

 得られる量も力も桁違いなのだ。比べることすら烏滸がましいと言うもの。

 

 

 楯無が避けようとすれば、まるで分かっていたとでも言うようにその先へと攻撃が飛んで来る

 

 コア・ネットワークで呼び掛けようにも、その暇すら与えてくれない。

 

 

 余計な事を頭に入れる事は許されない

 

 全身全霊を持って当たらなければならない。

 

 

 

 

 

 迫り来るカノンをアクア・ナノマシンで防いで行き、相手を誘う

 

 全ては切り札を直撃させるため。

 

 アクア・クリスタルをフル稼動させ、必要なナノマシンの量を稼ぐ

 

 

 表面のナノマシンが全滅すると同時に突っ込んで来る

 

 

 (狙い通り!)

 

 

 量は十分

 

 後は直撃させられるかどうか

 

 

 

 

 

 

 持ち前の間隔を活かして最適なタイミングを計り、

 

 

 (ここ!)

 

 

 生成したナノマシンを全て槍の前方に集中させ

 

 

 穿つ

 

 

 

 

 

 

 タイミングは完璧だった

 

 

 

 狙いも

 

 

 戦術も

 

 

 だが、それでも

 

 

 目の前の悪魔には及ばなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 放った槍とナノマシンは、全て緑色の球体に包まれている

 

 だんだんと小さくなっていき、やがて、消えた

 

 

 

 

 

 

 

 「嘘…………」

 

 

 

 

 

 ミストルテインの槍

 

 

 全てのアクア・ナノマシンを集中し、攻性転換する事で強力な攻撃とするもの

 

 その威力は最大で気化爆弾4個分に相当する

 

 要は劣化版アサルトアーマーである

 

 

 アサルトアーマーには遠く及ばないが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 絶望して膝をつく

 

 

 

 

 そこへ容赦無く振るわれるビームサーベル

 

 

 

 エネルギーを全て失ったミステリアス・レイディは形を保てなくなり、待機形態へと戻る

 

 

 

 

 ISスーツのまま呆然と膝をついて虚空を見つめるその姿にいつもの覇気は無かった

 

 

 

 

 「お前は邪魔になる。死ね」

 

 

 

 クローアームで楯無の頭を掴み、

 

 

 

 

 

 握り潰した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アナイアレイターを待機形態に戻し、ガンホルダーからRsh-12を取り出し、弾丸の確認をする

 

 5発

 

 しっかりと装填されている

 

 確認を終え、ガンホルダーに戻した瞬間

 

 

 

 

 

 

 「!!…………くっ………」

 

 

 急な頭痛に襲われた

 

 

 

 「また…………残留……思念……か……くぅ……あ"ぁ"!」

 

 

 痛む頭を振り、壁に叩きつけると、段々とその痛みが引いてきた

 

 

 

 変わりに、壁に亀裂がはいり、フェイスギアが割れた

 

 

 

 

 

 

 

 「ちっ……」

 

 

 

 

 達也は、いい加減これに慣れなければ

 

 

 そう思った

 




 会長の死はこの後の展開に必要なのだ。

 決して無駄死にでなかった。

 あと、作者の描写能力が低くて分かりにくいと思いますが、会長は結構善戦してます。


 

オリ主の後継機はどの機体が良いですか?AC関係以外の物が選ばれれば、タグに追加します。 投票数が同率の物があったらミキシングします。

  • ナインボール・セラフ(MOA仕様)
  • ナインボール・セラフ(2AA仕様)
  • ナインボール・セラフ(ネクスト仕様)
  • ホワイト・グリント(fa)
  • NEXT-00 ARETHA
  • バルバトス(ジージェネオリジナル)
  • アクエリアス(ジージェネオリジナル)
  • ウイングガンダムゼロカスタム(EW)
  • ブラック・サレナ(劇ナデ)
  • ナインボールS+ウイングゼロ(作者オリ)
  • ブラック・サレナ+バルバトス(作者オリ)
  • ベルフェゴールのままで良い
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