転生したらToLOVEるの世界でしかもララの弟だったんだが(笑) 作:Miurand
ギラの転生前の死因はまだ明かしていません。ただそれは思い付いておらず保留にしているというわけでもなくただ明かしてないだけです。
ギラは転生前はごく普通の家庭で過ごしていました。極貧生活を送っていたわけでもなく、大富豪な生活を送っていたわけでもない、どこにでもいるような高校生でした。
不満は母親に勉強しろと定期的に言われることぐらい。
死因は、女の子を庇ってトラックに轢かれた……。
なんてことはありません。トラクターに轢かれたと思い込んでショック死したわけでもありません。
ストーリー中に少しづつ明かされる……かも?(明かし方は未定な模様)
楽しい楽しい夏休みが終わりました。皆んなにとっては楽しい夏休みかもしれんが、俺はぶっちゃけ平日でも楽しいよ?だって平日はToLOVEるだからね。
2学期初日ということで、原作通りならレンが転校してくる日だ。
夏休みという長期間を経て、俺はあるしょうもないサプライズを思い付いた。
リト「ギラッ!?なんだその格好!?」
美柑「なんかそういう趣味でもあったの…?」
ララ「わー!綺麗〜!」
ギラ「これは本日のお楽しみだっての。そういう趣味じゃねえ」
んで、いつも通り学校に着いたわけだが…。
「それでは、転校生を紹介しまふ」
1学期には2人も転校生が来たというのに、2学期でまたしても来るとなるとみんな騒つく。そんな中入ってきたのがみんなもご存知の…。
「レン・エルシ・ジュレリアです。よろしくお願いします…」
「「「またしてもイケメンッ!?」」」
爽やかイケメンのレンくんディス‼︎………滑舌ミスった…。
そんでもってレンはある人物に急接近する。
「やっと見つけたよララちゃん。僕の花嫁…」
そう言ってララの手を取る。突然の発言にみんなまたしても騒つく。
「一目でわかったよ…。やはり君の美しさは人混みの中でも誤魔化せない…。
幼少期のころ、王宮の庭で遊ぶ君は本当に美しかった…!君の笑顔は僕の心を太陽のように照らしたものさ…。
そして今!月日を重ねた君はいっそう美しくなって眩いばかりの輝きを放っている、まさに女神ッ!」
「ちょっと、どういうこと?」
「昔の男出現ってやつ?」
そんで理沙と未央はなんか楽しげに話す。
「きっと結城とララちぃは複雑な恋愛関係にあるのよ!」
「愛と憎悪のラブストーリーってわけね!」
以上、無茶苦茶昼ドラが好きそうな乙女お2人からの中継でした。
「なに勝手なこと言ってんのッ!?」
「さあ!そしてこの感動の再会ッ!!喜びを共に分かち合おう!!」
「……まあ、あなた、レンちゃんなの…?凄く男っぽくなったわね…!」
「ふふふっ…。君との約束を果たすために必死に努力してきたのさ…」
「素敵な人…!結婚しましょ…!」
「ララちゃんから言ってくれるなんて…」
「ところでその前に聞きたいところがいるんだけど……」
「なんだい?」
ギラ「あそこにいる俺にそっくりな女の子はだーれだ?」バサッ
俺は勢いよくカツラを投げ飛ばしたと同時に、ララの方を指差してレンに質問した。
そう、下らないサプライズとはこのことである。俺が女装(髪だけ)して、レンが本当にララを見抜けるかどうかを試したのだ。
無茶苦茶似ている双子だからこそできる悪戯☆である。
声はなんとかして高い声を出した。一応出せないことはないことが判明したので…。その結果…。
レン「へっ?ララちゃん…?あれ?君は……」
ギラ「ザンネンデシタァ‼︎ 俺はギラでーす☆愛してるとか言っておきながら本物を見抜けないとかサイテー(笑)」
「もしかして、チャラい系男子…?」
「うわぁ…。格好つけて自爆してる…」
「本当に好きなら本物の女の子くらい見抜けないとね〜…?」
籾岡「ギラりん…。いい趣味してるじゃん♪ ギラりんとはいいお酒が飲めそうだよ!」
これを機に理沙に気に入られた模様。
未央「えっぐい性格してるね……」
なお未央からは若干引かれた模様。
猿山「ぶはははッ!!ギラ!お前天才だわッ!!」
なお男子からは絶賛された模様。女子はレンに対してキツい感想を浴びせまくる。
レン「う、うわわわ…」
やっべぇ…。今にもレンが泣き出しそうなんだけど…。
そして一部の男子も女子と同じようにレンをバッシング。
あ、勿論だけど流石に双子の弟の方が女装してるなんて普通は思わないから仕方ないと擁護する方々もいます。
……なんだこの地獄絵図。誰が作ったんだ?怒らないから正直に手を挙げなさい…………。
あっ、俺やん。
ララ「えっ?あなた誰?」
「「「「「「「忘れてるんかいッ!?!?!?」」」」」」」
しかしその地獄絵図は、ララのそんな一言によって一瞬にして終わりを告げた。
結果的にはレンを傷つけたのはララになりました。
ギラ「アイツだよ、昔よく一緒に遊んでた、レンだよレン」
ララ「レン…?」
ギラ「よく泣いてたやつ」
ララ「あー!泣き虫レンちゃんかぁ!」
そしてこの思い出し方である。悪意がない分さらにタチが悪い(笑)
レン「ふふ…。思い出してくれたようだね…。さて、風の噂で聞いたんだけど、なんでも悪い男に騙されてるそうじゃないか?」
レン「そう!君のことだよ結城リト!」ビシッ
骨川先生「へっ?ワシ?違うけど…」
レン「失敬、じゃあ君だ!」ビシッ‼︎
今度は的確にリトを当てた。ここも原作通りか…。なんか変な補正を感じる気がするけどまあいいか…。
レン「僕とララちゃんがどれほどの関係にあるか君に教えてあげよう。見るがいい!」
レンは自信満々に写真をリトに見せつけた。
ララ「あー!これ小さい頃の私だぁ!」
ギラ「………あるぇ?なんでおじさんも写ってるわけぇ?」
あっ、俺もララと一緒になってレンを揶揄ってたような気がする…。ララの場合は揶揄っているつもりは全くないわけだけど……。
「きゃー!小さいギラくんかぁいい!」
って女子から無茶苦茶人気だし…。
猿山「ロリララちゃんマジ女神ッ!」
男子からも人気…。
レン「ってそこじゃないッ!?」
ララ「あー!昔よく一緒に遊んだっけ!」
さっき俺がそう言ったんだけど……。
レン「そこで昔、君はこう約束してくれたんだよ。『男らしくなったら結婚していいよ』って」
ペケ「ララ様、本当にそんな約束を…?」
ララ「うーん…。どうだっけ…?」
レン「分かるかい?僕達の絆の深さが!」
そして絆の深さを自慢する。というよりアピールしてマウントを取ろうとするが、そもそもララはレンのことを玩具感覚としてしか見てなかったような気がするんだけど……。言わないでおいた方が彼のためだろう…。
大人の玩具感覚なんですね分かります…?おい誰だよ妄想してるやつ!!そういうの同人誌でやりなさいッ!!
それからというもの、レンはしつこくリトより上だということをアピールするような行動をしてきた。
「ここの問題分かる人は…」
レン「結城より先に答える!x<√2+3!!」
「せ、正解…」
「「「おおお………」」」
体育では…。
レン「ぬおおお!!!結城より先に走るぅうううう!!!」ドドドッ‼︎
ギラ「ふぁぁ……。必死だなぁ…」
ララ「だねぇ」
リト「ララがちゃんと見てやらないでどうすんだよ…」
昼食…。
レン「グモモモッ!!(どうだ結城!君より食べるのが早いぞッ!!)」
漫画だとギャグ感覚で済むんだが、現実世界として俺がこの場にいるからこそ分かることを話そう。
無茶苦茶うぜぇ(笑)
リトも競走してるならともかく、一方的に競われても…(笑)
っとその前に、『食べ物の勝負』に関しては、早食いが勝負というのもいいが、女の子に喜ばれる男としての勝負ならば、別の方法があると物申したい。ということで…。
ギラ「甘いぜレン!ただ早く食ればいいってもんじゃあないッ!!」
レン「なに?じゃあ君はどう食べれば勝敗が決まるというんだ!?」
ギラ「その前に、お前は何故リトと勝負する?」
レン「それはどちらがララちゃんに相応しいか白黒ハッキリさせる為だ!!」
ギラ「じゃあもしその飯がララの手作りだったら、それでもお前はとっとと食っちまうのか?」
レン「そ、それは……」
ギラ「そこでだ……。あー!食い足りねえ!!!!」
「今日も作りすぎちゃったから分けてあげるね〜♪」
ギラ「ありがとさん」パクッ
俺の必殺技のうちの1つ、食べ足りないから分けての術!あん?そのまんますぎる?分かりづらいよりかはよっぽどマシだろ!?
ギラ「………おぉ…!この団子、味が丁度いい感じだな…!ヘルシーを意識しているのだろうが、それでもちゃんと米のおかずになる程の味の濃さは残してある」
ギラ「それでいて塩コショウも絶妙なバランスでかけられているから、塩辛いこともなく、肉特有の臭みも掻き消していて、実に食べやすい」
「やりぃ♪」
ギラ「ただ、肉はちょっと焼き過ぎちゃったのか知らんが、少しパサついているのが残念だ」
「えっ……」
ギラ「ただ、パサつくということは、弱火でじっくり火を通したということ。これが何を意味するか分かるか?レンッ!!」
レン「へっ…?うーん……。慎重になりすぎたとか…?」
それが分かるとは、お前も中々いい男じゃないか…!
ギラ「おっ!いい線いってるな!じゃあ何故慎重になりすぎたんだと思う?」
レン「うーん………」
ギラ「答えは簡単!食べてもらう人に食中毒を起こして欲しくないという優しさが現れた結果のパサつきなのだ!!つまりこのパサつきは、愛情の証ッ!!!!食べる人を思いやった愛情があるんだッ!!!そんな愛情を込められた弁当を、お前は味わずに超スピードで平らげるというのかッ!?!?」
「ギラくん…」キュン
レン「た、確かに……!!!」
ギラ「分かるかッ!?自分が女に相応しいと思われたいなら、その子が作った食べ物をじっくりと味わって食べるんだッ!!とっとと平らげるなど論外だッ!!話にならんッ!!!お前がララに相応しい男だと証明したいなら、それ相応の態度を見せろッ!!!」
……なんかまるで口先の魔術師のKが俺に乗り移ったかのような台詞だな…。
俺は料理をとにかく味わって食べたい派なんだ。急いで食べるということはしたくない。だってそんなことしたら作ってくれた人に失礼だとみんなは思わないかい?特に女の子が作ってくれたものには。
以上、今世になってからそう感じるようになったギラくんからでした。
ってさっきの女の子からキュンって擬音が聞こえたんだけど…。まあ少年漫画の女の子ってちょろい子多かったりするもんね…。全然ちょろくない子もいたりするけど。
その後、久々に作り過ぎた女の子が大量発生しました。…ちょっとやり過ぎてしもうた……。腹膨れ過ぎてて死にそう…。えっ?贅沢すぎる悩み…?
………これに関しては否定できん…。
てかさ、俺ってクラスの中で男子達と結構な頻度で下ネタを交えた男子トークをしてるんすよ。女子にも普通に聞こえそうなくらいの声で。にも関わらず女子にモテ続けてるんだわ。
やはり顔なのか!?そうなのかッ!?
なんか俺のせいで話が脱線してて草。話を戻してっと…。
そしてトイレに行くリトに張り付くレンと来たらもうストーカーの域でクソわろす。
漫画だからこそギャグだが、現実で見ると無茶苦茶シュールだぜ?みんなもこの世界に転生すれば理解できるさ。
あっ、そもそも転生自体滅多に起こらない上にこの世界に来れる保証なんてないやん。更にはどの時代に転生するのかにもよるし。
そして放課後。俺はレンと話をすることになった。なにも、俺とも久々に話をしたかったからそうだ。
なら昼休みとかでもいいやんって思ったんだが、レン曰く、『結城がいる間は結城と勝負をして圧勝したかったんだそうだ』
だから放課後が…。なるほど。
ただ、もうちょいいい方法あるとは思うんだけどねぇ()
レン「久々だね、ギラ」
ギラ「おう。久しぶり」
レン「……この前はルンが迷惑かけた…」
ギラ「あ、あぁ…」
この前って、臨海学校で会った時のやつか…。ルンがあそこまで攻めてくるのは予想外だった。だが、ルンがそこまでしてくるということは、それだけ本気なんだろう…。
モモと同じように…。モモもかぁ…()
これから本当にどうしましょう…。
ギラ「俺もまさかルンがあそこまで真剣だとは思っていなかった。はっきり言って、ただ揶揄っているだけなのかと侮っていた」
レン「そんなことはないよ。ルンは隙あらば君の話をするからな」
そんなにかよ…。ルンに関しては諦める必要があるな…。原作死守とは()
ギラ「そんで、そんな話をするためだけに俺をこんなところに呼んだんじゃないんだろ?」
ちなみに、今更だけど屋上で話をしている。
レン「そうだよ。君に聞きたいことがあるからだ」
ギラ「おう。何でも言いたまえ」
どうせララのことについてだろうな。お見合いラッシュになってからマジで会ってないもんな。
ギラ「君は、ルンのことについてどう思ってるんだ?」
ギラ「……へっ?」
唐突にそんなことを聞かれたもので、情け無い声を出してしまった。
レン「君はルンが本気だということが分かったんだろう?それで、君の方はどうなんだ?」
ギラ「お、俺…?」
まさかそうくるとは…。自分のことよりもルンのことを優先するとは…。お前、できる男じゃねえか…。
ギラ「俺はな、まだ恋とかそういうことはよく分からねえんだ。ルンのことを悪く思ってないのは確かだ。だが、それが好きなのかどうかが分からないんだ」
ギラ「中途半端な回答になっちまうかもしれないが、俺が中途半端な気持ちで付き合っちゃ、本気のルンに失礼だろ?だから、俺の気持ちがハッキリしてから、ちゃんとした返事をするよ」
レン「……そうか」
ギラ「怒らないんだな?」
レン「君がルンのことを大切に思っているのが分かったからさ。今回は見逃してあげるよ」
ギラ「……すまんな」
そもそも本来ならルンはリトのことを好きになったはず。そのはずが俺が存在し、関わっちまったもんだから、その事実が変わってしまった。
そんな俺がルンと付き合ってしまってもいいのだろうか…。俺なんかよりもリトの方がよっぽど人間としてできているというのに…。
レン「ところで、もう一つ聞きたいことがあるんだが…」
ギラ「ララのことか?」
レン「ま、まあね…」
ギラ「ララがお前のことをどう思ってるかなんて…。そりゃあお前、忘れられてる時点でお察しだろ……」
レン「うぅ…。本来ならあんな予定じゃなかったのに…」
ギラ「俺は覚えてるぜ?ララとお前がそんな約束をしたの」
レン「じゃ、じゃあ何で君はララちゃんを引き止めてくれなかったんだい?」
ギラ「…リトといるアイツが本当に幸せそうだったからだ」
レン「えっ…?」
ギラ「今までな、ララは沢山お見舞いしてきたんだが、相手は身体、金、権力目当てとかの、欲望にまみれた奴らばかりだったんだよ」
ギラ「そんなお見舞いに嫌気がさしてララは家出した。そこで事情も知らずに家出に協力してくれたリトに惚れちまったんだと」
レン「そ、そうだったのか…。ララちゃんがそんなことを……」
ギラ「ハッキリ言わせてもらう。お前に勝ち目はほぼない」
レン「そ、そんなの、やってみなきゃ分からないじゃないかッ!!」
ギラ「最後に決めるのはララ自身だぞ?ララがリトに惚れた理由はさっき言った通りだ。惚れた理由が理由なだけに、お前は不利だ」
レン「……確かにそうかもね。でも僕は諦めないよ。僕はララちゃんが好きだ。だからララちゃんを振り向かせて見せる。例えどんなに不利だとしてもね」
ギラ「……そうか。まあ頑張れ。俺としては、金やら身体とかそういう下らん理由で結婚したいって考えるやつじゃなければ誰でもいいからな」
というのは嘘である。ララがリトのことを思い続けてくれないと俺のLIVE ToLOVEる生活が終わりを告げてしまう。だが、ララはリトにゾッコンである為、レンが何かしらの危ない商品を使ったりしなけりゃ問題はない。レンは良くも悪くも真面目だから、そんなことはしないだろう。するとしたらルンだろうな…。
帰宅…。
『新番組!何でも燃やして解決!マジカルキョーコ!みんな見てね〜!』
マジカルキョーコって意外と短い番組なんだな。なんか勝手にロングセラーな番組かと思ってたわ。
…これさ、TV局に仮面ライダーのことについて提案したらさ、仮面ライダーが放送される可能性が微レ存…?
この世界ってゲームとかは普通に俺の元いた世界と同じゲームがあるのに、仮面ライダーやらウルトラマンとかの特撮番組は過去に放送されたわけじゃないみたいなんだよね。なんか不思議。
ララ「はー!サッパリした!リト〜?何してるの?」
リト「テレビ見てんだよ…」
ララ「ふーん…?」
って、風呂上がりでなんて格好をしてやがるんだ…。ララは原作と殆ど変わりがないので、ララの行動を見てると安心する自分がいる。
ナナはブラコンだし、モモに至ってはブラコンの域を超えつつあるし、ルンに至ってはいつ夜這いをしかけられるか分からないような状態だ。
そりゃ不安にもなるって…。
リト「って!なんて格好してんだッ!?」
ララ「えー?別にいいじゃん」
リト「…!」
リトはララを意識してきているのだろうか、少々恥ずかしそうにする。
そりゃあこんな美少女に猛烈アタックを仕掛けられまくったら少しは惚れるよな。
……あれ?その説で行くと、俺もルンに惹かれるのは時間の問題ってことになりやしませんか…??
ララ「どうしたの?」
リト「な、何でもねえ!ちょっと散歩してくるッ!!」
ララ「むー?」
美柑「……思春期だねえ、リト」
ギラ「………」
美柑「ギラさんも何か考え事?」
ギラ「まあな…」
美柑「へえ?いつも楽しいこと第一優先なギラさんが考え事ねぇ…。差し支えがないなら聞かせてよ」
ギラ「……美柑はさ、好きな漫画やアニメとかあるか?」
美柑「へっ?そりゃまああるけど…」
ギラ「もしもだぞ?その漫画やアニメの世界に転生しちまって、本来なら主人公のことを好きになるはずだったやつが、自分のことを好きになったらどうする?」
美柑「な、なんか特殊な状況だね…」
そんな特殊な状況下に置かれてるのが今の俺なんですけれども…。
美柑「……自分が漫画として読んでいる時はあくまでも『創作物』だけど、その世界に転生して生きている以上は『現実』として考えた方がいいと思うよ?」
ギラ「えっ?」
美柑「だって、実際にその世界で過ごしているならそれはもう創作物じゃなくて現実じゃない?だからそんなに思い詰めなくてもいいと思うよ?現実って何が起こるか予測不能じゃん?宇宙人が突然居候なんて絶対に予測できる人なんていないじゃん」
確かに…俺が過ごしている以上は、この世界はもう『漫画の世界』ではなく、『現実の世界』なのかもしれない…。
……ちょっと思い詰めすぎたのかもしれないな…。ルンが俺のことを好きになったのは、誰かが操作したものじゃなくて、ルンの意思…。
それを否定するのは、ルンという人物を否定することに繋がるのかもしれない…。
俺は今まで、この世界にいる人達を『キャラ』として見ていたのかもしれないな…。
これからは『人物』として見ることにしよう…。彼らは自分の意思を持っている人間なんだから…。
ギラ「お陰で頭がスッキリしたぜ。ありがとな、美柑」
俺は美柑にお礼を述べつつ頭を撫でてやる。今回ばかりは美柑に感謝しないとな。
美柑「ちょ、ちょっと!気安く頭に触らないでよ…!」
ギラ「おっと…。すまんつい…」
美柑「私を子供扱いしてるでしょ…?」
ギラ「そんなことねえよ。家事を一通り熟せる奴が子供なら、家事を熟せない奴は一体どうなるんだよ?赤ん坊か?」
美柑「そうやって誤魔化そうとする…」
ギラ「ははっ、すまんすまん。美柑の飯は俺は好きだぞ。いっそのことお嫁さんにしたいくらいだぜ」
美柑「ギラさん、まさかそういう趣味があるの…?」
ギラ「違うわッ!?言葉の綾ってやつだわッ!!」
美柑「何慌ててんの?かっこ悪(笑)」
ギラ「なんだとこの…!頭ワシャワシャの刑だッ!」
美柑「うわわっ!?やめてよ〜!!」
ギラ「どうせ後で風呂入るんだからいいだろー!」
ララ「……なんか、ギラと美柑、仲いいね?」
ペケ「いいことではありませんか」
ララ「うん♪ ギラ!私も美柑の頭ワシャワシャする〜!!」
美柑「ちょ、ララさんまで〜!?」
ちなみに美柑の撫で心地は最高でした。一生撫でてたいくらい。
これからはあまり原作をどうのこうのって考えるのはやめよう。彼らは『キャラクター』ではなく『人物』なんだから…。
それを教えてくれた美柑には感謝だ。
当作品を台本形式から普通の形式への変更を検討しています。ちなみに変更する場合でも、台本形式版はpixivにて投稿する予定です。URLもこちらに載せます。それを踏まえた上で遠慮せずにご回答ください。Q:形式を変えてもいい?
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普通の形式にしてほしい
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どちらでもいい
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pixivに台本形式があるなら別にいい
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ハーメルン&台本形式がいい