スーパー特急「かがやき」殺人旅行   作:新庄雄太郎

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cして、いよいよクライマックスです


第5章 崩れたアリバイ

特捜班は、この3人を容疑者を絞られた。

 

吉野 隆司 (34歳)

 

小暮 みどり (27歳)

 

川井 敦  (25歳)

 

この3人である。

 

「班長、川井の事を調べて見ましたが吉野が高校時代の部活の後輩と判明しました。」

 

「そうか、じゃあ吉野と岡崎と小西発長柄は分かったのか。」

 

「ええ、4月に岡崎から金銭トラブルに会ったことが分かったんです。」

 

「それでトラブってたか。」

 

「はい。」

 

吉野は北陸旅行から帰ってきた、高山は吉野に話を聞いた。

 

「2日から北陸へ旅行へ行っていました。」

 

と吉野は言った。

 

「10月23日に脅迫状を送くりましたね。」

 

と、高山が聞くと、吉野はうなづいた。

 

「送りましたけど、金沢へ行く特急列車の車内の中でしたからね。奴が、5千万円を返してくれるまで、脅し続けてやる気でしたからね」

 

と、言った。。

 

「殺しても、5千万円を返さなければ、いずれ、殺されてたでしょうね。」

 

3人の内、吉野 隆司のアリバイ捜査については、石川県警の協力を得ることにした。吉野が、南と高山達に話した北陸旅行の日程は、次の通りだった。

 

11月2日 午前10時、東京出発

 

      新潟市内のホテルに1泊

 

   3日 午前7時半、ホテルを出発。長岡に出て、

 

      午前9時04分発の特急「かがやき2号」に乗車

 

      金沢に1泊

 

 

 

   4日 金沢出発、七尾線で輪島に向かい、輪島へ1泊

 

 

 

   5日 輪島-金沢-京都と列車に乗り、京都で1泊

 

 

 

   6日 京都発、新幹線で帰京。

 

石川県警では、金沢と、輪島のホテルに、当たってくれた。その結果、報告されてきたが、間違いなく、吉野は、3日に、金沢のホテルにチェック・インし、翌4日に出発していた。また、その4日には、輪島の和風旅館に、泊っていることが、わかった。新潟県警と京都府警にも吉野の足取りを調べて貰った。

 

その結果、間違いなく、吉野は11月2日に、新潟市内のホテルに1泊しており、又11月5日には、京都市内の旅館に泊まっていることが、確認された。

 

「アリバイ成立ですか。」

 

と、南が言った。

 

「だが、特急「かがやき2号」に乗っていたのはまだなんだ。」

 

「そこなんですよ。」

 

「吉野には、仲間が入れんじゃないでしょうか。」

 

「ああ、その可能性がある。」

 

「班長、犯人は吉野じゃないでしょうか。」

 

「本当に「かがやき」に乗ってたんでしょうか。」

 

「そこなんだよな。」

 

そこへ、歩夢としずくがやって来た。

 

「ねぇ、犯人はこれを利用したんじゃないのかな。」

 

「東京から新潟へ行ったって言ってたわね。」

 

「ああ、新潟へ行って午後から柏崎へ行ったと言ってるんだ。」

 

「なるほど、柏崎に行った後にホテルに行ったのかな?。」

 

「ああ、確かに午後18時ごろにホテルに来てたよ。」

 

「じゃあ、とう言う事は新潟から東京へ行くには新幹線に乗ったって事は。」

 

と、南は時刻表で調べて見ると。

 

上越新幹線「あさひ302号」

 

新潟発 8時26分

 

長岡着 8時50分

 

北陸本線・特急「かがやき2号」

 

長岡発 9時04分

 

金沢着 11時34分

 

「ああ、それに乗るのは可能だ。」

 

「確かにね、乗れるけど本当に乗ったのかな?。」

 

「ねぇ、犯人はこれに乗ったんじゃないかな。」

 

と、侑が言った。

 

「この列車かな、多分名古屋か米原で特急に乗ったと思われる。」

 

「あっ、待てよ金沢まで行くんだったら東海道新幹線に乗ったのか。」

 

「ええ。」

 

「そうか、それに乗ったのか。」

 

と、調べて見ると。

 

上越新幹線「あさひ304号」

 

新潟発 8時51分

 

東京着 10時52分

 

東海道新幹線「ひかり231号」

 

東京発 11時42分

 

米原着 14時04分

 

北陸本線・特急「加越1号」

 

米原発 14時12分

 

金沢着 16時11分

 

「そうか、犯人はそれを利用したんだ。」

 

「なるほど、これで吉野のアリバイは崩れたわ。」

 

と、歩夢は言った。

 

次の日、南と高山と小海は7時20分発の「あさひ1号」に乗って長岡へ向かった。

 

「本当に吉野は金沢へ行くのですかね。」

 

「ああ。」

 

長岡から特急「かがやき」に乗り、金沢に着いたのは11時34分である。

 

金沢市内

 

「主任、吉野は金沢へ逃げ込んだって事か。」

 

「ああ、吉野はナイフを持っています。」

 

「すぐに石川県警にも、応援を要請しよう。」

 

「入たっ、吉野だ。」

 

「よしっ、行くぞ。」

 

「私が吉野に近づき、1人旅の女子役になるわ。」

 

小海は吉野に近づき金沢市内を観光する事にした。

 

「上手く騙されたね、吉野 隆司さん。」

 

「何なんだ、あなたは。」

 

「鉄道公安のものです。」

 

「宮野 朝子さんの事で、お話が。」

 

「何、だったら何だって言うんだ。」

 

と、吉野はナイフを取り出した。

 

「そこまでだ!吉野。」

 

「誰だてめぇ。」

 

と、南は大声で叫んだ。

 

 




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