機動戦士IS00 未完 リメイク再開予定   作:GN-type-E

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セカンド登場ならびにISバトルです。


2話 クラス対抗戦

 

「では今からISの基本操作である飛行訓練を行う。オルコット、織斑前にでてISを展開しろ」

「「はい」」

俺とオルコットは前にでて、ISを展開させた。

「コンマ2秒か…初めてにしては良くやるな織斑…オルコットも流石代表候補生だ」

ガンダムのイメージならば誰にも負けない自信がある。と心の中で思った。

「よし、飛べ!」

俺とオルコットは飛んだ。

飛ぶイメージはコアが教えてくれるかのようにするりと理解した。

『よし、そのまま降下しろ。ノルマは地上5cmだ』

「ではお先に…」

オルコットはきっかり地上5cmのところで止まり降りた。

「よし」

俺は急降下した。オルコットよりも早くそして、

「1cm…ギリギリ合格か、はたまた天才か…」

千冬が驚くほど一夏の成長は速かった。まさに天才…女子から黄色い声が聞こえているが、一夏はそれ以上に集中していた。

(ガンダムになる。俺は、俺は…)

 

 

 

夕食は学食でなんでもクラス代表が俺になったためパーティーすることになり、学食に来ていた。

「「「「織斑君クラス代表クラス代表おめでとう!!」」」」

「一夏さん。クラス代表おめでとうございます。そして、私からあなたに謝罪させてくださいまし…これからは仲良くよろしくお願いしますわ」

「ああ…よろしくなセシリア」

これを気にセシリアと和解し、箒は不機嫌だったが、パーティーを楽しんだ。

 

その頃IS学園の前では一人の少女が再開を心待ちにしIS学園の門をくぐっていた。

 

 

 

『今日のニュースです。AEUの軍事基地でまたISが盗まれました。盗まれましたISはサイレントゼフィルスとよばれ』プツン

朝のニュースを見ているとIS強奪事件が報道されていた。白式といい篠ノ之束が作ったISのコアは世界に希少なのである。ただでさえISは世界の4割がIS学園にあり、アラスカ条約で軍事利用を禁じられているからテロ組織からして見たら宝の持ち腐れである。喉から手が出るほど欲している組織がいてもおかしくはないだろう。

「そういえば一夏よ…お前の機体は姉さんのコアじゃないらしいな」

「ああ、確かイオリアっていうおっさんが製作したものらしくて別物ではあるが、ISのコアと似て選ばれた人しか扱えないらしい」

実際千冬姉は乗れたのだが、他の多くの先生やテストパイロットが乗れなかったそうだ。

「ISより厄介なものに乗ってるんだな」

「そうでもないぞ…ISと操作は変わんないし何より、ガンダムからイメージが送られてくる感じがするんだ。気持ちがダイレクトにってイメージ」

箒は頭を抱えて悩んでいた。こいつはこいつで感覚を効果音で表したりと説明ベタなのだが、俺にもわからないんだ。今の説明でわかってくれるやつは俺以上に俺をわかってるのだと思う。

 

 

朝、クラスでは転校生の話が話題になっていた。

「ねえ知ってる二組に転校生がきて、クラス代表になったらしいわよ」

「なんでも中国からきたんだって」

「誰が来ようと織斑君には勝てないよ」

「なんたって専用機持ちのクラス代表はうちのクラスだけだもん」

正直こんな時期に転校生なんて…それに中国か〜あいつを思い出す。

 

「その情報古いよ…」

 

聞き覚えのある声がした。

 

「二組にも専用機持ちがクラス代表になったの。そう簡単には優勝できないんだから」

「鈴…鈴じゃんか久しぶりだな」

 

「そうよ!中国代表候補生、凰鈴音!。今日は宣戦布告に来たってわけ‼︎」

凰鈴音…箒と入れ替わりで知り合った少女でガンダム事件以前に中国に帰った少女だ。

「カッコつけても似合わないぞ!」

俺は鈴を高い高いと抱き上げる。

「にゃ⁉︎にゃにするのよ///」

バタバタと体を揺すりながら暴れる鈴…少し重く感じたのは少し寂しい感じがした(鈴も大人になってるという意味で)。

「い、一夏!この女とはどういう関係なんだ!!(一夏が浮気などするはずがない…そうだよな)」

「そうですわ。説明を要求いたします(一夏さんに高い高いなんて…羨ましい)」

いろんな意味でまずくなりそうなのでここはあえて、

「もうすぐホームルームだから昼みんなで飯でも食べよう」ニコ

『(この笑顔は反則だ)』

一同は一夏の言うことを聞いて自分の席へ、鈴は一夏に「一夏、逃げないでよ」と念を押し二組に帰った。

 

 

 

昼、昼食のまえに、皆に鈴を紹介した。

「名乗ったから名前はいいよな…こいつは鈴、幼馴染だ」

「ちょっとまて、私はそいつを知らんぞ」

幼馴染に反応して箒が意見した。

「ちょうど入れ替わりで中国から来たんだ。それよりも鈴…確かお前人革連の部隊に入ったって聞いたけど…」

「ああ言ってなかったっけ?隊長のスミルノフ中佐が凄い寛大なおっさんで『今のうちに勉強してこい。軍はいつ戦争するかわからん』って言って中国代表候補生として来たってわけよ」

スミルノフ…たしかロシアの荒熊と呼ばれているセルゲイスミルノフさんのことだろうか…あの人にも俺は助けられたし、鈴をつてにして挨拶に行こう。

「まあそう言うことだ。こっちは篠ノ之箒…俺の今のルームメイトで幼馴染。で、こっちはイギリス代表候補生のセシリアオルコット」

「よろしく」

「よろしくですわ」

「よろしくって、なんでそんな重要な話を今まで言ってないのよ一夏(もう一夏の純潔が…)」

何が重要なのかさっぱりわからないが、一様聞いてみた。

「なにがそんなに重要なのか俺にはさっぱりだ…」

「あんたが女と同棲していることよ」

「ただのルームメイトで幼馴染って言ってんだろ…そりゃー男女同じ部屋で意識はするが…(特にシャワーとか浴びてる時とか気まずいし…)」

「ただのだと⁉︎(これは言葉の綾だ言葉の綾だ…)」

箒は何故か狼狽え、鈴はニヤリとした。

「幼馴染なら言い訳ね一夏…なら篠ノ之さん私と部屋交代して」

「断る。断固断る。寧ろ貴様では役不足だ(一夏との同棲は私だけの特権だ)」

「一夏ってこう見えておっぱい星人だから襲われちゃうかもよ…特にその胸じゃ(自分の言ってることが妙に胸に刺さる…でも我慢我慢)」

「俺がそんなことするわけないじゃん」

正直、ガンダム事件がなかったらそうなっていたかもしれない。でも、実際そんなことをしたところで童貞卒業どころか、IS学園卒業すらできなくなってしまうだろう。

「ふん。一夏はそう言う奴じゃない(やってくれたら100点満点な男なのだが…)」

二人がいがみ合うなか、セシリアは

「わたくし忘れられてますの…」

と俺に嘆きながら訴えていた。

 

 

 

実際あの後織斑先生が来なければ、俺が変態扱いされ酷い目にあっていたと思う。そして、部屋のことで怒ったのか鈴は

『んじゃ、クラス対抗戦でぎたんぎたんにして土下座させてやるんだから』

と捨て台詞を吐いて解散したため、俺は部屋のパソコンでエクシアのデータを見ながら中国の第三世代IS『甲龍』対策をしていた。

エクシアのコンセプト『セブンソード』

単体で殲滅戦が行えるだけの近接武装とライフルを持つエクシアにふさわしいと思う。しかし、向こうの甲龍も実戦を想定されエネルギーの節約、体術に特化させた機体だ。

「接近戦となればパワー勝負か…エクシアのこの黒い部分さえ分かれば」

エクシアのデータの中には謎の黒いデータが存在する。開示されていないのも事実だが、これは絶対に後々必要になる力だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

クラス対抗戦当日。俺の相手はいきなり鈴だった。鈴のISでの戦闘VTRを確認すると、ティエレン3機に一人で圧勝するほど戦闘センスがある。

『今回はわたくしのときと違うくてよ』

『一夏…ぎたんぎたんにして帰ってこい』

箒は多少この前の怒りがあるのだろう。口調が鈴と被っている。

 

『リニアボルテージ上昇、射出タイミングを織斑一夏に譲渡します。発進どうぞ』

 

「織斑一夏…ガンダムエクシア出る」

 

 

 

「今謝ればボコボコにするだけで許してあげる」

「そっちこそ、気を引き締めた方がいいんじゃないか?」

「うるさいわね!絶対防御を貫通する攻撃をしたならいくらISだからってただじゃ済まないのよ」

鈴はボコボコにしたいのか心配しているのかわからないが、

「んなことは3年前から知ってる!!」

俺は一気に加速して鈴の懐に潜り込む…先手は俺がとった。

 

ズバン!!ガキン

 

鈴はメインウェポン双天牙月を展開しガードした。

「中々やるわね一夏…」

「そっちこそ」

俺はバルカンを使い爆風で後退した。しかし、その煙は一瞬にしけ掻き消え何ががきたことに気づく。

「あら〜初見で龍砲を避けるなんてやるじゃない」

視覚てば捉えられない第三世代兵器、衝撃砲か…砲身が無いため死角が無く、うまく使われたら厄介な兵器だ。

「だが甘いな…鈴」

知らない内に後ろをつかれた鈴は衝撃砲を放つ…

 

ドカーン

 

衝撃砲はお互いを壊し合い使えなくなる。さらに、エクシアはハイパーセンサーから消え、どこに居るのか目で探す…

「トドメだ!!」

 

ドカーン!!

 

 

『未確認IS、アリーナに侵入…警戒レベルが4に上がりました』

一夏が攻撃しようとした瞬間、謎のISがアリーナのシールドを壊し現れ、いきなり鈴を攻撃しだした。

「っぐぐ…エネルギーが」

「鈴、後退しろ…ここはエクシアで」

俺は鈴を後ろに突き飛ばし、俺は謎のISに攻撃を仕掛けた。

「馬鹿!!あんたは軍人じゃないんだから…」

「黙って逃げろ…お前のエネルギーじゃ足手まといだ」

いつからだろうか。俺の中で、テロに対しての恐怖が強い怒りや憎しみに変わっていた。

「容赦しねぇ、お前らに慈悲なんかくれてやるか」

『織斑、引け。一旦体制を立て直』プッ

俺は回線を切り、ビームをかわしながら前へ進む。

「憎くて悪いか・・・テロが憎くて悪いか!」

ビームライフルで牽制し、素早い動きで懐に入りこみ、ビームサーベルで敵の足装甲を破壊した…

「人形だと⁉︎」

足が機械仕掛けの自動人形…つまりゴーレムである。こんな機械を使ってまで人は殺し合うのかと思うと俺の中で、あの時のフラッシュバックが起こった。

「ふざけるな!ふざけるな!ふざけるなぁぁぁぁぁ!」

俺はGNブレイドでビーム兵器を破壊し、肩に刺す。そしてビームサーベルを刺す刺す刺す刺す。最後にGNソードでISを叩き斬った。

 

ドカーン!!!

 

「はぁはぁはぁ…どうして…どうしてわかりあえない……どうしてガンダムになれない」

俺は自分の過去を払拭できず、自分の醜さをとくとわかった気がした。

 

 

 

「馬鹿者が!退避命令の無視にオマケに物的証拠の破壊とはいい度胸をしているな…」

「罰なら受ける…それでいいだろ」

一夏を説教するつもりだったが、奴の方が自分の醜さを知ってしまったのだろう…それに、あんなテロまがいなことをするなんてな…

「束…貴様は何を考えている」

 

 

何処かの研究室…

「GNドライヴとガンダムね〜なんてメチャクチャな設計だ…イオリアの爺さんめ…私のいっくんを虜にして許さないんだからプンプン」

篠ノ之束はご機嫌斜めだった。自分が設計したIS白式は盗まれるわ、今日IS学園の生徒のレベルを把握しようと差し向けた無人機ISを破壊されたことに…

「まっ、いっか。いっくんにあんなとこがあったなんて知らなかったし…楽しみが増えちゃったよ」

その微笑みは無邪気であったが、同時に危険な微笑みだった。

 

 

 

クラス対抗戦は中止となり、IS学園ではいつも通りの授業が行われていた。

織斑一夏と織斑千冬を除いて…

「何故だか知らんがアイルランドにある墓に命日だから行くそうだ」

「そういえばもうすぐアイルランドテロ事件の起こった日よね…」

一夏の幼馴染二人はクラス対抗戦で見せた一夏の顔を思い出しながらそう言った。セシリアもだ。

「一夏さんに何があったのでしょうか…」

彼女たちは知るだろう。一夏の闇と一夏の過去を…しかし、過去を知ったところで一夏が失った物の重さは誰にもわからない。

 

 

 

同時刻、アイルランドにある墓地、一夏と千冬はそこにいた。

「母さん、父さん…俺は変われるかな?」

俺の人生が変わった場所…俺が何かを無くした場所……

俺はエクシアの待機アクセサリーを取り出して誓った。

「もう、俺と同じ過ちを…俺の目の前で誰かを殺させない…俺が大切な人を守る」

千冬はそんな一夏を見て、少し不安になっていた。




ガンダム原作並びにIS原作との相違点の説明。

超大国は勢力として存在し、冷戦状態であるものの、ガンダムほど緊迫しておらず、出し抜こうとお互いを高め合っている。
その代わり中東ではテロが続き、無法地帯化している。

セルゲイスミルノフを含め、原作に登場したパイロット及びその親族も登場(例えとして、セルゲイは鈴の上官にあたり、IS部隊の指揮をとったりしている。)男性キャラは例によって指揮官クラスの人や技術者ぐらいしか登場しません。

次回予告
世界の変革を願う一夏のまえにもう1人のガンダムマイスターが現れる。
次回…もう1人のガンダムパイロット
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