機動戦士IS00 未完 リメイク再開予定 作:GN-type-E
それと同時にあの人も…
IS学園も6月になっていた。
学力に不安なものが次々と転校して行き、この一組も3人抜けた。これはそんな時の出来事だった。
「皆さん。今日は転校生を紹介します。しかも3人で2人はなんと男性です」
『きゃー!!!』
IS学園は今日も騒がしいなと思いつつ転校生を見ていた。
「シャルル・デュノアです。皆さんよろしくお願いします」
1人は中性的な顔立ちの金髪少年。デュノアといえばデュノア社と関係あるのか?
「守ってあげたい。癒し系タイプ」きゃー
「織斑君の黒髪もイイけどブロンドも」きゃー
千冬姉は殺気をだし、沈めた。
「ラウラ・ボーデヴィッヒだ」
眼帯を着けた銀髪の少女。
ボーデヴィッヒが俺の前に立ちいきなり殴られた。
「ボーデヴィッヒさん!!」
「認めない。お前が教官の…」
殴られながらも俺は彼女に何処か自分と似た何かを感じた。
そして、もう1人…
「ティエリア・アーデです。皆さんよろしく」
こちらも中性的な顔立ちで眼鏡をかけている。
「ついに来た…メガネ男子」きゃー
「クール系しかも勉強教えてもらいたいタイプ」きゃー
「是非ともいちティエを!!」きゃー
ドン!!
「お前たち静かにしろ!…織斑。デュノアとアーデの面倒は任せた」
「了解した」
千冬姉にデュノアとアーデの面倒を任された。にしても二人目、三人目の男か…少し嬉しい自分がいた。
一限目からISの実習だったためデュノアとアーデをロッカーに案内していた。
「まあ、トイレとかは追い追い説明するから今は急いで着替えないと…」
「織斑一夏。君はガンダムのパイロットらしいな…僕もそうだ。シャルルデュノアもティエリアと読んでくれてかわまない…よろしく」
「俺も一夏で構わない…よろしくティエリア、デュノア」
「ぼ、僕もシャルルでいいよ…よろしく一夏、ティエリア」
「全員遅刻しなかったようだな。今回は戦闘時の技術を見てもらうまずは織斑、アーデ前に出ろ」
呼ばれた俺たちは前に出る。
「そしてデュノア、オルコット、凰!前に出ろ」
呼ばれたのは代表候補生3人…
「まあ、これはデータ収集の一環だ。IS代表候補生3人に対してガンダムはどう対応するかのな」
するとセシリアと鈴が、
「全く一夏さんの強さはわかっていますけど、」
「弱い者いじめみたいでこんなの嫌だし…」
「逃げるのか?」
口を開いたのはティエリアだ。
「まあ僕はどっちでも構わない。自信過剰な代表候補生と戦ったところで、僕らのガンダムは計測できないでしょう」
ティエリアはセシリアと鈴を見て呆れながら言った。あからさまな挑発だ。
「な!なんですって!!」
「言ってくれるじゃない!」
二人は怒りながらISを展開した。そして、その挑発に乗ってしまった二人。
「僕も、ガンダムとはお手合わせしたかったし、願ったり叶ったりだよ」
シャルルも続いて展開した。
「ガンダムヴァーチェ起動」
全身装甲の重量のあるガンダムだった。肩についたキャノン砲からして、砲撃型の機体なのであろう。
「こいエクシア」
・
・
・
俺はシャルルと対峙し、中距離戦に特化したシャルルのラファール・リヴァイヴと銃撃戦を繰り広げる中、ティエリアはセシリアと鈴と対峙していた。
「砲撃型のISですって…どんなに守りが硬くてもその大きさなら機動力は無いはず………いい的ですわ」
「でかい口叩く割りには分が悪かったようね転入生!!」
ティエリアはセシリアと鈴から集中砲火を受けるものビクともしてなかった。
「ヴァーチェ、目標を破壊する」
ヴァーチェの腕にはメインウェポンのGNバズーカ。更に肩についたGNキャノンをセシリアと鈴に向けるティエリア。
「バーストモード!!高濃度圧縮粒子解放!!」
ズドーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!
「んな⁉︎」
「え!嘘⁉︎」
セシリアと鈴は巨大なビームを辛くも交わしたが、その風圧にコントロールを失いお互いがお互いにぶつかり、セシリアも鈴も自身の武器を落としてしまった。
「自分の武器を落とすとは、君達は国家代表候補生に相応しくない………そうとも………万死に値する!!」
ティエリアはトドメのGNキャノンを放ちセシリアはビットで壁を作るも、撃沈された。
鈴はセシリアが作った隙を狙って双天牙月を拾い、ヴァーチェに攻め入るも強固な守備力の前に為す術もなく撃沈された。
「向こうは終わったか…射撃は向こうが上ならば、エクシア目標を切り裂く」
「できるものなら!」
GNソードでスナイパーライフルを切り裂くも上手くかわされ、シャルルからのカウンター。
「ッ!シールドピアスだと…」
ズドン!!
シールドに隠れていた近接武器…シールドピアスの鋭い突きを上手くシールドで守る。
「うまいね一夏…」
「そっちこそ」
シャルルが後ろに後退するがティエリアと挟み撃ち。勝負ありだ。
「そこまで!流石専用機持ち達だ。お前たちも見習うように…」
『はい』
「まったく…酷い目にあいましたわ……」
「なんなのよあの火力…あのエネルギー量といい、あのそれに防御力も気に食わないわ!」
セシリアと鈴は食堂で箒に愚痴を漏らしていた。
「セシリアも鈴も遊ばれてるとしか思えなかったが、あの機体にお前たちの戦い方は分が悪すぎたのかもな…」
ブルーティアーズも甲龍も敵が動きが鈍いと決めつけ、接近戦より遠距離で戦ったという点である。
「確かに相手はワザワザ動かずにためてましたわ」
「それが弱点だったの?」
「違うぞ。私はお前たちの撃った弾が機体に届いていないところを見た。それに接近戦を挑んだ鈴ならわかるだろ?びくともせずに尚且つゼロ距離からのビーム砲。恐らくシールドエネルギーの量は桁違いだ」
「「⁉︎」」
流石篠ノ之束の妹…ISに関しては素人だっただろうが、戦況を瞬時に把握するその天才的洞察力にセシリアも鈴も驚くしかなかった。
そのころIS学園のとある部屋では…
「2機目のガンダム…ガンダムヴァーチェか。エクシアと比べて強固な守備力と砲撃戦に特化した機体か……動力を含めてエクシア同様の、いやそれ以上のエネルギー量を所持している時点でもはや化物だな」
ヴァーチェにも情報規制がかかっており、エクシア同様にイオリアが製作したものなのだろう。
そして気になることが…
「この化物のような機体が全部で4機…しかも全ての機体が起動しているというのか」
ヴァーチェの開示したデータ(ティエリアには了承済み)から存在したデータ…ガンダムエクシア、ガンダムデュナメス、ガンダムキュリオス、そしてガンダムヴァーチェ…2機はIS学園に、そしてその他に2機のガンダムが存在している。
「これを上に報告するべきか…山田先生」
「私は何処かといえば報告は控えるべきだと思います…少なくとも他にガンダムが存在するのが本当なら、国家が黙ってるわけが無いと思います」
「正論だな…これは私と山田先生だけの胸の中に…」
「了解です。織斑先生」
織斑先生達がヴァーチェのデータを確認していたとき、ティエリアは…
「こちらティエリア…作戦通り、織斑一夏と織斑千冬にコンタクト成功。そして味方になるようにデータを提示した」
ガンダムのデータというものは世界を揺るがすもの…しかし、だからこそ交渉の材料としては最大の切り札でもある。
『了解…こっちは篠ノ之束と亡国企業の情報をうまい具合に調べる。IS学園にもスパイがいる可能性があるから気をつけるんだぞティエリア』
「君に後れを取るつもりは無いよロックオン」
中東にいる仲間との回線を切りつつ、宇宙にいる仲間との回線を立ち上げる。
『なんだいティエリア…作戦は上手く行ったのかい』
「ああ、だから君に連絡した。君のほうはどうだいアレルヤ」
『遅かった…月のヴェーダは何者かに荒らされててGNドライヴの一部データを除きほとんどのデータがシステムトラップによって消去されてたよ。やはり監視者の中に裏切り者がいたのかな…』
「それは違うな…奴らにはレベル3以上のデータ権は無いし、ISだって動かすことができない無能な大富豪ばかり(男ばかり)だ。それに、地上ではGN粒子のような現象で国家のISが盗まれているから…僕の推測が正しければロックオンと合流しろ」
『了解…ティエリアも気をつけてね。僕らだけでもイオリアの願いを受け継ごう』
「当たり前だ。また会おう…アレルヤ」
一夏はそのとき、今日初めて解禁した大浴場を楽しんでいた。
「やっぱり生き返る…日本人はやっぱり風呂だよな……」
一夏は身体を洗い流しながら肉体的にも精神的にも入念にケアをしていた。
すると、誰か入ってきた。ティエリア?シャルルかな?
ガラガラ…
そこにいたのは確かにシャルル…しかし、シャルルの胸には膨らみがあり、どう見ても女性だった。
「い、一夏⁉︎」
「し、し、シャルル⁉︎」
俺はとんでもない真実を知ることとなった。
キャラ紹介、勢力紹介
ソレスタルビーイングについて、
この世界のソレスタルビーイングはガンダム事件時に何者かによって崩壊させられ、Oガンダムのパイロットは機体を捨て行方不明…Oガンダムのアシストをしていたチームを含めて多くの人間が殺された。
監視者の誰かが情報漏洩したという説があるが、監視者もエージェントも暗殺されていたらしい。
ティエリア・アーデ
風貌は16歳くらいになっており、専用機はヴァーチェ。
キャラとしては2nd並みに落ち着いており、IS学園では多分一番大人びている。
本作でももちろんイノベイドであるため普通のISを扱うこともできる。(実際、一夏も使えます)
ソレスタルビーイングのガンダムマイスターだが、亡国企業と戦うために表に顔を出した。
ロックオン・ストラトス
20代。アイルランド出身で、一夏の両親同様に両親と妹を失う。専用機はデュナメス。双子の弟がいるとされ、弟の方も別の形で戦争を根絶する行動をしている。ソレスタルビーイングのガンダムマイスターに選ばれているが普通の男であるためISは動かせない。
いまは隠密行動で亡国企業を調べている。
アレルヤ・ハプティズム
17歳。ドイツの超人機関所属の超兵で試験管ベイビーのラウラの先輩に当たる。専用機はキュリオス。男であるが、ラウラ同様に強制的にIS適性を付与され向上させられ、同士の超兵が死んでいく中唯一生き残った超兵。そのためISに乗ることができるようになったが、その実験により右目が金色に変色し、『ハレルヤ』と呼ばれる人格が形成された。自分のような存在を作らないためにソレスタルビーイングに加入し、主に宇宙の調査を行っていた。