機動戦士IS00 未完 リメイク再開予定   作:GN-type-E

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レグナントといっても擬似太陽炉は搭載されておりません。また、レグナントの隠された顔はガンダムタイプのモノです。


4話 憎しみのレグナントと4機のガンダム

 

 

 

「…」

「…なあ、シャルル。お前って女だったんだな。」

IS学園大浴場…俺は久々の風呂に浮かれ長湯をしていたら、シャルルが入ってきた…バスタオル一枚で、しかも女だった。

「うん。部屋にはティエリアがいるからと思って大浴場が解禁ってなってたしこっちに来たんだけど……おかしいな…一夏を見たって人がいたから…」

「うん。それは多分図られ、企てられた陰謀だ」

何故だか腐が付く女子とシャルルとの会話が頭に浮かんでしまった。

「まあいいさ。どのみちバレたんだし、全部はいたら楽になると思うぞ……最も大抵は予想が付くんだけど」ニコ

「っ!!(その笑顔は反則だよ…)」

それからが長風呂だった。

シャルルは真実を明かしてくれたのだが、俺の想像を遥かに超えた彼女の運命がそれだった。

「デュノア社の社長…僕の父さんとその愛人との間にできた子が僕なんだ。僕の存在は公では隠されてて、去年調べたんだけどISの適性が高かったことから、母が死んで身寄りの無かった僕を父が引き取ってくれたんだ。そして男としてデュノア社の宣伝をかねて君のガンダムのデータを盗むのがここに送られた訳だよ」

「まあ、今のデュノア社は今は世界シェアNo.1かもしれないが、第三世代のISの開発が他のAEU団体で出遅れているし、焦って子どもに犯罪の片棒を担がせる気かよ…全く。

だがシャルル…お前って運がいいな。IS学園はどこの組織にも属してないし、お前は犯罪を犯すまえに見つかった」

俺は逆上せて回らない頭をフル回転させて言葉を探した。

「あえて言わせてもらうと、今のお前はIS学園の生徒だ。少なくとも今から3年間はフランスやデュノア社の影響は受けないよ…それに、ガンダムと対抗してみせたお前がいるんだし、デュノア社のカスタム技術は高い。そこらへんに力を注げばまだまだ安泰だと思うぞ」

「一夏って、優しいんだね…それに、なんかカッコぃいい一夏!!」

「…」ブクブクブクブク

そのあとは当然、逆上せて目が回って意識を失った。

 

 

 

 

 

 

その後はシャルルに送ってもらい、箒に運ばれ自分のベッドに横たわった。

何故だろうか…布団がやけにあったかいのは気のせいなのだろうか?

「全く、一夏は昔っからそうだよな…風呂好きでおまけに世話焼きとは…(抱きしめたいな一夏…まさに眠り姫)」

「仕方ないだろ?境遇はどうあれ、俺はシャルルを放っておけなかった。偽善心かもしれないが俺の目の前で……いや何でもない」

そのとき、俺は言おうとした。だが言えなかった…いや言わなかった。俺はまだ、自分すらわからないことを痛感した。

「まあ追い追いそのことは聞くとして…ちょっといいか?」

「お、おう」

「今度ある学年別トーナメントで、私が優勝したらその…私と付き合ってもらう!!」

部屋の外まで聞こえる声で言った箒…それに対して俺の返答は

「おう。それくらい朝飯前だぞ」

「本当だな…嘘は着くなよ!!なんだろうか…目が覚めた、少し汗をかいてくる」

箒は日本刀を持って何処かへ行ってしまった。そこまで行きたいのかな?買い物。

 

『ねえねえ今の聞いた…』

『聞きましたとも』

『聞いちゃったよ〜』

 

 

 

 

 

その頃ドイツでは…

「やあ、ロックオン…久しぶりだね」

「アレルヤか…意外と遅かったな」

ガンダムマイスターのロックオンとアレルヤはティエリアの要請を受けてドイツに合流していた。しかも3時間という時間内で…

「まあ、少し気になる場所があって、そこの情報を探って遅れたよ」

「そういやお前ってこの辺の出身だっけか」

「まあ…それよりもこれを」

ロックオンに渡されたのはちょっとしたUSBメモリだった。

「どれどれ…」

ロックオンはデュナメスの待機アクセサリーに近づけてデータを確認する。

「これはこれは厄介なもんを取り付けちゃって…」

「どうするロックオン。データからするならその機体は」

「一様ティエリアに連絡だ…それに妙に気になるデータだったから俺たちも一時日本に向かう」

日本のIS学園に転校した、ラウラの専用機シュヴァルツェア・レーゲンには…VTシステムが搭載されており、意図的にデータが改竄された後があった。そしてそのデータからは…ヴェーダに存在していたであろうソレスタルビーイング製の機体のデータが上書きされていた。

 

 

 

 

 

 

次の日、朝の学校…

「本当⁉︎嘘じゃないよね。今度の学年別トーナメントで優勝したらお、織斑君と付き合えるって!!」

「本当本当。だって聞いた人が3人いたとかで…」

「デュノア君とかアーデ君とかも」

「多分そうなんじゃないの?聞いた話だと男子には内緒らしいから…」

「「それは本当」ですの」

昨日の箒の爆弾発言により、噂が捻じ曲がって捻じ曲がって、IS学園の男子誰かと付き合える権利というデマが流れていた。もちろんそんなことは誰も約束していない他、鵜呑みにする人も悪いが、この闘気…基本女子校のIS学園ならではの欲求不満から来るものなのだろう。

 

「みんな、なに話してるんだ⁉︎」

「僕たちにも聞かせてもらえないかい」

「二人とも…すこしは空気を読もうよ」

 

噂をすれば…IS学園のイケメン三人集が現れ、一斉に解散した。

こうして、またややこしくなってIS学園のイベントが始まる。

 

 

 

放課後、第3アリーナ…

「あら鈴さんじゃありませんの」

「セシリア…あんた何しにきてんの」

セシリアと鈴は学年でもトップクラスの実力者ではあるものの…二人とも同じ共通点を持っていた。

『IS学園に入ってから2連敗(ガンダム戦)』であることだ。

「まあ、今日はあんたらと訓練するつもりじゃなかったから、1人で訓練してたのよ」

「まっ、奇遇ですこと。わたくしも同じ理由でしてよ」

そしてもう一つ、優勝して一夏を手に入れる為に1年生で最強にならなければならないということだ。

 

「イギリスの青い瞳に中国の甲龍か…この前は随分と酷かったな」

 

「あんた確か一夏を出会い頭に引っ叩いたドイツの代表候補生のラウラボーデヴィッヒ」

「それにあれは、ドイツの第3世代IS。試作段階と聞いてましたが完成していたとは…」

現れたのはラウラ…ドイツの代表候補生にして、AEUからも援助が来るほど有名な小隊『黒ウサギ部隊』の隊長でもある。

「貴様らのISと比べて高性能兵器をコンセプトに作られたからな…私意外には扱える奴はいない。どうだお前たち…私と勝負しないか?」

嫌味を言っていたラウラ…二人は昨日もティエリアに挑発され戦い呆気なく負けている。2度も同じ手にかかるほど馬鹿ではない。

「全くお前たちが何故あんな種馬に腰を振るのかがわからない」

 

「「あんた!!!」」

 

しかし、大好きな人の悪口は許せない。自分の悪口よりも…引いてはならない理由がある。

 

 

 

 

 

「一夏…君は神を信じるかい?」

アリーナに向かう途中、不意にティエリアが質問してきた。

「この世界には神なんていない…俺がガンダムだ」

「そうか…君は余程のガンダム馬鹿だな」

「ありがとう、最高の褒め言葉だ」

俺は笑いながらそう言った。

 

「大変だ一夏!ティエリア!代表候補生同士が第3アリーナで模擬戦してるって…」

 

走ってきたシャルル…その焦り様だとまさか…

俺は咄嗟に走り出し第3アリーナに向かった。

「間に合え…間に合ってくれ」

 

 

 

 

「っぐ…う、そでしょ…」

「まった、くですわ〜」

俺が来たときにはISのダメージ蓄積が限界に達したのか、鈴やセシリアのISが強制的に解除された時だった…

「ラウラボーデヴィッヒ!!貴様と言う奴は!!!」

俺はガンダムを起動しラウラの機体と対峙…しかし、相手のAIC(慣性停止結界)に捕まり、身体が動かなくなった。

「動けエクシア、動いてくれ!ガンダァァァァム!!」

俺はGNソードに粒子と怒りの感情を送った。

「無駄だ…AICはこのシュヴァルツェア・レーゲンのみに採用された兵器…貴様の機体ごときに…」

しかし、それは覆された。

「うぉぉぉぉぉ!!!!!」

 

GNソードは結界を切り裂きレールカノンを切り裂いたのだ。

 

「ま、まさか…AICを突破するISがあるだと」

「違う…俺は、俺はガンダムだ!!!」

俺はラウラに攻撃を仕掛けようとしたその時…

 

「…こせ。私に力をよこせ!!」

 

ラウラボーデヴィッヒの機体は禍々しい機体へと変貌した。

 

 

 

「ま、まさか…AICを突破するISがあるだと」

織斑一夏…貴様は、貴様は倒さなければ…教官の汚点。教官を唯一弱くするもの。

『力が欲しいかい…』

『願いたまえ…神である僕に…そして敵を憎しみたまえ』

「よこせ。私に力をよこせ!!」

『VTシステム起動…トレース機体【レグナント】』

 

 

 

「なんなんですの⁉︎」

「あ、あの顔、ガンダム…」

セシリアと鈴は後から来たシャルルとティエリアに保護されたものの、状況が悪化したことには変わらない…それに、機体に飲まれたラウラも気になる。

「お前が・・・その機体が・・・ガンダムで・・・あるものかぁーッ!!」

「一夏ダメだよ!!」

「一夏、よせその機体は…」

俺はあのガンダム擬に攻撃しようとしたとき…

 

「まあまあ…落ち着きな。聞かん坊」

 

ビームで誰かに邪魔された。上を見上げると…

「予想的中だなアレルヤ…」

「全く…悪い予想しか当たらないんだから」

2機の機影…しかもガンダム。

「ロックオン!アレルヤ!来てくれたんだな」

ティエリアもガンダムを起動しこっちに来ていた。

「知り合いか?」

「ああ…僕らの仲間だ」

ティエリアのセリフにさっきまでの怒りは収まった。

「あんた…作戦でもあるのか?あのままじゃラウラはやばいんじゃないのか?」

「お前…マイスターなら自分の機体に、もっと詳しくなれよ…何故、エクシアに実体剣が装備されているかはもうわかるだろ。ビームサーベルじゃ切れない敵との戦闘を前提としているためなんだよ。

だから、お前が切り札になる。任せたぜ、一夏」

とロックオン。

「援護なら任せて…こう見えて手加減くらいはできるから…」

とアレルヤ。

「一夏…君はボーデヴィッヒを救出しろ。あの禍々しい機体…VTシステムは搭乗者がいなくなれば収まるはずだ」

とティエリア。

「わかった。これより作戦を開始する」

 

 

レグナントはファングとミサイルを射出しエクシアを狙ってきた。

「デュナメス、目標を狙い撃つ!」

デュナメスの射撃は全てのファングやミサイルを爆散させた。

「一夏、キュリオスに捕まってくれ」

飛行形態だろうか、飛行機のように変形したキュリオスに捕まりレグナントに突っ込む。

「キュリオス…援護行動に入る」

「いっけー!!」

キュリオスから投げられ一気に詰め寄ったものの、ビーム砲が俺目掛けて発射された。

「GNフィールド展開!!」

しかし、ヴァーチェが展開したフィールドにより塞がれ、その爆発を利用して一気に詰める。

「目を覚ませラウラボーデヴィッヒ!!」

GNソードとレグナントのパンチが激突…エクシアはレグナントを切り裂いた。

 

 

 

ラウラは精神世界にいた。

『お前は…なぜ強くあろうとする…どうして強い』

誰に聞くわけでもなく、質問した。

『強くねえよ。俺は全く強くない…もし俺が強いって言うならそれは…強くなりたいから強いのさ。強くなったらやってみたいことがあるんだよ』

誰かが答えてくれた。

『やってみたいこと?』

『誰かを守ってみたい。自分の全てを使って…ただ誰かの為に戦ってみたいんだ。』

『それは、まるで…あの人のようだ』

まるで織斑教官のようなその人…

『そうだな。だから…お前も守ってやるよ。ラウラボーデヴィッヒ』

織斑一夏に私は惚れてしまった。

 

 

私は目が覚めると医務室にいた。

「目覚めたか?ボーデヴィッヒ…」

そこにはスーツ姿の教官の姿があった。

「お、織斑教官⁉︎」

「お前の専用機を調べさせてもらった。お前の機体にはあえて暴走させるように仕組まれてある節があったため、お前自身にも黒ウサギ部隊にもおとがめはない。よかったな」

「は、はあ…」

「そして、一つだけ言っておこう。お前はラウラボーデヴィッヒだ。私でも、ましてや一夏でもない。人の代弁者気取りはこれきりにして、自分を磨くんだな」

私はその言葉に救われた気がした。

 

 

 

 

 

今日の影響により、学年別トーナメントは無くなり、IS学園のイベントがまた一つ消化された。ガンダムマイスターの2人はミッションの為に海外に向かったと聞いている。

ちなみに俺は始めて医務室に寝かされていた。何でもAICを破った時に脳に負荷がかかったらしく一時的に入院と言うことになっている。まあ、鈴やセシリア、ラウラと比べると対したことは無いのだが…

「い、一夏いる?」

「ん⁉︎シャルルか?」

シャルルが病室にやって来た。

「今日はありがとな…お前が鈴やセシリアを助けてくれたから俺も心置き無く戦えたよ」

「そんなこと言わないでよ!!心配したんだからね…僕は何もできなかった…一夏の為に」

シャルルが元気がなかったから俺は話した。

「俺ってさ…ガンダムに乗っても変わらなかったところがあるんだ……手の届く範囲で仲間が傷つくのが怖いんだ…また、俺の目の前から消えるのが………」

そうするとシャルルは優しく抱き締めてくれた。まるで母親の様に

「大丈夫…大丈夫だよ一夏。君は今日は守れたじゃないか。そ、それに僕はどこにもいかない。君を置いて死なないから、安心して………僕の名前はシャルロット。二人の時はシャルロットって呼んで」

俺は理性と戦いながらも、何処と無く安心感を覚えていた。

「ありがとう。シャルロット」

 

 

 

 

次の朝、予想外の出来事が起きた。

「シャルロットデュノアです。皆さん改めてよろしくお願いします」

「…えっと、デュノア君はデュノアさんってことで…」

山田先生ですら困惑しているのに生徒が困惑を隠せるわけがない。

「えっ、美少年が実は美少女だったってこと⁉︎」

「アーデ君は気づいていたのかな同じ部屋だったんだし…」

「というかこの前、織斑君とお風呂入ってたよね⁉︎」

何処と無く殺気を感じた。

 

ドカーン!!

 

「一夏!!!」

鈴がリペア中の機体を出して壁をぶっ壊して現れた。

「今エクシア持ってないのに…衝撃砲はまずいって!!」

「問答無用!!!」

 

ドカーン!!!

 

俺は吹っ飛びもせずその場に立ち尽くしており、その前にはラウラ。ラウラが守ってくれていた。

「サンキューラウラ助かったウブ」

俺の口はラウラの口により阻まれ…ディープなキスをしてしまった。

 

『んな⁉︎』

 

全員が騒然とした。数日前に俺を引っ叩いた少女がいきなりキスをしたのだから。

「お前を私の嫁にする。これは決定事項だ」

「え、えーーーーーーーーーーー‼︎‼︎‼︎」

 




キャラ紹介+紹介されていなかった機体紹介(ガンダム)

凰鈴音
中国代表候補生兼、人革連スミルノフ隊所属。階級は『中尉』で専用機は甲龍。
一夏の幼馴染で一夏に甘えるもいつも効果がない。口より手が動くタイプ。セシリアとよく組まされたり一緒にいることが多い。

シャルロットデュノア
フランスのIS企業『デュノア社』所属のフランス代表候補生。専用機はラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ。
ISでガンダムエクシアと互角に戦うほどISの技術、知識に長けている。そのため、男装がバレてから女性としてのちゃんとした戸籍をもらい代表候補生となる。

ラウラボーデヴィッヒ
黒ウサギ部隊隊長兼ドイツ代表候補生。専用機はシュヴァルツェア・レーゲン。
試験管ベイビーで、超人機関で最強の兵士として生まれた。アレルヤ同様にIS適性を向上させられ、副作用で左目が金色に変色し眼帯を着けている。ガンダム戦で一夏に好意を抱く。


ガンダムデュナメス
狙撃型のガンダム。文字通り、他のガンダムに比べて高性能なカメラとスナイパーライフルはロックオン以外のパイロットでは扱うことは困難である。
接近された時に備えてGNピストルとGNミサイル、GNビームサーベルを装備している。
GNフルシールドはAIのハロに制御を任せている。

ガンダムキュリオス
機動力に特化したガンダム。フラッグ以外に可変する機体で、アレルヤは射撃を得意としてGNビームライフルとバルカン、ミサイルなどで戦う。ハレルヤは逆に接近してシールドに隠されたサーベルなビームサーベルでの接近戦を得意とする。

ガンダムヴァーチェ
砲撃型のガンダム。強固な守備力を実現するGNフィールド、メインウェポンのGNバズーカ、肩についた砲台GNキャノンなど、他のガンダムに比べて粒子の量を多く使う。そのため、大きさの割りには甲龍並みのスピードを持つ。
装甲をパージすることでナドレになるものの、ヴェーダとリンクできないため、機動力が必要な場合にのみナドレになる。
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