98世代の5人と皇帝でコスプレステークス 作:アマノジャック
では、本編と参りましょう。
やあ諸君!久しぶりだね…何やかんやあり、またレースを開くこととなったよ。しかし、私のモルモット君はビックリしてたよ。流石はウマ娘、すごいUAが伸びてる、とやる気は絶好調。しかし、3日目になると一気に下がりモルモット君は絶好調から好調にやる気がダウンさ。もう一度あの感じを味わいたいと、米を食べるのをやめてガチ追い込みという感じで書いてたよ。承認欲求でSNSにハマる人の気持ちが少しだけ分かったらしいね。まぁ、私のモルモット君は文才はあまり無いのだが…。おっと、メタフィクションな話はここまでにしておこう。今回は派手にG1レースだよ。
「さぁ、東京競馬場!G1グランプリ!ジャパンワールドカップ!本日の実況を進行しますのはみんなの学級委員長サクラバクシンオーです!解説はグラスワンダーさんです!」
「よろしくお願いします。ところでこれはG1レースなのですよね?私たちが実況で大丈夫なのですか?」
「大丈夫です!生徒会長には全力でバクシンしろと言われてますので!」
解説はこの2人だよ。ゴールドシップ君とメジロマックイーン君はレース参加者だからね…あ!最初に言っておくけど、この時空はアニメやゲームは関係無いよ。『スピカ』とか『シリウス』とかがタイトルに出てきても気にしないでくれ。
「わかりました。初耳のG1レースですが精一杯、解説して参ります。」
「本日走るウマ娘は…このメンバーです!」
「ふむ…、これも前のコスプレステークス同様に特別な勝負服で走るのですね。」
「そうなります!ただ今回は5kgの重りはないそうです!では、早速パドックに来てもらいましょう!一番は『イタマエシップ』です!」
「ピスピース!銀シャリを握ってやるぜ!」
早速、出てきたねゴールドシップ君。公式コミックでも出てきてたから姿は想像しやすいかな?
「ゴールドシップさんですよね?格好は文字通り板についてて似合ってますけど…」
「はい!何でもこの大会は本名を使うと魂を取られるとのこと!因みにテーマは『すし職人』だそうです!」
「ハロウィンか何かですか?」
「続きましてはこの方!テーマは『ちょいワル』…『バンチョオッカ』です!」
「この髪型…活かしてるだろ?かっけーだろ?ワイルドだろ?」
ウオッカ君は…ふむ、サラシに紫色の特効服か。とはいえ背中に文字は無し。しかし、頭のリーゼントがすごく気になる…
「凄く昭和の不良感が…」
「むぅ、番長ですか…私の良いライバルになりそうです!」
「レースを走るときに風の影響をすごく受けそうなのですが…」
「バクシンを前にそんなのは関係ありません!では3番!テーマは『大人な女王様』…『ダイワフェロモン』!どうぞ!」
「エル先輩から借りたこのマスクで…」
ブチッ
うん、映像は切れてるね?ふー、危ない、危ない!ちょっ!これはダメな奴だ!誰だ?あんな勝負服をスカーレット君に着せた奴は!?絶対に中学生が来ていい格好ではないぞ!少し待っててくれ!
………
「えー、3番の『ダイワフェロモン』ですが苦情が入ったため、名前と勝負服が変更されました。『ダイワフェロモン』改めて『ダイワドクター』です!テーマは…何になるのでしょうか?」
「ドクター…『医者』が妥当かと。」
「ふん!どんな勝負服でも私が一番よ!」
ぜぇぜぇ、急だったために用意できる物が限られていたが…少しスカーレット君には小さかったかな?ハクション!
「あらあら?エルのマスクに加えてタキオンさんの勝負服を着ていますよね?腕が余ってます。」
「安心沢さんにも見えますね!私は色んなツボを押してもらい、1ヵ月入院することになりました!」
「怪しい針にはご注意下さい。」
「では次!『セバススズカ』…テーマは『専属運転手』です!」
「この服…風を感じれそう!」
サイレンススズカ君は黒の燕尾服か…女の子にモテそうなカッコよさだ。やはり、スラッとしてるからかな?どこがとは言わないが!
「後ろの長い裾がいい味を出してますね!」
「ふふふ、燕尾服というのがスズカさんにかなり似合ってますね。」
「さて、5番は…『プリズンマック』?」
「なぜ私がこのような格好を…」
ダボダボのボーダー服をメジロマックイーン君は着ていた。…人形みたいで可愛い。
「ボーダーの…パジャマでしょうか?」
「何々…えーと、これは囚人服らしいです。ですのでテーマは『囚人』でまんまですね。」
「え!?囚人って…マックイーンさん、何か悪いことでもしたのですか!?」
「まぁ、強いて言えばくじ運が悪かったのかと。」
「コホン、では続きまして…テーマは『忍者』!『ニンジャテイオー』です!」
「会長だと思った?ドロン!トウカイテイオーだよ!」
ふむ、新衣装をベースに作ったのだろう。緋きくノ一といったところか。…露出はスカーレット君より多いはずなのに問題無いと判断してしまった。何故だろうか?
「あのー、思いっきり本名を名乗っているのですが?」
「…えー、次で最後の方になりますね。『ホームレスペシャル』!テーマは『無職』です!」
「これは…服なのですか?」
ニンジンと書かれた茶色のゴツゴツした勝負服でアチコチにセロハンテープの跡がみえる。…うん、段ボールだね。衣装というか鎧に見えないことない。コーナーを曲がれるかどうかで観客が騒ぎそうだ。
「スペちゃん!?これはコンプライアンス的に大丈夫なの!?」
「えー、確認しましたところ…下に水着の勝負服を来てるので問題無しとのことです!」
「なら安心ですね。」
「これで7人のウマ娘が出揃いました!では、ゲートに入ってください!」
レースがスタートした!頑張れスカーレット君!
「さて、ゲートが開きました!先頭はセバススズカ、2番手はダイワドクター、3番手はプリズンマックとニンジャテイオーが競り合っている!その後ろをホームレスペシャル、バンチョオッカが続きます!最後尾のイタマエシップは…おっと!なんだこの走り方は!?手を振り子のように振って横移動している!?」
「これは…"スシウォーク"と呼ばれる走法ですね!完成度たけーなオイ。」
分からない人はおじゃる丸のEDでもみてくれ。最後の最後で出てくるあの人の動きだ。
「なるほど!私も今度試してみます!第1コーナー、全員見事なカーブ…あ!ホームレスペシャル!ホームレスペシャルの段ボールスカートがアーマーブレイク!?」
「ふふふ…スペちゃんったら慌てて直してますね。最後尾になりました。」
やはり、曲がれなかったか…お約束ということで。
………
「さぁ、いよいよ最後の直線です!順番は変わらずセバススズカ、ダイワドクター!しかし、バンチョオッカが上がってきた!ジグザグと動きながら上がってきた!」
「普通にまっすぐ上がった方が速いと思いますね。」
ウオッカ君…何て非効率的な!いや、ちゃんと元ネタ通りではあるけれど!
「おや?プリズンマックの姿が見えませんね…あ!プリズンマック、ケーキの入った檻の中でヨヨヨと泣いている!」
「何でそんなトラップがあったのかが気になりますが、レースへの集中が欠けてしまったようですね。」
まさか引っ掛かるウマ娘がいるなんて…今度は人数分用意してみよう!後、トウカイテイオー君!メジロマックイーン君を煽らない!
「ニンジャテイオーも華麗に上がってきた!ダイワドクターもセバススズカを抜こうと加速!」
「差は縮まっているとはいえ、セバススズカが先頭なのは変わりませんが…」
「ん?イタマエシップ!イタマエシップの腕が凄く回っています!回ると同時にスピードの伸びも凄くなっています!」
「"スシウォークターボ"という走法だそうですよ。」
「負けじとダイワドクターも"スシウォークターボ"!セバススズカを追い抜きついに先頭へ!」
「横走り…こんなに速いなら私も習得したいですね。」
おっ!気がつけば凄い展開になっているぞ!いけ!スカーレット君!君が…君こそが一番だ!
「しかし、追い込みのイタマエシップ!外から一気にごぼう抜き!先頭に立ちます!おっと、ここで…ムーンウォーク!?また集団の後ろへ!これは本当に何を考えてるか分からない!」
「"おにぎりウォーク"という走法らしいのですが…私も分からないです。」
「先頭はダイワドクターに戻…おっと!ここで失速!顔色からかなりの疲労が見られます!」
「掛かってしまったようですね。先頭はセバススズカに戻ります。」
スカーレット君!君の敵は次のレースで…コホン!何でもないぞ!この作品は今回で終わりだからね!
「おっと!ジグザグに動いていたバンチョオッカ、セバススズカを差し先頭へ!ジグザグのままバクシンしていく!」
「あの動きでスズカさんを追い抜くなんて…バイクの蛇行運転にも見えてきました。」
「さらにここでフルフェイスヘルメットを取り出し着用…出来ない!リーゼントが完全に邪魔をしている!」
「ノーヘルでの運転はいけませんからね。」
前言撤回だ。その無駄な動きによってそこまでのスピードが出るなんて…これは確かめる必要があるか?
「モタモタとしてる間にセバス…じゃない!ニンジャテイオーが先頭へ立った!忍者のような足取り!絶対普通のレースでは見られない!テイオーステップならぬニンジャステップ!」
「脱落者がここまで出たレースだから出来ることですね。」
「先頭はニンジャテイオー、セバススズカ、まだムーンウォークをしてるイタマエシップ!はっ!?後方から誰か上がって来てます…ホームレスペシャル!ホームレスペシャルが上がってきた!」
「スペちゃん…!あ!イタマエシップが"スシウォーク"に走法を戻しましたね。」
「しかし、先頭は変わらずニンジャテイオー!ん?んん!?どうした?ニンジャテイオー、急に謎の失速!魂が抜けたような顔だ!」
「先ほど本名を言ったからでしょうか?レースの呪いは本当だったようです。」
いや、メジロマックイーン君を見たまえよ!手に吹き矢を持ってるから!メジロ家の誇りはどうした?いや、あの目は完全に怒りに支配されている…煽られ過ぎてついに堪忍袋の緒が切れたのか?…レースに集中しよう…そろそろクライマックスだ。
「残るウマ娘は4人!セバススズカはこのまま逃げ切れるか?おっと、イタマエシップの"スシウォークターボ"再び!」
「ホームレスペシャルは必死の追い上げでセロハンテープが剥がれ、中の水着が見えてしまってますね。とはいえ、このペースならまだ逆転はあるかもと…」
「ホームレスペシャル!バンチョオッカを抜き、イタマエシップをも抜いた!セバススズカと一騎打ち!全身全霊!何という末脚!」
「頑張れ!スペちゃん!」
「グラスさん、解説をしてください!逃げるセバススズカ!追いかけるホームレスペシャル!並ぶか?並ぶか…2人ともゴール!&ホームレスペシャルのアーマーが完全ブレイク!3着はイタマエシップで、直立スピンをしながら入ります!4着はフルフェイスをかぶれなかったバンチョオッカ!しょんぼりしております!」
「体勢はスズカさんが有利に見えましたが果たして1着は…」
ゴールだね。しかし、サイレンススズカ君は特に何もせず普通に走っていただけだが…!何度も先頭を取られたためか不機嫌そうだ。
「出ました!1着はクビ差でセバススズカ!ホームレスペシャルはゴール前に勝負服が破損しており、走行妨害になるとみなされ失格となりました!よって2着はイタマエシップ!」
「これは…仕方ないありませんね…」
1着はサイレンススズカ君か。しかし、常に先頭を好む彼女は何故すぐに抜き返しにいかなかった…はっ!今回は常に冷静さが求められる専属運転士!まさか、真面目に成りきっていたというのか!?
「セバススズカさん、ナイスバクシンでした!自分のペースでバクシンしてこそ得られた勝利ですね!では、予想を当てられた方は次のレースでお会いしましょう!つばめがえし!」
いやー、今回も面白いレースとなったね。これはまたやるべきだ!モルモット君にはやる気UPスイーツを差し入れを…よし!早速準備だ!だがその前にエルコンドルパサー君への用事を終わらせてないと。なぁに、ちょっとマスクを剥ぎ取り、名前を『エルフェロモン』に変えてレースに出すだけだよ。次回をお楽しみに!
元ネタの競走馬名
ゴールドシップ→ギンシャリボーイ
ウオッカ→チョクセンバンチョー
ダイワスカーレット→ピンクフェロモン(からの無し)
サイレンススズカ→ハリウッドリムジン
メジロマックイーン→サバンナストライプ
トウカイテイオー→ニンジャスナイパー
スペシャルウィーク→ハリボテエレジー
Japan World Cupのスーパーフェロモンの勝利レースで15分は爆笑が止まりませんでした。カポーン、ペチーン、カポーン、ペチーン!
次回のレースもお楽しみに…レースとメンバーだけしか決まってませんが!因みにエルフェロモンは出ません!