地上のエースオブエースと呼ばれた騎士   作:ウィングゼロ

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第15話

第15話『ゲートポイント』

 

教会の個室そこにはカイルとアスナ、そしてサーシャにセレス、キリト、そしてセレスと同じ軍のユリエールが椅子に座って深刻な表情をしていた。

 

「それで、石碑を見ても死んでないのは確認しているのに追跡ができないんだな…」

 

「はい、二日前、74層のあれ以来追い込まれたキバオウがシンカーに丸腰で話し合うということで黒宮殿の地下へと向かったのです…ですがそれは…キバオウが仕組んだ罠だったんです、それにより、シンカーは地下の最新部に一人…」

 

「……」

 

「そのあとです、突然反応が途絶えて、私は気が動転しました、そのあとセレスが見に行ったのですが…結果は先程もいったとおり…」

 

「死んでいなかった…か…」

 

「そのあとだよ、今日、ディアベルさんがハイレベルプレイヤーたちを引き連れてその場所に向かったの…けど…誰も帰ってこなかったし、それに…」

 

「…誰も死んでいなかったか…」

 

誰も死んでいなくて誰一人も帰ってこない…奇妙な怪奇事件にカイルは頭をフル回転して考える。

 

「…もし、そんなことになっていたら不味い、一刻も早く事態を収集しないとな…」

 

「そうだね、こんな事件が起きたって知れ渡ったら大変だもん」

 

カイルもアスナもこんな事件を見過ごせるわけがなく了承した。

 

「それじゃあ、装備を整えていきましょう!」

 

そしてカイル達は向かう黒宮殿の最新部へと…

 

 

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

 

「はああぁぁっ!」

 

「うおおおおっ!」

 

「頑張れ~パパ~」

 

「あ、あのすみません、あの二人で任せっきりで」

 

「いいんですよ、カイルくんは普通にやってますから」

 

黒宮殿の地下ダンジョン行く手をさいぎる敵をカイルとキリトがバッタバッタと倒していくなか後ろではアスナたち女性人が普通に雑談をしていた。

 

「ふう、これで終わり」

 

「カイルくんお疲れ様、キリトくんも」

「まあ、肩慣らしにはなっただろう、っでシンカーが消えたのはこの先か?」

 

「はい…恐らくあの部屋です」

 

シンカーが指差す部屋普通に真っ白な部屋のようで中央には何かがおいてあるのがわかった。

 

その中にはいると清明に把握しても変てつもないただの部屋であった。

 

「あ、ユイちゃん」

 

アスナのもとにいたユイがとたとたとコンソールに近づき触れるとピくんと反応した。

 

「…どうした?ユイ?」

 

「皆さん!ここから早く逃げて!」

 

突然の警告、しかも幼いユイが突然そのようなことを言われて誰もが戸惑ったが…

 

「っ!!これって!」

 

「あのときと同じ!」

 

「運営側の強制転移だと!?」

 

その場のみんな突然作動した転移によりこの場から…ましてや、アインクラッドから姿を消した。

 

そして光が収まるとカイルは辺りを見渡すと直ぐに状況がわかった。

 

「君達、もう大丈夫だ」

 

「え?どういうこと…」

 

「此処は現実世界だよ」

 

「ええ、そんなどうして…それに格好だって」

 

「混乱するのもわかるよ、此処は特別な施設でね、ここにいたらもう、怖い死ぬ思いをしなくて済むんだよ」

 

「既に、あの世界で死んだ人たちや、ついこの前行方がわからなかった…人達も無事に保護している」

 

「ほ、本当ですか!?それじゃあシンカーは」

 

「サチ達も」

 

「ああ、みんな、ここにいるよ…」

 

「やったよ、私達もう、怖がることをしなくて済むんだよ!…カイルくん?」

 

助かることに歓喜するアスナたちだがカイルとセレスは嬉しくなく、男性たちを睨んでいた。

 

「な、なにかね」

 

「いや、疑問に思ってね…俺たちを強制転移したのになんで他のみんなは転移しないんだ?」

 

「それだけじゃない、貴方達は死んだ人もここにいるといった、それってずいぶん用意周到じゃない」

 

「確かに出来すぎてる…」

 

「…そうかも、ううん、貴方達何かあるでしょ!?」

 

「ああ、それに何より… 」

 

そういってカイルは横目でユイを見るとアスナに抱きつき震えていた。

 

「ユイが以上に怯えてる、たぶん、直感でユイはお前らの本性を見抜いたんじゃないか?」

 

「そんな子供に…」

 

「知らないやつより、身内を信じない道理があるか?」

 

「……彼女はいきなりここにきて君達以上に動転しているんだよそれで…」

 

「…もう探り合いも止めておきましょう…最高評議院の傘下のあんたたちにはね」

 

カイルの最高評議院の名を口にした瞬間気配ががらりと変わった。

 

「な、なぜその名前を…」

 

「カイル…」

 

「キリト逃げる準備しておけ」

 

「それにしても4年も経つと既に忘れられてるみたいだな…」

 

「4年…っ!!き、貴様!!エースオブエース!!」

 

最高評議院のメンバーがカイルの存在を思い出したのか同様を隠せていなかった。

 

「今だ!走れ!」

 

そう言いながらカイルは評議院のメンバーの顔面すれすれに剣を振るい怯えている間にカイル達はドアから出て何処かへ向かった。

 

「お、追え!追え!!あいつらを逃がすな!」

 

評議院達が正気に戻ったとたんに警報をおし基地全体に鳴り響いた。

 

 




どうも連日投稿しましたウイングゼロです!

ヒースクリフ「ヒースクリフだよ」

今回から現実世界編、というか、救出編です

ヒースクリフ「ということは、色々な人達が要るんだね」

はい、月夜の黒猫団はもちろん、その他もろもろまで

それではまたおあいしましょうさいなら~
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