第21話『世界の終焉』
エースリターンから数時間が経ち囚われていたプレイヤー達は全員が解放されてほとんどのプレイヤーがSAOに転送されてからカイルとセレスが施設のブリューフィングルームにてにてダインたちと話をしていた。
「なるほど、ってことはSAOを終わらせることができるのか…」
「はい、三日はかかりますが問題はありません、それとここに収容されていた方々の記憶も封印しますからアフターケアに関しては問題はありません」
「ねえ、カイル本当にいいの?」
「何が?姉さん?」
優しく語りかける少女の名はモニカ・デュナメス、カイルの姉に当たる人で今回の作戦の立案者と武装組織のリーダーである。
「あれについて…あの物凄い美人なこ…アスナちゃんだったけ…絶対悲しむよ」
「…わかってるよ、でもそうしないと危険なんだろ?俺がなんとか、説得するよ」
そうしてこの一時間後キリト達がSAOへと、帰るときが来てみんな、転移装置の上にいた。
「これで、こことはおさらばか…」
「なんだか、一日中戦っていたみたいでした」
みんな、それぞれ今回のことの感想を述べていたが、カイルは意を決して話しかけた。
「…みんな、聞いてほしいことがある」
「カイルくん?」
「…二つ話すことがあって1つはいい話、もう1つは悪い話だ…どっちから話した方がいい?」
「ここにきて、悪い話があるの?まあ、それじゃあ、いい話からしてよ」
「…わかった、実はここのコンピューターを使って、須郷が茅場さんに剥奪していたマスターアカウントをもとに戻した、でも戻すのには三日がかかる、これによって、三日後には茅場さんに権限が戻って、ログアウトしてくれる…」
「それって!」
「うん、SAOが終わる、もとの世界に帰れるってわけだ」
「ほ、本当に!?嘘なんかじゃないよね」
「こんなと気になって嘘なんてつくか…」
「それじゃあ、私達帰れるんだよね」
「うん、そうなる」
「よかったよ~あっ…でも…ユイちゃんはどうなるの?」
ユイは現実世界には出てこれないから仮想世界に取り残されるのではないかとアスナが気づき先程とは逆に落ち込む。
「そんな、ピナともお別れするなんてわたし嫌です」
「キュルルル」
「そこら辺の件は大丈夫、ユイとピナのデータログはアスナとシリカのナーヴギアに収納されるから問題ないって、その操作もさっきやってもらったから」
「ほんと!?」
「うん、信用はできるよ」
「よかった…これで一緒だねユイちゃん」
「はい!ママ!」
取り残すことに戸惑いを見せていたアスナは満面の笑顔でユイに抱き締める。
「…それで、悪い話ってなんなの?」
フィリアがいい話を聞くが、それでは悪い話はなんなのかとたずねる。
「…悪い話は…それほど、悪くない…ただ……」
「カイルくん」
「…俺はSAOに戻れないってことだ…ごめん、約束が守れそうにない」
「ど、どういうこと!?」
「…俺はこのあとすぐログアウトして現実の体に戻る…ってことだ」
「ど、どうしてよ!?三日待てばいいだけの」
「…っ!そうか!体か!」
察しがついたのかキリトはカイルがいった意味を納得した。
「キリトくん、どういうこと?」
「よく思い出せ、カイルの体は4年も動いていないんだぞ俺たち以上に衰弱していても可笑しくないんだ」
「ここの機械で衰弱速度は遅くなってるけど…限界がある…しかもここにはダインたちもこれが終われば立ち去らなければならないから」
「もしも須郷達が戻ってくるかもしれないからか」
「ああ、俺はこれから正式な病院に入院することになる…悪い、先にもとの世界に戻ることになって…」
「カイルくん…うん、わかった…でも、また会えるよね?」
「ああ、絶対にまた会おう」
「うん、わたし、ユイちゃんと一緒に待ってるからカイルくんが帰ってくるの…」
「なんならさ、リアルの名前聞いたら?」
「…そうだね、明日奈…結城明日奈です」
「結城明日奈…俺はカイル…カイル・デュナメス…まあ、何となくわかってたとは思うけど…これが本名だ」
「カイルくん…やっぱり、名前も同じだったんだ…」
「そりゃあ、気がつけばSAOだったからな」
「カイル、そろそろ時間」
ダインがそろそろログアウトする時間だといってカイルは頷き、キリトたちに向き合う。
「もう時間みたいだ…それじゃあ、またリアルで会おう」
「うん、またね…カイルくん」
そうして転移が始まりアスナたちは無事に帰ることができそして基地内を歩いていき自分の体がおる部屋まで来て自分のからだの前に立つ。
「4年か…待たせたな…かなり衰えてるだろうから必死のリハビリ生活かな…」
4年も経過しているとまるでそれ以上の過酷な旅が終えたかのようにカイルは心のなかで、思っていると自分の体が光だしていることに気づきもうすぐ仮想の体消えて現実の体に戻るのだと実感した。
(あの、須郷には感謝したくはないが…結果的にいって色々あった…キリトたちと出会えて共に戦えて…本当に有意義な二年間だったな)
そう思いながらカイルの仮想の体が完全に消滅しするとカイルの入っている機械の衰弱抑止装置が停止しポットの窓が開くとカイルはゆっくりとその瞼を開けた。
いま、エースオブエース、カイル・デュナメスが現実に舞い戻ってきた。
なんか、翌々書いていたら須郷がスーパーアカウント使えなくなって利用施設が占領されたらこれはSAOから出られるのでは?と思った結果まさかの75層のボス倒す前にこんな形で終わらせました、一応SAOのマスターは須郷なのでその須郷がにげたのだからこれでいいんじゃね?とおもったからこうしました。
それでは次回も楽しみにしていてください