地上のエースオブエースと呼ばれた騎士   作:ウィングゼロ

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第23話

第23話『世界が変わる日』

 

三ヶ月後

 

ミッドの中央に位置している地上本部ではいつもとは違い周りを武装隊に警備されていて厳重になっていた。

 

今日は年一度の偉人が集まっての評議会ということで入念に配備がされていた。

 

その地上本部の内部では軍服姿で顔を帽子で見えないようにしている、カイルがヴァイサーガを隠し持ちながら作戦の開始までを待っていた。

 

(全く、外だけ厳重にして中はザルだな…作戦はレジアス中将の告発が始まってから回りに警備している姉さんの私立武装組織とこの作戦に参同したゲンヤさんの部隊と騎士カリムの騎士団が決起してこの地上にいる違法をしている局員を一気に捕縛する)

 

作戦の段取りを頭で思いながら時間が来るのを待った。

 

 

 

97管理外世界地球

 

 

地球の東京のとあるバー、ダイシーカフェではSAOサバイバーによるパーティが開かれていた。

 

「それではSAOクリアおめでとう祝して乾杯」

 

「乾杯~!」

 

ここにはキリトをはじめとする、アスナ等の親しい間柄の人達だけでパーティが行われており、キリトが音頭とってからみんなそれぞれの食べたいものも食べて親交を深めていた。

 

「アスナ、どうしたの?」

 

そんな中、リズこと篠崎里香とシリカこと綾乃珪子が何かアスナこと結城明日奈の元気がない表情を見て気になり話しかけてきた。

 

「え?あ、ご、ごめんね、別に楽しくないって訳じゃなくて」

 

「あ~カイルのことね」

「うん、やっぱり来れなかったみたいだから…もう三ヶ月もあってないもん」

 

カイルと別れてから三ヶ月が過ぎているためにカイルのとこが気にしすぎてしょうがなかった。

 

「それで、セレスは何か知ってるよね?」

 

「へ!?」

 

フィリアも明日奈の話を聞いて同郷のセレスに聞くと同様を露にする。

 

「えっと、やっぱり、一度は死んだってことになってるから、それの処理に回ってるらしいから…」

 

セレスも来るぐらいなら問題ないのではと内心では思っていたがカイルが家のゴタゴタで行けないと此所に来る前に言われてこの場にはいなかった。

 

「でも、声だけでも聞きたいよ~」

 

「はいはい、SAOであんなにいちゃラブしてるのにまだ足りんか」

 

「…はぁ…ちょっと待って、カイルの電話繋げてみるから」

 

そういってセレスはこの世界の通信端末を操作してカイルの通信端末繋げようとした。

 

 

そして、評議会ではレジアスがついに動いた。

 

「私はこの場である事実を告発させていただきます、この書類を見ていただきたい」

 

そういって評議会に参加している人達の前に書類が提示されているウインドウが表示されるとそれをみた全員が動揺を隠せない。

 

「な、なんだね、これは!!」

 

「これは私が知る限りで管理局が極秘理に行われていた違法研究、及び助力していたという事実をこの資料には書かれている」

 

「このようなもの!デタラメだ!レジアス中将!あなたはなにをしているかわかっているのですか!?」

 

「わかっておらんのは貴様らの方だ!このような行いをしていた管理局が正義だと片腹痛い!」

 

「ならば、これを隠していたレジアス中将も違法研究に着手していたのではないか!?」

 

それによって回りの高官達は動揺する、地上本部のトップが違法に手を染めていた、それは情勢に響くことも間違いはなかった。

 

「その通りだ、だからこそここで告発した、もちろん、私も他の違法に手を染めていたものたちもな」

 

まさか、自分の地位をも犠牲にしてほかの局員を道ずれにするとな誰も想像していなかったことから絶句する。

 

「それに既に細は投げられている」

 

「なんだと!?」

 

驚いた瞬間評議堂…というより、地上本部全体が揺れた。

 

「既に私のこの告発を切っ掛けに私立武装組織と聖王教会が決起する手はずだ、逃げ場はないぞ」

 

そして地上本部の通信局では突然、システムがハッキングされてこの告発がミッドはおろか管理世界にも流れており、それを止めるために必死にコントロールを取り戻そうと使用としたが

 

ドガーン!

 

「な、なん…ぐわあぁっ!」

 

とつぜん、出入り口の扉が爆発して吹き飛ばし近くにいた局員が切り裂かれた。

 

「はいはい、放送は止めるなよ…この日世界は変わるんだからは」

 

扉から来たのはヴァイサーガを起動しているカイルであり通信を止められるのを阻止するために此所に来た。

 

「なんだ!貴様は!?」

 

「なんだって…全く四年も居なかったから存在も薄れたかな」

 

そういって帽子を取るとここの責任者は覚えがあるのか目を大きくしてカイルを見る。

 

「カ、カイル・デュナミス!?なぜあなたが…死んだはずでは…」

 

「なに、腐っちまった管理局を変えるために地獄から黄泉戻ってきただけさ」

 

カイルの名前が呼ばれるとここにいる全員その名は知っていることから驚きで戸惑う。

 

「お前ら!レジアス中将が告発している内容を見てなにも思わないのか!?」

 

カイルは大声でそういうと一瞬にして静粛になる

 

「はっきりいって管理局の上はこんな真っ黒な違法満載の正義とは違うことしてる…だからこそここで終わらせないといけない!」

 

「そうだ、これが本当なら止めないといけない」

 

「そうだ!」

 

カイルのいうことが正論だと局員達も共感して鎮圧するどころか通信局の全員がカイルの味方についた。

 

「デュナミスさん!評議会から通信が来ました」

 

「繋げろ」

 

そういって繋げるとカイルが嫌いな高官が焦りの色を見せながら取り乱して言う。

 

「今すぐにこの放送を止めろ!」

 

「お断りします」

 

「なんだと!?どういうつもりだ!?これは上巻命令だぞ!?」

 

「我々はあなたには従わない、彼のお陰で目が覚めました」

 

「彼だと?」

 

疑問に思っているところカイルが映像に写る場所に移動するとカイルの顔を見て真っ青な顔をする。

 

「き、貴様は!?」

 

「どうも、死んだと思ってたみたいだけど…ちゃっかり生きてましたよ、さてとレジアス中将!こっちは押さえましたから安心してください!」

 

その後、事実上ミッドの新暦による最大の事件、管理局の闇事件は違法に染めていた地上の局員3000人以上が逮捕され、公正の裁判により裁かれた。

 

そしてレジアス中将もこれを気に地上本部は管理局からの独立を宣言し情勢が安定したあとに辞職すると発表され全世界に震撼させた。

 

そして新たな組織名は…ミッドチルダ守護機関

 

いま新たな歴史の幕開けとなった。

 

 

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