トレーナーは『青空《スカイ》』が見えない   作:Skyjack02

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Lap.35 『潮風に吹かれた赤色と一等星』

「お疲れ! 今日はここまでだな」

 

「テイオーさんも、お疲れ様でした」

 

 2人のトレーナーが並び、ウマ娘を出迎える。リョウがいるのは〈スピカ〉の面々にとっては親の顔と同じくらいに見慣れた光景だが、その横にサングラスをかけた不審者がいるのは珍しかった。

 だが、炎天下で激しくトレーニングを行っていた彼女たちに、それを気にかける余裕はない。みなグラウンドの一角のテントの下で上がった息と跳ねる心臓と、吹き出す汗を何とか鎮めようとしている。

 

 傾き始めたとはいえ上から照り付ける日差しを防いでくれるテントは、トレーニング後で疲労困憊の彼女たちにとって救いであった。スポーツドリンクをあおり、タオルで汗を片端から拭き、首元に空気を送り込む。恥じらいとか遠慮とかそういう感情から正反対の、どこか荒々しい感情をリョウは美しいと思うと同時に苦笑する。

 

「風邪ひかないうちにシャワー浴びろよ?」

 

 三々五々思い思いに伸びた返事をしてくる。午前中見た〈リギル〉と全く違う雰囲気に、海人は安らぎを覚える。あまりピシッとしすぎているのは性にあわないからだ。〈アルゴル〉のモットーは『適当な練習』……今思いついたので無ければ完璧だったな、と口をへの字にした。

 

「あ、そうだ。予約はどうだ?」

 

「今日は特には。体調不良の人もいませんし」

 

「そうか。なら診察だけ頼むかね」

 

「分かりました」

 

 先輩に対してにこやかに応じてから、ひょいひょいと近づいてくるウマ娘の足音に向けて声をかけた。誰が聞いても笑顔になるように明るい足音が少し戻っている事に、リョウも海人も心中穏やかだった。

 

「テイオーさん。お疲れ様でした……必ず、医務室に着ていただけますか?」

 

「はーい。右堂センセーもお疲れさまー」

 

「あっつ……」

 

 トウカイテイオーと並んで歩いてきたセイウンスカイに、海人はタオルを渡す。「はい、おつかれね」という言葉に返って来たのは萎びた水風船のように締りのない声だった。

 

「うぇぇぇえ〜早く帰りたい……」

 

「合宿はまだ続くぞ」

 

「知ってますけどぉ……セリカちゃーん」

 

 自らのトレーナーの横で座っているシェパードに抱きつこうとして、するりと避けられる。立木が緩やかな風にガサガサとなる音がやけに大きく聞こえてから、彼女はもうこの世の終わりかと見間違える程の表情で呻き、大袈裟に崩れ落ちてみせた。

 

「そんなぁぁ」

 

「……さすがにうるさいぞ」

 

 こめかみを抑えながら、教え子の痴態に呆れた息を吐く海人。日差しよりは幾分か生ぬるい視線がセイウンスカイにつきささっていた。唯一スペシャルウィークは心配した視線を向けている。

 

「セイちゃん……」

 

 海人の足元の彼女は耳までへたり込んでおり、全身で疲労を表現していた。トウカイテイオーに着いてしばらく歩いてから、スペシャルウィークと一緒に走る。それを見事有言実行したのは偉いし凄いと思うが、さすがに他チームがいる前でこの態度はどうだろうか? と海人は思う。

 

「ほら。シャキッと……早くシャワー浴びなさい」

 

「はーい」

 

 重そうに体を起こしたセイウンスカイは、リードを持って傾き始めたオレンジ色の日の中を歩き始めた。それにスペシャルウィークがついて行くと、〈スピカ〉のウマ娘達も腰を上げ、帰路に着くことを選んだ。夕方の潮風に混じる遠ざかる足音を追いかけ、トレーナー2人も歩き出した。

 

「今日、〈リギル〉で何やってたんだ?」

 

「探っても無駄ですよ」

 

「分かってるよ。だが、悩んでんだろ」

 

「まあ、それはそうですが」

 

 真っ直ぐに前を向いたまま、白杖をつく後輩の表情をリョウは伺った。そのまま、思いつく限りの「要件」を挙げてみる。だが海人の表情は、その眉もその唇もその頬も塗り固められた壁のようにひとつとして動かなかった。

 

「……アイツに何を相談されたかは知らないけどな。良いと思ったことをやればいいんじゃないか」

 

「そうですね」

 

 ならひとつ聞きますが、と海人は改めて口を開いた。人差し指を真っ直ぐに立てながらも、足と白杖は緩めない。

 

「夢と現実。〈スピカ〉の方がどちらかを選ばなければいけなくなったとして……先輩はどちらを選びます?」

 

「そうだなぁ。俺は全部を伝えて、選択肢を用意するだけだ。夢を見るのも、現実を見るのも、どっちが悪いって訳じゃないだろ?」

 

「そうですね」

 

 トレーナーとしては模範解答に過ぎるかもしれないとリョウは顎に手を当て、言葉を切った。

 

「結局、自分の人生は自分で決めるしかないんだ……俺としては、夢を追いかける姿が好きなんだけどな」

 

「先輩はそういう人間ですよね。私は……リスクは取りたくないです」

 

「医者としては当然の感情だろ」

 

 繰り返すが、どちらが正解って訳じゃない。リョウは歩きながら、オレンジに落ち始めた空を見上げる。潮風かいっそう強くなって、長く伸びる影を揺らす。

 

「俺は、彼女たちが選んだ道を進むために全力を尽くすだけだ」

「なるほど」

 

 ボロボロになったアスファルトの上に散乱する細かな砂利を踏みしめ、2人は歩く。リョウからすると変わらずに前を見つめる後輩の顔だったが、少しばかり緊張が和らいだように見えた。

 軋みながらウマ娘立ちを出迎えた扉を最後にくぐり、リョウは立ち止まる。傍らにあった足音が消えたことに気づいた海人は周りを見回してから振り向いた。

 

「お前は医務室だろ?」

 

「の前に夕食ですかね」

 

「そうか、まあでも医務室にはいくだろう? アイツらの事をよろしく頼む」

 

「ええ。お任せ下さい」

 

 穏やかに微笑んだその口元を見届けて、リョウはまた歩き出した。背中にサングラス越しの視線を感じながら、古ぼけた廊下に革靴の音を反響させる。少し、探りを入れてみても良いかもしれない……。意外と頑固な同僚の姿を脳裏にうかべてから、トレーナーの仕事場になっている部屋の引き戸を開けた。空調が効いているものの微かに湿度を感じさせる空気の中支線をめぐらせ、目的の人物を探す。

 

「いたいた」

 

 なんと切り出そうか。できる限り軽薄さを前面に出した笑顔で〈リギル〉のハナに近づく。呆れたようなため息を聞きながら、リョウは口を開いた。

 

 

 

 少し早めの夕食を食堂で摂ってから臨時医務室に戻った海人だったが、彼にゆっくり休む暇はなかった。〈スピカ〉の面々が何を所望するか分からない以上、とりあえず考えつく限りの準備をしておく。

 外は夕焼けのオレンジを飛び越してダークブルーが支配する時間になっていて、水銀灯がチラチラと瞬いている。

 

「まあ多分、マッサージ位になると思うんだけど」

 

 鍼灸の用具は持ってきてあるし、アイシングスプレーやアイス枕も在庫は十分すぎるほどある。据え付けられている冷凍庫、冷蔵庫を開けた彼は、中から漂う甘い香りに眉を寄せた。

 赤い色彩。医者として赤いものを見るとどうしても想像してしまうものがあるが、この赤はそんな生暖かくぬめりをもった色とは違った。

 

「……スイカ?」

 

 確かに、ゴールドシップがスイカを割っていた。冷やしておくと言っていたが、何故ここに入れたのだろう。とりあえず冷蔵庫を閉め、視界の真ん中の瑞々しい赤について考えていると、ガララ! と勢いよく扉が開けられた。

 

「お、もう見つけてくれたのか! いやーゴルシちゃん的サプラ〜イズ! と思ったんだけどな……さすがの嗅覚だぜ。スーパードクターU……!」

 

 何故か感激しながら歩いてくるゴールドシップ。とりあえず海人は切られたスイカを冷蔵庫に戻し、大事なことを言っておく。

 

「いいですかゴールドシップさん。この冷蔵庫は食品を冷やすためにある訳では無いのですよ?」

 

「おう。でーもー。10秒チャージとかバイタルとかたまに入ってるの、ゴルシちゃんは見た! してるんだぜ?」

 

「それは……まあ仕方なくですよ」

 

 仕事する上で小腹が空くとか、ちょっと口寂しくなる時はある。それを埋めるためにスペースを使っていたりするが、まさか知られているとは。別に違法でも、学園の規則に違反している訳でもないがなんとなく居心地が悪い。

 

「なら今回も仕方ないだろ? な?」

 

「……すぐに食べてくださいね」

 

「おうよ!」

 

 そう言うとゴールドシップは冷蔵庫を開け、スイカを取り出して応接用テーブルに並べ始めた。食堂の冷蔵庫は使えないし、2階の生徒用の冷蔵庫にはスペースが無い。ならば、となるのは分かるが、この部屋に並べるのは分からなかった。

 

「……何故ここに並べるんです?」

 

「そりゃたくさんで食べた方が楽しいだろ?」

 

「まあ、それは認めますけれども」

 

「それに。こうでもしないとドクターUは食ってくれ無さそうだしな。ウメさんの絶品をたくさんの人に味わってもらいたい! これがアタシの使命だ──!」

 

 1人燃えているゴールドシップをぼんやりとした視界に収めながら、海人は椅子に腰を下ろした。何やら変な方向にことが流れつつあるが、人が全くもっていないよりは良いのだろうと思い直す。

 

「あ、そうだ。スーパードッグセリカにもあげていいのか?」

 

「スイカ? 沢山食べさせるとお腹壊すからあげちゃダメ。私が食べさせるだけな」

 

「んな殺生な〜」

 

「悪いな」

 

 あからさまに落ち込むゴールドシップに対して悪いと思うが、セリカの健康を考えたらこうするしかない。誰か一人に「あげていいよ」と言ったら全員が食いついてくるに決まっている。セイウンスカイに対してもちゃんとダメと言わないとと思うところで、また扉が開かれた。

 空に浮かぶ雲のようなふわふわとした足取り。

 

「はー……いいお湯だった……ってゴールドシップさん?」

 

「おう! お空ちゃんか! ちょっとトレーナー借りてるぜ!」

 

「いや、借りられてませんからね?」

 

 初めて聞く呼び方にセイウンスカイは「お空ちゃん……」などと足を止めて驚いていたが、まあそういうあだ名もありかと思ったのかまたタオルを振り回しながら海人に近づいてきた。

 

「トレーナーさん。暑いんですけど」

 

「君たちの部屋の方が冷房の効きは良いと思うんだけどね」

 

「えー……セリカちゃんいないし」

 

「それが一番か」

 

「そりゃ可愛いものを愛でるのは人として当然ですよ?」

 

 苦笑してから、セリカを呼び寄せる。チリンチリンと首輪につけた鈴の音をさせながら近づいてきたジャーマン・シェパードを、セイウンスカイは両手を広げて抱きしめた。

 

「あー……癒されますねぇ」

 

「毛皮に抱きついて暑くないのか」

 

「……別腹です」

 

「そうかい」

 

 なんとも便利な言葉だが、本心なのはわかった。セリカも嫌がっていないし、別に止めるほどのことではない。きっと〈スピカ〉の面々も来るだろうし、とりあえず仕事を少しでも進めるか? とパソコンに向き合おうとしたところで、彼の耳は廊下からの複数の足音を捉えていた。

 

「そういえば」

 

 顔を埋めていたセリカの首元からムクリと顔を上げ、いそいそとスイカを並べているゴールドシップに視線を向けるセイウンスカイ。

 

「なんでスイカなんです?」

 

「君食べたいって言ってたじゃない?」

 

「言いましたけど……」

 

「それだけじゃないと思うけど。何故かここに持ってきた」

 

「なるほど?」

 

 奇人変人ゴルシンのやることは分からない。2人揃って改めて首を傾げたところで、また引き戸が開けられた。

 

「スイカー、スイカー!」

 

「あまりはしゃぐとまた怪我しますわよ。テイオー」

 

「そういうマックイーンだってスイカですわ! ってはしゃいでたじゃん」

 

「そんなことは言ってません!」

 

「あ、あのーもう着いてます……」

 

 言い争うトウカイテイオー、メジロマックイーン、そしてスペシャルウィークが入ってくる。もう医務室の前に着いたことすら気づかないほどに仲良く喧嘩していたようだ。

 

「いらっしゃいませ」

 

「センセー、来たよー」

 

「お邪魔しますわ」

 

「右堂先生お邪魔します!」

 

 三者三葉の挨拶が部屋を跳ね回りながらも、暗くなり始めた外に飛び出すことなく海人の耳に届く。チーム〈アルゴル〉には無い音色に、彼は穏やかに笑って彼女たちを迎えた。

 

「テイオーさんはまず診察からですよ」

 

「はーい」

 

 松葉杖をついていながらも、トウカイテイオーの足音は尚特徴的だ。軽やかで、ただ歩く姿を聞いているだけで元気を貰えそうな音色で、どこまでも明るい輝きを押し広げている。

 そんな足音が目の前にあって、椅子に座る。松葉杖はいつの間にかセリカから離れていたセイウンスカイが受け取っていた。

 

「今日はどうでしたか?」

 

「うーん。まだ上手く動ききってくれない感じかなぁ……」

 

「では失礼」

 

 裾をまくり、靴下を脱いでサポーターを外したトウカイテイオーの足に、静かに触れる。指先に伝わる薄い皮膚の先にある筋肉と骨。その一筋、骨のひとつまですべてを見て取ろうと神経を集中させる。

 

「痛みは?」 

 

「もうほとんどないかなぁ。ただ、足首が固くなった感じがしてさ……」

 

「随分と動かしてなかったですから、仕方ないでしょう」

 

 確かに、足首の筋肉が凝り固まっている感覚がある。筋肉及び関節の柔軟性というのは、日々動かすことによって維持される。体を柔らかくしたいのなら、風呂上がりに毎日ストレッチしろと言われるのはそれが理由だ。

 数ヶ月の間、ほとんど動かさずに固定されてしまえば、いくら天性の柔軟性を持っているトウカイテイオーと言えどそれは損なわれてしまう。

 

「ですが、それもリハビリ次第でしょう」

 

「だよねー。まだまだ道は遠いや」

 

「ええ。筋力を戻す、柔軟性を戻す、走りを忘れた体を戻す。やることはまだまだです」

 

 だがそれを聞いて尚、トウカイテイオーは不敵に笑っていた。人の良さそうな明るさを隠しきれていないのが彼女らしいと言えるが、とにかくトウカイテイオーは笑っていた。

 

「まあでも、それを乗り越えたボクはもーっとサイキョーになるもんね!」

 

「ええ。困難を乗り越えた方は強いですから」

 

「ふっふっふ。期待しててよね。右堂センセー」

 

「それは嬉しいですが、先輩にまず言ってあげてください」

 

 そうだった、いけない! と口に手を当てて笑うトウカイテイオー。セイウンスカイも海人もそれにつられて吹き出した。ひとしきり笑ったあと、海人はその顔を引きしめ、トウカイテイオーの気配を正面に捉える。

 

「まあ何はともあれ。これからが本番です。色んな人に大いに頼って、これからもやっていきましょう」

 

「そうだねー」

 

 と、そこに新しい足音が近づく。気品と気高さを兼ね備ているが、どこか親しみやすさを感じるような音。サラリと白菫の長髪がゆれ、海人のぼやけた視界に新たな華を添えた。

 

「実は。メジロ家もリハビリに協力させていただいていますの。右堂先生には言っておりませんでしたが……」

 

「いえ。知っていましたよ」

 

「そうなんですか?」

 

 現れたのはメジロマックイーンで、少しばかり驚いたような声を出している。メジロ家の主治医を務める彼から、夏合宿の前くらいから何回かメールが来ている事を海人は明かした。

 

「……意外と気が回りますのね」

 

「そう言わないでください。一応、テイオーさんの状態を1番わかっているのは私ですから」

 

 今度彼に、いつも助かっていると伝えてください、と頼んだ海人だったが、返ってきたのは意外な言葉だった。

 

「今度のお休みですが、またテイオーと別荘に行きますの。主治医も来ますし、先生も如何ですか?」

 

 ふむ。と顎に手を当てる。次の休みも特に予定は無い。セリカの体調はまだ心配だが、今日の調子で回復してくれれば問題はなさそうである。彼はその他……溜まっている仕事や自分の体調、チームとしての仕事。諸々を考えてから、松葉杖を抱えるウマ娘へサングラスを向けた。

 

「君はどうする?」

 

「……なんで私です?」

 

「いや。君が何かやりたいとかなら付き合おうと思ってね」

 

「特にないですかね……多分」

 

「では、セイウンスカイさんも一緒にいかがでしょう?」

 

「私もですか?」

 

 急に話題に放り込まれたセイウンスカイは目を白黒させてから、「私は部外者じゃないです?」と問うた。

 

「いえ。右堂先生の関係者ですし、問題はありませんわ」

 

「……そういうもんですかね」

 

 うーん、と喉を鳴らしながら左右に落ち着かなそうにしている彼女の心は、海人には痛いほどわかった。メジロ家とか、別荘とか言われてもすぐにはピンと来ないだろう。

 

「まあ、返事は今じゃなくてもいいですよね?」

 

「ええ。問題ありませんわ」

 

「という訳で、決まったら私に教えてくれ」

 

「はーい」という返事と同時に、ようやく揺れが止まった。胸の中で密かに同情した海人は、テイオーに診察の終わりを告げた。

 

「経過は順調と言えるでしょう。テイオーさん」

 

「うん。ありがとー」

 

 そのやり取りを耳聡く聞きつけたのか、続いて飛んできたのはゴールドシップの声だった。

 

「早くしないとなくなっちまうぜー?」

 

「そうですよテイオー先輩!」

 

「右堂先生も一緒に食べましょう?」

 

 いつの間にか合流していたウオッカとダイワスカーレットも声を合わせ、「あー! ボクの分残しておいてよ!」とか「もう! あまりはしゃぐものではありませんわ!」とか音色が重なる。一気に賑やかになった空気と、多数の色がついた視界に苦笑しながら、海人は椅子から立ち上がった。

 

「……夜更かしはダメですからね」

 

 思い思いの返事が古びた木の壁を跳ね回り、窓から飛び出して水銀灯を揺らした。

 海人はたまにはこういうのも悪くないと思いながら、歩くセイウンスカイの後ろ姿について行く。誰かを忘れているような気がしていたが……まあいいか、と彼はスイカのさらさらとした甘さに身を委ねた。




昨日は少々急な仕事で投稿出来ませんでした。
ちなみに誕生日短編は、遅れに遅れて30日に投稿ということになりました。こちらにどうぞ→https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17492138

はてさて、感想評価お気に入りをして頂けると、作者としても励みになりますのでどうぞよしなに

ではまた火曜日にお会いしましょう!
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