トレーナーは『青空《スカイ》』が見えない   作:Skyjack02

59 / 81
Lap.59 主役多数のインテルメッツォ

 東京レース場の地下にある控え室も、中山とそんなに構造が変わらない。人数が少ないので手狭な部屋に、ロッカーやテーブル、姿見が並んでいる。カーテンで仕切れるようになっているのも同じで、セリカが足元で伏せているのも全く一緒だった。

 しかし、1点違うところがある。中にいる人数。白群かかった芦毛のウマ娘と、ややくたびれた40手前の男。そしてセリカ。そしてそこに、もう1人の姿がある。

 

「あのスカイさん! お茶いかがですか?」

 

「うーん。ありがたいんだけどもういいかな」

 

 椅子に座り壁に寄りかかる海人と、テーブルで資料を読み込み、最後の詰めをするセイウンスカイはいつも通り。そしてイレギュラーがもうひとり、所在なさげに水筒を持つニシノフラワーだった。

 

「そ、そうですよね。すみません」

 

「私はいいからほら。トレーナーさんに行ったら?」

 

 ニシノフラワーが居るからと言ってチーム〈アルゴル〉所属が増えた訳ではなく、彼女は準所属のような形だった。サポートスタッフの枠を使ってここにいる訳である。

 

「いやでもさ。急なお願いだったのによく通ったよね」

 

「まあね。色々と伝手はあるんだよ」

 

 医者という利点を最大に生かした、とだけ語る海人に、ニシノフラワーがおずおずと近づいていく。悪い人でないとわかっていても、初見の『怖い』という印象はなかなか抜けないようだった。

 

「あ、あの、お茶いかが……ですか?」

 

「ああ、ありがとうございます。頂きますよ」

 

 にこりとした海人と、未だに及び腰のニシノフラワーの様子を見てセイウンスカイはやれやれと頭を振った。兎にも角にも、彼は初見の印象が強烈だ。ごく1部の例外を除き大体のウマ娘より高い背、そして無機質な白衣とその下のスーツ。おまけに人相を怪しく見せているのはかけられたサングラス。

 怖がるなという方が無理があるのだ。

 

「どうだった?」

 

「まだちょっと……得意じゃないです」

 

「まあ、怖くない人だから少しずつ慣れていこー」

 

「はい……」

 

 申し訳なさからか語尾が下がるニシノフラワー。視線をずらしてずっと壁際から動かないトレーナーをチラ見するが、やはり怒っているような様子は見られない。

 先程から動かない彼から視線を外し、また資料に目を戻す。鬼門は2度の登坂とロングストレート。スタミナも大事だが、脚力の差が如実に現れるレイアウトだ。かといってコーナーを軽視できるという訳では無い。

 

「スペちゃんに、キング」

 

 友人、そしてライバル2人を思い浮かべ、戦い方を練る。

 その頭上で、付けっぱなしだったテレビがレース放送を始めていた。

 

『URAスーパートゥインクルズ 第65回東京優駿 東京芝2400mレース。年に1度、そして1生に一度の大舞台の幕開けです。レポートは片橋士郎さん、解説は勝負服デザイナーの由良川純也さん、実況は塩田宗幸でお送りします……さあ由良川さん。いよいよ、伝統の日本ダービーが来ました』

 

『毎年毎年熱い戦いがありますからね。今年は特にじゃないですか?』

 

『本当に毎年名勝負が繰り広げられますからね。特に今年は三強が本命とも呼ばれていますが、伏兵からも目が離せません……では事前情報について、片橋士郎さんにあげてもらいましょう。パドックの士郎さん!』

 

 アナウンサーが呼びかけると、パドックにカメラが移る。まだお披露目前だと言うのに結構な人数がいて、画面のこちらまで熱気が伝わってくる。

 

「すごい人……ですね」

 

「そうでしょ?」

 

 知らない世界に足を踏み入れた目をするニシノフラワー。なんとなく想像していたのかもしれないが、空想と映像は違う。

 

「フラワーもこんな人の波の中で走るんだよ?」

 

「できるでしょうか?」

 

 まだ先のデビューを考えて不安になっている後輩の肩を叩き、「私はこんなにリラックスしてるよ」とアピールする。

 

「フラワーも自分の番になったら違うかもよ」

 

「そうかもしれませんけど……」

 

「心配しすぎることなんてないよ。意外となんとかなるって」

 

 画面を見つめる後輩の視線を追い、セイウンスカイも吊り下げられたテレビを見る。40後半くらいのレポーターがパドックの中から、各ウマ娘に関する情報を話していた。

 

『ひとつ気になるのがキングヘイロー選手のエントラント名が〈コルネフォロス〉になっていますが?』

 

『これはですね、チーム〈アンタレス〉のプライマリトレーナーが傷病により活動休止したことが原因ですね。元々チーム同士交流があったみたいでですね、今回の変更も滞りなく行われたとのことです』

 

 初見の情報に耳を疑ったが、確かにエントリーリストには『team MAIHAMA Iron WEDGES <KORNEPHOROS>』との文字がある。円満に行われたとはいえチーム移籍。そんな素振りを全く出さなかった友人に対し、改めて警戒しておかなければと心に決める。

 

『パドック前のレポートは以上です』

 

『はい。士郎さんありがとうございました。では続いて、公式練習の模様と、会見の様子をご覧頂きましょう』

 

 画面が切り替わり、数日前の公式練習の様子を収めた映像が流れ始める。それぞれのウマ娘が走る様子を短くまとめたダイジェストの中に、セイウンスカイの姿もあった。ロガーシューズを履き、コーナーを回っているところだ。

 

『公式練習トップタイムは8番人気のマーカスホワイトでした。その後ろにスペシャルウィーク、ソウヤウォリアー、セイウンスカイと続きます。キングヘイローは7番手』

 

『各ウマ娘とも、意外とタイムを伸ばしてきた、という印象はありませんね。セッティングが決まらないとタイムが出ないというコース特性もあるとは思いますが』

 

『つまりストレートとコーナー、どちらに合わせるか難しいということですね』

 

 画面にはエントリーしたウマ娘の、公式練習のファステストタイムがずらりと並ぶ。しかし、去年の本戦タイムには遠く及ばないくらいの数字。

 

『はい。なのでこれだけを見て本戦の趨勢を占うのは危険ですね。また、『運』の要素であるグリッド順も大きく関係しますから、本戦が楽しみです』

 

 続いて、昨日行われた記者会見の様子に映像が切り替わる。勝負服を着込んだウマ娘とチームトレーナーが一緒に質問に答えていた。

 GIIやIIIなら服装の指定は無いが、GIとなると勝負服となる。出走順に行われる会見もダイジェスト化されていて、セイウンスカイの出番はあっという間にやってきた。

 

『月刊ターフスポーツの土屋です。皐月賞を勝ち、そして2冠目に挑む気持ちはどうでしょう?』

 

『そんなに意気込みがあるかと言われるとそうでもなくてですね。いつもみたいに走って1番をとるだけ、ですかねぇ』

 

『右堂トレーナーはいかがでしょう?』

 

『私ですか? 私は〈アルゴル〉に彼女が来てくれただけでもう十分ですから。明日走って勝ってくれたら、なお嬉しいですけどね。とはいえ400mは重いですからねぇ』

 

 穏やかに答える海人。人前に出るとあってやはりサングラスはかけっぱなしだが口元は緩やかにあげられ、そして纏う雰囲気はとても静かだ。

 

『webTGの金曽です。ズバリ、最大のライバルは誰でしょう?』

 

『ライバルですか? そうだなぁ……お昼ご飯食べたあとなので眠気、ですかね』

 

 小さな笑い声が漏れる。顔を覆った海人と、それにニッと笑いかけるセイウンスカイ。その様子を見て、発言した記者は再び質問を投げかけてきた。

 

『続いて右堂トレーナーに質問ですが、一時期浮上していた“不仲説”は解消されたということでよろしいですね?』

 

『“不仲説”ですか。私としては彼女と不仲になったことは無いつもりなんですけどね。まあ、セイウンスカイも1人の人格を持ったウマ娘ですから、付いたり離れたりというのは誰にでもあることでしょう』

 

 上手くはぐらかし追求をかわした男を横目で見る。本人は未だに壁にもたれかかり、今度は手帳を開いて何かを読んでいた。

 

『皐月賞の“最速”を獲得したセイウンスカイ選手に質問ですが、速さの秘訣はなんでしょうか?』

 

『速さの秘訣、ですか……うーむ』

 

 画面の中のセイウンスカイは顎に手を当てて真剣に考え込む。トレーナーの指導、練習に対する心がけ。一般的な答えはこの辺りだが、彼女の口から出た言葉の連なりは違った。

 

『あ、ありました。毎日8時間以上の睡眠ですかね』

 

 また湧き出す笑い声。そこに抗議の声を上げたのは、他ならぬ海人。

 

『それだけじゃないだろう。毎日2時間以上昼寝してるじゃないか』

 

『あ、そうでした』

 

 追撃に更に湧く会場。暖まったまま、セイウンスカイの会見は終了した。

 

「ふむ。外から聞くとこんな感じで聞こえてたんだな」

 

「ノリノリだったじゃないですかトレーナーさん」

 

「まあ。そんなこともあるさ」

 

 客観的に見ると浮かれているようにも見える。これを見て油断してくれる陣営がないかと考えるが、そこまで期待は持てない。

 

「なら聞くけど、さっきの言葉通りによく寝た?」

 

「ええ。もうぐっすりです」

 

「なら心配ないな」

 

 頷いてから、コップに注がれたお茶を煽る。記者会見はどんどんと進み、そして東京レース場の中継映像へと戻った。

 

「そろそろですかね?」

 

「ああ、そうだな」

 

 そう言ってセイウンスカイは立ち上がり、控え室のあかりの中を歩いてロッカーのひとつに歩み寄る。クリーム色に塗装された扉を慎重に開くとその中には、彼女の鸚緑の勝負服が吊るされていた。

 

「じゃあ着替えますねー」

 

 

「うん。そうしてくれ」

 

 メモ帳に走らせる指を止めず、海人の返事が返ってくる。自身の勝負服を胸に抱き、カーテンで仕切って着替えようとしたところで、慌てたのはニシノフラワーだった。

 

「ちょ、ちょっと待ってくださいスカイさん!」

 

「え?」

 

「さすがにいけないと思います!」

 

 何が、という表情のセイウンスカイに、ニシノフラワーは海人を指さす。確かに、異性なのは事実。しかし、年が離れすぎているし恋愛対象としては全く見られていない。

 そもそも『見られる』ことが問題ならば彼は問題があるうちに入らないでは無いか……とすら考えていた。

 

「とにかく、同じ部屋でって言うのはダメです!」

 

 あれよあれよという間に海人は立ち上がらざるを得なくなり、そして部屋から追い出された。学園の医務室でほぼ毎日こんなことをしていると知れたら、この後輩は卒倒してしまうのではないか。

 

 閉め切られた控え室の扉を見ながら、セイウンスカイは海人に心の中で謝るしか無かった。いい結果で返すよ、と。

 

 


 

 

 レーシングコースから離れた東京レース場のパドック。晴れた空の下、山のような観客が集まってウマ娘が姿を現すのを今か今かと心待ちにしていた。

 その最前列に、メガネをかけた男とパーカーの男。

 

「いよいよ始まる日本ダービーだが、この東京のレーシングコースは非常に難しいコースだ」

 

「どうした急に」

 

 皐月賞に引き続き、皆見と益生がそこにいた。朝早くからきた彼らはずっとパドックで待機しており、ダービーに出るウマ娘が来るのを今か今かと待っている。

 

「屈指のロングストレートとタイトなコーナー。セッティング難度は中山を上回る」

 

「確かに、525メートルのホームストレートはG1が行われる中では最長だな。しかも4コーナーはホームストレートへの立ち上がりに重要にもかかわらず、特にタイトだ」

 

 レース放送でも繰り返し聞いてきたので、このレベルならもう彼らにとっては常識だ。しかし、改めて観戦のポイントを整理するにあたって彼らは常にこういう話をしている。

 

「ああ。3コーナーから何も考えずにそのままのスピードで回ると膨らんでロスをする。インベタで回るか、アウトインアウトで回るか。どちらにせよ、ホームストレートでのスピードをうまく乗せられなければ勝つのは難しい」

 

「それに、スタミナだけでなく坂を登る脚力も必要だ」

 

「たしかにな……それで言うと、スペシャルウィークが本命、キングヘイロー、セイウンスカイがそれに続く、という感じになるか」

 

 スペシャルウィーク陣営は会見でも自信をのぞかせていた。皐月賞は増えた筋肉量を制御しきれなかったことを認めた上で、今回に合わせて体をチューニングしている。

 

 キングヘイロー陣営はチームの移籍などもあったものの、それは大きな混乱なく行われ、全く問題ないと発言していた。しかし、ラストまで足を温存できた場合の切れ味はスペシャルウィークを上回る、というのが大方の見立てだ。

 

 一方のセイウンスカイは、皐月賞を勝ったとはいえ仕上がりは1歩劣る、と言われている。それは担当トレーナーの経歴が不安視されているのもあるし、『400mは重く、スタミナが不安だ』という言動が報じられたのもあった。

 

「しかし、皐月賞勝者は事実。どう出てくるのか」

 

「……って、俺たちのこんな話を聞いてて楽しいの?」

 

 皆見が問いかけたのは彼らの隣で、つま先立ちしながら柵にかじりつき、ランナーズアピアランスの開始を待っているウマ娘2人にだった。

 

「はい! 知らないことばっかりで勉強になります!」

 

「私も聞いててとても楽しいです」

 

「なら良かったけど……」

 

 顔を見合わせる2人の横で、幼いウマ娘2人はそれぞれ応援する相手の話で盛り上がっていた。

 

「絶対セイウンスカイさんが2冠達成だよ!」

 

「ううん。スペシャルウィークさんが悲願のダービー制覇だよ」

 

 お互いの応援合戦に熱が入るキタサンブラックとサトノダイヤモンド。まだかなまだかな、と跳ねながらランナーズアピアランスを待つ姿は、とても微笑ましい。

 妹を見るような視線を向けていた益生だが、親友の発言に振り返った。

 

「俺としてはキングヘイローに来て欲しい」

 

「ほう?」

 

「あの気高い走りが報われて欲しいと思うしな」

 

「気持ちは分かる」

 

 深く頷く皆見と益生。何年もスーパートゥインクルズを見てきた彼らだが、今年は去年に引き続き本当に当たり年だ。そう外れと感じた年は無いが、寂しいと思うシーズンはあった。

 恵まれてるな俺たち、という感慨とともに頷きあっていると、キタサンブラックが声を張り上げた。

 

「あ、始まります!」

 

《さあ、いよいよ本日のメインレースである第65回東京優駿 東京芝2400mレースのランナーズアピアランスが始まります》

 

 音楽とともに観客のボルテージが上がっていき、彼らの視線もステージに吸い寄せられる。

 

《ゼッケン1番! team 統合警備INSOK<LIBERTAS>ラビットタンクリバー!》

 

 次々とウマ娘が現れては、勝負服と自らの仕上がり。そして、ファンサービスをして去っていく。2番目。早々に、キングヘイローが出てくることになった。

 

《ゼッケン2番! team MAIHAMA Iron WEDGES <KORNEPHOROS>キングヘイロー!》

 

 堂々たる歩みでランウェイの先まで歩いてきたキングヘイローは、ジャケットを脱ぐと高笑いして不敵に笑う。ふわりと広がるスカートドレスが彼女の存在を主張し、自信に満ち溢れたキングヘイローというウマ娘を引き立てていた。

 

「頼むぞ……」

 

 皆見の発言のさなか一通り目線を投げてから、彼女は奥に引っ込む。2人挟んで次に出てきたのは、スペシャルウィークだった。

 

「やはり、仕上がりは凄まじいな」

 

 益生が感心したように顎に手を当てる。

 

《ゼッケン5番! team CANOLAIL Rousseau <SPICA>スペシャルウィーク!》

 

 ジャケットの下に着ていた勝負服をさらし、スペシャルウィークはあちこちに手を振っていた。頑張ります! とばかりに拳を作り、その表情は凛々しい。

 

「スペシャルウィークさん! 応援してます!」

 

 サトノダイヤモンドが声を張り、大きく手を振る。キングヘイローの時よりも会場の歓声は大きかったが、負けないように、幼いながら声を張り上げていた。それを見てスペシャルウィークが笑顔を向け、手を振って返す。

 

「キタちゃん……ねぇ、今のって!」

 

「うん! すごいよダイヤちゃん! 」

 

 キタサンブラックも、この出来事には頬を紅葉させていた。まさか、まさか1番では無いと言え憧れのあの人がこちらに手を振ってくれるなんて。

 

 そこからも、次々にウマ娘が紹介される。それぞれにファンが居て、応援する人がいる。歓声を受けた彼女たちは決意を新たに、ランウェイを歩いていた。

 

「次ですよ!」

 

 キタサンブラックの本命は、スペシャルウィークからしばらく空くことになる。

 

《ゼッケン12番! team TGR SODEN <ALGOL>、セイウンスカイ!》

 

 袖に黄色いラインが入るチームジャケットの前身頃には、白、赤、黒のTODA GLADS Racingのロゴが大きく入っている。他に目立つのは赤文字の扶桑電装(SODEN)のロゴ。

 

「さすが皐月賞勝者だな」

 

 スポンサーの多さはつまり実力の高さ。それは当たり前のことだが、仕上がりも悪くない。ランウェイの先端まで来たセイウンスカイはジャケットを脱ぐと畳んで左手で持ち、のびをしてから欠伸を見せた。

 

「セイウンスカイさーん! 頑張ってください!」

 

 精一杯の声を張るキタサンブラック。その様子はランウェイの上のセイウンスカイからもよく見えており、最前列なので余計に目立っていた。

 大きく背伸びして手を振る姿には応えても良いだろうと、ニヘラ、と笑いながら手を振り返してあげる。その後は『いかにもやる気がなさそう』な感じで首に手を当ててしばらく立ち、それからランウェイの奥に引っ込んだ。

 

 思いもかけず手を振り返してもらったキタサンブラックは、それはもう舞い上がらんばかりの心持ち。隣のサトノダイヤモンドの肩を掴み、そして信じられない! とばかりに捲したてる。

 

「ダイヤちゃん見た!? 今、今セイウンスカイさんが!」

 

「見てたよ。確かにこっちに振ってくれたね!」

 

 スペシャルウィーク推しの彼女も、これには興奮を禁じ得ない。喜び合う2人を、皆見と益生は父親のような心で見守っていた。

 

「良かった。2回連続でなんてこんなこともあるもんだな」

 

「確実に認知されたわけだからな。凄いことだ」

 

 それを言うならこの2人も海人の名刺を持っていたりと認知されている訳だが、それとこれとは話が別。

 

「去年に引き続き熱いダービーになりそうだ」

 

「ああ。待ちきれないよ」

 

 数十分後に控えたスタートを思い、彼らだけでなく来ている観客全員の心が沸き立つ。ダービーの決着。そして、クラシック2冠の獲得者は誰になるのか。

 

 スペシャルウィークか。キングヘイローか。セイウンスカイか。はたまた他の誰かか。

 

 主役多数の東京レース場は、燃えていたのである。




ダービーもいよいよ始まります。目標は総評2000ポイントなので皆さんどしどし評価いただければ!

少しでも面白いと思われたら、この機会に是非、感想評価お気に入りをして頂けるととても嬉しいです。
では、次回おあいしましょう。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。