サンはログインしてから何をするかを考える。考えた結果レッサーサラマンダーがいた洞窟に行くことに決めたサンは早速洞窟に向かった。
サンは洞窟に入ると慎重に洞窟を進んでいく。
途中でレッサーサラマンダーが数匹いてサンはまた燃やされたが【火耐性小】のおかげで燃やされてもダメージはくらわなかった。サンが進んでいくと門のようなものがありその前にはレッサーサラマンダーを大きくしたかのようなトカゲがいた。
サンはトカゲをサラマンダーだと考え、よくサラマンダーは火の精霊として出てくるので火の精霊に火が効くのか気になったので確かめることにした。サンは少し離れたところからファイアトルネードをサラマンダーに放った。ファイアトルネードはサラマンダーにあたった。だがサラマンダーは結構ダメージを受けたものの燃えはしなかった。
「燃えなかったけど火耐性があるのかな?でもダメージは受けたみたいだしファイアトルネードは火と物理両方でダメージ判定があるのか」
サンはそう言いながらサラマンダーに近づき蹴り飛ばす。するとサラマンダーは力尽きたようで消えていった。
『スキル【生物虐待】を獲得しました。レベルが7に上がりました』
サンは獲得したスキルの事は置いといてレベルが上がったことを喜んだ。そしてサンは獲得したスキルの事を考えたくなかったがどんなスキルか知っておかないと困ることがあるだろうと思って確認した。
スキル【生物虐待】
生物に虐待をすると1回につきSTRが1上がる。
最大30まで上がるが虐待せずに1時間経過すると効果は切れる
取得条件
嬉嬉として生物に虐待をする。
「なんだよ、この不名誉な名前のスキルは!確かにサッカーしてる気分で楽しくモンスター蹴り飛ばしてたけどさ。しかも不名誉なのに効果がまぁまぁ強いのがさらに腹立つ」
サンはそう愚痴をこぼし怒る。結構な大声で叫んでストレス解消したのかサンはすぐに落ち着きを取り戻しこれからどうするかを考える。サンが考えていることは門に入るか入らないか、だ。
サンは結構ゲーム好きなので定番だと門の先がボス部屋だよなと考えた。サンはボス部屋と予想したことでゲーマーの血が騒ぎだし門に入ることに決めた。サンは門をゆっくり開け中に入る。すると勝手に門が閉まり出られなくなった。
「ゲームでは定番のボスからは逃げられない、か。」
サンは門が閉まったことにはたいして驚かずにボスを見る。ボスの見た目は炎が人型なっているような見た目だった。サンはその容姿からゲームでよくいる中ボスイフリートだとあたりをつける。
サンはイフリートに向けてファイアトルネードを放つがダメージを受けている様子が見えない。
火耐性は少なくとも中か大で物理ダメージを少なくするか無効にするかのスキル持ちだとサンは分析する。そこでサンは考えたこれ無理じゃね?と。
イフリートとの戦闘が始まってから3時間が経過した。
サンはあれから何度もファイアトルネードを撃ちMPがなくなっても回復しては撃ち回復しては撃ちを繰り返しているのだが全くイフリートにダメージが入っている様子がない。
なのにサンがまだ負けていないのはイフリートの攻撃を何度も受けた結果スキル【火耐性小】がスキル【火無効】に進化したからだ。
戦闘が始まってからイフリートは火炎でしか攻撃してきていない。おそらくイフリートの攻撃手段は火炎のみとサンは考えた。事実イフリートは火炎での攻撃手段しかない。
サンの攻撃はイフリートに効かない。イフリートの攻撃もサンに効かない。サンもイフリートも相手に効く攻撃手段がないため泥沼化しているのだ。そしてサンがもう何十発目かわからないファイアトルネードを撃ったその時。
『スキル【必殺技:シュート】の熟練度が一定を超えました。スキル【必殺技:シュート】から派生してスキル【必殺技:シュート改】を取得しました。スキル【放火】を取得しました』
サンはそこまで再現されているのかと驚きながらもスキルの確認をした。
スキル【必殺技:シュート改】
球状の物と魔法を使う技のダメージが(STR+INT)×2になる。
魔法の属性によっては追加効果大がある
消費MPは20
取得条件
スキル【必殺技:シュート】を100使う。
スキル【放火】
どんなものにも火をつけることができる
取得条件
1日に何度も放火を試みるか何度も放火する。
マジか、とサンはうなだれる。サンのMPは16で使うには4足りない。どうするか考えているとサンは思い出す。ボス部屋に入る前にサラマンダーを倒しレベルが上がっていたことを。
サンはそれを思い出すとすぐにMPに5振りイフリートにファイアトルネード改を撃つ。鉄球はすり抜けたがイフリートが纏う火が大きくなっていた。
イフリートも苦しんでいるし放火の効果で燃えていると考えていいとサンは判断しそっからはMPが回復したらファイアトルネード改を撃つを繰り返す。何度か繰り返すとイフリートは宝箱を残し消えた。
『レベルが10に上がりました。スキル【放火】がスキル【絶対燃焼】に進化しました。スキル【火魔法】がスキル【火魔人】に進化しました』
サンはとりあえずスキルを確認した。
スキル【絶対燃焼】
どんなものでも燃やすことができこのスキル保持者に消す意思がない限り火は絶対に消えない。
取得条件
火魔人を燃焼ダメージで倒す。
スキル【火魔人】
火魔人の力を意のままに扱うことができる。
MP消費で火魔法を行使することができる。
取得条件
火魔人を火魔法で倒すこと。
サンはスキル【火魔人】のスキルに歓喜した。火を自在に操れることで使える必殺技が増えたからである
スキルの確認を終えたサンは今度は宝箱を開けることにした。サンが宝箱を開けると中に入っていたのは装備だった。
【ユニークシリーズ】
単独でかつボスを初回戦闘で撃破しダンジョンを攻略した者に贈られる攻略者だけの為の唯一無二の装備。
1ダンジョンに1つきり。
取得した者はこの装備を譲渡出来ない。
サンはこの説明を見ただけでテンションが上がった。自分だけのオリジナル装備ということにサンはとても浪漫を感じたのだ。
『朱色ノ玉』
【STR+10】
【破壊成長】
スキルスロット空欄
『朱色ノ服』
【VIT+20】
【破壊成長】
スキルスロット空欄
『朱色ノ靴』
【AGI+15】
【破壊成長】
スキルスロット空欄
サンはユニークシリーズがサッカーボールサイズのボール、まるでユニフォームのような服、スパイクのような靴でサッカーの必殺技を使う自分にピッタリだと思い喜んだ。見た目はボールは朱い色をした普通のボールだがユニフォームは朱い色をしていて背中には火魔人がそして左胸にサッカーボールが描かれている。靴はスパイクになっていて靴底と紐は白、それ以外は朱い色をしているだけだがとても綺麗な靴。
サンは【破壊成長】とスキルスロット空欄の説明を見る。
【破壊成長】
この装備は壊れれば壊れるだけより強力になって元の形状に戻る。修復は瞬時に行われるため破損時の数値上の影響は無い。
スキルスロット
自分の持っているスキルを捨てて武器に付与することが出来る。こうして付与したスキルは二度と取り戻すことが出来ない。
付与したスキルは1日に5回だけMP消費0で発動出来る。
それ以降は通常通りMPを必要とする。
スロットは15レベル毎に一つ解放される。
サンは早速装備を着て走ってみたりして感じを確かめた後魔法陣に乗り町に戻った。