5人兄弟とセカイの関わり方 宮女の教師編 作:エビデンス海老天むす
今回はメインストーリー17話あたりです。
※2月16日改訂
少しセリフを追加しました。
(数日後)
僕は仕事を早めに終わらせ、セカイで練習をしていた。珍しくミクもルカもいなく、一歌達もいなかった。」
たまには一人で静かに練習するのもいいと思っていると、教室のドアが開いた。ドアを開けた人物は僕の前に立った。
一也「やぁ、急にどうしたんだい?志歩」
志歩「一也さん。ちょっとお話いいですか。」
志歩はここ数日であった事を話してくれた。
1週間程前咲希が望月さんのところに直接話にいって、バンドに誘わないといいに行き、数日前志歩が望月さんと直接話して、望月さんを泣かせてしまったそうだ。
一也「そっか。そうなんだね。」
志歩「穂波がなんで相談しなかったのかも全部分かってるのに、どうしてこんなに傷つけるような言い方しか出来ないんだって思って…だいたい、何のために話にいったんだって思ったら、うまく言葉にできなくて、考えなしにただ正論をぶつけただけ。結局何を言いたかったんだって思いました。」
一也「…そうだね。その話は二人にしたの?」
志歩「咲希にはまだですけど一歌には話しました。
一也「一歌はなんて言ってたんだ?」
志歩「『こうするべきだって決めたら、絶対に行動できるところが尊敬する』って褒められちゃって」
一也「なんか一歌っぽいね。君達をとっても大事にしてる感じがする。」
志歩「私達だけじゃないですよ。一歌はミクやルカ、一也先生もとっても大事にしてると思います。」
一也「そうだといいね‥‥話を戻そうか、志歩は穂波と一緒にバンドがしたいの?」
志歩「私は‥‥あの3人とバンドがしたい。4人で一緒にいたい。それと私は穂波に謝りたい。」
その言葉を言った志歩の目には涙があった。
一也「それが志歩の答えなんだね。」
志歩「はい。」
一也「その想いをそのまま穂波に伝えればいいと思うよ。どんなに取り繕った言葉よりも素直に伝えた方が心に響くと俺は思っている。取り繕った偽りの言葉を言うより相手のためを想って素直に自分の心のままを伝えられるその性格って素敵だと思うよ。」
志歩「‥‥ありがとうございます。少しは自分の性格を‥‥好きになれたかも知れません」
話が終わり、志歩が教室から出て行こうとした時、教室のドアが再び開いた。
咲希「ふたりとも急いで!ほなちゃんがセカイにいて、えーっとえーっと、とにかく速く〜屋上まで来て〜」
その言葉を聞いた瞬間俺は志歩の手を握って走り出した。
一也「行くぞ志歩。屋上まで!」
志歩「はい!」
(一歌side)
(屋上)
穂波「結局、志歩ちゃんの言う通り。わたしは、自分が可愛かっただけ。自分が傷つかないような道を選んでた。もう誰にも嫌われたくないって。ずっと怖がって。わたしのことを一生懸命考えてくれるみんなを傷つけてた。こんな私がみんなと一緒にいていいのかな。」
穂波の心からの声だった。
穂波はずっと優しくてみんなが傷つかないようにみんなのことをずっと考えてた。
ミク達や一也先生と出会う前だったらどうすればいいか分からなかったのかもしれないだけど今なら自信を持って言える。
一歌「いいんだよ。だって私たちは穂波と一緒にいたい」
咲希「ほなちゃん!」
志歩「穂波!」
穂波「咲希ちゃん‥、志歩ちゃん、」
振り向くと息を切らせて上がってきた。志歩と咲希、ミク、ルカ、そして一也先生がいた。
(一也side)
階段を駆け上がっていると途中でミクとルカに合流し、5人で屋上を目指した。
屋上では満開の星空が広がっていた。その下で一歌と望月さんが二人で涙を流し話していた。その様子を見て咲希と志歩は声をかけた。
咲希「ほなちゃん!」
志歩「穂波!」
穂波「咲希ちゃん…、志歩ちゃん…。」
一歌「なんで二人が?」
一歌は不思議そうな様子だった。だが、理由はもういらないだろう。
ミク「だって、こんなに綺麗な星空なんだよ。」
ルカ「だったらみんなで見なくちゃ、ね?」
一歌「ミク‥‥ルカ‥‥」
一也「今日見るこの景色は絶対に忘れないよ。ありがとう一歌。そしてよかったね。」
一歌「一也先生‥」
いかがでしたか?
一歌が悩んでいる間、志歩も悩んでるんじゃないかと思って書きました。
ここからは私の身の上話ですが、今回のイベスト読みましたか?最高中の最高でした。ありがとうございます。
そして私ちょうどイベラン中でございます。目標は1万です。
以上。身の上話でした。