5人兄弟とセカイの関わり方 宮女の教師編   作:エビデンス海老天むす

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お久しぶりです。


前回のビビバスバナーイベントは7000位台でした。
ボーナス180パーの割には頑張った方では?と考えてます。




※今回の前半にメインストーリー19話と同じセリフが続きます。ご了承ください


第十話「needLe」

(教室のセカイ)

(屋上)

 

 

 

一歌side

 

 

全員が屋上に集まってしばらくの間星を見た後、私たちは4人で話をしていた。

 

 

穂波「咲希ちゃん、志歩ちゃん、ごめんなさい。‥‥

 

 

穂波は想いのうちを語った。その話を聞いて私は心が痛くなった。そして友達が辛い時に何もできなかった自分が悔しかった。

 

咲希「ううん、私の方こそごめんね。ほなちゃんのことずっと助けられなくて‥‥つらい時に、ほなちゃんのそばにいられなくて‥‥ごめんね。」

 

 

一歌「私もずっと穂波を一人にしてごめん。気づいてたのに何もできなくて‥‥‥」

 

 

優しい言葉をかける二人に穂波は泣いてしまった。

 

 

穂波「みんな優しすぎるよ。わたし、みんなのこと避けて、ずっと嫌な想いさせてたのに。」

 

 

志歩「当たり前でしょ。ほなみのこと大事なんだから。‥‥本当にごめんあんなにキツいこと言って。」

 

 

穂波「志歩ちゃん‥ううん、志歩ちゃんが気づかせてくれたんだよ。志歩ちゃんがあんなに怒ってくれたから、私も向き合えたの。ありがとう。志歩ちゃん」

 

 

志歩「穂波‥‥わたしね、こんな性格嫌いだったの、何か話したくても相手のことを考えずに傷つけるような言い方しかできなかったから。その結果穂波を泣かせちゃった。でもね、一歌や先生と話して、こんな性格でも少しは好きになれたの。」

 

 

一歌「志歩‥‥」

 

 

私だけじゃなくって志歩も悩んでたんだ。

 

 

咲希「ぐすっ、あははっ、みんな、目、真っ赤だよ」

 

 

そうゆう咲希の目には涙が浮かび、真っ赤だった

 

 

一歌「咲希だって人のこと言えないでしょ。」

 

 

志歩「私は‥違うし。」

 

 

志歩も目を赤くし、涙を浮かべていた。

 

 

一歌「ねぇ、穂波。一緒にやろう、バンド。もう穂波のこと一人になんてしない。これからはずっと、一緒だよ。」

 

 

穂波「うん。」

 

 

再び星を見たからあたりを見回すと一也先生とミク、ルカが3人で話していた。私は3人に近づくと、視界が真っ白になった。

 

 

 

 

 

一也side

 

 

仲直りをした4人は何か話していたので邪魔をせずに見守っていると、ミクが話しかけてきた。

 

 

ミク「一歌達は本当の想いを見つけることができたんだね。『4人で一緒にいたい』って言う大事な想いが。」

 

 

一也「そうだな。なぁ、ミク。本当の想いを見つけたらセカイはどうなるんだ?もしかして‥‥

 

 

俺は最後まで言葉を言い切れなかった。

この大事な友情が生まれたこと場所がなくなってしまうのが嫌だから。

 

 

ミク「大丈夫。無くならないよ。セカイで本当の想いを見つけると歌になるの。」

 

 

一也「歌?」

 

 

ミク「でも、このセカイはまだ歌になれないんだ。」

 

 

ミクは悲しそうな様子だった。このセカイはあの4人だけじゃなく、俺がいるからまだ歌にならないのだろう。

その時、一歌達のスマホと俺のスマホが光出した。

 

 

ミク「えっ?セカイが歌になろうとしてる?」

 

 

驚くミクに俺はこう言った。

 

 

一也「大丈夫だよ。ミク、俺はもう本当の想いを見つけるとこができたから。」

 

 

だんだんと視界が白くなっていく。

そして俺はあの夜のことを思い出す。

 

 

 

 

(数年前)

(一也の家の屋上)

 

 

 

その日はしし座流星群が見れる日だったので家の屋上で俺と仁剛と紫乃実の3人で星を見ていた。

 

 

紫乃実(小学生)「ねぇ!一也お兄ちゃん知ってる?流れ星にお願い事をするとその願いが叶うの!」

 

 

一也(中学生)「うん知ってるよ。じゃあたくさんお願い事しようね。」

 

 

紫乃実「うん!」

 

 

紫乃実は自分の手を握り合わせ目をつぶっていた。隣にいた仁剛は難しい顔をしながら考えるのを諦めたのか質問をしてきた。

 

 

仁剛(小学生)「にいちゃん、これって何座流星群だっけ?鳥?」

 

 

一也「しし座だね‥‥」

 

 

紫乃実「その話さっきもしてたじゃん!仁剛お兄ちゃん。」

 

 

仁剛「それは、あれだ。えーっと、忘れてたんだよ。」

 

 

そのあとはみんなで数分間お願い事をしていた。流れ星が流れなくなった頃、母の声が家の中から聞こえた。

 

 

麗奈「お星さま見終わったら早く家の中に戻っておいで〜」

 

 

一也「分かった。もうすぐ戻るよ。じゃあ二人とも戻ろうか」

 

 

二人を連れて家の中に戻ると紫乃実が話しかけてきた。

 

 

紫乃実「お兄ちゃん達はなにをおねがいしたの?」

 

 

仁剛「俺はもちろん、全部の楽器で、賞を取ること!」

 

 

一也「楽器が大好きな仁剛らしいね。」

 

 

紫乃実「一也お兄ちゃんは?」

 

 

一也「俺はそうだな、将来何になるとかは決めてないけど、仲間を見つけることかな」

 

 

紫乃実「ふーん‥‥。変なお兄ちゃん。いつも『家族が一番大事」って言ってるのに。家族と仲間って何が違うの?」

 

 

一也「紫乃実にはまだ難しいよ。大きくなったらまた教えてあげる。」

 

 

 

 

(現在)

(教室のセカイ)

 

 

白い光に包まれ、目を開けると何故か教室に戻っていた。周りをみると屋上にいた全員が戻っているようだ。ここは本当に不思議な場所だとつくづく思う。

 

 

ルカ「あなたはもう本当の想いを見つけていたのね。」

 

 

一也「そんな事はないよ。俺もその想いを見つけたのはさっき星空を見た時さ。あの日見た星空に似てたから俺の本当の想いを見つけれた。」

 

 

 

俺はこの教室にあるものを全部見回した。自分の取ったトロフィー、4人の写真、黒板の星図や望遠鏡、そして俺のギター、みんなの楽器。このセカイは様々な想いでできていることを再確認した。

 

 

一也「俺の『仲間といつまでも一緒にいたい、そしてその仲間を絶対に失いたくない』っていう俺の大切な想いだ。」

 

 

一歌「先生‥‥」

 

 

穂波「それが先生の本当の想いなんですね。」

 

 

その時またスマホが光り出した。

 

 

咲希「わっ!またスマホが‥‥‥ううん、違う『untitled』が光ってる!?」

 

 

スマホの画面をみると『untitled』と書かれたファイルが光っていた。その光はどんどん眩しくなりスマホが見えなくなるほど光り輝いた。

 

 

一歌「本当だ‥私のも」

 

 

ミク「5人の本当の想いが歌になってるんだよ。よかったら‥‥私も一緒に歌っていい?」

 

 

一歌「うん、歌ってほしい。この歌はミクとルカがいてくれたから生まれた歌だから」

 

 

ルカ「ありがとう。それじゃあ私は一緒に演奏させてもらおうかしら。」

 

 

一歌「あの!先生も一緒に歌ってくれませんか!」

 

 

一也「もちろん」

 

 

 

 

 

 

『needLe』

 

 

 

取り戻したい ヒーローみたいに

苦笑いバイバイはもういいよ

泣くときは教えてよ絶対

 

 

冗談も上手に笑えない

嫌ってるみたいだった 傷付けちゃった

妄想もマイナスばかりで

構わないでほしかった 君もそうだった

 

大丈夫 飲み込んだ夢も

大丈夫 抱え込んだ夢も

期待も後悔も 全部吐き出そう

 

繋げよう 断線したストーリー

進めよう ワンテンポ日常に

君を刺すその針は 私が奪ってあげるから

 

取り戻したい ヒーローみたいに

苦笑いバイバイはもういいよ

泣くときは教えてよ絶対

 

どうだっていい存在じゃない

簡単に愛は終わらないよ

離れ離れも 揺れる想いも 答えを聞かせて

 

もう一度奏でていこう

なんだって歌うよ 君が笑うなら

すれ違う前のセカイまで

 

 

本当に求めた答えはない

凹んでは仕舞い込んだ 繰り返していた

「どうだっていい」も本音じゃない

誰かの”必要”だって 確かめたかった

 

大丈夫 私はひとりだ

大丈夫 みんなもひとりだ

笑って もう一度 やり直せるよね

 

繋げよう 断線したストーリー

進めよう ワンテンポ日常に

君を刺すその針は 私が奪ってあげるから

 

取り戻したい ヒーローみたいに

苦笑いバイバイはもういいよ

泣くときは教えてよ絶対

 

 

繋げよう 断線したストーリー

進めよう ワンテンポ日常に

君を刺すその針は 私が奪ってあげるから

 

取り戻したい ヒーローみたいに

苦笑いバイバイはもういいよ

泣くときは教えてよ絶対

 

どうだっていい存在じゃない

簡単に愛は終わらないよ

離れ離れも 揺れる想いも 答えを聞かせて

 

もう一度奏でていこう

なんだって歌うよ 君が笑うなら

すれ違う前のセカイまで

 

すれ違う前のセカイまで

 




いかがでしたか?


補足すると、初めて「needle」を歌った時は名前がなかったのですが、わかりづらかったので名前をつけました。
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