5人兄弟とセカイの関わり方 宮女の教師編   作:エビデンス海老天むす

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こんにちわ、エビデンス海老天むすです。 

今回も4000字近く書いたので読みにくさはご了承ください。

プロセカの方ではチアフルイベが佳境を迎え、総合力が貧弱な私はスペシャルマッチと当たるまでもなく、イルミネーションチームの勝利をお祈りしています。

一応今回オリキャラが出るので軽く解説

麗奈(れいな)母
雄大(ゆうだい)父

一也(かずや)長男
仁剛(にごう)次男
愛実(あいみ)長女
紫乃実(しのみ)次女
優吾(ゆうご)三男


第四話「家族と楽器」

一也「ただいま〜」

 

家の玄関を開けると玄関のすぐ近くに仁剛がいた。

 

仁剛「兄貴おかえり‥‥ん?なんかいいことでもあったのか?」

 

ふと、仁剛に言われ、今日を振り返る。たしかに今日はいいことがたくさんあった。

セカイに行って、ミクに出会って、何故か膝枕してもらって、それから星乃さん‥いや、一歌達に出会った。自分の人生のターニングポイントがいつだと言われたら恐らく今日と答えるだろう。

 

一也「ああ、心境の変化があってな。なぁ仁剛。楽器ってどこで買ったらいいと思う?」

 

仁剛「楽器?そんなの普通に楽器店でいいと思うけど、誰かにプレゼントするのか?」

 

何故か誰かにプレゼントをする前提で話す弟。

 

一也「なんでプレゼントする前提なんだ?俺がギターに興味を持ったから買ってみようと思ったんだが‥‥」

 

そう言った瞬間、仁剛の顔がみるみるうちに驚きの表情に変わっていって食い気味に話しかけてきた

 

仁剛「は?兄貴が自分用のギターを買うのか?」

 

一也「ああ、そのつもりだが‥‥何かおかしいか?あと少し離れろ。」

 

気づいたら顔の目の前にまで仁剛の顔が来ていた。仁剛は僕から離れると走ってリビングへ行ってしまった。

 

仁剛「母さん!!大変だ!!」

 

(ドタドタドタバタ)

 

一也「全く、落ち着きがないな」

 

(ガチャ)

 

騒がしい弟の声を聞きつけて愛実が部屋から出てきて話しかけてきた。

 

愛実「あ、おかえり。それで、なんで仁剛兄はあんなに騒がしいの?」

 

一也「ああ、俺が自分用のギターを買うと言ったらああなってしまってな。」

 

何故ああなってしまったのか本当に分からない。何故だろう。

 

愛実「え?兄貴が?自分用のギター?なんか今日あったの?」

 

愛実にもやはり驚かれてしまった。

 

一也「ああ、心境の変化があったのと、とある子にギターを勧められてな。」

 

流石に家族であってもミクのことを話すわけにはいかないので少し誤魔化して説明する。

 

愛実「へぇー、その子相当凄いね。あ、もうすぐご飯かも。行こう。」

 

一体何が凄いのかさっぱりわからないまま愛実と一緒にリビングに入っていった。

 

リビングに入っても騒がしい声が聞こえてきた。

 

仁剛「だから!あの兄貴が自分用のギターを買うんだぞ?なんでそんなに驚かないんだ?」

 

麗奈「いいじゃない。ギターくらい。もう一也も大人なんだから。何がそんなに嫌なの?」

 

優吾「しかも心境の変化があったんでしょ。人の考えなんて心境一つで変わるものでしょ。俺も物語書いてるとそうなるし。」

 

仁剛が力説するも母と弟に軽くあしらわれる。

 

仁剛「嫌って言うわけじゃないけどさ、でもさ、信じられないだろ。母さんに物をねだったこともない、大学の入学金や授業料も自分で払っちまうような超節約家の兄貴が急にギターを買い出すなんて。おかしいと思わないか?」

 

大学の入学金と授業料は家族に迷惑をかけたくないから自分で払っただけだから節約しているわけではない。物をねだることに関しても少しでも家族に迷惑をかけたくないからだ。

 

紫乃実「確かに。ねぇねぇ、お兄ちゃん。誰かに勧められたりしたの?」

 

一也「ああ、一応な。」

 

紫乃実「へぇー。もしかしてその子ってお兄ちゃんのクラスの子?」

 

まずい、ここで勧めた人物について突き詰められるとミクに会ったことがバレてしまう。

 

一也「うーん、内緒かな。」

 

仁剛「内緒って‥兄貴本当に人格が変わっちまったのか?俺たち家族に隠し事した事ないだろ。もしかして‥‥恋人か!?」

 

どうしよう。このままいくと本当に仁剛が勘違いしてしまいそうだ。

 

一也「えーっと」

 

麗奈「あんまり個人のことに踏み込まないの。はい、ご飯できたわよ。」

 

愛実「だからデリカシーがないって言われるのよ。ノンデリ仁剛。」

 

優吾「愛実姉、それは言いすぎだよ。確かに仁剛兄さんはノンデリだけど外では流石に気を遣ってるよ。」

 

仁剛「うっ‥‥」

 

これ以上話を広げると逆に仁剛の方が傷つきそうだ。

 

一也「それで、仁剛。話を戻すが楽器店で買えばいいと言うことは分かった。それで初心者におすすめなギターって、なんなんだ?」

 

楽器の話になった途端仁剛は目を輝かせ語る。

 

仁剛「そうだな、まずはアコースティックギターで良いんじゃないか?まず、ギターっていうのは種類が2つあって、木で出来ていて落ち着いた音色が出せるアコースティックギターと、アンプを繋いで響く音を出せるエレキギターって言うのがあるんだが、アコースティックギターっていうのは、エレキギターよりもでかいがなによりも軽いしアンプもいらねぇ、一般的に弾き語りとかで使われる‥‥‥」

 

と、ゆうことだが、このままいけば1時間は語ってくれるだろう。

 

一也「ありがとう仁剛。ギターの良さは充分分かったよ。」

 

どちらのギターがいいか悩んでいると母のケータイが鳴った。

 

麗奈「あら、お父さんからだわ。ちょうどみんな揃ってるし、ビデオ通話でもしましょうか。」

 

そう。我が家の父は仕事で海外に行っているため話すのは基本通話となる。週に一回や二回、父さんから電話がかかってくるのだ。

 

雄大「麗奈、久しぶりだな。お!今日は家族全員いるじゃないか!」

 

麗奈「あなた、一週間ぶりね。仕事の方は落ち着いたの?」

 

雄大「ああ、だいぶ落ち着いたよ。なにより家族のためだからな。いくらでも頑張れるぞ!ワハハ」

 

相変わらず父さんは元気そうだ。

 

雄大「それで、なんの話をしてたんだ?」

 

仁剛「そうだ、父さん聞いてくれよ。あの超絶節約家の兄貴が自分用のギターを買うらしいんだ。信じられるか?」

 

仁剛は父さんに今あった事を話す。

 

雄大「そうか。珍しいな。一也、そのギターは楽器屋で買うのか?」

 

一也「はい、家の近くの〇〇楽器店で買おうと思ってます。」

 

雄大「そうか、〇〇楽器店か、少し待ってくて。」

 

父さんが通話に戻ってくるまで俺たち6人は箸をすすめていた。

5分くらいすると、父さんのメールからあるURLが送られてきた。

 

雄大「一也。それは〇〇楽器店の50%OFFクーポンだ。本当はうちの社長のものだが、社長は楽器とか興味ないからな、使ってやってくれ。」

 

一也「本当にいいんですか?元々は社長さんのものなんじゃ‥‥」

 

恐る恐る確認を求める。これで使った後に怒られたらたまったもんじゃない。

 

雄大「そこは心配するな、社長には確認とってあるから気にせず使え。」

 

本当にいいのだろうか。でも父さんが言うならいいと思うのだが、〇〇楽器店は国内でもちょっとした有名店だ。そんな店の50%OFFクーポンを持っていてしかもタダでくれるなんて。本当に父さんのところの社長さんって何者なんだ?

 

 

次の日

〇〇楽器店

 

僕は楽器店のアコースティックギターコーナーで、かれこれ20分くらい居座っていた。

 

一也「困ったな。」

 

そう。とても困ってしまった。昨日仁剛にアコースティックギターを勧められ、父さんにクーポンをもらい安心しきっていた。

 

一也「どれを買えばいいんだ?」

 

何本もある。アコースティックギターから自分に合う一本を選ばなければならない。こんなことになるなら仁剛を連れてこればよかった。自分で選ぶのは諦めて店員さんを呼ぶか‥

 

などと思っていると、聞き覚えのある元気な声が聞こえた。

 

咲希「あ!やっぱり先生だ!先生〜」

 

振り返るとギターを背中に背負った一歌とこちらに手を振っている咲希がいた。

 

一也「あれ?天‥じゃなくて、咲希と一歌も奇遇だね。二人とも楽器を買いに来たのかい?」

 

咲希「はい。今日はシンセを買いに来たんです。先生はアコギを買いに来たんですか?」

 

シンセ?アコギ?楽器だということは分かるが何のことか分からず答えを出せずにいると

 

一歌「シンセはシンセサイザー、アコギはアコースティックギターの事です。」

 

一歌が助け舟を出してくれた。

 

一也「そうなのか、そんな略称があるなんて知らなかったよ。楽器のことは全然知らないからね。ありがとう一歌」

 

一歌「いえ、大丈夫です。それで先生は何をしてるんですか?」

 

一也「実は昨日セカイから帰った後、弟に相談してアコースティックギターを勧められたのはいいんだが、どれを買えばいいのかわからなくて困ってたんだ。」

 

咲希「じゃあ私と一緒じゃないですか!私もどんなシンセを買うか迷ってたんです。じゃあ店員さんを呼んじゃいましょう。すいません店員さん!」

 

店員「はい、お待ちください。」

 

店員さんと話した結果。先に咲希のシンセサイザーを選んでから僕のアコースティックギターを選んでくれるそうだ。

 

店員さんと咲希がシンセサイザーを選んでいる途中、一歌と話していた。

 

どうやら、ついさっき日野森さんと話していたらしく、バンドを入る条件として来週までに曲を合わせれるようになったらバンドに入る事を考えてくれるらしい。

 

一也「そうか、日野森さんが‥‥じゃあ来週まで猛特訓だな。」

 

一歌「はい!そうなんです。だから私も咲希も凄く今気合が入ってるんです。」

 

なるほど、元からのやる気に加え、さらにやる気が出てきた。と言うことか、

 

咲希「先生〜、選び終わったよ〜」

 

一也「そうか、じゃあ早くセカイに行っておいで。1秒でも多く練習したいでしょ。」

 

咲希「はい!先生もまたセカイで会いましょう。」

 

一歌「お話聞いてくださってありがとうございました。」

 

咲希がシンセサイザーを買うと二人はすぐに店から出て行った。おそらくもうセカイいるかもしれない。

 

店員「アコースティックギターですと、こちらがいいかもしれませんね。」

 

一也「じゃあそれにします。試しに触ってみてもいいですか?」

 

店員「はい。どうぞ」

 

初めて触るギターはとても新鮮で新たなものとの出会いを感じた。

それをすぐさま購入し、僕も急いでセカイに向かった。

 

 




いかがでしたでしょうか。

なんといっても久しぶり兄弟が出てきましたね。早く他の兄弟の話も書きたいよ〜って感じなんですけど。まぁまずレオニ/一也編を終わらせないといけないんですけどね。

次回も近いうちに投稿できたら投稿します。
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