仮題【魔術なし 身体能力マシマシ慎二くん】   作:いかのシオカラ

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書いてて???ってなったのと、
感想でのご指摘があったため内容を変更しました。
今後とも迷走しながらになると思いますが、本小説を
よろしくお願いいたします


7話

金髪の暴君と会話をした翌日。

ここ最近は、戦って、話をして、戦って、

というろくな数日ではない。

なんで、リフレッシュという意味も含めて、

街や商店街で買い物をすることにした。

それに、ここから先の戦いについて予想がつかない。

なので今のうちに必要なものを買いこんでおきたい。

 

「すいませーん、この本もらえます?」

 

「はい、少々お待ちください」

 

家が金持ちなこともあってが、今は受験のため控えているが、

以前はある程度アルバイトをしていたため、資金に余裕はある。

 

「次は...」

 

と次に買いたいものを思案していると、

ドンっと男性と肩がぶつかり、男性の持つ紙袋に

入ったフルーツが落ちる。

 

「すまない、少しよそ見をしてしまっていた。けがはないだろうか?」

 

「ああ、こっちこそすみません。すぐに拾いますね...ってアーチャー?」

 

落ちたフルーツをひょいひょいと拾い上げる。

 

「誰かと思えば...慎二か」

 

周囲を確認してみるが遠坂の姿はない。

サーヴァントがこんなところで何やってんだ?

 

...

.....

.......

 

「まさか、テレビがつかなくなったからチョップで直そうとするとはね。そのせいで私が買いに行かされる羽目になったよ」

 

「あー、あいつ電子機器全然ダメだしね。この前も電話かかってきたと思ったら、『何もしてないのに冷蔵庫が壊れた』って。んで蓋を開けてみたらただコンセントが外れてただけ。ほんとに呆れるよ」

 

遠坂がぶっ壊したテレビと、

ついでにほかの買い出しに行かされているらしい。

現在はカフェで二人でお茶をしている。

なんでも聞きたいことがあるのだとか。

 

「まったくだ。...ああ、そういえば君はライダーを連れていなくていいのかね?」

 

「ライダーを?なんで?」

 

「...?...あ!これは失敬した。アサシンの間違いだ」

 

「ああ、アサシンね。今日はひとりでゆっくりしたいから桜の護衛させてる」

 

「なるほど」

 

「...それで?僕に聞きたいことって?」

 

「ああ、どうして君がバーサーカーにダメージを与えられたかということだ。本来、サーヴァントは何かしらの神秘があるものでないとダメージが与えられない。しかし、魔術も持たない君がどうして...?と疑問に思ってね。もちろん、無理に答える必要はない」

 

僕がサーヴァントにダメージを与えられる理由...?

...そういえば考えたこともなかったな。

 

「...なんでだ?...ていうかなんで僕はアサシンを倒せたんだ?」

 

「君も知らないのかね...待て、今アサシンを倒したといったか?アサシンは君の契約しているサーヴァントではないのかね?」

 

「言ってなかったっけ?柳桐寺で黒ずくめのアサシンを倒してさ。まあ、どうやって倒せたとかはわかってないんだけど。って言うわけであいつはニ騎目のアサシンなんだよ」

 

「...すまないが、聖杯戦争が始まってからの君の行動などを聞かせてもらえないだろうか?」

 

「いいけど...」

 

アーチャーにランサーと戦ったことから、

昨日のギルガメッシュとの会話までの内容を聞かせる。

 

「いやはや、にわかには信じ難いな」

 

「僕もそう思うよ」

 

「...では、これが最後の質問だ。君は...衛宮士郎についてどう思う?」

 

「なんでまたそんなことを?」

 

「凛から君たちのことをよく聞いていてね。少し気になったまでさ」

 

「...」

 

「まあ、答えたくなければそれでいいさ」

 

「...友達だよ。僕の日常の一部といってもいい」

 

「そうか。それさえ聞ければ大丈夫だ。...少しだけ、私の身の上話をしてもいいか?」

 

「お好きにどうぞ」

 

「...ありがとう。かつて私にも君と容姿がそっくりな友がいた。性格に多少は問題があったが、それでも私の友だったさ。...しかし、なにがそうさせたのか、喧嘩別れで終わってしまってね。...気が付いた時には、彼は...亡き者となっていた」

 

「...」

 

「今でもたまに思うよ。もっといい別れ方があったんじゃないか。もっと彼を気にかけてやれなかったのか。もっと...ってね。自分でも女々しいと思う。だが、それでも俺は...」

 

「バーカ、考えすぎなんだよ。お前の話を聞くに、そいつ性格に問題があったんでしょ?そんなやつがたった一人の英雄に想ってもらえるなんて、贅沢なもんだよ。僕を見てみろ。どれだけ疎まれて、後ろ指をさされてきたか。...お前、あんまり背負いすぎるなよ」

 

「...ありがとう」

 

「...なんかさ、お前って衛宮に似てるよ。器用に見せかけた不器用さとか特に。もしかしてタイムマシンで未来から来た衛宮だったりする?」

 

「...そうかもしれないな」

 

「いや、否定しろよ。そんなことあるわけないだろ?」

 

「そうか?案外あるかもしれんぞ?」

 

「...なんだよそりゃ。あ、すいませんコーヒー追加で」

 

「...私もコーヒー追加で。...以上で質問は終わりだ。付き合ってくれてありがとう。礼として、ここは奢ろう」

 

「いいのか?遠坂のやつ案外ケチケチしてるし突っ込まれそうだけど?」

 

「うまく誤魔化すよ」

 

「そ。じゃあ、もう少しゆっくりさせてもらうよ」

 

「...私も最近は疲れっぱなしでね。もう少し、この空間にいさせてくれ」

 

...

.....

.......

 

「付き合ってもらった上に、荷物まで持ってもらうなんて。君には頭が上がらないな」

 

アーチャーとカフェで休息を行い、

現在は二人で遠坂の家に向かっている。

いくらサーヴァントとはいえ、

テレビを持ちながらほかのものをもつのは難しい。

バーサーカーみたいなゴリゴリ筋肉なら話は別だが。

 

「...どうせ、遠坂のところに行こうと思ってたし、そのついでだよ」

 

「凛のところに?」

 

「ああ。バーサーカーとギルガメッシュをどうしようか考えたくて」

 

「なるほど。二騎とも強敵だからな。...一番いいのは互いに潰しあってくれることだが、期待しないほうがいいだろう」

 

「だろうな」

 

結局手詰まりか...

いっそのことここら一帯をぶっ飛ばそうか?

 

「...お前ビームとか撃てたりしない?」

 

「撃てないことはことはないが...そういうのはセイバーやキャスターの仕事だ。私にできるのせいぜい殺しと、猿真似さ」

 

「でも、それで多くの人間を救ったんだろ?だったら十分じゃないの。まあ、お前の真名知らないけど」

 

「...君には本当のことを話したほうがよさそうだ」

 

アーチャーの声が少し穏やかになる。

 

「俺は...」

 

「こんにちは、お兄さんたち」

 

しかし、誰かの声によってアーチャーの言葉は遮られた。

...この声は以前に一度聞いたことがある。

 

「...アインツベルン..とバーサーカーか」

 

「そのようだな」

 

「...ワカメは知ってるけど、隣のお兄さんはどなた?見たところ人間じゃなさそうだけど」

 

「いかにも。サーヴァント、アーチャーだ」

 

「...それで?デカブツつれて何の用?まさか挨拶しに来ただけ?だとしたら僕たちはこれから素敵なお茶会があるんだ。ごきげんよう、そして帰れ」

 

「相変わらず舌は回るみたいね。...前にした約束、果たしに来たよ」

 

「...今度会ったときは殺すってやつ?」

 

「そう。...そこのアーチャーもワカメと一緒に戦う?それなら二人まとめて殺してあげるわ」

 

「...慎二、ここは...」

 

「わかってるさ。共闘だろ?」

 

「理解が早くて助かる...投影開始!」

 

アーチャーが魔術を使ったのか、手から二振りの剣を出す。

ゆっくり息を整え、スイッチを戦いへと切り替える。

正直二人でもきついだろうが...やるしかない。

 

「◼︎◼︎◼︎ーーッ!!!」

 

バーサーカーの雄たけびがこだますると同時に、

戦いの火ぶたが切って落とされた

 

 

 




自分のことを煉獄杏寿郎だと思い込んでいる精神異常者が、
鬼滅の平安時代に転生したと思ったらFateのほうだった
(精神異常者なのでFateということに気が付いていない)
っていうおぞましいものを思いつきました。
疲れてるかもしれません
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