最後の転生   作:狼黒

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自己紹介、及びテロリスト襲撃まで

やぁみんな、いきなりですがこんにちは

(いきなりすぎではないでしょうか‥)

そうかねぇ?まぁ良いんじゃない?

あ、どうも皆さん、私、ラクネート・クレーヌと申します

そしてさっきの声は

(初めまして皆様、私、この方の補佐をしております、キャロル・ドーリーと申します、以後、お見知りおきを)

説明してあげようと思ったのにー

(貴女がやると長くなるからです)

‥否定できねぇ‥

因みに私はキャロリンと呼んでいる

まぁあれだ、某スライムの正妻と思ってくれたらいい

(正妻‥///)

あれ?照れてる?

(いいえ)

そっかー

まぁそれはさておき、唐突だが皆さん転生と言うのはご存知だろうか?

そう、あの死んだら異世界に生まれ変わるとかいう奴である

まぁ何でこんなことをいうのかというと、私がその経験者だからだ

頭イカレてんのかと思われるかも知れないが本当の事だからしょうがないね

因みに私の場合、あの馬鹿神のせいで死んで転生したんだけど、こいつがまた酷いもんでね

まぁ簡単にいうと、その作品の色々な時代に生まれ変わるというものだ

しかも何回も繰り返してきたからね‥

(ざっと1億2000万4999回ですね)

言わなくて良かったのに‥っ!

まぁキャロリンが言った通り、私はもうそれぐらいの数の転生をしている

因みにこの世界は「ロクでなし魔術講師と禁忌教典」の世界だ

いやぁ本当に色々なことがあったよ‥

ある時はセリカと一緒に邪神共をぶっ殺したり、ある時はアルベルトを騙してたパウロを道連れに持ってたり、ある時はリディアを治してその反動で死んだり、ある時はイグナイトのくそやろうを失脚させて、暴れようとしたから相討ちに持ってたり、ある時はリィエルの兄にあたる人物を救ったり、ある時はあのイカレ野郎‥ゲフンゲフン、ジャスティスと相討ちになったり、ある時はテロリスト共と一緒に自爆したり、ある時はアール=カーンと一緒に爆発したり、ある時は‥えーと何だっけ‥ラ‥ラ‥ラザニアだったっけ?

(ラザールです、正確には彼が魔人となった時に共に死んでいます)

そうそう、そいつそいつ

またある時は銀翼竜と一緒に自爆したり、ある時はレザニアのイカレ野郎共と心中したり‥

あれ?私死にすぎかもしれんぞ?

(‥‥)

ねぇ黙らないで、何とか言って?

まぁ唯一の救いは毎回死ぬ前の魔術が纏めて使えるってことぐらいかな

え?どれくらいなのかって?

セリカの《イクスティクション・レイ》を改変省略して300発同時にぶっぱなせるぐらいだよ?

「やあやあ!元気かな!?」

ヌッ!この声は‥!

「私だよ!神様《死ね》うおっ!?あぶなっ!」

ちっ、外したか‥

「ねぇまって!頼むから話を聞いて!」

「うるせぇ、大体ろくな話じゃないのは目に見えとるわい」

こんな転生やらかしてくれた奴じゃ、ろくな事じゃないのは目に見とるわ

「待って!今度は良い話だから!その左手を下げて!」

しょうがねぇなぁ‥下らねぇ話だったらぶっ飛ばすよ?

「分かった!分かったから!」

その後の馬鹿神の話はこうだった

簡単に纏めると、これが最後の転生で、アルザーノ学院の生徒時代に転生してもらう

そして、今まで私がやってきた救済とかは、全部やった状態になると

つまりあれだ、リディアとかアルベルトの姉さんとかリィエルの兄に当たる奴とかセラとかが全員生きてるってことだ

そしてあのイグナイトのくそったれとパウロのくそ爺はもう居ないということらしい

「本当かな?」

「本当だよ!神に誓っても良いよ!あ、私が神だったね!」

うぜぇ‥こいつ‥

「じゃ、後は頑張ってねー!」

そうあの馬鹿神がいうと、私は光に包まれた

あいつ、今度あったらぶん殴ってやろう

(手伝いますよ、マスター)

 

「こらぁ!起きなさい!」

そんなことを夢で見ていると、突然怒鳴り声で眠りから覚めた

「なんだよ‥フィーベル‥」

のろのろと顔を上げると、そこにいたのはシスティーナ=フィーベル

いかにも怒ってますと言わんばかりの顔だ

(だから猫みたいと言われるのでしょう)

こら、言っちゃ駄目ですわよ

「なんだよって何!?貴女にはこの学院に所属している誇り‥」

あぁ、またなが~い説教が始まった‥

そう思いながら、私は席を立つ

「あ、こら!何処に行くの!?」

「屋上‥眠いから‥」

そう言って私は教室からでた

 

そして時と場所は移り、私がいるのは屋上

と、ここで説明をしておくべきだね

あの馬鹿神が言い終わって光に包まれた私だけど、目を開けてみれば何処かに捨てられた捨て子のような感じで路地裏に放り出されていた

また孤児から始まることにうんざりしつつも、魔術で歩けるようにしてそこで育った

そしてそのまま普通に過ごしていたんだけど、ある日アルザーノ学院の入学試験に飛び入りで参加して、そのまま合格してここにいるって感じかな

因みに飛び入りで参加してきた生徒は居ないらしく、私が始めてだったとか

(まぁそうでしょうね‥)

さてと、眠いから寝るとしますかね

キャロリン、誰か来たら教えてね

(了解しました)

 

あれから日数は経ち、相変わらず屋上でボーッとしています

一回教室に行ったんだけど、グレンが授業をしていた

セラに関しても、事務員兼助講師という形で働いているらしい

あの馬鹿神が言ったことは本当だったらしいね

(リディアに関しても本人の魔力が確認できることから、おそらく生きているものかと)

なら良かった

「ここにいたのか」

そんなことを考えていると、後ろから声が聞こえてくる

「どうしたの?教授?」

そう言いながら目を開けると、そこには金髪の美人なねーちゃんがいた

(言い方がおっさん臭いですよ)

まぁ皆さんご存知セリカだよね

「相変わらずだな‥私にタメ口で話すのなんてお前とグレンくらいだぞ‥」

「別に良くない?」

まぁそりゃ400年以上も生きてる奴に敬語使わないのなんて、私とグレンくらいだろ

(ハーレイ教授は?)

あの人はノーカン

「で?ここで何してたんだ?」

「昼寝」

「お前学生だろ‥」 

因みに何でこんな関係になってるかって言うと、まぁ飛び入りで試験に参加して合格してから以来かな

何でもセリカ曰く

「昔の知り合いに似ているからな」

とのこと

(似ているも何も本人ですからね‥)

「で?どうかしたの?」

「あぁ、そうだそうだ、お前明日も学校だからな?」

「あー、そういや担任居なくなって授業日数足りないんだっけか」

「その事は知ってるんだな、というかお前授業出てるのか?」

「一応ね、というかあの先生分かりやすいね」

「まぁ私の弟子だからな!」

「そーなのかー」

胸を張って自慢するセリカにそう言っておく

というか昔と比べて丸くなったもんだ

昔は何というか人を寄せ付けない感じがあったんだけどな

「まぁそれは良いとしてだ、最低限学校には来いよ?」

「わーってるわーってる」

「なら良い、じゃあな」

「おーう」

そう言ってセリカは去っていった

というか明日って‥

(テロリスト襲撃の日ですね)

そうだったわ

 

翌日

(相変わらず昼寝ですか)

「良いじゃん別に、学校には来てるんだし」

屋上のフェンスに寄り掛かりながらキャロリンと話していると、次の瞬間、一つの閃光が壁を貫通させ、そのまま突き抜けていった

「‥始まったねぇ」

(そのようですね、どうします?)

‥まぁ面倒くさいけどね‥

「グレンが1人目をぶちのめしたら報告お願い」

(了解しました)

まぁ平穏な人生なんて、この世界じゃ望んだだけ無駄だからね

ならやることは一つ

「最後の人生、思いっきり楽しむことにするさ、そしてあの馬鹿神をぶちのめす!」

(最後の目標が物騒ですね‥まぁ私も同感ですが)

これに尽きるね

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