今回の死刑囚は闇田阿久男、技能実習生を搾取している悪徳仲介業者だ。
今はベトナム人で魚の加工技術を学んだ実習生を感染症対策のされていない部屋で個室と偽って連れてきて雑魚寝をさせたり、工場の設備も整っていないところで働かせる。そして
違法とされてる天引きで給与を安くして建て替えた借金を返せないようにしていた。
そして工場が休みで生活費が苦しい時には彼女たちを風俗に売り金を稼ぐ外道だった・・・
「こいつは俺たちで死刑にすることになった。奴は彼女たちを売った風俗店にいる。早速逮捕だ。」
私たちは喜一郎先輩に連れられ私たちは風俗店に向かった・・・
まず私たちはその売られた子を指名する。
「おいいつまで待たせるんだ?はやくしろ!」
喜一郎先輩がわざと相手をせかす。
人間離れした私の聴覚は控室の声も全て聞こえた・・・
「先輩、彼女たち感染症で衰弱してます!」
私は先輩に話す。
「わかった。取り押さえたらすぐにドクター笠松のところに連れて行くんだ。」
「分かりました!」
倫太郎先輩が了解する。
「待たせてすみませんねぇ今かわいいベトナム人が・・・」
従業員と闇田が被害者と出てきたところを
「ひげべぇ!」
喜一郎先輩と私で無力化し捕まえる!
「何しやがる!?警察呼ぶぞ!」
女の子に強制させといてよく言うわね・・・
「ふっ!」
「あぁ!?」
私は奴の腹に掌打を叩きこみ気絶させた・・・
「舞ちゃんめっちゃ怒ってる・・・」
「普段大人しい奴ほど怒ると怖いってな。」
「早く被害者たちを病院に連れて行きましょう。」
怒ってしまった私だがすぐに冷静になり闇田を刑務所に、被害者ラムさんたちをドクター笠松のところに連れて行ったしかし・・・
「残念ですが先ほど息を引き取りました助けてあげられず申し訳ない。」
ドクター笠松から倫太郎先輩と一緒に聞いたのは残酷な知らせだった・・・
「ドクター笠松の医療でも救えなかったなんて・・・」
「せめて闇田に苦しんでいってもらうのが私たちにできる供養ね・・・」
喜一郎先輩は向こうの部屋で闇田の調教を行っている。
「も、もう許してくれ!死んじまう!」
口が切れ血を流し、頬にあざができた奴は必死に命乞いをする。
「この期に及んで自分の心配をするとはどんなに殴っても足りねぇよ。」
でもここからが地獄の苦痛の始まりだよ・・・
「看守君、お待たせリクエストのステーキを用意したよ。」
あの肉は私がドクター笠松のアドバイスも借りながら遺伝子操作して作った必ずある病気になる牛で作ったステーキだ・・・病気の効果も最大限でるようにしてある・・・後はあの外道の口に先輩が放り込むだけ・・・
ここから喜一郎先輩のマインドコントロールが始まる。
「悪かったな、あの女も死んだしあとはリラックスタイムだ。」
先輩は優しい笑顔で闇田にステーキを差し出す。
「ゆ、許してくれるのか?」
「ああ、このステーキを食べて腹を満たしてくれ。」
そして闇田は泣きながらステーキを頬張る。
「ありがてぇ、うめぇうめぇよ!」
「極上のツンデレだいつの間にか闇田が先輩になついてる。」
「これが看守君のテクニックだよ。」
倫太郎先輩と笠松の言う通り散々殴られた相手になつくなんて面白いわね・・・
もちろんこの刑務所は喜ばしたままにするわけがない・・・その牛がアンタを殺すとも知らないでね・・・
「うふふふふ・・・」
「舞さんが笑ってる・・・けど内心怒ってるんだよな・・・」
「怒りを含んだ美女の笑顔程人を恐れさせるものはないねぇ。」
二人とも何か言いました?
それから私たちはその牛を使った料理を出し続けた。
「今日のディナーは牛のホルモン焼きだ!」
「今夜も僕の手作りです!」
「ありがたい!黄泉さんの料理は世界一です!」
「ホント料理は天下一品なんですよこの先輩は。」
「全くだ、黄泉のせいで舌が肥えちまって外食の時苦労するぜ・・・」
「先輩と後輩に褒められて嬉し恥ずかし青年期!」
その後は倫太郎先輩と闇田が会話をする。
「今回も変わった味がしますね。」
「ドクター笠松と舞がねこの肉しか使っちゃダメだって。」
倫太郎先輩には伝えてないんだっけ・・・
「まだ自分が何を料理してるか分かってないみたいですね。」
「相変わらずの能天気ぶりを発揮しやがって。」
でもそれは絶望がより濃くなるから倫太郎先輩って良い人材ですよね・・・
有期刑で楽勝だと思ってるんだろうけどそれは間違いだよ・・・変化はその日の朝に訪れた。
「ひぃぃ!お、お前ら何しに来たんだ!あっちいけ!お前らはもう死んでんだ!」
闇田は何もないところに寝言を叫び続ける。
「はぁ、はぁ!夢か?体の震えが止まらない・・・」
症状が出始めたわね・・・
「クロイツフェルト・ヤコブ病のお出ましですね。」
笠松の言う通り病気は進行する。
「体が痛い!」
「貴方が食べ続けた肉料理はね狂牛病にかかった牛なのよ。」
「えええ!僕が料理してたのってヤバい奴だったの!?」
倫太郎先輩が驚いている間も奴は痛みで苦しんでいる
「狂牛病の肉はねプリオンっていう異常なたんぱく質が含まれてるんだ。」
「うぐぅあぁっ!もう許して!」
そして奴は幻覚を見始めた。姿は見えずとも私には聞こえます・・・
「命を奪われた実習生たちにボコられてている。」
そして喜一郎先輩にも見えていた。
そのあと奴は壁に頭を打ち付けて笑う。
「すごいですね・・・」
倫太郎先輩が唖然とする。
「苦しむ姿が遺族の傷をいやす。」
喜一郎先輩がしっかりとした口調で言う。
そして自分の体をかきむしる闇田を喜一郎先輩がアイスピックで取り出し
地獄の仮想空間に送り込んだ。
「見えるぞ!永遠の苦痛を味わう姿がはっきり見える!」
「女性を食い物にしたんですから当たり前ですよ~!」
「霊感っていうかサイコパス感二人に逆らうのは辞めよう。」
こうして私たちは遺族に死刑を執行したことを話したが
「あの親子に待っているのは地獄だ・・・・」
喜一郎先輩は悲壮な目で告げる・・・確かに泣いているラムさんの弟さんのお腹をすかせた顔は忘れられなさそう・・・
「闇田は本当に罪深い・・・やっぱり死刑は正当な行為なのかもしれない・・・」
倫太郎先輩も考えこんだ表情で仕事に向かう・・・その仕事は、
「なにをする!?」
「ったく外道ってのはいくらやっても湧いてくる。」
そう悪徳業者の粛清だ。
「倫太郎先輩、今回のメニューは?」
「今回は狂牛病の赤身肉にウジ虫にソースとペスト菌を添えてみました。」
この刑務所では今日も犯罪を防いでいます。