ちょっぴりえっちな美少女アヴュールとまじめなモンジャラのレポート   作:木村直輝

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 この文章には「性的な表現⚠」が含まれています。

 (とく)に、まだ15さいになっていない(ひと)()ると、とてもこわいことになってしまうかもしれません。
 よくわからない(ひと)は、()るまえにしんじられる大人(おとな)の人にきいてみてください。


1日目_午後_39ばんどうろ

――モーモー ぼくじょう

  うまい しぼりたてミルクを どうぞ!――

 

「モンジャラ、面白かったね!」

「もじゃー!」

 お昼ご飯を食べ終えたアヴュールとモンジャラは、アサギシティから北に伸びる“39ばんどうろ”の“モーモーぼくじょう”を訪れていた。

「正直最初はちょっと怖かったけど、お姉さんもミルタンクも優しかったね」

「もじゃぁ」

 アヴュールとモンジャラはこの“モーモーぼくじょう”で、乳搾り体験を楽しんだところだった。

「でも、モンジャラにお乳しぼられて、ミルタンク。ちょっとくすぐったそうだったよね」

「もじゃ‥‥‥」

 モンジャラの表情がぴたっと止まる。つい今し方の出来事を思い出して、よみがえってきた申し訳なさに大人しくなる。

 モンジャラの全身をおおうブルーのツルには細かな毛が生えているため、ツルで触られるとくすぐったいのだ。

「ふふ、モンジャラったら」

「もじゃぁ‥‥‥」

「ねーえ、モンジャラ」

「もじゃ?」

「ミルタンクのおっぱいさぁ。あったかくて、ピンク色の、綺麗なおっぱい。血管が浮き出てて、ぎゅって握ると真っ白なお乳がびゅーって出て‥‥‥」

 アヴュールはそう言いながらしゃがみこむと、モンジャラの側面に顔をよせ、ささやいた。

「ちょっとえっちだったね」

「もじゃっ!」

 びくっとするモンジャラから顔を離し、アヴュールは笑う。

「ふふふ。モンジャラ、動揺しすぎ。ふふ、ふふふふふ」

「もじゃ、もじゃ‥‥‥、もじゃっ!」

 突然アヴュールに抱きかかえられ、モンジャラは驚いて鳴き声を上げる。

 そんなモンジャラをアヴュールは胸にぎゅーっと押しつけるように抱きしめると、いたずらっぽい笑みを浮かべて歩き出した。

 その口元を、モンジャラに近づけて、小さな声でささやきながら――。

「ねーえ。モンジャラは、思わなかったの?」

「‥‥‥もっ、もじゃっ」

「なんで? だって、おっぱいだよ? ミルタンクの、女の子の、おっぱい‥‥‥」

「もっ、もじゃ! もじゃ!」

 モンジャラは否定するように、強い鳴き声を出す。

「ふーん‥‥‥。じゃあ、これは?」

 そう言うと、アヴュールは自分の(つつ)ましやかな二つのふくらみをモンジャラにこすりつけるように、ゆっくりモンジャラを動かした。

「もじゃっ! もじゃっ!」

「んー? どうしたのー? だって、モンジャラはおっぱい。別にえっちだと思わないんでしょー? そうだよねー? だってモンジャラ、植物だもんねー?」

「もじゃっ! もじゃもじゃ!」

「ふふ、ふふふふ。‥‥‥‥‥‥はぁ。‥‥‥んっ、おしまい」

 そう言うと、アヴュールはモンジャラを地面におろした。

「じゃあ、ソフトクリーム食べに行こう? しぼりたてモーモーミルク百パーセントのソフトクリーム。とっても濃厚で美味しいんだって」

「‥‥‥」

「モンジャラ?」

 モンジャラは、アヴュールに背を向けたまま返事をしない。

「‥‥‥もしかして、怒ってる?」

「もじゃっ!」

 否定するように鳴いたモンジャラの声は、ちょっと語気が強かった。

「も~、ごめんね。続きは今晩ゆーっくりしてあげるから。だから、今はせっかくだし。ソフトクリーム食べよう?」

「もじゃ!? もじゃ! もじゃ!」

 突然、だーっとモンジャラが走りだす。

「待ってモンジャラ。別に逃げなくても今はしないから。ふふ。もう、モンジャラー!」

 モンジャラを追って、アヴュールも走りだす。

 二人が走る牧場の青い空には、モーモーミルクみたいに真っ白な雲が大きく広がっていた。

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