「注意事項です。この小説では、二人の視点を交代して話を進む事が頻繁に起こります」
「タグにもあるけど、片方はオリキャラで別作品と強く関わるよ」
「原作のマギアレコードと設定や物語を変えたり、キャラ崩壊も有り得るので注意してくださいね? それでは、マギアレコード始まります!!」
[キ£⇔?¤₫!!]グググ!!
ズゥーン!
ズゥゥゥウウウウウンッッ!!
「.....」
"黒いケープ"を被った少女は、おもちゃが散乱したような世界で結界の持ち主である魔女に"再び"武器を向ける。故意的ではないにしろ、あの魔女の攻撃手段であった折れたクレヨンは、使い魔を際限なく生み出して追い詰める...筈だった。
生み出された使い魔であったモノは、何本もの短剣が突き刺さって絶命している。この魔法少女から何度逃げても、"
「図体がデカくなればなるほど、"当てやすい的"になるだけ。魔女には、そんなことも考えられないんだね?」
黒い魔法少女は自身のクロスボウを取り外し、足元に置いて魔力を流す。するとクロスボウが巨大化し、バリスタのような形状へと変化する。
「まあ、どうせ言っても分からないかなー」
[♯₴₪℘$₦₩!?]ガタガタ
「――――"実体験"してみる?」
【デッドリー・ハート】
バシュンッ!
[...ッ!!?]
グシャッ!!
「心臓に狙ったんだけど、頭に当たっちゃったか。まだまだ改良しなきゃね」
コロコロ....
放たれたバリスタ弾は、魔女に届くまで徐々に大きくなり、届く頃には魔女の頭部をまるごと貫いた。魔女が死亡すると、グリーフシードが魔法少女の足元へと転がる。主を亡くした結界は、主と共に消滅する。
そこは微かに届く夕日の光が、廃墟になったデパートを照らしていた。魔法少女はケープを外し、桃色の髪を風に任せて広げる。
「これで6個目...十分かな?」
"環 いろは"はそう言って場を離れる、自分を待ってるかも知れない人に向かって。
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「ただいまー.....って、誰も返事してくれないなー」
私は階段を上がり、ある一室の前まで歩く。きっとあの人はまだ寝てるんだろうなって思うけど、いつの間にか目を覚ましてるんだと心の中でそう望んでいた。
ガチャッ!
「ただいま、拓未さん♪....ヒドイじゃないですか、やちよさーん。居たなら居たって、返事してくださいよー」
「....」フルフル
やちよさんは口に手を当てて、首を横に振る。
―――そういえば、ここでは喋れないんでしたっけ?
「グリーフシード要ります? 私ならともかく....やちよさんって家にいる時間も少ないし、最近戦っていないなら必要だと思うんですけど...まあ受け取ってください、私には必要のないモノですので♪」ケラケラ
「....」
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私達は"あの日"から、全てが変わってしまった...
私は一時さんが近くに居ると喋れなくなり、環さんは人が変わったように魔女とマギウスの翼を狩るようになった。幸いなのはまだ殺害には至ってないものの、その悪評は神浜市の魔法少女に広まった。
そして...最初の目的だった"環さんの妹を探すこと"、"一時さんの散らばった仲間を探すこと"を忘れ、狂ったように一時さんを追い詰めたマギウスを狙い始めた。
『拓未さん! 拓未さん! 今日もマギウスに借りを返しましたよ! 今日はですね....ふふふ、何と10人!
最近中々見ないなーと思ったけど、魔女と戦っていた所を纏めて潰しましたよ♪ あーんな弱い魔女で苦戦するなんて、よく生き残れたなーって思いました。うん....強いのは私が倒したから、仕方ないんだけどね☆ アハハハ♪』
「.....」
ごめんなさい....私が止めるべきなのに、どうしても声が出ないの。あなたが目を覚ませば全部"夢"になるって、何も行動に移せなかった。
((お願い....早く目を覚まして))
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最近は夢に出てくる女の子は見ない、そうなってからは気にすることなく忘れた。その代わりなのか、黒いコートを着た女性を見るようになった。最近になって分かったけど、この女の人が"昔の拓未さん"だって判明した。
夢に出てくると、私はいつも拓未さんの後ろから覗く視点か始まります。拓未さんが動けば、同時に私が動くことなく移動します。それからは拓未さんを観察して、戦い方も参考にしました。
「んーっ! 今日も良い朝。新しい技の改良でもしようかな? それか....魔女やマギウスの翼でも探してみようかな♪」
今日は学校が休みの日、時間ならたっぷりある。それにきっと...マギウスの翼もそろそろ魔女を倒さないと、穢れが溜まって戦えなくなるのに困ってる筈だよね♪
「......」
「おはようございます、やちよさん♪ 今日はちょっと、マギウスの翼を探してきますね!」
そうと決まれば、私の行動は早かった。魔女を探して、マギウスの翼にも"拓未さんと同じだけ、苦しんでもらうんだ"って。一番手っ取り早いのは、前みたいにあっちから来てくれれば探す手間もないんだけどねー....
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[やめて....もう私達から襲いません....]
[お願い...許して....私達は、命令されただけで...!!!]
鎖で縛られているのは、マギウスの翼に属している魔法少女達。許しを乞う者、現実を受け入れられない者、今もなお殺意を込めた目で睨む者、自分だけ助かろうと仲間を売る者。
――――まあ、選り取り見取りですね。
「うん、どうでもいいよ♪」
[...え?]
「だって、拓未さん達を見逃そうとしなかったでしょ? そんな人たちの言葉なんて、信じる方がおかしいですよ。それに、自分だけ助かろうと思わないでください」
[まって....ねえ? ウソよね....ねえ!!]
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「....うん、もっと頑張らないとね♪」
最初は自分のしたことに、吐くくらい後悔したけど...今となっては、マギウスの翼に償わせている時が"役に立ってる"と思うようになった。
きっと殺したくなるほど私を恨んでいるだろうけど、拓未さんを追い詰めたあなた達が悪いんですよ♪あの人の過去を知らないで、追い詰めたあなた達なんか...ね?
「早く出ておいで、マギウスの翼さーん。
♪ 怖くないですよー!!」
スキップで廃ビルの中を探検する、魔女の気配が消えたばかりのこの場所で....その中で、真っ直ぐいろはに向かって近づく反応があった。
[....]
「あれー? 黒羽根の衣装はどうしたのかなー? 私に近付くって意味....知ってるよね」
[全く見ぬと思ったら、ここまで墜ちおって....あの時に妾を助けたオマエは、そんな濁りきった目をしておらぬわ!]
近付いてきたのは、黒いゴスロリ服の少女。背中には黒い悪魔のような羽根が生えていて、紅い目は鋭く、肌は死体のように青白かった。
「....あなたみたいな綺麗な服を着た魔法少女、知らないよー?」クスクス
[それはそうじゃ、魔法少女ではないからな]
「何それ、拓未さんでもないのにー?」
[――――御託はここまでだ。その腐った根性、文字通り"
キィ!
キィー!
ゴスロリ少女の傘から溢れ出る、コウモリの群れ。いろは未だに気付いていないが....登校初日に助けた"コウモリ"が、今になって現れたのであった。
なぜこんなことになってしまったんだ(光の巨人感)
いろはちゃん推しの皆さんには申し訳ありませんが、一時的なヤンデレ属性が付与されました。(やちよさんじゃないのか...)
なんだか、良くない物を書いたのかもしれませんね...需要があると良いのですが。