「注意事項です。この小説では、二人の視点を交代して話を進む事が頻繁に起こります」
「タグにもあるけど、片方はオリキャラで別作品と強く関わるよ。ちなみに、今からSeason2ね!」
「原作のマギアレコードと設定や物語を変えたり、キャラ崩壊も有り得るので注意してくださいね? それでは、マギアレコード始まります!!」
「―――それで、この紙を渡されまして....」
[モキュモキュ]コレネ
私はこれまでの経緯を話して、今朝のユネスさんが置いていったスタンプラリーの紙を由比さんに見せます。ネットで詳しく見ようとしたんだけど、何故か検索に引っかからなくて....
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※こちらのいろはちゃんは"機械音痴"・"方向音痴"・"流行の疎さ"を、ある程度克服出来ています。
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「もしかしたら、"口寄せ神社のウワサ"かも!」
「どういった内容なんですか?」
「それはね...."会いたい人に会える"んだよ!」
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むかしむかし、大名がこの辺りを治めていた時代、町人の男が水名城に住むお姫様に身分違いの恋をしました。
2人は強い絆で結ばれていたけれど、それを知ったいいなづけによって、男は殺されてしまう。
お姫様は毎日毎日泣き暮らし、毎晩毎晩神社へ通い、神様にお祈りした。
『どうかあの人に会わせて下さい』....と。
1500日の祈りの後、願いは叶うにあたりて、お姫様は死んだはずの男と再会した。
めでたしめでたし....
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「――――これが、水名区に古くから伝わってる伝説」
「それがこのスタンプラリーに....」
「確証はできないけど、この辺のヒントとか内容似てるし....ここからは、一緒に調べて行けば良いと思うよ!」
「ありがとうございます、由比さん」
「......」ムー
何故か、納得が行かないような顔をする由比さん。
えぇ...?
「由比...さん?」
「うーん....もう少し親しく」
「ああ、そういう....それでしたら、"鶴乃"さん」
「まだまだ...」
「つ、"鶴りん"....?」
[モキュ...?](・_・;)
「おお!? ...でも、ちょっと違う」
「...."鶴乃ちゃん"?」
「ごーかく! よろしくね、いろはちゃん。一緒に"口寄せ神社"を見つけようね♪」
ギュッ!
「わっ!? ....はい!」
そこからは、鶴乃ちゃんとキュゥべえと一緒にスタンプ巡りをしました。途中から引っかけ問題もあって、一気に難易度が上がったけど。どうにか...
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「無駄足でしたね....」
「うん、せっかくもう一枚の用紙も埋めてきたのにね....」
[もきゅ...]
時間は既に夕方になっていて、"MagiCode"にやちよさんが"コロッケのタイムセールがあるから買って来て"と、今は神浜デパートで買い物を終えた所でした。
ガサゴソッ
「はむっ...このコロッケ、結構イケるかも!」
「私も....うん、この味なら2日間連続でも大丈夫だね」
「モッモッモッ♪」サクサクサク
それにしても器用に食べるキュゥべえ、さながらハムスターのように食べる食べる。思っていた以上に安かったから、多めに買って良かった。
......ほう
ゾワッ
「誰っ!?」クルッ!
「急にどうしたの、いろはちゃん?」
「えっと...今誰か近くで...」
「それはそうだよ、いろはちゃん。今はタイムセールなんだから人も多いし、タイムセール逃した人にジッと見られるなんてよくある話だよ〜♪」
「そう...かな...」
まるで体の中を覗かれるような....そんな感覚があったけど、気にし過ぎだよね。今日のスタンプラリーの疲れが、今でも引きずってるのかも...?
[モキューーーーーーッッ!!]ポロッ
ピョン!
「うわっ、コロッケ勿体ないよっ!?」
[キュゥゥゥウウウウウッッ!!!]
ダダダッ!!
「待って、キュゥべえ!?」ダッ!
「いろはちゃんまで!? ちょっと、待ってよ〜〜!!」ダッ!
食べかけのコロッケを置き去りにして、突然出入り口に向かって今までに見たことの無い速さで走り出すキュゥべえ。出口をそのまま通り抜け、先程降りたばかりの駅に戻っていた。
「キュゥべえ、そっちだとお家に帰れないよ!?」
[キュ~!! キューッ!!]
「"乗れ"って、言ってるの?」
[キュッ!]
「....分かった!」
ピッ!
私はPipoTaを改札口に当て、駅内に入る。最後の一本だけ、もう一度水名区に行ける電車がもうすぐ出ようとしていた。
そこにキュゥべえが入り込み、このまま"普通に走って"いては間に合わない。
「((間に合えっ...!!))」バッ!
ガシャンッ!!
私は電車に飛び込み、間一髪の所で間に合う。幸いにも他に乗客は居らず、キュゥべえが心配そうに近付いてきた。
「キュゥべえ、急にどうしたの?」
「キュッ!」
やってやったかのような顔をするだけで、答えは返ってこない。こうなってしまっては仕方ない、このまま水名駅まで乗ろう。
ガタン ゴトンッ! ガタン
「.....」
私は目的地に着くまで、外の光景を眺めていた。電車なら、水名区までそう時間はかからない。そう眺めている内に、水名神社が建てられている山が見えて来た。
((あれっ...参拝時間終わってるのに、なんであんなに明るいんだろう?))
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《何ですって!?》
「急にキュゥべえが走り出すから、私もビックリしちゃったよ! いろはちゃんも追いかけたと思ったら、電車に飛び込んで行っちゃったしさー....」
《鶴乃。その電車って、どこ行きだったか分かる?》
「えっとね....水名駅方面だけど、水名神社はハズレだったよ? 今更行っても」
《いえ....時間帯が関係してるかも知れないわ。民話では、"女は死んだ男と再会する"よね?》
「つまりは...死んだ男は幽霊だから、条件は"夜"になるんだね!」
突然走り出したいろは達に、やちよに連絡する鶴乃。残念ながらいろはのスマホは電池が切れており、今でも連絡を取る方法は無い。魔法少女が使うテレパシーも、範囲はそこまで広くない。
《鶴乃、今すぐに環さんを追いかけなさい》
「ど、どうしたの? 私も追いかけるつもりだけど、そんなに焦るほどのこと...」
《ごめんなさい....実は、環さんはマギウスの翼に狙われているのよ。昼間は知り合いに見張りを頼んでいるけど》
「いろはちゃんが!? でも、どうしてそんな....」
《話すと長いわ....今は環さんと合流することだけを考えて、理由は後で話すから》
「....うん、後でね」
まだ鶴乃は話に理由を納得していないが....それでも、今日を共に過ごした友達だ。自分を動かす理由は、これだけでも良いと無理矢理に納得する。
【変身:魔法少女】
カッ!
「よぉーし、チョー特急で追いつくぞー!!」
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「ねえ、水名神社で何かあるの...?」
[モキュキュ]
まるで"もうすぐ"と言わんばかりに、いろはを案内する小さなキュゥべえ。
しかし―――異常性は、すぐに見つかる。
〔.....〕
〔....〕
「どうしてマギウスの翼が、こんなに倒れてるの...!?」
キィンッ!
((誰か戦ってる...?))
鈍く響く金属音....その後に眩い閃光が何度も発した。レナちゃんの時に遭遇したウワサのように、特殊な条件で現れるタイプかも知れない。
それでウワサと戦っているのが"マギウスの翼"...?
「―――いや、多分違う」
この仮説に直感的な物が、"そうだ"と否定する。答えはいずれにしても、神社で待ち構えているだろう。
私はそれを確認しようと、更に登る速度を上げていく。
«"これで最後"...という訳には行かないようだ»
「あなたは...!?」
階段を登り切り、閉まっているはずの水名神社へと辿り着く。そこには"赤い外套を纏う褐色肌の男"と、"グニャリと曲がったトンガリ帽子を被った魔法少女"が、倒れているマギウスの翼達の中心で待ち構えていた。
‹"あの子"なの?›
«ああ、油断はするな。どうやら既に、"
‹そっか....でも、一度倒せば引き剥がせれるよね?›
«確証は無いがね»
【――――投影、開始(トレース・オン)】
ジジジッッ!
自分を見ては、何やら敵だと思い込まれている。それに....あの赤い外套の人は、拓未さんの夢で見たことがあった。
「ま...待ってください、"エミヤ"さん!? 私達は敵ではありません!!」
《....さて、どうかね? 敵ではないのなら、キミの中にいる彼女に証明して戴きたいものだ》
「紫百合さんは....」
――――それは出来ない
あの事件から、一度も現れることは無かった。ユネスさんも、"何度突付いても起きん、無理"と言ってた....
「待ってください!! ユネスさんなら...」
《"交渉決裂"だな》
「安心して、できるだけ苦しませないようにするから」
[モキュッ!?]
「ど、どうして....!?」
もう魔法少女とも、
スゥ...
私からキュゥべえが急いで離れる...エミヤさんの持つ剣から、自分の姿が映る。私の髪が黒く染まり、薄っすらと目も変色していた。
そう、それはまるで......
《来るぞ、"かずみ"!!》
「分かってるよ!」
【憑依変身《シフト・ソウル》: 烈華/始刻《リリィ・プライマル》】
「この....わからず屋ぁぁっ!」
―――私はまた、"