いろは「"人を助ける"って、楽じゃないよ】   作:一時キリカ

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「注意事項です。この小説では、二人の視点を交代して話を進む事が頻繁に起こります」

「タグにもあるけど、片方はオリキャラで別作品と強く関わるよ」

「原作のマギアレコードと設定や物語を変えたり、キャラ崩壊も有り得るので注意してくださいね? それでは、マギアレコード始まります!!」




Episode03【You Again? / お早い再会】

『お願いだから、ピッタリの来てよ?』

 

 

〔...!!〕

 

「拓未さん、魔女に気付かれました!!」

 

『It's hero time(さあ、ヒーロータイムだ)!!』

 

【−変身−(シフト・チェンジ)】

 

ピカッ!

 

黒髪の女性――拓未は、変身しようと念じて黄緑の閃光に包まれる。閃光が弱まり、次第に変化した姿が顕になった。

 

オレンジ色の髪とサイドはゆるい縦ロールに、バックは三つ編みにした、常にジト目のような半目の女性。

 

全身に張り巡らされたベルトと片手足首の錠、南京錠に鎖付きの首輪と、青紫色のボンテージに近い霊装"神威霊装・八番(エロヒム・ツァバオト)"を纏う。

 

 

『八舞 夕弦(Yamai Yuzuru)! 妥協...思っていたのとは違いますが、やれなくは無いですね』

 

 

 

Howdy、元気ですか?

 

拓未です(真顔ダブルピース)

 

 

解説。私達は現在"神浜市"に来ており、ココに住む魔法少女の情報提供を頼りに"小さいキュゥべえ"の探索をしております。その道中で救助活動も行い、助けを求める声に駆け付け、現在に至ります。

 

(状況)確認。救助活動中に今回初めて夕弦を使う事になりますが、幸いにも実物とは縁があったので、能力の出力不足は無さそうです。戦闘には向きませんが、それは"一時 拓未"としての経験を活かします。

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−ーーーーーーーーーー

 

 

「なななっ....///」

 

((ひ...拓未しゃんっ!?///))

 

私は救出した水色の魔法少女と同じく、顔が赤くなっていたんだと思います...

 

余りにもその...

 

同性でも、刺激的過ぎますぅ!!

 

あのキョトンとした表情を見るに、思っていたのとは違う人物に変身したんだと思います。でも、直ぐに気を直して鎧の魔女に挑みます。

 

「気を付けて、ソイツは..‼」

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−ーーーーーーーーー

 

 

瞬間移動のよう神出鬼没に現れる魔女は、魔女自身の鋭利な腕を振るい、次々と散らばっているアンティークの品々を粉砕する。この魔女が狙っているのはそんなモノではなく、自由自在に飛行する拓未を当てれずにいた。

 

((観測....魔女の命中精度の低下、あと少し))

 

〔〜〜!!〕

 

歪んではいるが、曲がりなりにも魔女にだって心はある。それでも"本能"に強く引っ張られ、生前の魔法少女での癖が強くなる傾向にある。

この鎧の魔女場合、騎士道に準じたバトルスタイルが見られ、いろは達を狙ったり...罠をかけるようなことはして来ない。逆に戦意がありながらも、敵前逃亡する相手には殺意が湧くくらいに嫌いなようだ。

 

拓未はそのような考察を、原作である"魔法少女まどか☆マギカ"の世界で既に試していた。結果として、"

この世界でも、ある程度は期待できる"と判断した。

 

 

『勝負。まずはその腕から、"縛める者(エル・ナハシュ)"』

 

ジャラッ!

 

[!]

 

青い宝石を先端に付いた、ペンデュラムのような鎖を放つ。それは蛇のようにうねらせ、魔女の鋭利な腕をめいいっぱいに絡め取る。

 

[..!!]グググ

 

 

『観察。力勝負ですか... 質問。引っ張り合いには、些か"短い"とは思いませんか?』

 

ジャラジャラジャラッッ!!

 

説明。私の魔力を糧に、縛める者(エル・ナハシュ)を更に伸ばします。魔女は黙々と引き込もうとしますが、最後に私は引き戻すこともなく"手放す"事にしました。

 

 

ジャラッ...ギチィッ!

 

[..!?]ギギギ

 

 

『決着。私のペースに呑まれたのが、アナタの敗因です』グッ!

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−ーーーーーーーーーー

 

「はあっ!? 何で自分の武器を手放すのよ、あのバカはっ!!」

 

「待ってください、アレは....」

 

 

ジャラッ!!

 

拓未さんが手放した鎖は、引っ張っていた魔女に襲いかかりました。魔女自身が引き伸ばした分はとても長く、手足を厳重に縛られ、文字通り指一本も動けれずにいました。

 

鎖の先端だけが浮き、魔女の目の中心で留まりました。もし魔女の目線で見ていたのなら、"奥で拳を突き出す天使が、宝石を楔に自身の目に打ち付けられる光景"だっただろう....

 

 

「え...?」

 

((凄い....一人で魔女を倒しちゃった))

 

 

ほんの一瞬の出来事が、結界と共に魔女は崩れ落ちました。最後に振り返って手を振ったあの人の姿が、きっと私の目標なんだな..と、輝いて見えました。

 

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−ーーーーーーーーーー

 

 

 

最初に会った魔法少女は、神浜市の誰だと思う?

 

――――万丈だ(大嘘)。

 

 

冗談はパンドラボックスに置いといて、本当は胸元がパンパンな"水波(Minami) レナ"ちゃんでした。出るのが早過ぎるんだよォッ!?

 

そんなレナちゃんは、ソワソワしながらチラチラと私を見て来ます。腕を組んで、自分の胸をバインドしている...これは"私の方が乙杯大きいわ!!"と、ルナドーパントのように対抗心を燃やしてるんでしょうか?

 

ヒーローなので、ここは頭を撫でて余裕を見せ付けましょう。お婆ちゃんは言っていた..."胸は大きさで決まる程度の価値ではない"と(言ってない)。

 

「さっ、触んな!! 通報するわよ!?」

 

『やめておけカカシ、その護身術は私によく効く』

 

「誰がカカシよっ!!」ピッ!ピッ!

 

『私は誓って、人殺しはしてません!(極道感)』

 

「拓未さん!?」

 

I have no choice(仕方ないじゃん)、ヒーローでも警察に追われる話は珍しくないもん。何なら、ヤンデレストーカーだって追ってくる。私の場合なら、嫁四天王(1枠空席)の一人がこの世界へ一緒に来ちゃったし....

 

 

考えるの、やーめた!!(現実逃避)

 

 

「あの...レナちゃん、聞きたい事があるんだけど。良いかな?」

 

「...良いわよ、一応レナは助けて貰った身だしぃ? ソイツならともかく、アンタなら聞いてやってもいいわ」

 

『それなら好きn』

 

「拓未さん、真面目な話なので黙っててください」

 

『Oh...』

 

はい、ハジケリストから引退しますね。(反省)

 

それと、那珂ちゃんのファンも辞めますね(とばっちり)

 

 

 

−−−−− −−−− −−−−−−− −ーーーーーーーー

 

「てぇぇとくぅぅうう、なんでぇぇええええっ!!??」

 

「うるせぇ!! 駆逐艦(ガキ)共が目ェ覚めちまうじゃねえか!?」

 

「天龍ちゃん、どっちもうるさいと思うわぁ」

 

−−−−− −−−− −−−−−−− −ーーーーーーーー

 

 

ん、何か別世界で呼ばれた気がする。(NT感)

 

戸締まりしとこ...(無慈悲)

 

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−ーーーーーーーー

 

 

 

 

「小さいキュゥべえ? あんなの探して、どうすんのよ」

 

「そ、それは....」

 

「まあ、いいわ。小さいキュゥべえなら、"砂場の魔女の結界"よ」

 

「砂場の...?」

 

それは私にとって、因縁のある魔女の結界だった。ここで圧倒的な実力差を知り、そして...拓未と出会うキッカケになった場所。

 

そして、もし事実だった場合。小さいキュゥべえは、あれから全く魔女の結界から脱出しないのが気になる。

 

(("何か"を待ってるのかな...?))

 

 

「質問には答えたし、もういいでしょ? 私にも、これからやること有るんだから」

 

「あっ、うん」

 

「あとそれから....」

 

水色の魔法少女は、拓未さんに向けてビシッと指をさす。一体何を.....?

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−ーーーーーーーー

 

 

「次は絶対に負けないんだから!!」

 

『What did you say?(何て言ったの?)』

 

「英語で誤魔化すなー!!」

 

いや、すまない。マジでI don't know.

 

どうやら何処かでエンカウントしたみたいですけど、本当に身に覚えない... そもそもこんな2個の小玉スイカを抱えてる娘なら、印象に残りますわよ!!(言語バグ)

 

「――――本当に覚えていないみたいね。あれだけ煽った癖に!!」

 

「....」ジー

 

「いやいや、知らないからね!? これ以上の濡衣は、Ask other people!!(他に当たってくれ!!)」

 

 

【−変身−(シフト・チェンジ)】

 

ピカッ!

 

ピンクラインの入った黒いタイトドレスに、バイザーで視界を封じた妖艶な美女へと姿を変える。色々とデカくなりましたが、この状況から逃げられるのなら些細なこと。

 

『" メドゥーサ "! いろは、行きますよ!』

 

「え、拓m」

 

ガバッ!

 

ダッ!!

 

 

私はいろはを抱え、その場から急いで去りました。先程から彼女の視線が痛いですが、ここは魔女の結界までの辛抱ですね...

 

 

−−−−−−−−−−−−−−−−−ーーーーーーー

 

 

「それで...さっきのはどういうことですか?」

 

『本当に心当たりがありません。そもそも煽りなんて、魔女相手やゲームの時ぐらいしか....』

 

「魔女ならともかく、ゲーム...?」

 

『私の世界にあったゲームがありまして、相手にシャゲダンするのが習慣なんですよ!』

 

 

シャゲダン..?というのは分かりませんが、おそらくゲームセンターで因縁ができちゃったんだろう...

 

「―――結構です、もう無実は証明出来たので」

 

『――!! やった♪』

 

...拓未さんって、結構"子供っぽい"ですね。結局大した問題ではありませんし、次に会った時には謝ればいいですし。

 

((...今は小さいキュゥべえに集中しよう))

 

『いろは、もうそろそろ砂場の魔女の結界です。連戦ですが、私のことはお気になさらずキュゥべえの捜索を』

 

「はい、拓未さんも無理をしないでください」

 

『♪』

 

私の心配する言葉に、拓未さんは"笑顔(目隠ししてるけど)"で応える。あと少しもすれば、あの夢の手がかりを....

 

 

 

−−−−−− −−−−−− −−−−−

 

 

 

 

『これは....結界が消滅しかけている?』

 

「え、まだ小さいキュゥべえが居るかもしれないのに...!?」

 

この辺の魔法少女でも、今の砂場の魔女は手こずると考えていましたが...まさか倒せるだけの実力を持つ魔法少女が、主人公よりも早く潰していたとは。

 

私が介入した時点で、ある程度の物語の変化は当然起こります。しかし、これは....

 

『いえ、その心配はないですよ』

 

 

ズズズ... キュップイ!

 

「―――小さいキュゥべえ!!」

 

«キュ〜〜〜ッ!!»ダッ!!

 

 

消滅しかけていた結界から現れた小さいキュゥべえは、必死に何かから逃げようと後先考えずに走り去る。呆気に取られたいろはは、大きく距離が離れた時点でやっと我に返る。

 

「あっ、待って!!」

 

ヒュンッ!

 

『!!』

 

ガバッ!

 

「まさか、二度mぐえっ!?」

 

私は飛んでくる"何か"がいろはへと直撃する前に、彼女を片腕で乱暴に抱え、とっさに避けました。あの"彼女"が殺気を向けたと同時に、容赦なく攻撃するとは...

 

 

――――こんな笑えない冗談、聞いてませんよ。

 

 

 

−−−−−−−− −−−−−−−−−ー ーーーーーーーーーーー

 

 

ズズズ....

 

 

『....どうして、こうも運命が狂うのでしょうね』

 

「一体何があったのですか....」

 

 

私は結界から現れた人物に、口に両手を添えて驚愕したんだと思います。拓未さんに至っては、苦虫を噛み潰したような表情をしていました。

 

 

『「やちよ(さん)」』

 

ユラァ...

 

「見つけた....」

 

ザッ!

 

 

オホしサマぁ、ミィつケた

 

 

やちよさんは不気味な真っ白い仮面をつけ、口が裂けるくらいに笑っていました....

 

 

 

 

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