ジュピターとの戦いの中、足を火傷したナタネはパールとプラチナに肩を借り、無人の二階と三階をよろよろと経てビルから出るに至った。
ちょうど駆けつけた警察の皆さんと鉢合わせ、何事ですかと尋ねられて事情を説明する。
年上のお巡りさんに敬語で話しかけられる辺り、やはりナタネは若くしてハクタイシティの要人たるジムリーダーというところ。
わざわざ通報なんてしなくたって、ロズレイドの破壊光線で四階の壁をぶち破っているのだ。
騒ぎになるのも当然で、警察だって集まってくるというわけだ。
そこまで計算に入れていたかは果たしてというところだが、結果的に悪人のアジトに乗り込んで間もなくして、ここに然るべき人を集わす結果には繋がった。
ぎゅっと抱きつくようにして支えてくれるパールに助けられながら、ナタネは手短にお巡りさんに事情を説明。
手短になってしまったのは、ナタネと警察官の間に立ちはだかるようにして、ナタネさんは怪我をしているんですと強い声と眼で訴えたプラチナの影響もある。
案じてくれるのは嬉しいが、話すべきことは話さなくてはならないので、ナタネも事情を巻き巻きで語って話を終えた。
足を怪我しているなら、と警官も、パトカーに乗せて病院までと言ってくれたのだが、ナタネはへらへらっと笑ってやんわりお断り。
平気平気という態度だが、脂汗がすごい。全然平気そうじゃない。
心配そうにしてくれる警官、車に乗せて貰った方がというパールとプラチナの主張も振り切って、ひょこひょこその場を立ち去ろうとするナタネ。
あとはよろしくね、と告げられた警官が敬礼で見送る中、無論パールもプラチナもナタネについていく。
一緒も何も、パールはナタネを支えて離れたがらないが。べったり。
「ナタネさん、やっぱり救急車呼んだ方が……」
「パール、パール、あなたのハヤシガメ出して。
乗りたい」
「えぇ、まさかそれで」
「こんな時じゃないと人のポケモンの背中に乗せてなんて言えないもん。
ねぇお願い、乗せて乗せて」
意固地に搬送を拒んでいたかと思ったら、見惚れた他人の草ポケモンに乗せて貰いたかったらしい。
絶対足が痛いはずなのに、これを奇貨にと企てるのだから、転んでもただでは起きない彼女の性格が垣間見える。
パールも驚かされるやら呆れるやら、複雑な気持ちながら苦笑して、ピョコの入ったボールのスイッチを押す。
出てきたピョコは、ボールの中で話を聞いていたらしく、ナタネに身を寄せて傾けると、自分の背中に乗りやすいよう配慮してくれる。
「あははっ、あなたのハヤシガメ、強いだけじゃなく優しいのね。
ピョコ君って呼んでるんだっけ?」
「はい、とってもいい子なんです」
「ふふ、ピョコ君ほんと素敵なトレーナーと一緒にいられて幸せよね。
あなたが褒められると、きっとあなたよりも嬉しがってくれる素敵なトレーナーよ」
「――――♪」
背上のナタネに頭を撫でられ、ピョコもまたパールのことを良く言って貰えたことにこそ嬉しがる声を出す。
病院の方角をナタネに教えて貰い、背中の上が揺れ過ぎないよう、のそのそっとした歩みかつその上で最速に歩いていくピョコ。
動き自体はゆっくりしたものに見えても、大きな体格で歩幅も大きいため、そばを歩くパールもプラチナも早歩き気味だ。
なるべく早く進んであげるべきだと察している、気の利くピョコの性格はこんな所でもよく表れていると言えよう。
やがて病院に辿り着いたパール達だが、何故か病院の前に人が待っていてくれていて、ナタネは迅速に看護婦さんに院内へ案内して貰えた。
ナタネがピョコに楽しそうに話しかけている間、後ろを歩く位置に移っていたプラチナが、先に病院に電話して今から行く旨を伝えていたらしい。
ハクタイシティの病院の電話番号なんて知らないのに、ちゃんとポケッチのアプリ機能で調べて連絡しているのである。こちらもよく気の利く子。
病院内に入っていったナタネと一度別れ、そろそろ暗くなっていく時間帯であることを鑑み、パールとプラチナはポケモンセンターへ向かっていく。
あとは一夜過ごし、ナタネのお見舞いに行くのは明日にしようという流れである。
「も~、入院って退屈だわ。
三日で退院できるみたいだけどさ」
「足、大丈夫なんですか?」
「火を浴びたのだってほんと一瞬だけだったしね。
腫れてる感じになっちゃってるけど、三日きちんと入院して安静にしてれば火傷跡とかも残らないってさ」
翌朝、改めて病院に向かい、ナタネの病室を訪れたパールとプラチナ。
火を浴びてしまった方の足だけ裸足にして、包帯でぐるぐる巻きにされたナタネの片脚は痛々しい。
色んな意味で、この包帯は今はずさない方がいい。下はパールみたいな女の子が見たらショッキングな状態になっている。
しかし、三日も病院できちんと手当して貰えれば、退院後しばらくしたら跡の残らないように治して貰えるらしい。
どんな怪我をしたポケモンも元気にしてくれる技術がポケモンセンターにあるように、人間に対する医療技術も高水準なのだ。いい時代である。
小範囲かつ焼かれたのも一瞬だけだったというのも幸いだったが、短い期間で綺麗な肌を約束して貰えるのは、女性のナタネにとって大きな救いだろう。
「ハクタイジムもその間はお休みね。
長い入院になるようなら代役を立てるんだけど、短期の入院で済むみたいだし。
まあちょっとジムリーダーとしては反省、反省」
「えぇそんな、無責任とかそんなことないと思いますよ」
「人に向かって火炎放射をするような奴との相手での怪我じゃないですか。
ナタネさんが悪いとは思いたくないですね」
「あはは、ありがと。
大丈夫よ、あたしもそこまで気に病んでるわけじゃないから」
為すべきことをしたという自負と、それでも本職のジムを留守にしてしまうことで、大人としての責任感に挟まれるナタネ。
この辺りは当人にしか語れない複雑な事情である。
まあ、強く批難されるほどのことでもなく、さりとて少々は気にした方がいいところなので、ナタネの捉え方が一番いいのだろう。
自責は軽すぎては無責任だし、重すぎては周りに迷惑をかけかねないほど当人のメンタルに悪い。当件に限らず、何でもそうである。
「ああ、そうそう。
昨日警察の人が来てくれて、捜査の結果どうなったかとか聞かせてくれたんだけど。
聞いてく? 二人は聞いていい立場だと思うけど」
「あっ、はい、気になってたんです。
どうなったんですか?」
パールとプラチナが帰ってからしばらくして、あのビルを迅速に調べ抜いた警察からの報告が伝えられた。
電話じゃなく、直接来られてということらしい。
捜査自体は迅速に進んだらしく、報告が早いのもその証拠と言えるだろう。
攫われていたポケモンはジュピターが言ったとおり、二階の隠し扉から下り階段を経て至る、地下施設で様々な仕事をさせられていたという。
電気ポケモンは発電機に電気を流すよう強いられていたり、格闘ポケモンはよくわからない車輪めいたものを回させられていたり。
ムックルやビッパのような小さなポケモンだって、風車みたいなものを風で回したり、走れば回転する回し車のようなものの中で走り続けていたり。
エネルギーとは無縁そうなゴーストタイプのポケモンにすら、その光を呑むような暗いオーラを受け、マイナスエネルギーを蓄積させる機械があったそうな。
どんなポケモンにも言えることだが、持っている力の何らかを、人力が生み出す以上のエネルギーに変換することは容易である。
地下施設は地上よりずっと広大かつ二階層であり、集められたどんなポケモンでも、何らかの手段で"仕事"が出来るようになっていたようだ。
強制労働させられるような響きで残酷そうに聞こえるが、ポケモン達の健康状態はすこぶる良かったらしい。
ご飯は充分に与えられ、地下でポケモン達を指揮していたギンガ団員も、疲れているのに無理をさせたりはせず、休みたければ休むも自由。
ポケモン達からすれば、元のトレーナーに会えないのは寂しいが、泣いてもしょうがないから運動して気を紛らわせていた程度のものだろう。
特に気が弱く、どうしても求められる仕事に身が入らないポケモンに関しては、しょうがないからご飯だけあげていたというぐらいである。
悪の組織めいたことをしている割には、妙にこういうところはホワイトである。
「なんか想像してたのと違う」
「いやー、でも考えようによっちゃ悪賢いわよ。
結局それが一番、ポケモン達の力を発揮させられるんだから。
無理矢理やれよやれよで頑張らせたところで、どこかで必ず疲れてやる気ゼロになっちゃうんだから」
もっとも、ギンガ団のそうした働かせ方は最効率だったとも言える。
人間でもそうだが、日を跨いでの過酷な強制労働は、疲弊によって必ず仕事率が下がる。
ブラック理想でモチベーションが全く低下しなかったとしても、残る疲れは絶対に後日響いてくる。
まして働かせているのが、見知らぬ場所で働かされるポケモン達なのだ。
みんな感情には素直である。しかも、仕事は反復作業で退屈ときたものだ。
例えばの話、丸々一日ずっと休まず働けと言われたら、たとえ一日目にそれをやったとしても、翌日からは多分やらないし、出来ない。気持ちがもたない。
ギンガ団にしてみれば、お手頃価格でがさっと大量確保したご飯で、ポケモン達のパワーをエネルギーに変えられるのだから始めから安上がりなのだ。
ワンリキーの朝昼晩の食事代だけで、大人数人がかりでも回せないタービンを一匹で回し続けて貰うだけで、どれだけのエネルギーを得られるか。
やる気を出し続けて貰えるよう配慮する方が、よほど大事というものだ。
トレーナーが育てた強いポケモンをかき集めただけで、膨大なエネルギーを確保できていたのは想像に難くない。
「そうやってエネルギーを集めて、ギンガ団は何をするつもりなんでしょう?」
「それは現段階ではわからないけどね……
だけど、そうして大量のエネルギーを確保するっていうのは、何か大きな目的があってのことだって考えるのが妥当よ。
罪とされる行為に及んでまで果たそうとする何らかの大願なんて、ろくなものじゃないとしか思えないけれど」
「あっ、そういえばギンガ団の人達は捕まえられたんですか?
特に、あのギンガ団幹部って言ってた人が一番気になるけど……」
「うーん、残念ながらそいつには逃げられたみたい。
それ以外の連中は逮捕できたみたいだけど」
五階より上に逃げていたギンガ団員や研究員達は、もう逃げても無駄と諦めきっており、素直に警察に捕まってくれたそうだ。
もっと言えば警察が踏み込んだ上層階で、カード遊びして暇を潰していたらしい。
いや、状況が状況で警察がすぐに来るのはお察しだったし、抵抗したって無駄だったのは確かだが、その潔さときたら小物なんだか大物なんだか。
ただ、そうして潔くお縄についてくれるのは結構なのだが、何をしていたのか厳しく詰問しても、ギンガ団の真の目的や最終目標については返答を得られず。
口の堅い連中というよりは、そもそも組織の重要な情報は与えられず、やるべきことだけ命じられていたということだろう。
すこぶる諦めの良さが随所で垣間見えるギンガ団員達、厳しい取り調べを受けても組織に忠誠を誓って断固黙秘、なんて根性は無さそうなのだし。
この辺りは、谷間の発電所で逮捕されたギンガ団員にも言えたことである。
肝心のジュピターだが、あの隠し扉の先は、地下施設とはまた別筋へと繋がる螺旋滑り台のようなルートになっていたらしく、結果を言えば取り逃がした。
その先が荒っぽく作られた緊急脱出用地下道になっていたようで、警官達がその繋がる先を調査しても、道は途中で崩され塞がれていた。
通ってからジュピターが爆破するなりして埋めてしまったのだろう。
推測でしかないが、街の外にまで繋がる地下トンネルにでもなっていて、ジュピターはそこから地上に出て逃亡したものと思われる。
街の東にはテンガン山が広がっており、そこに繋がる地下道を掘られてしまっていたとすれば、もはや出所を今さら探っても後の祭りだ。
ハクタイシティに潜伏していたギンガ団員はごっそり捕えられたと考えられるので、今回のポケモン強奪事件に関しては解決に至れたと言える。
今後も警察の捜査は続くし目は厳しくなるので、今後ハクタイシティとその近辺で同様の事件も起こるまい。
しかし、最も捕えたかったギンガ団幹部を取り逃がしたということで、未来に対する懸念要素は残ってしまった。
明暗はっきりとした結末となったが、ひとまずナタネが当初望んだ、事件解決は果たせたという点で今回は良しとしていいであろう結果だろう。
以上、事件の顛末である。
「それにしても警察の人、報告しに来てくれたっていうけど、それって要するにナタネさんに対する聴取も含めてでしょ?
足を火傷して入院してるナタネさんに、すぐ話を聞かせろって来るなんて……仕方ないかもしれないけど……」
「いや、まあ、それはほら、やっぱり現場にいたあたしの声は捜査に……
っていうかプラッチ君、所々で感じるけどほんと大人の人嫌ってない?
あたしのこと気遣ってくれてるのはわかるし、ありがたいけどさ」
「い、言い過ぎですかね……?
まあ、その……僕、こういうところは確かにありますけど……」
「プラッチほんとどうしたの?
……それとも、あんまり聞かない方がいい話とか裏にあったりする?」
「い、いや、別に……う~ん……」
比較的短い付き合いでありながら、こうも大人を邪険にするプラチナの言動を何度も見ると、何か理由があるんじゃないかとパールも気になる。
だけど、こういう話をする時のプラチナの目は、ナタネ目線でも尖っているなと思うし、パール目線ではちょっと怖くもある。
重い事情があるのかも、なんて思ったら、パールも詮索しづらい想いも湧く。
現にプラチナは問われて困っている。話せないほどの内容でもないが、どう伝えたらいいのか悩ましくもあるから。
「大人って、汚く見える?
……まあ、あのギンガ団幹部のような人は大人だからね。
いつだって、悪いことするのは大人だし、大人は汚いってイメージは印象は抱いちゃうかもしれないけどさ」
「…………」
子供はいたずらもするし、悪いことも考えるが、大人に比べれば社会的悪事をはたらくような子供はずっと少ない。
それに大人の方が、悪事をはたらくとなればずっと狡猾にやる。
世によく言われる"大人は汚い"というフレーズは、型に嵌め過ぎた考え方とも言えるものだが、あながち丸はずれな言い分でもない。
「でも、あなた達の正義感に溢れた志と行動を、ちゃんと肯定して手を貸してくれる大人もいるからさ。
大人がみんな、あんな悪い奴みたいに歪んだ人達だとは思わないで欲しいな」
ナタネのように、パールとプラチナの想いを最大限汲み、無茶めいた同行すら許してくれる人だっている。
そんな彼女を前にしているから、プラチナだってその言葉に信憑性を感じるし、耳でなく心でその言葉を受け止められてはいる。
「ほらほら、あたしみたいにさ」
ああ、自分で言っちゃうんですね感。ちょっと言葉に重みが薄れたような。
しかしながら、だめ? と茶目っ気に笑うナタネの顔を見ると、葛藤の中にあったプラチナも少し笑うことが出来た。
難しく考え過ぎて煮詰まった時には、ふっと頭が現世に戻ってこられるよう、俗な話ででも手を引いて貰えることが助けになることもある。
「でも、今回のことで言ったらさ。
もし二人だけで乗り込むようなことをしてたら危なかったよ?
あのスカタンク、二人がかりでも大変だったんじゃない?」
「え、ええ……色んなことを甘く見てたなぁって……」
「ニルル達を信じないわけじゃないつもりだけど……
私達が、もっとひどい病院送りになってたような気がしてます……」
「もしも、これから同じような場面に出会っても、何とかなるって勢いで突っ走っちゃ駄目よ?
怪我で済んだらまだいい方だけど、あたしだってあなた達と二度と会えなくなっちゃったら悲しいからさ」
谷間の発電所ではマーズ相手にはどうにか出来たパールとプラチナだが、あれもジュピターと同じギンガ団幹部だ。
あれがもしも、遊ばず本気を出していたら、あの時だってどうなっていたかわからないということを、二人は今改めて思い知る。
一度上手くいったからって、次もどうにかなるとは限らないのだ。
良くも悪くも、谷間の発電所の一件は自分達だけでも一定の結果を出せたことにより、浮き足立っていた自分達を自覚する想いは強い。
「だから困った時は、ちゃんと大人も頼って欲しいな。
信頼すべきじゃない人を見極めるのも大切だけど、信頼できる人を探すのも大切なことなんだからさ。
そっちの方が大変だけど、頑張って欲しいなって思う」
ナタネのように、ただその背中を目で追うだけで、味方だって確信させてくれる人は確かに少ない。
そばにいる人が信頼するに値する人物かどうか、それは常に迷いを孕んだまま、長い時間をかけて見極めることが本来である。
疑うことは防御だ。下手に人を信頼しないよう努めることで守れる身もある。
信じることは挑戦だ。努めて信頼に値する人物を見付けたことで得られるものは、たとえようもなく大きい。
「ねえ、パール、プラッチ。
電話番号交換しない?」
「え、いいんですか?」
「わっ、わっ、ジムリーダーさんと連絡先交換?
私達、すごいこと言われてる気がする」
「いつでも電話してよ。私、あなた達のこと好きなの。
ハクタイシティの平安を乱した悪い奴らに、私と同じ気持ちで立ち向かおうとしてくれたんだもの。
これからも、あなた達とはいっぱいお話したいな」
何か困ったことがあれば、悩みがあればいつでも聞きたい、力になりたい。
そんな行間がパールにもプラチナにもよくわかった。
その上で、ただただ今までよりもっと話がしたいと言ってくれるナタネの申し出は、パール達に初めての、年上で大人の"友達"が出来た瞬間を物語る。
「じゃあじゃあすぐに!
あっ、ジム戦の真っ最中に電話しちゃったりしたらごめんなさい?」
「あはは、すぐには出られない時もあるかも」
「……何かあったら、電話させて貰ったりするかもしれないです」
「うん、どんな時でも電話してくれていいよ」
連絡先の交換。それも、思わぬ人と。
ジムリーダーという特別な立場にある人物と、そんな関係になったこと自体が、二人にとっては刺激的だったけれど。
それが二人にとって、もっと親しくなりたいなと思えるような、信頼できる人が相手であることが、何より二人を嬉しくさせてくれる。
二人を心配して酸っぱい忠告もするナタネだが、本当に彼女は、パールとプラチナに欲しいものを沢山与えてくれる人物だ。
ナタネの火傷が心配でお見舞いに来たはずのパールとプラチナが、いつしかそのことも忘れて、その後ナタネとしばらく談笑していたのだから微笑ましい。
旅をしていれば出会いもある。ジュピターのような悪い大人との出会いもある。
だけど、出会えたことで親しくなれてよかったと、心から思える人との出会いもある。それが、旅の魅力である。