どの回が、どういう内容なのか。
すげーわかりにくいことに、気づき申した。
サブタイトルの、出番ですなぁ!
全話つけてみました。わかりやしゅい!
~前回までのあらすじ~
領域バトルの、膠着を。
脱する方策、ファル子リヲン。
アフちゃんは、出し得の精神で。
奏者のステージ、土俵入り。
航空力士であるためだ。
動揺するユキオー。
高らかに、怪鳥の性癖を暴露しつつ。
ついに、始まるシン〇ォギア。
フォニックゲインの、高まりと。
褐色メイドの蹴り弾幕。
ユキオーの、目論見も。
宇宙戦艦の、性癖。
予想できぬ、要素によりご破算。
やっぱり最後は、真っ向勝負。
最速、最短、思い切り。
手など繋がぬ。拳で語る。
ぶつかり合う、我が儘な純情。
衝撃に、遠退く意識。
ユキオーは、幻視する。
彼女がここに、居る理由。
愛しい彼女の、その翼。
それに包まれた、日の事を。
真相は、酔っ払い。
恋とは、勘違いから始まるものである。
ラブコメ。
「……ッ! 会長ォォォォォォォォォォォォッ!」
「ぬうっ!? こやつ、急にッ!?」
意識を取り戻し。
思い出した、恋の始まり。
恋する乙女の、絶叫は。
敵手を弾き、間合いを作る。
「来たよっ! 来た来たァッ!」
ワンフレーズ歌い、感情が昂った。
ファル子リヲンの、増幅回路が駆動。
魂が震え、心の中のおじさんの絶叫。
トラウマが甦り、悲痛な声で告げる。
皆、ワシと共に。堕ちるがいい。
「フォーリンダウンッ! ダウンダウンダウンッ!」
「ぬぅっ!? 妻と娘の顔がァッ!?
アフターバーナー! 飛びます飛びまァす!」
敵手が、頭を抱えて叫ぶ。
妻と娘? その年で既に子持ち?
疑問に思いつつ。
圧力を、どんどんどんどん強めていく。
「身体に上昇気流! かけてンだよねえっ!?
ならさ! 重圧が強まれば!
そのちんまい身体で、耐えられるッ!?
上下からの圧力で! お洒落なウマスタ映え!
ホットサンドみたいに、潰れなァッ!」
「ぐぁぁぁぁぁぁっ!? SMも、エル専用ォッ!!」
アフガンコウクウショーは、領域を解除。
上昇気流で支えれば、この骨身が耐えられぬ。
貞操観念の強さを、示しつつ。
三つ指突いて、最も圧力を。
掛けられ慣れている、姿勢へシフト。
怪鳥は、わりとドS。
自分のM心を、常に満足させてくれるのだ。
(だが、わりと詰んだッ!)
心中で、臍を噛む。
奥の手は、無くは無いが。
今は使い時ではない。
この態勢で使っても、効果は薄いだろう。
「ダウンッ! ダウンッ! ダーウンッ!」
ユキオーに、油断する様子は無い。
さらに強まる、プレッシャー。
このまま、こちらの体力を削り。
順当に勝利を、掴むつもりだろう。
(こういう時、不便であるなぁ。アフターバーナー)
自分には、必要不可欠な物ではあるが。
この状況では、使いようが。まるでない。
試しに、頭を少し上げ。
敵手に上昇気流を、吹かせて見る。
お歌の時間の、成果確認だ。
自分を浮かせずに、他を浮かす。
普段は出来ない行為だが、果たして。
ふわり、と。
微かに浮かぶ、ユキオーの痩身。
「ン? 天井にでもぶつける気?
でもね。ユキオーわかっちゃった!
あンたの領域は、飽くまで自分が飛ぶための!
ハルウララの、錯乱桜と同じタイプ!
範囲が自己チュー気味な、おひとりさま用!
対象指定型デバフの、わたしのとは違う!
増幅したら、差が出たね! 離れすぎだよ!
あンたを浮かせずに、わたしに作用させるには!
とことン向いてないから、出力が足りない!」
(うーむ。悔しいが。言うとおりであるなぁ。
増幅は、されているようだが。
あやつを、ちょっと浮かせた所でなぁ。
でも軽い物なら、結構な勢いで……あっ)
浮かぶ、天啓。
いけるわこれ。
そう思うが。
(うーむ。罪悪感が……)
なんといっても。相手は自分とは違う。
十中八九、見た目通りの精神年齢。
わりと、非ウマ道的行為な気がする。
なんといっても、かわいい後輩であるのだ。
彼女との、心温まる思い出。
思い出される、学生時代。
『先輩! 街にいい店あるンですよ!』
彼女に、話題の和スイーツ店に誘われ。
やたらと高い、それを奢らされた日。
『先輩ッ! 堕ちろォッ!』
ふわふわ空を散歩していたら。
気まぐれに、叩き落とされ続けた毎日。
(罪悪感/ZEROッ!)
恨み骨髄。
およめに行けないように、してくれる。
「アフターバーナーッ! 最大出力ッ!」
「無駄な足掻きッ! 何を浮かすつもりっ!?」
決まっている。お前の尊厳だよ。
「神の加護を持たぬ身を、呪うがいい!
ダイナミック・上昇気流スカートめくりっ!」
「ちょっとォォォォォォォォォッ!?」
対象指定、ユキオーのタイトスカート。
身体全体は、きつくとも。
布切れ程度、訳は無い。
「先輩ッ! ガイドラインガイドラインッ!
マジヤバいってこれっ!」
「ちゃんと抑えているのだぞ。
遵法精神の行方は、お前のその手に」
悪戯な風さんに。
必死に、スカートを抑えるユキオー。
領域に、集中など出来よう筈も無い。
こちらも立ち上がり、肩を回す。
「ウララさんの影響、受けておりますわね」
「まぁ、ダーティプレイも嫌いじゃないわ」
「なかなか、いいネタを使いますね。
ヨゴレ芸人向きです、彼女」
先輩方も、満足してくれている。
「もう、彼女らでは興奮できんからなぁ。オレ」
「その年で枯れてんのかよ。大丈夫か?」
「ウララが生きてるだけで、興奮できる。
何も問題は無いな」
「もう一度聞くが。大丈夫か?」
男どもは、あまり興味が無さそうだ。
彼女にも、自分にもである。
わりと、プライドが傷付くが。
まぁ、大興奮で見られても。
それはそれで問題がある。
寛大な心で、許すとしよう。
「ぬうっ! フォーリンダウン!
対象指定ッ! わたしのスカートッ!」
おっと。余裕を見せているうちに。
対処を終えたようだ。
わりと、応用性の高い領域。
初期段階の領域で、戦うのは。
そろそろ、困難であろうか。
「コンプライアンスを守れたな。
えらいのである。ユキオー」
「こ、この外道ッ! 乙女の花園ッ!
あンたのよりも、高値だよッ!?
……でもっ! もう通用しないっ!
依然わたしが、有利だしッ!
あンたが急に! 領域を成長させない限りッ!」
タイトスカートを、異常振動させながら告げる。
ユキオーを、ほっこりと眺め。
アフガンコウクウショーは、意地悪く笑った。
「ユキオー。私が、いつ。
初期段階の領域しか、使えぬと。
発言したのである?」
「……まさかっ!?」
ルーティンを行う。
スカートの裾を。
ちょいと摘まみ、カーテシー。
一流メイドとしての、所作である。
「そういやアフちゃん、さっき。
完全展開に、いつか挑戦せねばと。
具体的には、乗り込む前に言ってたなぁ」
「雑な伏線ですこと」
外野の視線。
能あるメイドは、スカートの中も隠すが。
爪も、隠すものである。
思い出す。このヒトソウルが。
この世界に、馴染んだ日。
愛する怪鳥と、魂を共振させた日を。
『エルッ! 聞いてくれ!
私は、答えを得たのであるッ!』
『どうしたんデース? アフちゃん。
クリークママといっしょ。馴染めそうですか?』
そう。あの日。
ウララ先輩の代打として。
アブドゥルに、別れを告げた日に。
おうちで寝転ぶ、彼女に駆け寄り。
自分は、大興奮で彼女にわんわんした。
『それはもちろん。幼児どもにも大人気。
やはり、ニホン人は。力士に惹かれるものである』
『ただ単に、褐色合法ロリが。
好きなだけだと思うデース。
私と、同じように。まぁアフちゃんを。
楽しんでいいのは、私だけデースけども』
つれない言葉を返しながらも。
セクハラを敢行してくる、愛しいウマ。
調教の成果を。スカートの中で、実感する。
『んっ。エクスタシィ。
エル。それよりもだ。
話を聞いて欲しいのである』
『おや。珍しいデース。何かありましたか?』
スカートの中から、顔を出し。
不思議そうに、問う怪鳥。
愛しさに、心が震える。
『ああ。私は、ようやくこの世界に。
馴染めた気がするのである』
『遅くないデース? というか、アフちゃん。
この世界産まれの、ウマ娘でしょ?』
彼女の疑問。
もう、この愛しさを止められない。
隠し事など、愛する彼女にしてはならない。
全てを、話す事を決め。
自分は、そっと怪鳥の愛しい瞳。
それを、見つめて告げた。
『実は、エル……私は、隠していたことがある』
『お仕置きデース』
『まって♡』
隠し事をしていたこと。
それを、正直に告げた自分。
だがそれが、逆に怪鳥の逆鱗に触れた!
およめさんメイドが、愛しい主人に隠し事。
なるほど、確かに大罪である。
全てを話すどころか、初手にて口を。
ベイクドモチョチョ型の、鉄球で塞がれ。
夜のぱっぱか大レースを、好き勝手に。
かわいがりされ尽くした自分。
力士であるためだ。
そして、激しいお仕置きの中で。
怪鳥なのに、テンションが昇り龍した、ドSな彼女。
魂を共振させた、ドМな自分。
SとMの相性は最高。そりゃー魂も震えるというもの。
エルコンドルパサーが。
ポンコツクソかわTS異世界転生褐色合法ロリメイド系オリジナルウマ娘力士(精神年齢還暦越え妻子持ち)(早口)
その、正体を知ることは。
未来永劫無い。
彼女の趣味は、愛するおよめさんメイドを。
好き勝手に、お仕置きすること。
恥ずかし固めよりも、大好きなライフワーク。
お仕置きの口実を見つけ次第。
理性を華麗に、コンセントレーションするため。
アフちゃんの、自白は毎度。封じられるためだ。
知らぬが仏。TSウマ娘の中身など。
読者以外が知っても、得など特にない。
誰も不幸には、ならないのである。
「……と、いう経緯で。私は領域を。
ジョグレス進化させたのである」
「あンたの恋人、大丈夫?
ウェカ〇ポの妹の夫より。
気が短いじゃン」
「そこも愛しい。およめさんメイドは。
主人を丸ごと、全肯定。
皇帝みたいに扱って。気ままに愛され。
そして、甘々奉仕でベッドインである」
「まぁ、うちの会長も。似たようなもンだけど。
なンか、親近感。感じちゃったなぁ。
先輩、今どこ住み? てかウマインやってる?」
「うむ。フルフルでよいかな?」
回想を、捲し立て。
同意を得て、満足しつつ。
ウマホを振って、連絡先交換。
尽くす、喜び。
後輩も、純愛を育んでいるようだ。
先輩として、ホワイトプリムが高い。
「こいつら、クソみたいな恋愛観ですわね?」
「マックイーンに。言われたくないと思うわ」
「純愛というなら、私は何も」
先輩方は、賛否両論。
まぁ、メイドではない。当然である。
「ウララには、お仕置きされたいが。
たまにはお仕置きもしてみたい」
「おめぇ、命知らずだなぁ」
「時にジジイ。ウマ同士では、領域は成長しないのでは?
後輩に嘘をつくとは。呆れた先輩だな」
「やっぱアイツ、トリじゃねぇ?
トリとウマで、共振するかはわからんけど」
「トリならしょうがないな……」
正解は、リキシソウル。
ウマと力士は、相性が良い。
「さぁ! 改めて、ご開帳!
怪鳥との愛、快調故!
目覚めし新たな、我が力!」
「くッ……いったい、どんな飛び方を!?」
「ネタバレはやめるのである」
「だって先輩、飛ぶしか能がないし……」
「くやしい」
肩を落として、再度のカーテシー。
既に、わりとバレているが。
全貌が割れたわけではない。
ちょっとばかり。
ションボリルドルフ、しただけである。
「まぁ良い! さぁさぁ航空力士の土俵入り!
土俵の高さは、何m!? 正解は、全高度!
世界を四股にかけたる我ら! 飛ぶ空を選ばぬ!
部分展開ッ! アフターバーナー『雲竜型』ッ!」
「なン……!? 寒いッ!?」
我が身を包む、数多の気流。
さぁ、空の広さを知るがいい。
つづかない