いつまでも、生装備はさすがに。
コンプライアンスに反すると思い。
このような、顛末に至りました。
コンプライアンスの遵守。
ウマ娘創作と、切って離せぬ命題であります。
~前回までのあらすじ~
老爺と青年は、小道を行く。
彼の終わりを、見届けるため。
頂上で咲き誇るは、彼女の眠る桜。
しんしんと降り積もる、花弁の中に。
彼らは、奇跡を見た。
やっと出逢えた、彼ら。
彼女の欠片は、満足げに嘶いて。
天馬の如く。登って行った。
見守るは、馬の耳を備えた少女。
彼らは、その光景に。
彼を、もう一度だけ。
裏切ることを決めた。
そして、明らかになる音楽性の違い。
だが、そんじょそこらの馬鹿ではない。
彼らは、酒の勢いで。
後世に、残す物を決めた。
ハッピーエンドに、書き換えた物語。
ハッピーエンドを、目指すための物語。
彼の誤算は。自らが愛されていたことに。
気付かず、走り終わってしまったこと。
そして、場面は砂漠の物語へ。
くろいくろい、太陽に照らされた夜。
ハルウララは、懐かしさと。
焦りを胸に、駆け抜ける。
完全展開は、訳が違う。
ルールまでも強制される。
ウマソウルの、夢の中。
『スマートファルコン』の心象風景。
全てを貫く、黒い炎。
タイムと一声、待てを掛ける。
理性を失おうとも。本質的には芸人。
お利口さんに待つ、猛禽類。
作戦会議の始まりだ。
手元にあるのは、捨て駒ばかり。
覇王に必要なのは、彼ピッピぐらいである。
そして、褐色ロリ駄犬の運用に。
彼女の自然主義が、待ったを掛ける。
問題なし。気の利く彼の、気違いに。
鳴いて喜ぶ、赤ちゃん予備軍。
緊急事態故、尊厳を。
大胆に無視、待ったなし。
名バでないため、問題なし。
そして、愛の共同作業。その予行演習。
聞き分け足らぬ、赤子のおむつ交換。
順番など、知らぬとばかりに。
愛の結晶に、思いを馳せる。
きっと、未来のその夫婦は。
幸せな、狂乱家族を築くだろう。
領域に目覚めた時。
『彼』が、感じたのは喜び。
『私』が感じたのは怒り。
部分展開に成功した時。
『私たち』は、思いを重ね。
そして、世界を塗り潰した時。
『私』は、『あなた』を奪えなかった。
砂漠の海に、沈みゆこう。
人魚になんて、なれないから。
泡へも至れぬ、この身が憎い。
ぎらぎらと、輝くこの想い。
彼女が開いた、庭園を。
初めて見た時、感じたのは。
気が狂うほどの。羨望と嫉妬。
「えぐえぐ……と、とんでもない勢いで。
尊厳を凌辱されたのである……」
「よし、ちゃんと着けられたな。
良かったなアフちゃん。
これで、粗相をしても安心だ」
アフガンコウクウショーは、恨みがましく。
頬を染め、涙が滲む上目遣いにて。
朗らかに笑う、男を睨んだ。
「ど、どうしておむつなのである……?
他に、布とかパンツとか。なかったの?
新たな快感。目覚めかけてしまったのである。
ばぶばぶぅ」
赤ちゃんプレイ。
一度ハマると、抜け出せぬと評判。
それ専門のお店が、大繁盛するほどの。
魔性を誇る、禁断の遊戯。
クリークママといっしょでは。
幼児限定で、無料で体験できる。
そこも、人気の秘訣なのであろう。
アフガンコウクウショーは、理解した。
(ハマるわ、これ。だってイケメンに。
囁きASMRされながら。
優しく、おむつ替えてもらえるとか。
いくら払えば、再度体験できるか。
想像もつかぬのである……!)
ちらりと、トレーナーを見やる。
騙されてはいかぬ。
でもイケメン。
正直、前のトレーナーより。
ずっともっと。ストライク。
アフちゃんハートにずきゅんばきゅん。
(……ウララ先輩に内緒で。
またおむつ、替えてもらえないかな。
どんな粗相をすれば良いか。
それが、問題である。
浮気ではないぞ、エル。
今のアフちゃん、赤子だもの。
赤ちゃん無罪。ばぶばぶ)
ガチ恋赤ちゃんの、アツい視線を感じつつ。
トレーナーは、優しく告げた。
「アフちゃん。後ろを見てみろ」
「へっ? ……ッ!? 死んだッ!」
振り向くと。全てを圧壊させる、ちいさな手のひら。
(いかんっ! ガチ恋顔を見せてしまった!
ウララ先輩の、嫉妬が限界を通り越したかっ!
すまぬ、エル……先に待っているのである。
華と散る 赤ちゃんプレイ 気持ちいい)
迫る、小さな殺戮兵器。
褐色ロリの思考は、加速し。
謝罪と辞世。同時にこなす、冴えを魅せる。
それは、恐らく。消え行く命の最後の煌めき。
ろうそくの、最後の輝き。
そして、彼女の頭頂部に。
そっと、触れる
「捨て駒にしようだなんて。
わたしが間違っていたよ。
ごめんね?
この身に代えても。守ってあげるからね」
「ぬおおっ!? 何という
クリークママに、匹敵するのである……!」
優しく、頭をなでなでされ。
初めて告げられる、誠心誠意の謝罪と。
絶対的な、安心感を感じさせる。
無限の慈愛が、ハルウララから放たれる。
これはもしや。
「劇場版ウララ先輩……!?」
「ウララはいつでも、かわいいだろう。
我が子でなければ、仕置きするところだ。
……いいかアフちゃん。これがおむつの効果だ。
オレとて、無駄にお前の尊厳を。
楽しくわくわく。凌辱したわけではない」
「やはり、趣味では?」
「否定はせん」
「うちの子かわいい」
むぎゅむぎゅと、航空力士的な意味でなく。
違法ロリママに、正しくかわいがられつつ。
アフガンコウクウショーは、呆然とした。
「こ、これはッ!? 外道ッ! 説明ッ!」
「ウララの、カッコウ被害鳥類としての特性。
それを、利用した。
……アフちゃん。ウララの特性は?」
「気が短い。すぐキレる」
「うむ。それも正解だ」
「わぁい」
「だが100点ではない。罰として。
週7回のおむつ交換を義務づける。
異論はあるか? 答えは聞いてない」
「やったぜ。無いのである」
アフガンコウクウショーは、ほくそ笑んだ。
無料でのおむつ交換。
粗相する必要すらない。
昼は赤ちゃん。夜はご奉仕メイド。
凄まじい、性活の充実が予期される。
赤ちゃんってすごい。クリークママありがとう。
「いいかアフちゃん。『
大海のごとき母性と、カッコウ被害鳥類。両方の特性を持つ……♤」
「メモリ足りなそう。脳の」
「良く分かっているな。
オレの脳に、ウララ以外が入る余剰スペースなど。
あるはずがない。褒めてやろう」
「アフちゃんは賢いね」
「わぁい」
素晴らしい。命の危険を全く感じぬ。
なんということだ。
もっと早く、おむつ派に転向していれば。
だが、まだ遅くない。自然主義などもう古い。
時代は、アダルトベイビーである。ロリだけど。
大人しく、ダブルなでなでを楽しみつつ。
耳を傾け、種明かしを聞く。
「よし、続けるぞ。
オレは、ウララとの結納が内定している。
つまりは、将来のウララの産駒。
113人の子供たち。その父親だ」
「うむ。まぁ揺るがぬ事実であろう。
常識は揺らいでるけど。もっとなでて」
「よしよし。……つまりはだな。オレが。
お前の、おむつを替える。その行動を以て。
逆説的に。お前は、ウララの子供と認識される訳だ」
「うん。……うん?」
ちょっとよくわからなかった。
鳥類の気持ちなどわからぬ。
だって、私トリじゃないもん。飛ぶけど。
「ウララ先輩って。なんだかとっても。
面白いというか……なんというか。
クッソチョロい生態。しているのであるな?」
「わたしはチョロくない。でもよしよし」
「うむ。このチョロさも愛おしい。
ウララが愛を注ぐ限り。
オレも、子らに愛を注ごう。
つまりは、ハッピーエンドというわけだ」
「おむつすげぇ」
叱責もマイルド。むしろなでなでが加速した。
脳が蕩ける、甘やかし。
いかん。ドハマりしてしまいそう。
だが、アフちゃんは負けない。
我が、真の愛の対象は。
エルコンドルパサー、ただ一人である。
ばぶばぶおぎゃあ。
「む? 着信……?」
思っていると、メイドスカートが震える。
戦闘中は、マナーモード。
当然の、心遣いである。
「まったく、誰である?
この忙しい時に……」
『クリークママ』と表示されている。
反射的に、通話ボタン。
遅れると、命の危険があるためだ。
「わんッ! わんわんッ!」
「子犬は別に要らんのだが」
「アホかわいいからよし」
焦りのあまり、わん娘と化しつつ。
おへんじすると、蕩けた声。
『アフちゃん♡おめでとう♡薄汚い大人、卒業ね♡
帰ってきたら、うんと甘やかしてあげまちゅからねー♡
……誰かにいぢめられたら言いなさい。
ママが、そいつを生のにんじんハンバーグ♡にんじん抜き♡』
「ママ。それは一般的に。ミンチというのでは?」
『おい。赤ちゃんはミンチとか言わねえだろ。
真面目にオギャれ』
「ばぶばぶ♡おぎゃあ♡」
『帰りを待ってまちゅからねー♡』
そして、通話が切れた。
ウマホを片手に、呆然と両親(仮)を見る。
「恐らく、赤子の波動を感じたのだろう。
良かったな、アフちゃん。
さらに安全性が高まったぞ」
「もはや、死ぬ方が難しい。
アフちゃん思うのである」
「クリークママにだって。
「母性と独占欲。両方の特性を併せ持つ……?」
いかん。赤ちゃんになって、いいことしかない。
これは、褐色ロリメイドを卒業し。
褐色ロリ赤ちゃんとして、生きていくべきでは。
思いつつ、浮かんだ疑問を問うてみる。
「ところで。なんで私をカッコウの雛に?」
「うむ。恐らくハードな戦いとなる。
アフちゃんを、殺させるわけにはいかんからな」
「外道パパ……!」
いかん。堕ちてしまいそう。
だって、顔よし、ケツよし、声もよし。
身の安全まで、確保してくれた。おむつで。
なんといい男か。浮気はせぬが。
でも、赤ちゃんにはなっても良い。
思いつつ。きらきらとした、ガチ恋目線で見上げる。
「大事なお前(の子宮)を。失うわけにはいかんのだ」
「ばぶぅ♡ぱぱッ♡ままっ♡」
アフちゃんは堕ちた。
トドメはやはり、口説き文句。
常に、ハルウララを最優先とする。
彼の、敢えて隠した言葉。
その内心を、知らぬがママ。
愛する両親に、しっぽをふりふり。耳ぺしぺし。
甘え尽くす、褐色ロリ赤ちゃん。
「アフちゃん先輩。遠いところに行ってしまったンだね……」
「心温まる展開ですね」
彼女が、トレーナーに逆らうこと。
恐らく、未来永劫無いであろう。
甘やかし尽くされ。脳を蕩かされ。
気づいた時には、ウマされている。
催眠術など不粋。
真のトレーナーは、おむつで堕とす。
これには、施しの英雄もニッコリであろう。
「さて。では闘争を……」
「お待ちください。トレーナーさん」
「どうした急に」
トレーナーが振り向くと。
そこには、おしゃぶりを咥え。
おむつ交換を希求する、黒鹿毛の姿。
「ばぶばぶ。おぎゃあ」
「ここではリントの言葉で話せ」
パァッン! と快音。
久方ぶりの、乳ビンタ式交渉術の出番である。
「おぎゃあッ!? ダメ出しの意志が直接脳内にッ!?
しかし、理由を知らねば諦められませんッ!
私は、赤子に身を
生き残る必要が、あるのですっ!」
「巨乳は殺す」
「言い忘れていたが。
ウララより、ロリくないとダメだぞ。
具体的には、胸が。
無制限に、赤ちゃんになれるわけではない」
「自らの、ダイナマイツを恨む時が来るとは……ッ!」
打ちひしがれる、エイシンフラッシュ。
やはり、貧乳は希少価値である。
そして、ここにロリは一人ではない。
貧乳回避。資格を見せた、ウマが一人。
「と、いうことは。わたしもオッケーってことだよね?」
「む。白髪ロリ。別に構わんが……その場合。
お前にもウマせるぞ。当然ながら」
「そういう意味だったのッ!? ばぶばぶ」
愕然としつつ。名乗りを挙げた、後輩を見守る。
ウマく有耶無耶に。出来たと思っていたが……
身の安全の代償は。あまりにも大きかった。
まだ間に合う。赤ちゃんプレイは惜しいが。
ここは、褐色ロリメイドに戻るべき。
そう思いつつ。スカートの下を、ごそごそやっていると。
「いいよ。望むところだね」
「望んじゃうのッ!?」
「俺が育てたって口外するなよッ!?」
衝撃の、後輩のウェルカム。
これにはアフちゃんもびっくりである。
六平トレーナーも。
生産者責任の放棄。心に決めたようだ。
思わず、脱ごうとした手が止まる。
「ちょ、ちょいちょいユキオー!
ウマされるのであるッ! マジヤバい!
乙女の尊厳が、軽率に破壊される危機ッ!」
「アカちゃん先輩」
「一文字違うのであるッ!」
なんということだ。この後輩。
既に、覚悟がキマった目をしている。
怯みつつ、翻意させようと試みるが。
彼女の手招き。両親(仮)の手から、脱出。
「先輩。ちょいこっち来て?」
「なんである? 見損なったのである、ユキオー。
アフちゃん、後輩の乱れた貞操観念。心配である」
「アカちゃん先輩に言われたくないかなぁ」
「アフちゃん泣いちゃう。おぎゃあ」
こそこそと、父母から離れる悲しみに。
寂寞の想いを、振り切り。ロリ会議を開催する。
「いい? 先輩。これはチャンスだよ?」
「チャンス? 純愛の危機である」
「わかってないね、先輩。
怪鳥とやらとの、愛の結晶。
欲しいとか、思ったことない?」
「そりゃ、欲しいであるが……
ウマ娘同士。子供は作れぬ。
養子をもらうつもりであった」
そう。百合は美しいが。
実を結ばぬからこその、美しさ。
それもまた、揺るがぬ事実。
悲しいことであるが、致し方ない。
「産駒、残したいよね?」
「残したいが……そこまででは。
エルとの愛より、優先するものでは。
最後は愛が勝つのである」
「わたしもそう。会長が最優先。
それは、変わらない事実だよ?
わたし、ウマ娘の本能薄いしね。
だけどさ、先輩……彼女との愛の結晶。
残せる、チャンスだよ?」
「詳しく」
なんと。愛の結晶が残せる。
それは、なんて素敵なことだろう。
それは、なんという奇跡だろう。
そのような手段があれば。
冥府魔道に堕ちても構わぬ。
「タキオン先輩とか、言わないのであるよな……」
「言わないって。わたしも、面白ウマ娘怪人とか。
マジ勘弁だし。そうじゃないよ、先輩」
「なら、どんな方法が……?」
「先輩は、もう手に入れてるじゃン」
「私が、手に入れている……?」
「そして今。投げ捨てようとしているものだよ」
「まさか……?」
メイドスカートの下に。確かに感じるそれ。
「そう。おむつ! それが鍵ッ!
わたしたちの、勝利の方程式なンだよッ!
ブイやねン! Q.E.D!」
「ハヤヒデ先輩に謝って?」
こやつ、ついに狂ったか。
そう思い、真意を問いただす。
「ユキオー。おむつから愛の結晶とか。
まだ、コウノトリとか言われた方がマシである」
「トリはトリでも。カッコウだよ」
「カッコウ……? まさかッ!」
愕然とする。まさかそんなことが。
そのような、邪悪なことが。
あり得ていいはずが……!
「ハルウララ先輩の彼ピッピ。
子供がたくさん欲しいンでしょ?
そして、それはハルウララ本人が。
ウマなくても、構わない」
「うむ、その認識で間違いない」
離れたところから。
赤ちゃんの、初めての陰謀を。
後方保護者面で見守る、彼。
トレーナーの、肯定。
あいつ、耳いいな。
アカチャンコウクウショーは思った。
「つまりだよ? アカちゃん先輩。
種ピッピパパを、最大限に活用。
お互いの、産駒を作り。
その産駒同士を、いちゃらぶさせ。
ハッピーエンドを、迎えさせる。
それならば。その手段ならば。
お互いの遺伝子を受け継いだ、産駒ができる……!」
「お前、なんということを考えるのである……!」
「大丈夫。本人たちの意志は尊重するから……!」
よく知ったはずの後輩。その顔が。
ヒトを堕落させる、悪魔のように見えて。
アカチャンコウクウショーは、粗相した。
怪鳥の趣味により。
愛されすぎて、緩くなっていたからだ。
「む。アフちゃん、さっそくか」
「しょうがない子だね。そこがかわいいんだけど」
「スタァァァァァァップ!」
敏感に、我が子をかわいがる口実を察知し。
にじり寄る、父性と母性の挟み撃ち。
アカチャンコウクウショーは。
再度の尊厳の、危機を迎え。
開けロイト市警じみた、制止の声を挙げる。
「ここでは、
「ほらほら、あんよが素敵。そのまま上げろ……!」
「くっ……! ユキオー! ここはお前に任せて私は逃げるのであるッ!」
「甘いよアカちゃん先輩」
「ぬああッ!? 離せッ! お前も赤ちゃんにされるのであるッ!」
「『主人を助ける』、『自分も生き残る』。
両方やらなきゃいけないってところが。
『忠犬』の、辛いところだね?
でも、『赤ちゃん』になれば万事解決。
となれば、やらない理由が無い……!
覚悟はいい? わたしは出来てる」
「ガンギマリィィィィィィィィィィィッ!!!!!」
アカチャンコウクウショーは。
後輩の、黄金の精神を見せつけられ。
全てを諦め、思った。
(すまぬ、エル……)
愛する怪鳥よ。この快楽。
あなたにも、教えてあげるからね。
拒否権は無い。
(尊厳が)死ぬ時も一緒だよ。
もういいや。産駒残しまくってやる……!
だってイケメン、好きだもん!
「さぁ。赤ちゃんが二人!
始まるぞウララ!」
「わたしの負担が減るッ!
素晴らしいな貴様ら!」
「ウララ先輩ッ!? まさかッ!
カッコウ被害鳥類の習性はブラフッ!?」
赤ちゃんになる覚悟を、キメたところで。
再度の衝撃。もう何度、受けたかわからない。
まさに、UNLIMITED INPACTである。
大井レース場だけに。
そう思いつつ、問うたならば。
きょとんとした、ハルウララの顔。
「……? わたしの子であるということは。
わたしを助けるべきでは?
コーラを飲んだらゲップが出るくらい。
当然の、理屈だよね」
「さすがは大先輩ッ! この錯乱ッ!
見習うべきところしかないじゃンッ!?」
「ブラフじゃなかったッ!
ただただ、頭がおかしいだけであるッ!」
たまご(クラブ)が先。
因果性のジレンマの、結論を悟り。
アカチャンコウクウショーは、ただ叫んだ。
ちょっと、宇宙戦艦にカチコミしたら。
後輩と共に、赤ちゃんにされた上。
ウマされるなんて、そんなこと。
「聞いてないよォッ!」
飛べない鳥倶楽部が、後である。
だって、赤ちゃん
つづかない