ザエルアポロの完全なる生命を目指すための物語   作:白ノ兎

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('、3)_ヽ)_


ザエルアポロラボ①

「ここね…」

 

その後もいくつかの罠にぶつかったが全て退いた士道一行は1つの部屋に目をつけていた。

 

「うむ…明らかにここだよな…」

 

「疑問 また罠では」

 

「いや…流石にもうないんじゃない?」

 

その部屋は今まで見た部屋と比べ扉が大きく明らかにここにザエルアポロが居ますと言っているような作りをしている。

 

「…行くぞ」

 

全員が頷くのを合図に士道が扉を開いた、そこには。

 

「ようこそ僕の研究室へ」

 

「やっほー士道くん~」

 

「ザエルアポロ…リリィ…」

 

ザエルアポロとリリィスミスが待ち受けていた。

 

「こうやって会って話すのは久しぶりだな五河士道」

 

「ああ、そうだなザエルアポロ」

 

「君はメインディッシュだ精々最後まで死なないでくれよ?」

 

「俺は死なないさ、もちろん皆も死なせない!」

 

「ふん、まあいいじゃあ憂鬱の魔女後は任せたよ」

 

「はいはーい」

 

そう言って前に出たのは憂鬱の魔女リリィスミス1人だった。

 

「疑問 ザエルアポロは戦わないのですか?」

 

「僕は研究者だ元々戦闘自体あまり好きじゃないんだよ」

 

「それでも5対1よ大丈夫なの?」

 

ザエルアポロは呆れたように

 

「構わないよそれで負けるならそれまでさ」

 

「…パートナーでしょ?」

 

「パートナーだからこそさ、それに負けたなら――憂鬱の魔女含め残りの精霊を僕が始末して研究材料にするだけだからね」

 

少しの沈黙の後琴里は口を開いた。

 

「アンタ最低ね」

 

琴里含め他の精霊もザエルアポロに対して嫌悪の眼差しを向けていた。

 

「それだけ予想範囲内の受け応えしか帰ってこないのはある意味称賛に値するよ」

 

もうザエルアポロと話していても望んだ答えが帰ってこないのを察した琴里はリリィに声をかけた。

 

「リリィ!貴女は良いの?ザエルアポロは貴女のことなんとも思ってないわよ!」

 

「ん~いや~知ってる知ってる知りながら共に行動してるし~」

 

ザエルアポロもザエルアポロだがリリィもリリィみたいだ。

 

「もう!なんなのよアンタ達!」

 

「困惑 理解不能です」

 

そんな琴里達をほっといてリリィはザエルアポロに声をかけた。

 

「ザエルアポロくん~もういいかな?」

 

「ああ、問題ないよ」

 

「では第二の帰刃をお披露目するよ☆食い破れ――母喰蟲《パラシト》」

 

「は?」

 

そう言ってリリィスミスは斬魄刀で腹を貫いた。

 

するとリリィのを中心に紫色の煙が発生しリリィを包み込んだ、煙が晴れると紫色の球体が現れた。

 

「なんだ…あれは…」

 

精霊一同が絶句する中球体は開き中からリリィが現れた殻は羽根の様に背に付き見た目は虫を彷彿とさせた前の烈狩流星の時より毒々しいイメージだ。

 

「まてまてまて!」

 

「何さザエルアポロくん」

 

リリィはジト目でザエルアポロを見た。

 

「第二の帰刃ってなんだ!?」

 

「ザエルアポロくん…別に私は能力を奪った破面が1人だけだって言った覚えはないよ?」

 

「いや…そうだが」

 

「つまりそういうこと」

 

リリィは呆れたように頭を振るザエルアポロを尻目に精霊達に目を向けた。

 

「…前見た霊装と違うわねそれが能力を奪う力なのね」

 

「そうだよ~あまり能力を見せるのは良くないけど貴女達は始末するから気にしなくていいよね~」

 

「何?もう勝ったつもりなの?」

 

「もちろんそのつもりだよ?戦うのを辞めた腰抜け諸君?」

 

その言葉は精霊達に火を付けた。

 

「アンタねぇ…」

 

「憤慨 聞き捨てなりません」

 

「誰が腰抜けよ!」

 

「容赦しない」

 

「腰抜けかはその身で判断しろ!」

 

「皆!分かりやすいに挑発だ!」

 

そんな士道の静止を押し切り精霊達はリリィに攻撃を仕掛けた。

 




母喰蟲の能力は…エイリアンみたいな感じ~
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