-追記-
載せようと思っていたのに忘れてました。試合の流れを分かりやすくする為の、両校のフォーメーションです。
鎌学(ベンチ省略)
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江ノ島
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こちらも説明忘れです。ナチュラルに荒木が合流して試合が始まっているので前書きで補足。
某テロ行為による荒木の合流遅れの件に関しては、“記憶”により事前に知っていた駆が「余裕ある時間帯に買い物終わってなければ無理矢理にでも引っ張っていくんで。優先的な物だけ買って下さい。迷ったら引き摺ってでも連れて行きます」と伝えていた事により時間厳守で搭乗しました。
「彼らの強さの根源は何だと思いますか?」
日本の優勝で終えたU-16アジア選手権。その後の選手権神奈川県予選準決勝の、前日。
彼ら───つまりは準決勝で当たる鎌倉学館高等部。スーパーシードに選ばれた影響で駆の宿す“記憶”とは違うトーナメントへと変化した結果、この二校は準決勝で当たることになった。
一瞬の沈黙。部活生全員が思考を巡らせている事が分かる。そんな中でムードメーカーと呼ばれる兵藤 誠が声を出した。
「そりゃ、
「良い言語化です、兵藤くん。ええ、足下の技術や身体能力で測れば、君達と鎌学選手達に差はありません。部分的に捉えれば優っている所も多いでしょう」
サッカーの巧さ。技術といった経験や器用さからくるものではなく、身体的な能力を指すものじゃない。
あくまでもサッカーの巧さ。
「戦術実行能力、修正能力、自身の能力への理解とポジショニング───サッカーという括りへの造詣は高校レベルを逸脱していると言っても過言では無い。傑くんや鷹匠くんといった“個”として
実際に我々は6月に2人不在の鎌学メンバーにやられた訳ですからね、と。練習試合の時の結果を例に、そう告げる。
「ただ、それは結果的な話。マコくんの意見も決して間違いではありませんが、私が言いたいのはもっと前提的な所です」
「……
「満点の回答です、織田くん」
少し悩んだ表情を晒しながら発した言葉に、岩城はニッコリと笑って肯定。
「彼ら───正確には中等部からサッカー部に居続けている進学組の鎌学メンバーに、『調子の良さ』はあっても『調子が悪い』というのがありません。傑くんと駆くん、中学年代にして世界レベルの才能を間近で感じ続けた事による影響でしょう。精神的な揺らぎというのが非常に少なく、それにより蓄えられた戦術を澱みなく実行出来ている。高校年代に至ったことでプロに近い『高水準の安定性』というのが身についています」
11人全員がタスクフォーカスを実行し、そこに相手の行動を可能な限り絞り込む支配能力を持つ佐伯と、世界レベルのトッププロ相手でさえ容易くゴールを奪う決定力を持つ駆という圧倒的な個の2人が入る事で、調子の波が生まれない強豪として君臨しているのが鎌学だ。
「もちろん、彼らにもミスはあります。しかしミスの要因の言語化による事実認識と気持ちの切り替えにより、
「どう……戦うべきでしょうか?」
鎌学にも失点はある。
だが今シーズンに於ける公式試合のスコアでは、2点以上の失点を齎した試合は僅か2試合。練習試合を含めて敗戦は一度も無いという常勝。
優れ、安定した攻守に突出した数人の才能。ミスはあっても崩れないし負けもない。
そんな相手にどう戦えば良いのかと
「それは君達が考えるべきです」
「えっ」
「今の私は元監督であるだけの部外者です。縁あって支持する事に問題はありませんが、所属していない人間に正解を仰ぐ行為は好ましくありません。ベンチに身を置けない以上、現場での指揮が出来ませんから。この辺は今の江ノ島イレブンである、近藤監督を含めた皆さんが考えるべき部分です」
縁があるので肩入れはする。でも監督ではないから指揮は出来ない。至極当然の発言と言えるだろう。
今この場で、岩城の考える正解を提示する事は簡単だ。ではそれが通じなくなったら? 利用され始めたら?
「うむ、岩城くんの言う通りだな。ここで彼に正解を聞くのは簡単だ。彼の考える正解を聞いた上で、修正部分をこちらで考えれば良いと思う者もいるだろう。だが安易に簡単な手段を選べば、君達の『考える力』が鍛えられる機会を失ってしまう。……岩城くんの意思を借りて言えば、
「……!」
「とは言え、恩のある江ノ島高校に対して何のアドバイスもしないという薄情な真似はしません。君たちには抑えるべき点を2つ、指針を定める為に提示しましょう」
まず一つ、と。人差し指を立てて真剣な表情でアドバイスを告げていく。
「佐伯くんの『予知』についてです。今の江ノ島には彼に対抗出来るだけの予知能力を持つ選手はいません。どれだけボールを保持出来ようが突破しようが、全て彼に読まれているというのを前提にして下さい。出し抜いたと思うのはゴールが確定したその瞬間だけにすること。その意識の徹底は絶対だ」
6月に行われた練習試合である程度対抗が出来たのは岩城がプレーしていた影響が大きい。佐伯の予知と同等の未来を把握出来ていたからこそ、読み合いでの駆け引きへと持ち込む事が可能だった。
だが今の江ノ島では、荒木の存在を加味しても殆どの動きは読まれるだろう。どれだけ江ノ島の思うように事が運んだとしても、敢えてという可能性は決して拭えない。
「ある程度の奇策は用意すべきでしょう。少なくとも真っ当な読み合いに比べれば刺さる可能性は高い」
江ノ島サッカー部員が真剣な面持ちで頷く様子を見て岩城もまた頷き、言葉を紡いだ。
「そしてもう一つが───」
選手権神奈川県予選の準決勝。その一つである鎌学対江ノ島。お互いにゆったりとしたポゼッションから入り、開始20分が経過するもシュート数が鎌学の僅か1本のみという膠着状態へと陥っていた。
両校共に攻撃力が持ち味のチーム。にも関わらず、この20分でゴール前に迫れたのは逢沢 駆の僅か1本。
(……今までに比べて遥かにボールを保持する時間が長い。2-5-3から4-3-3へのシステム変更に慣れる為か?)
鎌学の攻めが活性化しない理由は明白。江ノ島の方がボール保持率が高い為。普段の雪崩れ込むような攻撃や荒木や織田からのロングパスでのカウンターが鳴りを潜めており、繋ぐ事を最優先にしているからだ。
そしてそれこそ、江ノ島がイマイチ攻めきれていない理由でもある。いざ仕掛けられるという場面でさえ後ろに戻す事が多い為、鎌学に“形”を作る余裕を与えて前線で繋げられていない。繋ぐ意識が高い為、後ろに押し戻す展開が増えている。
(いや、だとしても時間を掛けすぎだ。何か狙いがある……予知を過剰に使わせて脳疲労させること? だがもっと高い強度とスピードで繰り返してもフルで保つ事は国際試合で味方だった荒木さんが知ってる筈)
佐伯は江ノ島の動向をしっかりと見つめ、再び後ろに戻す様子を捉え、プレーの意味を探っていく。
そしてボランチの織田がDFから受け、即座に脚を振り被ったのを見て、重心を後ろに下げながら理解に至る。
(なるほど、予知の切り替えの瞬間か)
佐伯の予知は、あくまで現在進行形から成る可能性の把握だ。故に動きを完全にリセットする最後方からのビルドアップを行えば、コート全体の様子を確認して予知を組み立て直す必要がある。
つまり本当にその瞬間に限れば、佐伯は【予知】というアドバンテージを有していない事になる。今まで時間を掛けていたのは佐伯が予知を切り替える瞬間を観察していたからだ。
本来であれば組み立て直す必要がある以上はお互い様。だが事前に策を講じていたなら、その瞬間を狙って隙を突く事ができる。
───とは言え、本当に一瞬だけ。
(“形”が出来ている以上は慌てる必要がない。織田さんが降りて受けた以上、ターゲットは荒木さん一択。ワンタッチの範囲はカバー出来る。組織が整っているDF相手に無謀なドリブル突破は仕掛けないだろう。溜めが必要になる)
江ノ島の前線組の動きを戻りながら見つつ、荒木がワンタッチパスで繋げられる位置にいる選手への警戒。と、同時に。
(───なんて考えだとやられる。あの人なら平然と仕掛けるし、突破さえ可能なテクニックがある。出し抜いたと思わせる為に時間は作らなくて良い。ドリブルの方向を限定させて最前線に引き出し、嵌めのポイントを生み出す)
荒木がボールを保持した場合の予測。前を向いたまま少しずつラインを下げて江ノ島の攻撃陣への対応をしている鎌学DFに向けてジェスチャーし、ドリブル突破を図った場合の誘導を指示する。
そして荒木がボールをトラップしたと判断した瞬間、寄せていく。
江ノ島から見て右サイド寄りの中央。中からプレッシャーを掛けて切り返しだけはさせず、明確に選択肢を減らしながら荒木を前進させる。
ペナルティーエリアまであと7メートルという場所で、最終ラインにいた国松が荒木にプレッシャーを与えていたDFと挟み込む形で寄せに行く。ここで奪えるならばそれで良い。充分に前線へと引き出す事は出来た。
(───まあ荒木さんなら躱すだろう。中央突破だけは防ぐ様に指示したし国松さんなら上手く誘導する。奪うならここ)
ペナルティーエリアのラインまであと3メートル。ペナルティーアークの右外側という、ゴール正面からは外れた位置。
国松を躱す際に蹴り出されたボールに反応して佐伯は斜め後ろから奪取を図る、が。荒木はボールを跨いで踵でコントロール。このまま突っ込めば脚に引っ掛かってファウルだ。伸ばした脚を地面に突き刺し、即座に全身でプレッシャーを与えていく。
(軸裏ターン、は想定内。今の体勢ならファウルなしで取れ───)
踵でボールをコントロールした左脚を軸に、その裏で右脚のインサイドによるボールコントロール。佐伯が奪取を図った為に流れた重心の位置を理解しての中への切り返し。
佐伯はそれを読み、股抜きされることを最警戒に体勢を低くして切り返しの方向へと脚を伸ばす。しかし。
(逆エラシコ? ここから更にサイドへの流れ。想定外だがモーションが大きいしシュートコースには入れる。…いや待て
突破を警戒してシュートブロックではなくコースの限定を優先。立て直す可能性も考えて江ノ島の右ウィングである的場の位置を荒木に追い込みを掛けると同時に確認するが、外側にその姿がない。
一番高い可能性を直感し、首を振って一瞬だけ中を見る。動く視界に小柄な金髪を映し、その直感を的中させた。
(ダイアゴナルで入られた、パスコースへの割り込みは───クソっ)
狙いを把握して寄せを一歩深くし、中央に位置する的場へのパスコースを消そうと脚を出す。
だが判断を一瞬間違えたのは致命的だ。指示も間に合わない。出されたロブでのパスは佐伯の脚を超え的場へと向かい。
(……駆!)
彼の前に、駆が現れる。
荒木の行動を見て割り出した最終地点。駆の“嗅覚”は最も危険なポイントを感じ取り、それに従って最終ラインへと戻っていた。
(カウンター出来たら一番だったけど仕方ない、クリアで一回流れを───)
その思考は佐伯と駆の2人共に浮かべており、駆はボールの落下地点に合わせるように脚を振る。佐伯はボールがラインを割った後のクイックスタートに備えて敵味方全員のポジショニングを見渡していた。
そして、駆の顔に影が掛かると同時に、2人は驚愕の表情を隠せず曝け出す。
(ここでっ、高瀬くん!?)
(独断? 違うこれは───)
「───そしてもう一つが、駆くんの“嗅覚”です」
人差し指に続いて中指を立て、二つ目の抑えるべき点を言葉にする。
逢沢 駆という選手の特性を知っていれば、その“嗅覚”に込められた意味は理解出来るだろう。ましてや江ノ島高校は彼が居る時の鎌学と練習試合を行なっており、その脅威は実感している。
「……練習試合の時とは違う守備意識を持つべき、という事でしょうか?」
「いえ、守備時に練習試合の時以上のクオリティで熟すのは難しいでしょう。私が今指しているのは、
駆の“嗅覚”はボールの最終地点を暴く天性の感覚。それは攻守問わずに発揮されるもの。
「彼はチームのバランスを保つ為に基本的にFWの守備を崩す事はありませんが、失点のリスクが大きい時は躊躇いなく最終ラインまで戻ります。守備時に発揮されるそれは、傑くんや佐伯くんの予知能力が外れた際に補完する役割を果たしている」
DFとしての貢献度が大きいのは間違いなく佐伯だ。しかし今年度、プレミアでの失点を最小限に抑え、1年間での公式試合最少失点記録の更新が確実とさえ言われている事の理由は、駆の存在が大きい。
前線から自陣を見渡す位置に身を置ける故に、少ない思考と類稀なる“嗅覚”で最終地点を感知。プレミアリーグでの失点記録は彼がいなければもっと増えていたのは間違いない。
「練習試合の時はチームの危機管理意識の成長の為に自陣守備にはある程度の制限を掛けていましたので、比較的点を取りやすい状況には出来ましたが」
「……あれでですか。同年代の育成にまで手を掛けるとは」
「公式試合ともなればその制限はない。鎌学のピンチになれば彼が現れる可能性は高いでしょう」
ただでさえ岩城が居なければまともに攻撃の成立すらしなかったというのに、それでさえチームメイトの為に制限を掛けていたという。
意識と実力の差を噛み締めるように織田が呟けば、岩城は頷いて言葉を紡いだ。
「もちろん、他選手への警戒を怠れば練習試合の時以上に惨敗します。しかし佐伯くんの予知と駆くんの嗅覚。この二つを抑える事は、
「……!」
明確に、鎌倉学館サッカー部の強さを理解し言語化して。それでも勝ちを諦める理由にはならないと、君達なら勝てると一切の迷いもなく告げる岩城に、江ノ島の選手たちは顔を引き締める。
まやかしの激励などではなく、確実に乗り越える方法はあると。岩城の表情がそれを語っていた。
そうして導き出した策が───
(このロブパスの軌道で高瀬くんの位置はミートしない、触れても流れる、明らかな悪手)
江ノ島の策が、“嗅覚”で最終地点を導き出した駆に大きな動揺を与えている。
それもそうだろう。ダイアゴナルで走り込み完璧なタイミングでシュートチャンスを得ている
だが今この瞬間、駆が的場に対応出来ている事実を考えれば、その悪手も効果的な一手となる。
即ち。
(───最終地点が変わるッ)
最終地点の更新だ。
高瀬の姿が近くに見えていてもこんな悪手を打つわけがないと駆は思っていた。江ノ島がそう思わせた。
そうする事で駆を鎌学の最終ラインへと引き摺り込む。優れた“嗅覚”を持つが故に、最善の行動を利用された。
高瀬が流したボールを鎌学が拾うか、ラインを割ってゴールキックになるのであれば問題はない。
だが予定調和とも言えるこの行動の後を考えていない訳がなく。
(公太……!)
駆の予感は当たり、流れたボールはラインを割る前に中塚が拾う。
「───国松さん
ボールを拾った中塚のその後の行動を、コートを見渡した佐伯が【予知】して国松へと指示を出す。
駆が自陣の最終ラインへと下がった弊害。その得点力を有する選手が前線にいるが故のプレッシャーを与える事が出来ず、DFのオーバーラップを許してしまう点だ。
普段であれば外に出してプレーを切りポジションを整える事で、その弊害が起こる事はない。だが最終地点が更新された影響で、駆が最終ラインに身を置いたままプレーは続行される。
ラインを割る前にボールの確保に動いていた中塚とオーバーラップを仕掛ける日比野。2人の存在を視界に写した瞬間に直感が示した未来を確信し、日比野に最も近い位置に居た国松へとの指示。
しかし───
(ダメだ、間に合わないっ)
中塚の後ろへと折り返したボール。そして日比野に寄せていく国松の立ち位置を見て、駆は彼が間に合わない事を察知。ファールで止めることも不可能だろう。パスの強さからして間違いなくダイレクトで蹴られる。
荒木のマークの受け渡しが出来ない以上は佐伯も迂闊に動けないし、何よりシュートコースに割り込む余裕もあるまい。
駆は自陣ゴールに向けていた身体を反転し前を向いて加速。日比野のシュートコースを狭めるべく近付き、ハンドにはならない様に背中へと手を回す。
駆の立ち位置を考えれば最善策。だが咄嗟の修正で最善を選べる人間は鎌学でも限られていた。
「五条さんファー!」
キーパーへの、ファーサイドへの警戒の指示。的場への反応、中塚へと流れたボールに対してのポジショニングを行った影響により、江ノ島視点での左側。つまり現在のボール位置から言えばニアサイドに寄っていた。
的場と高瀬、そしてニアへのシュートコースに入り込んでいる駆の身体で視界がブラインドされており、前の状況を把握する事が出来ていない。日比野のオーバーラップを見る事が出来ず、ボールの行方も追えていなかった。
その状況で取れる選択など無い。
「───……ぉぉおおおッ!!」
その時には既に、シュートが放たれていた。
ペナルティーエリアにはまだ遠い位置ではあるが、ファーサイドへのシュートコースが空いている。
キャノンキックとさえ称される日比野の左脚から飛び出したミドルシュートは、まさに大砲の如く。
キーパーを動かす事なく、そのボールをネットへと突き刺した。
先制点は江ノ島高校。
「っしゃああ───!!」
ゴールの歓喜に雄叫びを上げてガッツポーズを取る。鎌学の圧倒的な勝利を想定していた観客には動揺と高揚が走り、ピッチに響く彼の声にやがて歓声が伝播していった。
「……!」
江ノ島の選手に囲まれもみくちゃにされていた日比野は、リスタートの為に自分のポジションへと戻る前に、凛々しい笑みで駆に人差し指を向ける。
見たかオラ、と。そう言わんばかりの表情と行動に、駆も思わず笑みを溢した。
(対策されてる……のは、まあ当然だろう。プレミアでそれは既に経験してる。けど……)
全員が自身のポジションへと戻っていく。佐伯もリスタートに備えて移動する中で、プレミアの試合を思い出していた。
(それでも
それこそ総体全国決勝、蹴学戦での失点を除けば無いとさえ言える。
しかし今回の江ノ島、先ほどの日比野の得点は───
(俺の【予知】も、駆のボールを感じ取る“嗅覚”までをも、織り込んだ上での策でこじ開けた……!)
佐伯の予知を後追いの様にする形で事前準備を最小限に抑え、絶好のチャンスをワザとダメにする事で駆を最終ラインへと引っ張り出し隙を作る。
もしこれが前線で繋ぎながら練っていた策ならば事前に整える事が出来ただろう。荒木のパスが、高瀬の流しを前提にした軌道であれば駆が読む事が出来ただろう。
完全に崩された、と。江ノ島の作戦が鎌学を上回った事実に対して、佐伯は獰猛に笑みを浮かべる。
(練習試合の時とは別物……面白いな。次だ、次はどんな策を用意してる? 存分に魅せてくれ、江ノ島高校)
サッカー漫画は実はそこまで多く知ってる訳では無いんですよね。今作の原作である『エリアの騎士』、『ゴールデンエイジ』と『GIANT KILLING』と『DAYZ』と『ブルーロック』と『アオアシ』と、超次元だけど一応『イナズマイレブン(GO3まで。アレス以降は知らない)』くらい。イナイレに関してはほぼアニメとゲームですが。
後は最近のおすすめで『カテナチオ』です。ヤンジャンアプリで最新話まで単話読み出来るので興味が湧いた方は是非。
キャプ翼は知ってはいるんだけど、シリーズ通して読んでいる訳ではないので……たまたま本屋で立ち読みした記憶しかない……。