転生したこの男、龍で、剣士で、仮面ライダー   作:ナハト02

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どうも皆さん、ナハト02です。

書きたい欲求に駆られ、描いてしまいました。

「転生したらスライムだった件」のクロスオーバー作品です。
アニメから始まり、最近は漫画も見ています。

勢いで描いたので末永くお願いします。
更新は「この仮面の戦士に祝福を」を優先しますので遅めになります。

それではよろしくお願いします。


転生、そして友達

 西暦2021年

 元号は令和3年

 

 俺は嵐山龍深(アラシヤマタツミ)。

 なんて事のない、ごく普通の人間で本屋の店員。

 まぁ、人より少し特撮が好きな男である。

 その中でも特に好きなのは、仮面ライダーである。

 

龍深

「・・・・・・ふぅ、平和だな・・・」

 

 世界的に見れば、未だに小さな争いは絶えないが、ここ日本は平和だろうな。

 まぁ、何年か前に通り魔に刺されて死亡した人がいて、ニュースで放送していた。

 後輩たちと食事に行く途中だったとか。

 

龍深

「・・・今日はこいつを買えてラッキーだったな。」

 

 俺は今日、家電量販店に来ていた。

 そこのおもちゃ売り場に来ていたのだ。

 なぜそこに居たのかと言うと、最近販売された仮面ライダーに関するおもちゃを買いに来たのだ。

 大の大人がそんなものを買ったのか?

 そう思う奴もいるだろう、だが俺は、『好きなものは好き』と言える人間である。

 そして今日買ったものとは、『DX刃王剣クロスセイバー』である。

 『仮面ライダーセイバー』の最終フォーム『仮面ライダークロスセイバー』の変身に使う聖剣である。

 一ヶ月ほど前に発売が始まったのだが、今日まで買えずにいたのだ。

 

 早く『ソードライバー』と組み合わせて色々試したい。

 今俺は飲食店街を歩いている。

 ここを歩けば、俺が暮らしているアパートまでもう少しだ。

 

 ピシッ!

 

龍深

「うん?」

 

 ちょうど焼肉屋の前と通りがかった時

 

龍深

「ーーーーーーーーーーーー」

 

 一瞬何かが光ったような感じがした。

 次に体が横に吹き飛ぶような感覚。

 耳がキーンとなり、音が聞こえない。

 かろうじて目だけが開くことができた。

 

龍深

「・・・・・・・・・・」

 

 目の前には、黒焦げになり所々燃えている光景だった。

 どうやら店のガス爆発に巻き込まれたようだ。

 

龍深

(熱い・・・痛い・・・破片が突き刺さっているのか?)

 

確認しました

 

スキル・対熱耐性を獲得・・・成功しました。

スキル・痛覚耐性を獲得・・・成功しました。

スキル・刺突耐性を獲得・・・成功しました。

 

龍深

(爆発に巻き込まれるとか・・・ないわ。)

 

確認しました

 

スキル・爆発耐性を獲得・・・成功しました。

 

龍深

(・・・なんか・・・今度は寒くなってきた?)

 

確認しました

 

スキル・対寒耐性を獲得・・・成功しました。

 

確認しました

 

スキル、対熱耐性と対寒耐性を獲得したことにより、統合進化が発生。

EXスキル・熱変動耐性へと統合進化しました。

 

龍深

(・・・俺・・・もしかして、死ぬのか?)

(まだ・・・クロスセイバーを使ってないのに・・・)

 

確認しました

 

個体名、嵐山龍深の記憶を検索し、『刃王剣クロスセイバー』の製造に挑戦・・・・・・・・・失敗しました。

代行措置として、十一本の聖剣の製造に挑戦・・・・・・・・・・・・成功しました。

 

確認しました

 

火炎剣烈火・水勢剣流水・雷鳴剣黄雷

土豪剣激土・風双剣翠風・音銃剣錫音

闇黒剣月闇・光剛剣最光・煙叡剣狼煙

時国剣界時・無銘剣虚無を獲得しました。

それに伴い、UQスキル・聖剣者(セイバー)を獲得・・・成功しました。

 

龍深

(さっきから何だ? この声・・・まぁいいか・・・死ぬんなら色々考えてみるか。)

(聖剣が使えたら・・・十一本も持ち運ぶなんて無理だろうし・・・何か・・・収納できるところが欲しいな。)

 

確認しました

 

EXスキル・無限収納を獲得・・・成功しました

 

龍深

(あぁ・・・でも、いきなり聖剣を使ったら負担がかかるだろうし・・・頑丈な体が欲しいな、例えば・・・龍人とか・・・)

 

確認しました

 

個体名・嵐山龍深の記憶より、種族・龍人に関する記憶を検索・・・・・・成功しました。

続いて、個体名・嵐山龍深の種族を人族から龍人族に再構築します・・・・・・・・・・・・成功しました。

 

確認しました

 

検索した記憶より、龍人族の固有スキルの獲得に挑戦・・・・・・・・・・成功しました。

スキル・自己再生を獲得・・・成功しました。

スキル・パリングを獲得・・・成功しました。

スキル・ブロックを獲得・・・成功しました。

スキル・イベイドを獲得・・・成功しました。

EXスキル・巨大体躯を獲得・・・成功しました。

EXスキル・龍鱗守護を獲得・・・成功しました。

EXスキル・龍活性を獲得・・・成功しました。

EXスキル・龍弱体を獲得・・・成功しました。

EXスキル・強制異常を獲得・・・成功しました。

EXスキル・心核穿ちを獲得・・・成功しました。

EXスキル・龍特攻防御を獲得・・・成功しました。

EXスキル・虹の毒を獲得・・・成功しました。

UQスキル・龍歌(ロア)覚醒を獲得・・・成功しました。

UQスキル・龍瞳(ドラゴン・アイ)を獲得・・・成功しました。

 

確認しました

 

種族が龍人になった事により、EXスキル・聖剣者と共鳴、共鳴進化が発生。

個体名・嵐山龍深の種族は『龍人』から『聖龍』への進化を開始・・・・・・成功しました。

基礎能力値が上昇しました。

新たなスキルを獲得しました。

UQスキル・極光者(ヒカリアルモノ)を獲得しました。

 

確認しました

 

統合進化が発生しました。

 

スキル・パリング、ブロック、イベイドがUQスキル・至高の盾(シールド・オブ・シュプリーム)に統合進化しました。

 

EXスキル・巨大体躯と龍鱗守護がUQスキル・巨神体躯に統合進化しました。

 

EXスキル・龍活性と龍弱体がUQスキル・龍支配に統合進化しました。

 

UQスキル・巨神体躯とEXスキル・龍特攻防御とスキル・爆発耐性が統合進化に挑戦・・・・・・失敗しました。

 

龍深

(でも・・・剣だけあってもブックがないと・・・)

 

確認しました

 

個体名・嵐山龍深の記憶より検索、ワンダーライドブックの製造に挑戦・・・・・・・・・・一部の製造に成功しました。

 

ブレイブドラゴン・ライオン戦記

ランプドアランジーナ・玄武神話

猿飛忍者伝・ヘンゼルナッツとグレーテル

ジャアクドラゴン・金の武器 銀の武器

昆虫大百科・オーシャンヒストリー

エターナルフェニックス

A NEW LEGEND クウガ・金色龍のアギト

龍騎 IN ミラーワールド・ファイズ進化人類史

昆虫遊戯ブレイド・音撃伝響鬼

高速カブト語録・電王童話全集

俺様はキバである・ディケイド世界旅行記

ダブル探偵日誌・OOOアニマルコンボ録

2011フォーゼオデッセイ

希望の竜使いウィザード

戦国鎧武絵巻・ドライブ警察24時

ゴースト偉人録・エグゼイド医療日誌

パンドラビットのビルド・ジオウ降臨歴の製造に成功しました。

特殊なライドブックとして、ワンダーワールドブックが製造されました。

 

その他のブックは、代行措置としてUQスキル・不思議な仮面の書を獲得・・・成功しました。

これに伴い、時間が経過すると共に新たなワンダーライドブックが製造されます。

 

龍深

(もし生まれ変われるなら・・・隣に誰かいて欲しいな・・・)

(友達とかできたら・・・大事にしないと・・・)

 

確認しました

 

UQスキル・相棒(アユムモノ)の獲得に挑戦・・・・・・成功しました。

EXスキル・絆の架け橋を獲得・・・成功しました。

 

龍深

(あぁ・・・なんかもう・・・本当に・・・・・・ヤバいな・・・)

(あ・・・・・・・・・・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍深

(・・・・・・あれ? 俺・・・どうなったんだ?)

 

 俺はたしか、飲食店のガス爆発に巻き込まれて死んだ・・・はず?

 なのに今は

 

龍深

(・・・・・・うん、意識はハッキリしているな。)

(手は・・・ある。 足は・・・ある。 体は? どこか痛いところは?)

 

 あれだけの爆発だったのに、手足や体のどこにも痛みがない。

 治療されてかなりの時間が経過しているということだろうか?

 

龍深

(・・・いや、待てよ・・・この手や顔に感じるのは・・・・・・石?)

 

 冷たい感触が伝わってくる。

 妙にザラザラした感じから、俺は石、または石畳の上にうつ伏せで倒れているようだ。

 ・・・・・・ということは、ここは病院とかじゃない?

 

 カサカサ

 

龍深

(うん? ・・・・・・何だこれ?)

 

 手を動かすと、カサカサというか、サラサラした感触がある。

 

龍深

スンスン(いい香りだな。 清涼感のある匂いだ。)

 

 鼻で呼吸をすると、顔の近くにいい香りが漂ってくる。

 これらの事から、手に感じる感触の正体は花だろうか。

 重たい目を開けてみる。

 

龍深

(・・・おぉ! 見えてきたぞ。)

(・・・緑の葉に、白い花・・・やっぱりか。)

 

 だが、こんな花は見たことがない。

 一体なんて花だろうか?

 そうやって目の前の花を凝視していたら、目の前に

 

 『ヒポクテ草』

 ・濃い魔素が充満している場所に生えることで、魔素の影響を受けた草。

  成分を抽出することで、回復薬を生成することができる。

 

 と、いきなり表示された。

 

龍深

「・・・は?」

(今の何だ? ヒポクテ草?)

 

 そんな草聞いたことがない。

 それに回復薬? 魔素?

 何だそれ?

 色々と疑問に思っていると、体に力が入ってきた。

 この分なら起き上がれそうだ。

 未だに気だるさが残った自分の体を起こすと、周囲の景色を確認した。

 辺りは暗いが、所々に青く光る鉱石のおかげで周囲の状況は分かった。

 どうやらここは洞窟か何かのようだ。

 お誂え向きに、目の前に窪みがあり、その中には水が溜まっていた。

 そこまで行って自分の姿を水面の映してみた。

 

龍深

「・・・・・・誰?」

 

 そこには、よく知った自分の顔ではなく別人の顔があった。

 髪は青みがかった黒色で、瞳は赤く瞳孔は縦長になり、耳は先の方が若干尖っている。

 だが、極め付けは頭に後ろに向かって生えた二本の黒い角だ。

 

龍深

「どうなってるんだ? ・・・そう言えば意識が薄れ始めた時、声が聞こえたような?」

「体を再構築するとか・・・」

 

 前世の俺の面影はかけらもない。

 前世の俺は、お世辞にもイケメンと言える人種じゃなかった。

 控えめに言ってフツメンだと思う。

 それが今の俺の顔立ちは、イケメンと言っても過言ではない。

 次いで体を見てみた。

 着ている服は、『仮面ライダーセイバー』に登場する、尾上 亮が着ていた服とコートだった。

 腰にはソードオブロゴスバックルが巻かれておりブックホルダーと必冊ホルダーが付いている。

 服の上からでも分かるくらいには、鍛えられた体になっている。

 前世では、多少の筋トレはしていたけどここまでガッチリしてなかった。

 

龍深

「そう言えば、バックルに必冊ホルダーがあるなら聖剣もあったりするのか?」

 

???

《解 EXスキル・無限収納の内部に保管されています。》

 

龍深

「?!! だ・・・誰?!」

 

???

《解 貴方が持つUQスキル・相棒の効果です。》

《能力が定着したため・反応を速やかに行う事が可能になりました。》

 

龍深

「相棒・・・スキルって能力のことだよな。」

「無限収納って?」

 

相棒

《解 無限収納とは・収納する物の大きさ種類関係なくあらゆるものを収納するスキルです。》

《さらに無限収納と・貴方の持つUQスキル・龍瞳の効果と同期させることにより・解析鑑定を行い・無限収納内で精錬・生成が行えます。》 

《解析できない有害なものを隔離することもできます。》

 

龍深

「え? 俺無限収納以外にもまだスキルを持ってるの?」

 

 相棒曰く、俺は現在20のスキルを持っているようだ。

 内訳はこんな感じだ。

 

 スキル

・痛覚耐性 ・刺突耐性 ・爆発耐性 

・自己再生

 

 EXスキル

・熱変動耐性 ・虹の毒 ・無限収納 

・強制異常 ・心核穿ち ・絆の架け橋 

・龍特攻防御

 

 UQスキル

・聖剣者 ・龍歌覚醒 ・龍瞳

・巨神体躯 ・龍支配 ・至高の盾

・不思議な仮面の書 ・相棒

・極光者

 

 ただのスキルだけではなく、通常よりも能力・威力共に高性能なスキルであるEXスキル。

 さらにEXスキルよりもさらに高性能で、唯一無二とも言えるUQスキル。

 そんな能力を合計20個も獲得している俺って、結構すごいんじゃないだろうか?

 そんなことを考えていると、目の前から水の音がした。

 

龍深

「うん?」

 

 顔を上げて音のした方を見てみると、何か丸いものがものすごい勢いでこっちに突っ込んで来る。

 ・・・あれ? この位置ヤバくね?

 

龍深

「おいおいおいおい?!?!」

「hey stop! hey stop! hey stop!」

 

 自分でも分かるくらいテンパっている。

 そして案の定、その丸い物体は俺目掛けて突っ込んで来た。

 

 ドシャ!

 

龍深

「ごへえええぇぇぇぇぇぇ!!!」

 

 見事に俺の腹にクリーンヒットした。

 その勢いのままに、俺と丸い物体は回転しながら吹き飛んだ。

 途中で何か壁みたいな物にぶつかり、ようやく止まった。

 

龍深

「いてて・・・うん? ・・・あれ?」

 

 あんなに物凄い勢いで吹き飛び、壁にぶつかったのにあんまり痛くないな。

 

相棒

《解 スキル・痛覚耐性の効果により・痛みが緩和されました。》

《身体損傷率は・1%未満です。》

《自己再生が発動します。》

 

 なるほど、痛覚耐性のおかげか。

 頬の辺りに微かに擦り傷みたいなのがあったが、スキル・自己再生のおかげですぐに治った。

 俺の腕の中には、例の丸い物体がいた。

 よく見るとこいつは・・・

 

龍深

「え? ・・・・・・スライム?」

 

 透明な青い体。

 プニプニと、弾力がある。

 無駄のない流れるような、流線型。

 ゲームや漫画でも、雑魚モンスターと名高い、あのスライムか?

 まぁ、実際にスライムがいたらかなりの強敵なんだけどな。

 まず物理攻撃が効かないし、顔に張り付かれて口や鼻を塞がれたら窒息死するし、捕食されたら内側で溶かされてお陀仏だあらな。

 

スライム

 プルプル ギュル ギュル

 

 だが、こうやって見るとなかなか愛くるしいな。

 感触は・・・・・・あれだ、冷んやりしたビーズクッションに近いか?

 それに、今こうやって抱きかかえているが、俺を捕食したりする気配がない。

 何だか、戸惑っているように見える。

 

???

『聞こえるか? 小さき者たちよ。』

 

龍深・スライム

「?!!」

 

 突然、どこからともなく声が聞こえた。

 だがこの感じ、耳で声を聞いている感じじゃない。

 まるで頭に直接言葉をねじ込まれているような?

 

???

『おい、返事をせよ。』

 

龍深

「えぇ〜っと、・・・・・・!!!」

 

スライム

 プルプルプル!!

 

 周りをよくみてみると、確かに目の前にそれが居た。

 壁かと思っていたが違った。

 

???

『ほぉ、我をハゲ呼ばわりとは、いい度胸ではなか。』

 

龍深

「いっ!?」

(いやいや、俺そんなこと言ってないけど。)

 

???

『うん? いや、お前ではない。』

『そっちのスライムだ。』

 

龍深

「え? 通じた?!」

 

 どうやら心の中で思ったことが、目の前にいるこの存在に通じたらしい。

 やっぱり直接会話をしているのではなく、テレパシーや念話みたいなものか?

 

???

『久方ぶりの客人だと思って下手に出ていれば、どうやら死にたいようだな。』

 

スライム

 グニグニ ビチビチ

 

 何となく、謝っている感じがするスライム君。

 体を必死に動かして、まるで頭を下げるような仕草をしている。

 

???

『クアーーーーハハハハハハハハハハハ!!』

 

龍深

「いぃ〜っ!!」

 

 ただ笑っただけでこの衝撃。

 至近距離でスピーカーで大音量で喋っているようだ。

 

???

『我の姿を見ての発言かと思ったが、貴様、目が見えぬのか?』

『よし、見えるようにしてやろう。』

 

龍深

「え?」

 

 確かにこのスライムには目も口もない。

 いったいそんな状態のやつにどうやって?

 

???

『ただし、条件があるがどうする?』

 

龍深

「条件?」

 

???

『簡単だ。 見える様になったからと言って我に怯えるな。』

『そして、また話をしに来い。』

『それだけだ、どうだ悪い話ではあるまい?』

 

 何だ?

 そんなことでいいのか?

 それぐらいならお安い御用だが、スライムくんは?

 

スライム

 グニグニ

 

 まるで頷く様な仕草だ。

 

???

『うむ。 では、『魔力感知』と言うスキルがあるのだが、使えるか?』

 

龍深

「いえ、使えません。」

 

???

『ふむ。 周囲の『魔素』を感知するスキルだ。』

 

龍深

「魔素?」

 

相棒

《解 魔素とは・この世界に満ちるエネルギー・魔物にとっては生命の元になる物です。》

 

 つまり、生命エネルギーみたいなものか?

 それを感知する・・・

 漫画やアニメなら、周囲に漂っているそれを感じ取るこで、魔法とかを発動したりする描写があるが。

 

龍深

(試してみるか。)

 

 目を瞑り、集中してみる。

 感じは、自分の体をこの世界に広げる様な感じで。

 すると、虹色の風みたいな物が、目を閉じていても見える様になった。

 

龍深

(これが魔素か?)

 

相棒

《告 EXスキル・魔力感知を獲得しました。》

 

龍深

(え?! こんなアッサリ?)

 

相棒

《警告 魔力感知を発動することにより・膨大な情報が流れ込む危険性があります。》

《情報の管理のため・『相棒』と同期させることを推奨します。》

 

 情報過多で俺の脳だけじゃ処理仕切れないと言うことだろうか?

 そう言うのも漫画とかにあるよな。

 その結果頭痛に襲われるオチ。

 

相棒

《魔力感知を使用しますか?》

 

龍深

「Yes。」

 

 すると今まで薄暗かった洞窟の中が、まるで昼間のようにはっきりと見える様になった。

 周囲の状況が事細く知る事ができた。

 相棒の言う通り、この情報量を俺の頭一つで処理しようと思ったら、頭がパンクするだろうな。

 

スライム

「お? おお!! 見える! 見えるぞ!」

 

龍深

「え?」

 

スライム

「あ! そうだ!」

 

 急にそばにいたスライムの声が聞こえる様になった。

 さっきまではそんな事も無かったのに。

 何でだ?

 そう思っていたら、そばにあった水溜りまで跳ねていった。

 

相棒

《解 意思の込められた言葉は・魔力感知の影響で・理解できる言葉に変換されます。》

 

龍深

(そうなのか? 便利だな魔力感知。)

 

相棒

《逆に思念を乗せて発声すれば・会話も可能です。》

 

 まるでスマホの自動翻訳機みたいだ。

 

スライム

「・・・やっぱ俺・・・スライムだ。」

 

龍深

「やぁ、スライム君。」

 

スライム

「うん? おお! もしかして俺があの時ぶつかった人か?」

 

龍深

「あぁ、水切り石みたいに飛んできたから、ビックリして回避できなかったけど。」

 

スライム

「あ〜、ごめん。」

「あの時『水圧推進』っていうスキルを獲得したんだけど、うまくスピードを落とせなくて。」

 

龍深

「いや、大丈夫だよ。」

「気にしないでくれ。」

 

???

『どうだ? できたか?』

 

スライム

「はい! できました。」

「有難うございます。」

「・・・・・・・・・・!!!!!」

 

 そう言って振り返ったスライム君が見たのは、何と!

 

???

『では改めて自己紹介をしよう。』

『我は暴風竜・ヴェルドラ。』

『この世に4体のみ存在する『竜種』の一体である。』

『クァーーーーハハハハ!!』

 

スライム

(竜じゃねーかああああああ!!!)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 それから暫くして

 

ヴェルドラ

「何と! お前達、異世界から転生してきたのか。」

 

スライム

「そうなんですよ。」

 

龍深

「よく分からないけど、そうみたいですね。」

 

 最初こそビビったが、この竜、思っていた以上に親切で話しやすかった。

 どうやら俺とこのスライムくん、転生前の名前は三上 悟(ミカミ サトル)と言うようだ。

 彼は俺と同じ日本人のようだ。

 俺達はとても稀な生まれ方をしたようだ。

 ヴェルドラ曰く、異世界からこの世界に呼ばれる人間はいるが、異世界からの転生者は初めて見たらしい。

 そういった者は、世界を渡る際に望んだ能力を獲得する。

 

 つまり、俺が持っている数々のスキルや聖剣は、俺が望んだから手に入ったと言うことだ。

 それに、もしかしたら俺達以外の日本人が居るかも・・・

 

スライム

「ちょっとその異世界人を探して、会ってみようかな。」

 

龍深

「そうだな。」

 

ヴェルドラ

「なんだ? もう行ってしまうのか?」⤵︎

 

スライム・龍深

(ジョンボリしてる!!)

 

 露骨に寂しそうに俯いてしまった。

 この竜、見た目以上に人間臭いな。

 

スライム

「え〜っと、もうちょっと此処に居ようかな?」

 

龍深

「そ・・・そうだな。 急ぎの用もないし。」

 

ヴェルドラ

「! そうかそうか! ゆっくりしていくが良いぞ。」

 

スライム・龍深

(このオッサンは・・・)

 

 それから話が弾み、ヴェルドラがなぜこの洞窟にいるのかを語ってくれた。

 それは、今から300年前にうっかり街一つを破壊したことから始まった。

 ヴェルドラの前に『勇者』を名乗る人物が現れた。

 目の前にいるヴェルドラはかなり強そうなのに、何とその勇者に封印されてしまったのだ。

 その勇者は強く、『UQスキル・絶対切断』で圧倒し、『UQスキル・無限牢獄』で封印したのだ。

 それ以来、300年の間ずっとこの洞窟の中で、一人でいたらしい。

 

スライム

「・・・もしや、見惚れていて負けたんじゃ・・・」

 

ヴェルドラ

「!! ば・・・馬鹿者! そんな訳が無かろう!!」

「・・・まぁ、あの勇者はやや小柄で細身で、白い肌に黒い髪を一つに纏めていて、深紅の小さな唇・・・・」

 

龍深

(ガッツリ見てるじゃん。)

 

スライム

(絶対見惚れてたろ。)

 

 なんかもう、この竜。

 見た目は凄いけど、怖いどころか親しみ易いな。

 寂しがり屋だし。

 自分が負けた話を楽しそうに語るし。

 ・・・多分この竜、人間が好きだな。

 それにしても、300年もすっとこの洞窟で一人って、どんだけだ。

 まぁ、竜みたいな長命種から見れば、300年なんてアッと言う間にすぎていく時間だろうけど、この竜よく心を病んだりしなかったな。

 

スライム

「・・・よし。 じゃあ、俺と・・・いや、俺達と友達にならないか?」

 

龍深

「お! いいね。 これも何かの縁だし。」

 

ヴェルドラ

「何! 生まれたてのスライムと龍の分際で、この暴風竜・ヴェルドラと友達だと!?」

 

スライム

「い・・・嫌なら良いんだけど・・・」

 

ヴェルドラ

「馬鹿者! 誰も嫌だとは言っておらぬではないか!!」

 

龍深

「え、そう。 じゃあ、どうする?」

 

ヴェルドラ

「そ・・・そうであるな・・・」

 

 そうやって、ウンウンと暫く考えた結果。

 

ヴェルドラ

「・・・どうしてもと言うのなら・・・考えてやっても・・・良いんだからね。」//////

 

スライム・龍深

(ツンデレかい!!)

 

 おいおい、可愛い女の子ならまだしも竜がツンデレって・・・

 しかもヴェルドラって、話し方から察するに男だろ?

 男のツンデレなんて、男には・・・

 

スライム

「うん。 どうしてもだ!」

「嫌なら絶交。 二度とここには来ない!」クルッ

 

龍深

「そう言う事!」クルッ

 

 俺とスライム君がそう言って後ろを向くと、少し慌てた様子で

 

ヴェルドラ

「ちょっ!! し・・・仕方ないであるな、友達になってやる。」

「感謝せよ!」

 

スライム

「全く・・・素直じゃないね。」

 

龍深

「じゃあ、今後ともよろしくな。」

 

ヴェルドラ

「あ・・あぁ!」

 

 そう言って俺は拳を突き出し、スライム君は体を伸ばして、ヴェルドラは左手の爪で、『トン!』っと軽く触れた。

 

 なんて事のない、ごく普通の本屋としての人生を歩んでいた俺・嵐山龍深は、ガス爆発に巻き込まれて死に、異世界に転生し、聖龍に生まれ変わった。

 洞窟で目覚め、そこで出会った1匹のスライムと1匹の竜と友達になるのだった。

 

 

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○オリ主

 

名前:無し

前世の名前:嵐山龍深

 

種族:聖龍

 

好きな事:読書(小説・漫画)

     特撮鑑賞(主に仮面ライダー)

 

嫌いな物:生のトマト

     理不尽な暴力

 

所持スキル

 

○UQスキル

 ・龍歌覚醒(ロアかくせい)

  発動すると、基礎能力値、スキルの性能が上昇し、思考能力が加速する

 

 ・龍瞳(ドラゴン・アイ)

  解析・鑑定の能力があり、対象物の精錬・生成方法の情報を得る

 

 ・巨神体躯(きょしんたいく)

  物理攻撃耐性・魔法攻撃耐性を持ち、全身、又は任意の部分を龍の鱗で覆い各種防御力を上昇させる

 

 ・龍支配(りゅうしはい)

  自身以外の『龍』の因子を持つ味方の各種基礎能力値を強化する

  自身以外の『龍』又は『竜』の因子を持つ敵の各種基礎能力値を弱体化する

 

 ・至高の盾(シールド・オブ・シュプリーム)

  物理攻撃・状態異常・遠隔攻撃等(魔法含む)を確率で無効化する

 

 ・不思議な仮面の書

  時間経過と共に、未所持のワンダーライドブックを製造する

  基本的に未所持のライドブックが優先される。

  既に所持しているライドブックも低い確率で製造される。

 

 ・相棒(アユムモノ)

  世界の言葉の権能の一部を流用し、持ち主の疑問や質問に応答する

  他にも思考加速・スキル同期・並列演算・詠唱破棄・森羅万象のスキルを持つ

  ・思考加速:通常の1000倍に知覚速度を上昇させる

  ・スキル同期:所持しているスキル同士をリンクさせ、同時に使用する

  ・並列演算:解析したい事象を思考と切り離して演算を行う

  ・詠唱破棄:魔法等を行使する際、呪文の詠唱を必要としない

  ・森羅万象:この世界の、隠蔽されていない事象の全てを網羅する 

 

 ・聖剣者(セイバー)

  11本の聖剣と各種ワンダーライドブックを使用できる

 

 ・極光者(ヒカリアルモノ)

  状態異常耐性と自然影響耐性を得る。

  周囲の光を吸収して傷の治癒ができる。

  自分で自分を治癒することはできない。

 

○EXスキル

 ・熱変動耐性

  熱さと寒さに対して耐性を得る

 

 ・虹の毒

  毒・呪い・麻痺・攻撃力低下・防御力低下・速度低下・意識レベル低下の状態異常を与える

 

 ・強制異常

  状態異常の耐性や治癒の効果を無視して状態異常を与え続ける

  魅了・スキル封印・吸血は対象外

 

 ・無限収納

  収納する物の大きさ種類関係なくあらゆるものを収納する

 

 ・心核穿ち

  実態を持たない者、体が不定形な者に対してダメージを与える

 

 ・龍特攻防御

  『龍』に該当する種族に対する特効攻撃を半減する

 

 ・絆の架け橋

  絆や縁を結んだ者との間に魂の繋がりを得る

 

 ・魔力感知

  周囲の魔素を感知し、周囲の状況を認識する事ができる

  意思が込められた音波や魔力を理解できる言葉へ自動的に変換する

  思念をのせて音波や魔力を発すると、会話も可能

 

○Cスキル(コモンスキル)

 ・痛覚耐性

  痛みに対して耐性を得る

 

 ・刺突耐性

  鋭利な刃物で刺されても傷付きにくくなる

 

 ・爆発耐性

  爆発に対して耐性を得る

 

 ・自己再生

  体の欠損した箇所、傷ついた箇所を自動的に修復する

 

容姿:全体的なイメージはVenusBlood-RAGNARK-の主人公ロキ

   角の生え方は『スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました』に登場する、ライカやフラットルテのイメージ  

 

   瞳は赤く、瞳孔は縦長。

   スキル・龍瞳を使うと、瞳に七芒星が浮かび青く光る、そのせいで瞳の色が紫に見える。

   七芒星には『不可能を可能にする』と言う意味がある。

 

   服装は仮面ライダーセイバーに登場する『尾上 亮』の服とコートとブーツ。

   腰にソードオブロゴスバックルと必冊ホルダーとブックホルダーが左右についている

   聖剣は無限収納の中にあるが、聖剣ソードライバーは無い。

   覇剣ブレードライバー及び邪剣カリバードライバー及び最光ドライバーは所持しているが、無限収納内で封印されており、使えない。

   ドゥームズドライバーは未所持。

 




どうも、こんな感じです。

死んで、転生して、スライムと竜と友達になる所まで書きました。
一応原作に沿って(アニメ・漫画寄り)物語が進行していきますが、どこかでオリジナルのシナリオを入れるつもりです。

それでは、また次回会いましょう。
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