「キャスター、僕はスナイパーをやる。突撃兵を君に任せても良いかい?」
アサシンが
なるほど、確かに暗殺者である彼は正面切って多数の地上の突撃兵を相手取るよりは屋根上の狙撃手を後ろから奇襲する方が良いだろう。
問題は……
だが……あの黒服の奴ら、霊基こそ英霊並みだが身体能力自体は普通の歩兵程度しかない。
なら、
それに……
「えぇ、分かったわ。地上の兵士は任せて」
ここでスナイパーを放置すればもしかすると、レイカが狙撃される恐れもある。
「そうか」
そう言うとアサシンは気配を消し、狙撃手達がまとまっている地点へと行ってしまった。
「……武装親衛隊、前進!」
上級兵士と見られる兵士がそう叫ぶと、一斉に
ダダダダダと
……生前の
しかし、今は
「ヴィイ、吹雪を!」
ふと、もし失敗したらという想像が脳裏をよぎって、つい怖くなって目を瞑りそうになる。
先ほどの想像通り、あの時と同じように……
銃弾を目の前にするとどうも弱気になってだめだ。
ダメよ、
そう自分を鼓舞して、くだらない妄想を振り払う。
すると、正確に
そしてまた、前方の方に突出していた兵士の一部は竜巻の強風によって勢い付いた氷に身体をズタズタにされて絶命し、粒子となって消滅した。
氷の槍を大量に射出する。
5人の兵士が槍に貫かれて即死、10人の兵士が負傷する。
残り負傷兵が10人。
このままなら押し切れる!
「貴方達、ドイツ兵でしょう?
余裕が出てきたからか、
しかし、その慢心が良くなかった。
彼らが再び何かを撃とうとしている。
まぁ、どうせまた銃弾だろうから氷の盾で防げるだろう。
そう判断し、
しかし……
「パンツァーファウスト!」
「え?」
彼らが使用したのは携帯式対戦車擲弾発射器、パンツァーファウスト。
銃弾に対しての防御を想定した壁をパンツァーファウストの弾頭は食い破り、