……青い閃光が徐々に弱まっていく。
光が消えたので目を開くとちゃんと敵は全て殲滅されている。
やはり、わたしの
「……その剣、何? 人が持ってて良いものには見えないのだけれど」
キャスターがわたしの持っている剣を指差してそう言う。
「これは……
ちなみに、わたし達神塚の人間の身体の7割は天之尾羽張を作り、使用するための機能に割かれている。
だからまぁ、わたし達は感情とかが無かったり薄かったりするわけだ。
そう考えると、感情を持つことを許されている今の私は結構幸せ者なのではないだろうか?
……うん、考えるのやーめた。
まったく、このリミッター全解除状態で余計なことを考えるとすぐに頭が痛くなる。
さてさて、やる事も終わったし元に戻りましょ。
じゃあ、あとは頑張りなさいな……
「レ……イカ……レイカ……ねぇ、聞いてる?」
「ん……へぇっ? どうしたのさキャスター? そんな大声出して」
何を言っているか分からないかもしれないが、聞いてくれ。
気づいたら辺りの建物という建物が倒壊していて、アスファルトの地面に10mくらいの割れ目が出来ていた。
なんだこの世紀末世界。
訳が分からんぞ。
しかも、なんかキャスターに問い詰められているみたいだし。
「どうしたのさ? 、じゃないわよ! そのよく分からない、いかにもヤバそうな天之尾羽張とかいう剣の説明を早くしなさい! 神剣って何よ、神剣って……そんなの人間が持ってはいけないものでしょう」
「はぁ、その剣ってどの剣よ? 私の持ってた霊刀ならどっかに吹き飛ばされて無くなっちゃったし……って、なんじゃこりゃぁ!」
いつの間にか、私の手には翡翠色の剣が握られていた。
こんな剣、初めて見るなぁ。
でも、なんだろう。初めて見る剣のはずなのにこの剣が視界に入っているだけで妙に安心する。
不思議だなぁ。
「なんで貴女がそんなに驚いているのよ……貴女が自分で作ったものでしょうに」
「……え? こんな明らかに神性を感じる凄そうな剣を私が作った? そんなまさか」
「そんなまさか、があったのよ、実際に。……まさか、貴女覚えてないの?」
「うん、まったく。そもそも私の記憶、徒花零慈と戦っている所までしかないんだけど」
「嘘……そんな前から記憶がないの? 一体、どういうことなの……?」
私が一番知りたい。
そう言えば、徒花零慈はどうなったのだろうか?
……まぁ死んだのかな? それをやったのは……私、なんだろうな。
「……あっ」
突如として、例の剣が光の粒子となって崩壊し、消え去った。
「消えた……わね」
はぁ。まったく、何があったのやらか。
スキル(神塚麗華)解凍
■■■■■EX→神剣の加護EX
■■■■EX→神剣作成EX