呪術短編集   作: ぽてと。

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マシュマロイキって出してましたがTwitter連携してないとお返事できないのではないかということに気が付きました。Twitter連携はしないかもしれないしするかもしれないです。なので返信できない……方法が分からない……お土下座申し上げます。
マロ下さった方簡単ですが活動報告にて書かせて頂いてるので、よければ御拝見ください。本当に本当にお土下座申し上げます。


フランが好きです。
原作のインテリで引きこもり気質で逃げ場を塞ぐような(偏見)弾幕ぶっかけてくるフランが好きです。約495年間こもってたのに負ける気がサラッサラないフランが好きです。理知的な魔法少女フランが好きです。狂気と共存してるフランが好きです。(今回はこっち、のつもり)
二次創作の純粋無垢くそかわフランが好きです。姉に懐いてるフランが好きです。姉を小馬鹿にするフランが好きです。人間に友好的なフランが好きです。暴走しちゃったフランが好きです。おやつで喜ぶフランが好きです。
だから出張してもらいました。反省はしてません。後悔もしてません。


鍋の底の狂気【×】

 かごめ かごめ

 

 

 かごのなかのとりは

 

 

 いついつでやる

 

 

 よあけのばんに

 

 

 つるとかめがすべった

 

 

 うしろのしょうめんだーれ

 

 

 

 

 

◆◆◆

 

 

 

 

 

 三輪霞は音になり得なかった息を吐いた。

 己の少し後ろには、同学年で友達である禪院真依が目の前の光景から目を離せないでいる。

 目の前の、少女。

 任務先のビルを歩いていて、呪霊に襲われそうになっていたから、真依と一緒に助けなければと思っていたところだった。

 

「真依ッ、呪霊はお願いします!」

 

「分かってるわよ」

 

 そう必要最低限の会話を交わした後、真依が銃の安全装置を外したのを確認する間もなく三輪は走り出した。

 少ししてから銃声が聞こえ、少女を捕らえようとしていた呪霊の体を撃ち抜く。……しかし祓いきることは出来なかった。銃声の残響が残る中で、真依の舌打ちが目立つ。

 しかし時間稼ぎとしては十分である。少女は傷一つつけられてないし、もうすぐ三輪の腕も届く。

 こんな時間に一人でこんな場所に来て、ご両親が心配するだろうと説教してやろう、そう思った時だった。

 

「きゅっとして」

 

 少女の鈴を鳴らすような声が響く。

 それと同時に、少女は広げた掌を呪霊に向けて。

 

「ドカーン」

 

 握り込んだ。

 その瞬間、呪霊が爆散するかのように消し飛ぶ。

 動揺は刹那から一瞬へ、一瞬から一秒へ、そこで三輪は我を取り戻した。

 呪霊に向けていた警戒の全てを少女に向ける。真依も同じタイミングで銃口を少女に移動させた。

 

「やった! 出来たよ!」

 

 少女は無邪気にも笑って、誰かに自慢するように声をあげた。

 その声に呼応するかのように、強大な呪力が渦巻いていく。

 三輪と真依は、今度こそ行動を停止させた。

 

『あなたじゃないわ、私がしたの。危なっかしくて見てらんなかったもの』

 

「……なーんだ」

 

 そこで、冒頭。

 三輪は回らない頭で思考する。

 言語を理解していて、この呪力量、いや、これは呪力か? 兎にも角にも、コイツは間違いなく特級。

 特級だ。たった二人ぼっちでは勝てやしない。いや、この場に後輩先輩がいても、勝てたかどうか。あぁ、東堂がいたならば、逃亡ぐらいは出来たかもしれない。

 何故、中学生ぐらいの女の子にこんなものが。そこで三輪は同年代で姉妹校にいる乙骨憂太を思い出した。彼も、幼い頃から特級過呪怨霊に憑かれていたのだったか。……いや、彼自身が呪っていたんだっけ? 思い出せない。

 

「霞!」

 

 思考の渦に呑まれかけた時、真依からの声が聞こえる。

 そうだ、まずは目の前のこれをどうにかしないと。頭を左右に動かし、『死』という一文字を振り払う。

 

『……あら? 人間じゃない。』

 

 それと同時に、ソイツは三輪たちに気がつく。

 見た目は幼くて、三輪が警戒を向けている少女と同等、それかそれ以上に幼い見た目だ。サイドテールにした黄色の髪をゆらゆらと揺らしている。

 身に付けた服は真紅を基調とされたフリルがたくさんで可愛らしいデザインだ。

 いっそ人形だと言われた方が納得できるほどに可憐な見た目に相反するのは、その死の気配を感じさせる呪力、存在感。

 三輪の呪術以外に触れたことがなかったため呪力と仮称しているが、呪力とはどうも性質が違うように思える。

 

『……ふぅん、この子と同じ力を持ってるのね』

 

「……呪力のこと?」

 

『呪力、呪力、えぇ、呪力ね。』

 

 一瞬目を細めてにっこりと笑う姿を見て、三輪は少し気が緩む。今すぐ殺してやろうとか、そう言った()()はないらしい。

 

「ねぇ、私たち、そこの女の子に話したいことがあるんだけど、いいかな」

 

『この子に? ……まぁ、いいけど』

 

 そう言って近くの椅子に腰掛ける。どこか気品を感じる動作だった。

 緩みかけている警戒をそのままに、三輪は少女の元まで歩く。

 

「こんばんは」

 

「こ、こんばんは」

 

 少女と同じ目線になるまで腰を落として、出来るだけ怖がらせないように微笑む。

 それから自分の名前を名乗って、今度は少女の名前を聞いた。少女はみどりと名乗る、そして、あの子はフラン、フランドールだと。名前があるらしい。

 

「アンタ、あれとはどこで会ったの?」

 

「友達と遊んでたら、いつの間にか……」

 

「何して遊んでたらこんなのが出てくるのよ」

 

「え、えぇと……」

 

 三輪と違って刺々しい言い方をする真依が怖いのか、みどりは少しだけ顔を硬らせて答えた。

 特級にも相当する呪いのことを目の前で"あれ"呼ばわり、三輪はやはり真依には敵わない、と苦笑いを溢す。

 

『霞さん、話は終わった? 私、もう暇になっちゃった。』

 

「あ、ごめんなさい」

 

 機嫌を損ねてしまわないように、深く頭を下げる。

 次で最後ですと丁寧に言って、三輪はみどりに向き直った。

 

「えっと、みどりちゃん、高専に……私たちのところに来る気はないかな」

 

「……三輪さんのところ?」

 

 みどりは怪訝そうに眉を潜める。

 三輪は困惑するみどりをどうにか納得させるために、高専について説明した。こんなヤバい案件に何もせずに帰ってきたなんて知られたら加茂あたりに殺されそうである。いや、この提案は提案で学長に怒られそうな気がする。

 やがて、みどりは不信感がなくなったのか、少し興味ありげに高専について質問してきた。

 

 みどりが最後の質問、「高専はどこにあるのか」と訊こうとして来た時である。

 ガンッッッッ!!!!!! と大きな音がして、三輪とみどりは飛び跳ねた。

 真依が自分は反対だと銃を打ち付けたのだろうか、と思えばしかめっ面なだけで何もしていない。ならば。

 

『……さっきから、聞いてれば』

 

「フ、フランさん、何かダメだったかな」

 

 何かがダメだったことはフランドールの様子を見れば明らかだ、三輪は心の中で自分を叩いた。

 フランの周りを呪力のようなな何かが渦巻く。今度は確信を持ってこれが呪力じゃないと宣言できる、そんな力だった。

 自分の存在を主張するように、彼女の背中から生えた枝にぶら下がっている宝石が淡く輝いている。

 

『それは、私のモノ(玩具)なの。私だけのモノ(玩具)なの。お姉様にも取られない、私の、私だけの!

 ……あぁいいこと思いついた、もう我慢なんてせずにここで壊してしまったらいいんだ、ここでグチャグチャに壊してこわしてコワして、みーんななかったことにすればいい。

 私からみどりを取ろうとするオマエも、さっきから癪に障るオマエも、私から逃げようとしてるみどりもみんな破壊してやる! アハ、あはははは!』

 

 フランドールに三輪たちを傷つける()()はなかった。()()はなかったが、では()()がないかと聞かれると、フランドールは間違いなく否と答えるだろう。それが先程のみどりへの高専勧誘で弾けてしまっただけ。

 

 三輪は動かなくなった己の体を叱責する。

 しかし三輪が動けなくなる程の(プレッシャー)を放っているフランドールに立ち向かえとは言えない、弱い自分が嫌になる。真依も同じ様に動けなくなっている自分に腹が立っているようで舌打ちをこぼした。

 やはり先輩がどうのなぞ言っている間にさっさと逃げればよかったのだ。後悔に打ち拉がれるが、今はどうにか、みどりだけでも。

 そのみどりを見て、三輪は平気そうにしている少女に心の中で首を傾げた。

 

「フラン、だめだ」

 

『いや! 絶対に絶対にぜぇーったいに壊してやる!! もうオマエはいらない!!』

 

「だめ」

 

『私に指図するな!!』

 

「約束、したでしょ」

 

『五月蝿い!! それ……は……』

 

 約束、という言葉で、フランドールは我に返ったように大人しくなっていく。

 そんなフランドールに駆け寄るため、みどりは三輪の腕の中から抜けて移動した。

 

「ん、ちゃんと我慢できてえらい」

 

『……あとで、死ぬ程遊んでくれなきゃ許してあげないわ』

 

「うん、遊ぼう。」

 

 そう言って微笑むみどりを見て、フランドールはようやく大人しくなった。

 フランドールの頭を優しく撫でてから、みどりは三輪に向き直って、高専には行かないと宣言した。

 誰かと関わることをフランドールはよしとしないし、こんな自分が入っても迷惑になってしまうだろうと言って、頭を下げる。

 三輪はそんなことはないと言おうとしたが、寸前で喉に引っ掛かった。みどりが呪術界にきて、果たして乙骨のように生きていられるだろうか。何の力もない自分が、みどりのことを守り切れるだろうか。

 考えている間に、みどりは去ってしまったようだ。落ち込んでいる三輪に真依が「ほっとけばいいのよ、あんなやつ」と柄にも無く慰めて、先に車へ向かった。

 

『ねぇ』

 

 いなくなったと思っていたのに、目の前にはフランドールがいた。

 三輪は刀に手をかけて、呪力を集中させる。

 

『かごめかごめって、ご存知?』

 

「……かごめかごめ? えっと、遊びだよね」

 

『えぇそう、それ。』

 

 三輪の言葉にフランドールは微笑んで肯定する。先程自分たちを殺そうとしていたとは思えない程に朗らかな笑みだ。

 自分を置いて行った真依が戻ってきてくれることを願って、三輪は警戒を続ける。

 

「それが何?」

 

『あの子はね、私の鳥なの。』

 

「……鳥?」

 

 いまいち容量を得ない、というか。深い意味がありそうで本当は何にもなさそうな雲のような話し方に、三輪は困惑する。

 それからフランドールは、『私、かみさまなんかじゃないわ、むしろその逆、悪魔なのにね』とくすくす笑った。益々意味が分からない。

 

『あの子のうしろのしょうめんは私だったの。だから私はあの子と一緒にいる。

 そして、あの子は私のかごのなかのとり。つるとかめをいつすべらせるかも、いつよあけのばんを決めるのかも私の思い通り。』

 

「……何が言いたいの?」

 

『あの子の結末は決まってるってこと。』

 

 フランドールはそう言って消えた。

 全くもって意味が分からなかった。あんなに幼い容姿をしているくせに……強さも性格も何もかも、本当に見かけに寄らない。

 三輪はため息を吐いて、早く来いと急かす真依に返事をした。

 

 

 




みどり
花にならない実(子供)のままの鳥。実鳥(みどり)
じつは転生してて呪術も東方も知ってる。だから『約束』と称してフランに人を傷つけさせない縛りを作った。
東方を知っていたから『フランドール・スカーレット』という仮想怨霊が生まれた。

フランドール・スカーレット
ファミリーネームだぜながっだよう"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"ん"!!!!!!
気付いたら目の前に幼い頃のみどりがいた。本能より深いところでみどりが自分を呼んだのだと分かったから、みどりと一緒に行動することにした。縛りの内容は『人を傷つけてしまったらお別れ。私が満足するまで一緒にいてくれたら、今度はあなたが私を()()()()()()()()よ』。彼女は友達(人形)役の玩具(友達)を欲していた。喜んで誘いに乗った。

三輪霞
なぞなぞをぶつけられた気分。
とりあえず帰ったらかごめかごめについて調べる。
それからみどりのことを任務のついでに探すようになった。

禪院真依
内心じゃビビってたよ。頑張ったね。
いろんなところからなんか言われるんだろうなぁって今から頭痛がしてきてる。頑張ってね。


もしかして五条悟が出てきてない…………????? 何でもかんでもあの人に丸投げする私の小説で……五条悟が出てきてない……………… !?!?!? しかも投稿間隔が一週間以内………………………!?!?!?!?!?(畏怖)

今週中に次出せたらいいですね。
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