ソードアート・オンライン ~PotetoEdition~ 作:水名(仮)
今回はラフコフ討伐戦編の繋ぎのお話になります
それではどうぞ
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2024年7月下旬
その日もいつものようにギルドのパーティ(メンバーは私とておさん、めらさんに廻道さん、キャラメレさんとポテトさん)で狩りを行って今は街に戻るところだった
そして街に戻ろうと歩いていると急に先頭を歩いていためらさんがストップの合図を出したので私は何事かと思い、前を見てみると1人の黒いローブを着た大柄の男性がそこに立っていた
咄嗟にカーソルの色を見てみるとオレンジを示していたので単に挨拶に来たわけではないと思い全員臨戦態勢を取る
「…何の用?」
「ほう… これはこれは… 会えて嬉しいよ"白き槍"に"彩姫" それから"紺の剣士"とその仲間達…」
"白き槍"というのはめらさんの2つ名のことでその特徴的な髪色から来ていると思われる
私達とその大柄の黒いローブのオレンジプレイヤーはお互いに膠着状態だったが先にめらさんがしびれを切らして声を出した
「成程… つまり僕たちと戦おうって話?」
「話が早くて助かるよ… お前たちのことはブロから優先的に消しておけという命令でな…」
「へぇ随分と自信満々だね… でも6v1ってキツイんじゃない?」
キャラメレさんが大柄の黒いローブのオレンジプレイヤーを睨みながら言うが大柄の男性は涼しげに言い放つ
「あぁ… 確かに俺だけだったらキツイな だがもし複数人で来ているとしたら?」
そう大柄の男性が呟くと陰からぞろぞろと黒いローブを着たオレンジカーソルのプレイヤーが出てくる
…その中には見知った顔もいくつかあった
「来てみたら わかる とは よく 言ったものだ まさか お前と 戦えるとはな "白き槍"!」
「そいつらによ この前、楽しみの邪魔されたからな キッチリお礼をしないとなぁ!?」
「あはは~ お2人さん血の気多いですね~ まぁ かくいう私もその1人ですけど」
エストック使いのザザに毒ナイフ使いのジョニー・ブラック、そして片手斧使いのモルテ… これだけで黒いローブを着た面々が
「それにしてもよく許可しましたね~ ヘッドが彼らを殺すことを」
「俺もブロの許可には驚いたが彼なりに何か考えがあってのことだろう」
「それで…どうやって殺すんだ? あいつら もし何も考えてないんだったら俺に任せてくれよサブヘッド! まず麻痺らせてからタゲったモブ共の群れの中に放り込みたいからよ」
「"白き槍"以外 だったら 後は 好きに しろ」
緊張感が無いように見えておぞましいやり取りをしている彼らを見ながら私達はこの状況を打破するための作戦を彼らに聞こえないように小声で話す
「え~っと… 皆さん この状況を打破するためのアイテム持ってますか?」
「全員〖転移結晶〗は持ってると思いますがそれを使わせてくれるほど悠長に待ってくれるとは思えないです」
「何本かの〖スローイングダガー〗は持ってるけどそれだけだったら意味ないな…」
「僕も〖転移結晶〗以外で持ってるかっていえばってところだね」
「俺もメラと同じくだな…」
「私は一応煙幕は持ってます」
廻道さんが煙幕を持っていると言ったことで私達はそちらに顔を向けた
「煙幕を持ってると言っても1個だけですからね?」
「それで十分です使うタイミングは…」
そこから急ピッチでポテトさんが作戦を立てていき、準備が整ったところで前を向いた
それを見てサブヘッドと呼ばれた人物は冷淡に私達に向けていった
「作戦会議は終わったか? では行くぞ! 同胞達よ!」
そして合図を出すとラフコフのメンバーたちはこちらに向かってきたので戦いやすいように少しだけ離れる
私の下に向かってきたのは
「ほぅ… これを受けず避けるか… だがそうでなくては」
しかしあくまででも予想していたように話し、次々と攻撃をしてくるので私は剣を盾のようにして防御する
「うぐぐ…」
「先ほどから防御ばかりじゃないか 先ほどまでの威勢はどうした?」
「えぇ… だって攻撃するつもりはありませんから」
「随分と 余裕だな」
その後も相手の攻撃を防いでいると相手は何かを見抜いたように攻撃を中止した
「成程… タイミングを見計らって脱出しようという魂胆か」
「さぁ? どうでしょう?」
私は作戦を見抜かれたことに心の内で舌打ちをしつつそれを顔に出さないようにする
「あくまででも白を切るつもりか… ならば目標を変えようか」
そう呟くとジョニー・ブラックと戦っているておさんへと目標を見据えそちらへ突撃する
「しまっ…!」
それに気づき、止めようとするが止められずそのまま向かって行く…
その時、彼の腕に向かって〖スローイングダガー〗が投げられたが男は咄嗟に回避してダガーが投げられた方を向いた
「敵前逃亡とは情けねぇなぁ」
「キャラメレさん!? あれ? もう倒したんですか?」
「まぁね~ 俺が相手したのは雑魚3人だけだったし 今は武器を回収してロープで縛ってるよ」
「ほう… 奴らは捨て駒前提だったがまさかここまであっさりやられるとはな」
「あんなんで俺を止められると思ったら大間違いよ」
しばらくキャラメレさんと男は睨み合っていたが先に仕掛けたのはキャラメレさんだった
「シッ!」
「フン」
キャラメレさんの連続的な鞭攻撃を男は難なく防御していき、隙を見て攻撃する
キャラメレさんもそれを避けていたものの避けきれずに掠ってダメージを受けるときもあった
「ちょっとキツイな… こりゃぁ…」
「どうしましょう…? 私も加勢したほうが良いですか?」
「いいや 加勢されるとかえってきつくなるかも」
「了解です」
そこからまたキャラメレさんと男性は膠着状態だったが今度は男性の方から仕掛けてきた
「ハァ!」
キャラメレさんはそれをぎりぎりで回避すると鞭で応戦した
男性はそれを回避すると待ってましたと言わんばかりにキャラメレさんがニヤリと笑い〖スローイングダガー〗を顔目掛けて投げた
男性はギリギリで回避したがその影響でフードの部分が裂かれ、隠れていた部分が露になった
髪は白髪交じりで顔はまさにイケオジといったような素顔だった
「少しはやるではないか… 名はなんという?」
「敵に名前教えるほど悠長ではないのでね!」
そう言って攻撃を仕掛けるが避けられてしまう
「血気盛んなのは良いことだが貴様は幾つかマナーというものを学ぶべきだろう」
「はっ! 言ってろ!」
「残念だよ」
男は両手剣を構えなおすと再びキャラメレさんに攻撃を仕掛けてきたがキャラメレさんは鞭で両手剣を強打し、叫ぶ
「今だ! 廻道!!」
その合図で3人のオレンジを相手にしていた廻道さんは相手をしていたオレンジの武器を刀で跳ね上げ、懐から煙幕玉を取り出すと地面に思いっ切り叩きつけた
辺りが煙に包まれたところで私達は死に物狂いで逃亡した
~~~~~~
そのまま近くの主街区まで走ると6人共しっかりといることを確認し、大きく息を吐いた
「は~… ちょっと予定が狂っちゃいましたけど何とかうまくいきましたね~…」
「まぁ言ってしまえば僕がザザを相手にすることとたみが大柄の彼を相手にすることは確実だったから ある程度は戦況をコントロールできたけどあそこでたみが相手にしてた彼がテオの方へと向かったことは予想外だったけど」
「正直言って俺と廻道は雑魚担当だったからかなり楽だったよ」
「えぇ 煙幕の合図を出すのをキャラメレさんに任せて正解でしたよ」
私達が立てた作戦はザザをめらさん ジョニー・ブラックをておさん 白髪交じりの男性を私が担当し、キャラメレさんかポテトさんの内モルテを相手にしていない方がタイミングを見計らって廻道さんに煙幕使用の合図を出す…というものである
「咄嗟にしては悪くない作戦だったな」
「これからは閃光弾か煙幕弾持ちあるこっかな…?」
「それがいいかもね… 今回はたまたま私が煙幕弾を持ち歩いていたから命拾いしたけどいつも持ち歩いてるっていう訳じゃないから」
私は「まぁそうですね」と呟くと第54層にあるギルドホームへと一旦戻り、今回の襲撃をすぐさま攻略組全体へと報告した
…この日からそう時間がかからずにラフコフのアジトが発見されたということを耳にした
オリキャラ紹介(敵陣営)
ドゥクス(dux)/???
白髪交じりの男性で顔はまさにイケオジといったような感じの男性
身長は196cm程度(タコミカ予測)
ラフコフのサブリーダーを務めており、参謀も兼ねている
PoHのことをブロと言っているが…?
この小説のザザはメラオリンに異様なまでに執着しています(攻略組+突属性武器使いの為)
それではまた次回に