ソードアート・オンライン ~PotetoEdition~   作:水名(仮)

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この話の構成地味に難しい…

それではどうぞ

P.S.:投票ありがとうございます<(_ _)> 今後ともSAOPEをよろしくお願いいたします


26話:[笑う棺桶(ラフィン・コフィン)]討伐戦作戦会議

2024年8月某日 某層にあるとある会議室にて

 

アスナは前に立ち、自身に注目させると副団長モード(オンの状態を私が勝手にそう呼んでいる)で話し始めた

 

「皆さん 本日は私達[血盟騎士団]の急な呼びかけにも関わらず集まっていただいたこと 心から感謝いたします まず前提としてこの作戦自体は攻略上必須ではないですので参加を強制するつもりはありません」

 

アスナは私達を見回しながら続ける

 

「ですのでこの作戦に不参加だとしても私達は糾弾することは絶対にいたしませんし、必要でしたらここでご退席いただいても構いません」

 

しばらく待ったがここに来た人は誰も退席しなかった

 

「…ありがとうございます それではこれより[笑う棺桶(ラフィン・コフィン)]討伐戦作戦会議を始めさせていただきたいと思います」

 

アスナは一礼すると脇に控えているアルゴさんとリオンさんの方を向いた

 

「続きはアルゴさんとリオンさん よろしくお願いします」

「解ったヨ アーちゃん」

「了解した」

 

アルゴさんはキャスター付きのボードを押しながら、リオンさんは羊皮紙のメモを持ちながら前に出た

 

「先日遂に私達は彼らの…[笑う棺桶(ラフィン・コフィン)]のアジトを発見した」

 

リオンさんの言葉に歓声と取れるような声が上がったがリオンさんはそれを制止させると続ける

 

「前にあるこちらの地図を見てほしい これがその彼らのアジトと思しき場所の洞窟だ」

 

リオンさんはキャスター付きのボードに注目させると赤い丸を棒の先端で示す

 

「この層の攻略は最短ルートで済ませた上これといった観光地やクエストもないため完全に穴場になっていた その為彼らにとっては絶好の場所だった」

「基本的にプレイヤーはこういった何のクエストもないところには立ち入らないからナ もし仮にうっかりここに立ち入った奴がいたとしても彼らに口封じされただろウ 発見が遅れるのは仕方のないことダ」

 

そう言い終わったアルゴさんは「ただ…少し気になることがあってナ…」と呟くようにして言うと続ける

 

「このアジトの場所は匿名のラフコフメンバーの1人が密告したんだけド…あまりにもアジトの情報がリークされたタイミングが良すぎるんダ…まるで攻略組にアジトの情報をリークすること自体が作戦のうちの1つかのよう二…」

 

確かに…私達が襲撃されてから半月もたってない気がするし… 確か8ヵ月も探して見つけられなかったアジトを急にリークするなんてまるで私達を誘っているようにしか思えない

 

そう思っているとアスナが口を開いた

 

「その話に関しては私とディアベルさん、それからリオンさんと話し合って既に承知の上です 勿論罠であることも視野に入れて」

 

 

「その上で私達はこの作戦を立てアジトに踏み込むことを決意し、準備を整えてきました しかし罠であることも視野に入る以上皆さんも決して油断はしないでください」

 

私もその言葉に気を引き締めるとアスナは続ける

 

「続いて要注意人物の説明に移りたいと思います …ディアベルさん お願いします」

「はい それじゃぁ皆 このフリップに注目してくれ」

 

ディアベルさんがアルゴさんに合図するとアルゴさんはキャスター付きのボードのボードを回転させ、顔写真が載った面にした

 

まずは骸骨の仮面をしており、赤い目のプレイヤーの写真を指す

 

「まず…"赤目"のザザ 幹部メンバーということもあり、彼の実力は攻略組にも引けを取らず、彼らにしては珍しく毒武器を使ったと言う証言がないが油断は禁物だ 主武器はエストックを扱う」

 

次に袋頭のプレイヤーの写真を指した

 

「次に…"毒ナイフ使い"のジョニー・ブラック 彼も幹部メンバーだがその2つ名の通り毒ナイフを使う為、彼からの攻撃は絶対に喰らわないようにしてくれ」

 

その次に黒いフードを被ったプレイヤーの写真を指す

 

「フードを被っているプレイヤー…"斧使い"のモルテ 彼が主に扱うのは片手斧だが同時に片手直剣も使い分ける その為しっかり持っている武器を確認しつつ対処してほしい」

 

その次に白髪交じりのプレイヤーの写真を指した

 

「白髪交じりで大柄のプレイヤー…"影の策士"のドゥクス 彼は他のメンバーからサブヘッドと呼ばれており、実力は後に紹介するPoHと同格と思われる 主武器は両手剣だが体術も扱うという証言もある為接近戦は十分に警戒してくれ」

 

そして最後にモルテと同じように黒いローブをしているがどこかおぞましいイメージがする男性の写真を指す

 

「最後にラフコフのリーダーである PoH 主武器は短剣だが彼の実力はトッププレイヤーに引けを取らない その為、彼と戦う際は今まで上げた他の誰よりも警戒し、可能ならば絶対に単独での交戦は避けてくれ」

 

ディアベルさんは話し終わると私達の方を向いた

 

「以上で要注意人物の説明の説明を終了する 何か質問がある人は発言してくれ」

 

しばらく誰も発言しなかったがふとエルさんが手を挙げた

 

「要注意人物とはちょっと関係ないがいいか? ラフコフの連中はPoHのカリスマ性に引き込まれて他人はおろか自身すら顧みないやつらなんだろ? まぁこの作戦の前提は捕縛だけどもしも投降せずに攻撃してきた場合はどうするつもりなんだ?」

 

エルさんの言葉にディアベルさんは少し間を置き、発言した

 

「…その場合は…自身や他人を守るために彼らとの交戦も視野に入れてくれ」

 

ディアベルさんの言葉に重い空気が流れたがその空気を切り替えるようにディアベルさんは軽く手を叩いて注目させる

 

「他に質問はないかな …ないなら最終確認に移りたいと思う」

 

ディアベルさんがしばらく待ったが誰も手を挙げなかったため続けて話す

 

「無いみたいだね それじゃぁアスナさん 後はお願いするよ」

「了解しました」

 

そしてディアベルさんが下がるとアスナが変わるようにして再度前に出てくる

 

「この作戦に参加する方は本日午前3時、第55層主街区の転移門前に集合をお願いします」

 

そして一呼吸置いたアスナは静かに言った

 

「…彼らの行動は1プレイヤーとして…そして1人の人間として到底容認できるものではありません 実際彼らによって多くの命が奪われてきました その為私達は無念にも散っていった彼らの為にも必ずこの戦いに必ず勝たないといけません 皆さん、最善を尽くしましょう!」

 

その激励と共にこの場にいる人たちは大声を上げたので私もそれに便乗するようにして声を上げた

 

 

~~~~~~

 

 

会議が終わり、私達[フリッツ・フリット]は空いている部屋で作戦の最終確認を行っていた

 

「えーっと 確認だけど 今回の作戦に参加するのはポテト、リオンさん、たみさん、テオロングさん、意識さん、朱猫さん、キャラメレさん、テツロンさん 計8人で全員ですかね?」

 

ポテトさんの確認を兼ねた質問に私達は無言で頷いた

 

「解りました まずディアベルさんも言ってた要注意人物の一人のザザは絶対にメラさんが担当することになると思います」

「解ってる あいつは僕が相手をするよ」

「それと意識さんと朱猫さんは麻痺武器の準備をお願いします」

「了解」

「了解です」

 

ポテトさんに朱猫さんと意識さんは返事を返す

 

そしてポテトさんは大まかな作戦の流れをリオンさんに訊ねる

 

「この作戦のメラさん以外の流れは基本的に幹部メンバー以外を無力化させつつ鎮圧っていう流れになりますかね」

「流れとしてはそんな感じだ…が あくまででも私達が幹部メンバー担当ではないことを考慮しての案だからこれは頭の片隅にとどめる程度にしておいてくれ」

 

リオンさんの言葉に再び無言で頷く

 

「では最後にですけど… 基本的にこの作戦は彼らの捕縛メインで動いていますが…やむを得ないという時は彼らの殺害も視野に入れてください …無論皆さんにはその選択はしてほしくはありませんが皆さんを失いたくもありません …これは俺の我儘ですけれども全員生きてこの作戦を終わらせましょう」

 

それに私達は大きく頷き、その場は一旦解散した

 

 

 

そこから色々と準備を済ませていると作戦開始時刻が近づいていたので、私は転移門へと急ぐ

 

「そろそろ第55層へ行かないと…」

「たみ!」

 

そんな私を呼び止める声が聞こえてきたので振り向くとそこにはておさんがいた

 

「どうしたんですか? そろそろ行かないと…」

「なぁ… 言ったところで聞かないとは思うけど… 今回の作戦 俺達は参加しないことにしないか?」

 

 

「もしかして 怖いんですか…?」

「正直に言ってしまえば怖いよ もし仮にたみが死んでしまったら…って思ったら…」

 

その言葉の後に私はテオさんの目をしっかりと見てから口を開く

 

「それを言ってしまったら私だって同じですよ でも私もこれ以上ラフコフの被害を増やしたくないって思ってますから参加しますよ」

 

そして右手全体でておさんの頬に優しく触れながら続ける

 

「それに… 私はあなたのパートナーですよ? パートナーを信じてくださいよ」

「…っ…! あぁ… そうだな…」

 

私の言葉にておさんはハッとしたように頷くとしばらくそのままでいたが、気持ちを切り替えて2人で転移門へと向かって行った




次回はいよいよラフコフ戦になります

戦闘描写行けるかな…

それではまた次回に
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