ソードアート・オンライン ~PotetoEdition~   作:水名(仮)

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やっぱり数字に表れるとモチベーションも上がりますね

それではどうぞ




2話:フィールドボス前とプレイヤー鍛冶屋さん

私が『体術』を手に入れた翌日… 私はフィールドボスである【ブルバス・カウ】討伐のために集合場所に来ていた

 

因みにポテトさん達はクエストのためここにはおらず実質この世界に来てから初めてのソロでのボス戦になっていた

 

私は1層の件からディアベル2号(リンド)さんのことは信頼していないためどこのパーティにも入っていない

 

ボス討伐のため装備の確認をしていると… キバオウさんが私の方にやってきて声をかけてきた

 

「ジブン ポテトはんらとパーティ組んどったんやろ? どないしたんや」

「ポテトさん達はクエスト中のため参加しないと先ほど連絡がありましたよ」

「なるほどな こっちもちょうど5人のパーティがおってな 話通すこともできるけど、どないするんや?」

「提案はありがたいですけれども いいです…」

「そうか」

 

キバオウさんはそう言うとアスナさんの方へと向かっていき声をかけた

 

「ジブンは相方どうしたんや? 2層に来てからもよう見かけへんけど…」

「知らないわよ そもそも 私もあの人も基本的にソロなの 勘違いしないで」

「ほんなら ちょうど5人のパーティがおるし話通しとこか?」

「さっきも言ったでしょ 私はソロだって」

「さようか」

 

キバオウさんがそう言い、遠ざかってから私はアスナさんに声をかけた

 

「えーっと… アスナさんでしたっけ?」

「あなたは確か… ボス戦でパーティを組んだ… タコミカさん…?」

「そうですそうです キバオウさんの話を聞いていたんですけれどもアスナさんもソロなんですよね? だったら私と一緒に取り巻きを狩りませんか?」

「えぇ 大丈夫ですよ 1人より2人のほうが効率もいいですし」

 

ダメ元での相談だったけれどもアスナさんは快く了承してくれた

 

「それとタコミカさん もしよかったらでいいんですけれども…」

 

そう言うとアスナさんは茂みへと向かっていき… そこに手を突っ込んで何か黒いもの…否 キリトさんを引きずり出した

 

「えっ!? なんで!?」

「この人も加えても構いませんか?」

「大丈夫ですよ」

『ビーター!?』

 

引きずり出されたキリトさんは驚いていたがアスナさんがキリトさんをパーティに入れていいか聞いてきたため私は反対する理由もない為快く了解したがやっぱり周りはざわついた

 

「というわけで蜂担当追加ね」

 

そうアスナさんはディアベル2号(リンド)さんに伝えた

 

「あなたたちがしっかりやっている間はボスには手は出さないから安心して」

「好きにすればええんちゃうか?」

「…余計な事はするなよ」

 

アスナさんはそう言うとキバオウさんは普通に、ディアベル2号(リンド)さんは舌打ちをしながら言った

 

「やっぱり小心者の俺としてはこのムシロは少し厳しいかな~なんて…」

「見くびらないで 最初っから仲間だと思われたくなければこうして引きずり出したりなんてしないわ」

「…お見通しか」

「あなたがSAOのプロなら私は女子校育ちの心理戦のプロよ 顔色を見るぐらいだったら朝飯前だわ」

「それに… 私言いましたよね? 私はいつでもキリトさんの味方ですからねって だからいつでも私を頼ってもいいんですよ?」

「…ありがとな 2人とも…」

 

私たちがそう返すとキリトさんは小さい声でお礼を言った

 

「それでタコミカさんもだけれど今までどこに…「平均レベルはこっちの方が上なんや! 四の五の言わずアタッカーはワシ等に任せい!」」

いいや! ディアベルさんの志を継ぐ俺たち[ドラゴンナイツ]が先頭に立つ!

何がドラゴンや! さぶイボ立つわ! 男やったら虎やろ! 虎!

 

何かキバオウさんとディアベル2号(リンド)さんが言い争っている… というかキバオウさんって絶対関西出身だよね…?と関係ないことを考えている間も2人は続けている…

 

「とにかく! 格好だけディアベルはんと同じにしたからとゆうて 勝手に後継者気取りはやめてもらおうやないか ディアベルはんの志を正しく受け継いでいるんはワイら[アインクラッド解放隊]や!」

「名前に見合うほどの実力があるとは到底思えないがな…」

なんやと!

 

何やっているのやら…

 

「あの人たち3層に着いたらあの名前でギルドを作るみたいよ?」

「勘弁だな…」

「えぇ…」

 

本当に…? 確かにわかりやすいけど ネーミングセンス皆無じゃん…

 

「あなた前に言ったわよね? ギルドに入るべきだって」

「うーん… 彼らんとこならともかくなぁ…」

「彼ら?」

「斧タンクの彼と両手槍使いの彼 そういえば彼らとディアベルも今日は来てないんだな?」

「ディアベルさんは一層のボス戦の後キバオウさんとリンドさんに指揮を任せて前線から降りたみたい エギルさんは何かトラブルがあってこられないって連絡があって… ポテトさんは確か…」

「クエストを優先したいためフィールドボスは倒しておいてくださいと連絡がありましたよ」

「心細いなぁ… それで代わりに来たのがあのパーティか」

「見ない顔ですね? どこかですれ違ったかもしれないですけれども私は人の顔とか覚えるのは得意じゃないですので…」

「俺もだな… でもあんな装備を揃えられる奴らが今までどこにいたんだ?」

「そうね レベルはそこまで高くはないんだけれども装備が良いのよね 実レベル+3ぐらいの効果はあると思うわ 前線で見かけるようになったのは最近だけれど 結構いいタンクになるんじゃないかしら?」

 

キリトさんがエギルさんとポテトさん、それからディアベルさんの所在について聞くとアスナさんがエギルさんとディアベルさんの所在について答え、私がポテトさんの所在について答えてから アスナさんが新しく来た人たちのことを答えた

 

最近なら知らなくても無理ないかな…? 昨日まで少し世間?から離れてたからね

 

「あれか? 彼らにも愉快な名前があるのか…?」

 

キリトさんがそう聞くとアスナさんが答えた

 

「レ…[伝説の勇者たち(レジェンド・ブレイブス)]…」

「ブフッ」

 

アスナさんがギルド名を言うとキリトさんは吹き出してしまった… さっきの[ドラゴンナイツ]や[アインクラッド解放隊]よりはネーミングセンスがありそうだけれどもね…

 

「メンバーは ベオウルフさんにクーフーリンさんに… あとリーダー格がもう一人…」

「わかった よくわかりました! レベルにそぐわない装備の豪華さにも納得した! 要は形から入っていくタイプなんだな!」

 

アスナさんがメンバーの名前を1人ずつ言っているとキリトさんが笑いながら言った

 

「いた! あの人がリーダーのオルランドさん」

 

しばらくアスナさんが周りを見渡しているといたみたいでその人を見ながら名前を言った

 

アスナさんの視線の先にはかなり熱血そうな人がいた

 

「見事である! これで5回連続強化成功ではないか! 流石SAO初のプレイヤー鍛冶屋であるな! 3度に1度は失敗するNPC鍛冶屋とはレベルが違うわ! 貴卿 名は何と申す? 次もよろしく頼むぞ!」

「へぇ~ 流石リーダー キャラ出来上がってるな…」

 

私もキリトさんの言う通りオルランドさんのキャラは出来上がっているな~と思った

 

そして再びオルランドさんの方を見るとオルランドさんが話しかけていたプレイヤー鍛冶屋さんが握手をしながら答えていた

 

「ありがとうございます… ネズハと言います ご贔屓に…」

 

あとで私も強化を頼んでみようかな…? そう思っていると「次俺な!」「俺も俺も!」「お…俺も頼む!」という声が聞こえ、さっきのネズハさんにプレイヤー達が押しかけていた

 

「へ~ 鍛冶屋がこんな前線に… でもよく考えてみたら上客捕まえるチャンスだから危険があっても出張りもするか…」

「そうですね~」

「野郎ども! そろそろ始めるで!」

「やっとね」

 

キリトさんと私が話をしているとキバオウさんの声が聞こえてきた

 

「行きましょうか」

「だな 今日も頼りにしてるぜ2人とも」

「えぇ」

「勘違いしないで あなたと組んでるのは一時的な…」

 

私が声をかけるとキリトさんは頼りにしているという趣旨の声をかけたため私は返し、アスナさんは何かを言いかけたけれども剣を見ているキリトさんを見て、その先を言うのをやめた

 

「…ほら 急がないと遅れるわよ」

「お…おう?」

「キリトさん…人の話はしっかり聞きましょうよ…」

「えぇ!?」

 

キリトさんがそんな態度なので私は釘をさしておいた

 

 

そして行こうとしたときキリトさんがネズハさんに声をかけた

 

「鍛冶屋のお兄さんは参加しないのか?」

「僕は戦闘は苦手でして… すみません…皆さん命がけで戦っているのに…」

「何言ってるんだ 鍛冶屋だって立派な戦力さ また俺の剣も頼むよ!」

 

そうキリトさんが言うと私たちはボスの元へと向かっていった

 

 

その途中ふと私がネズハさんを見ると暗い顔をしていた…

 

 




文脈からもわかると思いますがタコミカのリンドに対する印象はかなり悪いです

それではまた次回に
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