ソードアート・オンライン ~PotetoEdition~   作:水名(仮)

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今回から3層編に入ります

それではどうぞ

P.S.:2件のお気に入り登録ありがとうございます! これからもマイペースですが応援していただけるとありがたいです


森とエルフと時折紅茶(アインクラッド編 第3層)
1話:森エルフと黒エルフ


私達は主街区へと向かうため第3層を歩いていた… この層のテーマはいわゆる⁅森⁆であるが第1層の<ホルンカの村>周辺の森や2層南エリアにある森とは桁が違うほど広いのである 小さい樹ですら寿命はおよそ100年近くはあるんじゃないかと思うほど大きい

 

私は第1層や第2層とはまた違った景色を楽しんでいた…

 

因みに今は知っている人だけなのでフードは被っていない

 

しばらく歩き道が分岐点に差し掛かったときふとキリトさんが口を開いた

 

「この道を右に行くとすぐ主街区に着く 左に行くとしばらく森が続いて抜けると次の村に到着する 本来ならすぐにでも転移門のアクティベートをするために主街区へと行くべきなんだろうけど… 俺としてはその役目はリンド隊かキバオウ隊に任せたい」

「どうして?」

「理由は人目に付きたくないっていうのもあるけれど左の森で先にやりたいことがあるんだ でもそれは両方とも俺の個人的な俺の個人的な要件なわけで…」

 

キリトさんが道の先に何があるのかについて説明すると転移門のアクティベートはリンドさん達かキバオウさん達に任せたいというため、アスナさんが理由を聞くと両方ともキリトさんの個人的な理由だったためアスナさんは機嫌が悪くなり始めた

 

「それで?」

「もしアスナたちが先に主街区へと行きたいんだったらここで解散ということになりますけれども… もし俺の用事にお付き合いいただけるのでしたら問題はございませんが…」

「別に 私たちは元々一時的なパーティですし? ここで解散しても全く問題じゃないわ」

「はい…」

「でもあなたがそう言うんだったら先に済ませておいた方がお得っていうことよね? なら私も一緒に行くわ タコミカさん達もついて行くでしょうし」

「え!? 私達も…?」

「違うの?」

「確かについていくつもりでしたけれど…」

「なら決まりね」

 

アスナさんがキリトさんにどうしたいのかについて聞くと別に付き添うなら問題はないと言い、私たちが行くなら行くと言った 別に問題はなかったけど… なんか巻き込まれてる感が…

 

 

 

そうして分かれ道を左に進み5分ほどたった時キリトさんがここらへんで出てくるMOBの説明を始めた

 

「ここら辺に出てくる敵は強さ的には2層の迷宮区にいる奴らと大差ない ほとんどが動物型か植物型だからソードスキルも使わない ただ、全MOBに共通する行動パターンとして少しずつ森の奥へと引き込んでこようとする 相手が隙を見せたからと言って追撃していると勝ったときには道を見失っているということがよくあるんだ」

 

私も同じことをやってよく迷子になってたな… とβ時代のことを思い出しているとておさんが口を開いた

 

「でも マップタブを見れば歩いたところはマッピングされるんじゃなかったか?」

「そう思うだろ?」

 

そう言うとキリトさんはマップを可視モードにしてから見せた

 

「全体的に薄くなってるな…」

「この辺のエリアは通称{迷い霧の森}といわれていてマップも見づらいし、時々濃い霧がかかるからまじで迷うんだ だから原則としてこの道とパーティからは離れないでくれ たとえそれが戦闘中でもな」

「わ…分かった」

 

キリトさんが具体的にこのエリアの説明をするとておさんが納得していた

 

「じゃぁあなたに実演してもらいましょうかね?」

「へ?」

「後ろに何かいるわよ?」

 

アスナさんがそう言うと枯れ木もとい【トレント・サンプリング】がキリトさんの方を数秒間見てから地面から根っこを引き抜きキリトさんの方へと向かっていった

 

 

~~~~~~

 

 

そこから3分ぐらい経ち【トレント・サンプリング】はその体をポリゴン状へと変え、消滅した

 

「お…お見事」

 

キリトさんの言う通りこれぐらいの強さだったら大した問題ではなさそう…?

 

私達がハイタッチを終えるとアスナさんが突然叫びだした

 

「あっ! 苗木(サンプリング)っていうことはこれからたくさんニ酸化炭素を吸収してくれるはずなのに… こんなの全然エコじゃないわ」

「? アインクラッドに温暖化問題ってありましたっけ?」

「初耳だな…」

 

私がアインクラッドに温暖化問題があったかについて話すとキリトさんは初耳だと言った 私も忘れそうになるけどここゲームの中だからそう言うのはないけどな…

 

「でも焼いたり腐ったりしてCO²に戻ってるわけじゃないからむしろ温暖化防止に貢献してる…! そうだわ! 環境のためにももっと(トレント)を狩るのよ! それもなるべく大きいのを!」

「アスナさ~ん 行きますよ~」

 

アスナさんは続けていたため私はもうそろそろ行くとアスナさんへ声掛けをした

 

 

~~~~~~

 

 

「それで…? いつ着くのかしら?」

「もうすぐだよ… 多分…」

 

そこからしばらく歩きアスナさんが声をかけるとキリトさんは多分もうすぐだと言った

 

「あのねぇ… あなたは今日に向けて準備万端だったのかもしれないけど! 私は三日三晩あの場所で岩割リクエストをやらされてたの! ずっとあの場所で野宿だったのよ!? そこから急いでボス部屋へ駆けつけて! その上死にかけて! とにかく今日こそはお風呂に入りたいの! 分かる!?」

「お…お風呂はあったと思うよ…」

「本当でしょうね…?」

 

そんなキリトさんの受け答えが腹に立ったのかアスナさんが怒りを爆発させた そこでキリトさんはお風呂について答えるとアスナさんは収まった

 

 

するとキリトさんはあたりをきょろきょろし始めた

 

「なぁ 3人とも耳に自信はある?」

「何か聞こえるかっていう話ですか?」

「端的に言えばそうだな」

「え? そもそも私たちはナーヴギアを通して音を聞いてるんだから耳の良し悪しなんて関係ないでしょ?」

「そうだけど…」

 

キリトさんは私たちの耳が良いかについて聞いてきたので私は何か聞こえるかの話かと聞くとキリトさんはそうだと答えたがアスナさんは耳の良し悪しについては関係ないと言ったためキリトさんはアスナさんの方を向いたら… アスナさんは耳を澄ませていた…

 

「それを言うんだったらそのポーズはどうかと思うけど…」

「言わないであげろよ…」

 

キリトさんとておさんがそう言ったため少しだけ私は2人を小突いておいた

 

「耳がご自慢のアスナさんにはまた今度うさ耳装備をプレゼントしましょう」

「…あるんですか…?」

「多分…? MMORPGだもの」

 

キリトさんがまたそんなことを言ったため私は呆れながら聞くと多分あると答えた

 

 

〔キィン キン〕

 

そうしているとそこまで遠くない場所から金属のぶつかる音…多分これは武器がぶつかる音かな…?が聞こえてきた

 

「皆さん! あっちから何か聞こえます!」

「お! ナイス!」

 

私がそう言い音の聞こえたほうへ指を指すとみんなが近くの物陰から様子を伺った

 

すると金髪の男性と紫髪の女性が戦っているのが見えた… それもただの男性と女性ではなく、耳が長い…つまり…

 

「ねぇ あれってもしかして…!」

「そう! エルフだ!」

「特殊メイクしたハリウッドの俳優じゃなくて…!?」

 

そして小声でアスナさんとキリトさんが受け答えをした

 

「いよいよゲームっぽくなってきましたね!」

 

私がそう言うと3人に呆れられた様子で見られた… え? なんで?

 

「因みに男性の方が(フォレスト)エルフで女性の方が(ダーク)エルフだ」

「両方の頭上にエクスクラメーションマークがついていてしかも戦ってるっていうことは…」

「察しがいいなテオ どっちか片方しか受けられないっていうことだ」

 

気を取り直してキリトさんが男性の方が(フォレスト)エルフで女性の方が(ダーク)エルフという説明をするとておさんは!マークがついていることに気づきそれが戦っているという点に注目するとキリトさんが代弁して答えた

 

「そしてこのクエストは今までの単発ものやちょっとしたシリーズものではなくSAO初の大型クエストだ そしてこのクエが終わるのは9層だ」

「きゅ…!?」

 

キリトさんがこのクエが終わるのが9層ということを言うとアスナさんが大声を出そうとしていたのでキリトさんは急いでアスナさんの口をふさいだ

 

「因みに途中で失敗すると受けなおし不可 当然対立ルートへの変更も不可 ここで選んだ道を9層まで走り続けることになる」

「あなたそういうことはもっと早く言いなさいよ… それはそうと対立ルートって?」

「2人のうちどちらかに加勢するんだ 俺はいいから3人が決めていいよ 白いほうが森エルフでもう一方が黒エルフ… どっちがいい?」

 

キリトさんがエルフクエストの概要を話すとアスナさんが質問した すると私たちが決めていいということになったため私は黒エルフの方に加勢することにした 森エルフの方はやったからね

 

「片方を選んだとして…もう片方はどうするの?」

「そりゃぁ… 倒すよ?」

 

そうキリトさんが言うとアスナさんは少し悩んでから

 

「決めた ダークエルフのお姉さんで キリト君がやったんだったら安心だからね」

「あれ? 俺どっちやったか言ったっけ?」

「分からないとでも?」

 

黒エルフの方に加勢することにしたらしい… キリトさん黒エルフの方をやってたんだ…

 

「それはそうとタコミカさんとテオ君はどうするの?」

「私も黒エルフの方で」

「俺もだな~ だってその方が新鮮味があるし」

「うん? 私がβ時代に森エルフの方やったって言いましたっけ?」

「だってたみちゃん緑好きでしょ」

「…そうですね…」

 

確かにね… 緑色は好きですよ… でもこうもあっさり見破られるとね…

 

「タコミカさんあのお姉さんの方倒したんですか!?」

「何といいますか… すみません…」

 

気まずくなったためとりあえず謝った

 

「黒エルフに味方するのはいいんだけれどさ 彼らは7層クラスのエリートMOBなんだ だからあの森エルフには絶対に勝てない だから全員攻撃せず回避や防御に専念してくれ」

「勝てない!? 死にたくないわよ!? 私!」

 

少しだけ無言でいるとキリトさんが説明してくれたがアスナさんは絶対に勝てないという部分に驚いていた それを読んでいたようにキリトさんが続けた

 

「そこに関しては大丈夫 こっちのHPが半分以下になると加勢した方が奥の手を使ってくれるから」

「奥の手っていうことはできれば使いたくない理由があるのよね?」

「あぁ… 自爆攻撃で相打ちになる」

 

キリトさんが言った奥の手の部分をアスナさんが指摘するとキリトさんが理由を話した

 

「…そんなの嫌だわ」

「気持ちはわかるけど これから先、同じことは何度も目にすることになるから割り切った方がいい 所詮これはMMOなんだ」

 

確かにキリトさんの言う通り割り切った方が楽ではあるし、私も嫌だったけれどもそこはもう慣れる他ない…

 

「…要するに私たちが強ければ助けられるのよね?」

 

そうアスナさんが言うと剣を抜きエルフクエストの開始地点へと向かっていった

 

 




タコミカは森エルフ側でエルフクエストをやっていますがそこまで内容を覚えているわけではありませんし途中で失敗しています

次回は戦闘回になると思います

それでは次回に
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