ソードアート・オンライン ~PotetoEdition~   作:水名(仮)

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タコミカは結構虫は好きな方です(蚊と蝉は別)

それではどうぞ


7話:女王蜘蛛の巣穴

私達は【シケット・スパイダー】や【コピス・スパイダー】を倒し、その都度方向を調整していきやがて前方に小さな丘を発見した

 

「ここが言ってた毒蜘蛛の巣ですか?」

「そう 因みにここには2回来ることになる」

「もう1回ここに来いって言われても来れる気がしないです…」

「そうだな…」

 

私とキリトさんがここに2回目来れる気がしないことを話しているとキズメルが口を開いた

 

「狼でもいれば早かったかもしれないがな…」

「そう言えばあの子は来なかったのね?」

「奴は特に忠実な狼だったよ 新しい主を受け容れるには時間がかかるだろう」

「そうか…」

 

アスナがそう言うとキズメルは狼さんのことについて話し、それを聞いたておさんは短く返事した

 

「…調べに行くぞ 司令に蜘蛛の巣穴を発見したと報告するには確たる証拠が必要だからな」

 

キズメルさんがそう言うと私達は毒蜘蛛の巣へと入っていった

 

 

中は非常に暗く、松明なしでは壁にぶつかると私は思う…

 

 

そして戦闘も無く、しばらく歩いていると私の耳に小さく何かの金属音が聞こえてきた

 

「キリトさん? ここってインスタンスでしたっけ?」

「パブリックの方だけど… どうしたんだ?」

「私たちが3層に来てからどれぐらい経ちましたっけ…?」

「えーっと…1回寝たから大体14時間ぐらいね それがどうしたの?」

「遠くから小さいですけど金属音が…」

「あぁ…あいつらか…」

「あいつら?」

 

私がキリトさんにここがインスタンスマップか質問するとパブリックだと答え、私たちが3層に来てからどれぐらい経ったか質問すると大体14時間だと答えると私に対して質問してきたため私が答えるとキリトさんが音の正体が分かったみたいだったためておさんは質問したがその時キズメルが立ち止まった

 

「キリト アスナ テオロング タコミカ どうやら私たち以外にも来訪者がいるようだ]

「多分プレ…人族の剣士だと思う ただちょっと彼らとは顔を合わせたくはない」

「奇遇だな 私もだ」

 

キズメルが言うとキリトさんが音の正体を話して顔を合わせたくないと話すとキズメルが私もだと言った

 

「この様子だと近いな 松明を消せ」

「あそこに良い感じの窪みがあるぞ」

「ならばしばらくあそこに隠れてやり過ごそう」

「やり過ごすって… 照らされたら終わりじゃ…?」

「心配には及ばぬ 我々森の民には色々手妻があるのだ」

 

そしてキズメルが松明を消すように言うとておさんがちょうどいい感じの窪みを発見し、キズメルがそこに隠れようと提案したが私が松明で照らされたら見つかると言うとキズメルは秘策があると言うと私達をマントで覆うように隠した

 

「手狭だが少しじっとしていてくれ」

「重い…」

「皆さん苦しいです…」

 

私はと言うとちょうど壁側になりそこに3人分の体重がかかったため苦しかった…

 

「何やってるんだキズメル! マントなんかで身を隠せるわけが… 隠蔽率95%!?」

 

キリトさんは別のところに驚いていた… そして気を取り直してさっきの話の続きを始めた

 

「で さっきの話の続きになるけどここは主街区で受けられる重要なクエストで来ることになる場所なんだ」

「その重要なクエストって…」

「お察しの通り 『ギルド結成クエスト』だ そしてそれを心待ちにしていた奴らと言えば…?」

「来るぞ 静かに」

 

アスナもわかったみたいでキリトさんが答えを言おうとするとキズメルに注意された

 

 

なんでや!

 

その時キバオウさんの大声が聞こえてきた

 

「何で片っ端から宝箱が開けられとるんや!」

 

キバオウさんはそう言い、怒りながら奥へと歩いて行きそれに続くように彼のメンバーも奥へと行ったが最後尾を歩いていた1人だけ消えた松明を屈んで拾い、周囲を見渡して私たちの方を向いたが

 

「何しとんねん! はよ行くぞ!」

「へーい」

 

キバオウさんが遠くから呼ぶとその人は返事し、拾った松明を投げ捨てると奥へと向かっていった

 

 

~~~~~~

 

 

「「「「はぁーーーー」」」」

 

そこからしばらくして私達はやっと解放された

 

「なんかモンスター相手よりも緊張した…」

「同感だな…」

「やっと解放された…」

「見つかってたらどうなってたことやら…」

 

各々感想を言っているとキズメルが聞いてきた

 

「先ほどの小隊の中に知り合いでもいたのか?」

「平たく言えばそうだけどあんまり友好的とは言えないかな…」

「ほう? この城に暮らす人族の剣士は長らく和平を保っていると聞いているが…」

「別にお互い剣を向けるほどじゃないよ 必要なら協力もするし ただ少し相容れない部分もあるっていうところだ」

「成程 私が所属するエンジュ騎士団と王都の警備のビャクダン騎士団のようなものか」

 

キリトさんが答え、キズメルがさらに質問するとキリトさんは協力もするけど相容れないと答えるとキズメルは自分の所属している騎士団に例えた

 

「へぇ~ 他にもあるの?」

「あとは重装備のカラタチ騎士団があるな そちらともあまり仲がいいとは言えないな…」

「じゃぁ 入れてもらうならエンジュ騎士団ね」

「私も入れてもらうとしたらエンジュ騎士団がいいかな…?」

 

アスナがキズメルに他にも騎士団があるのかについて聞くと他にはカラタチ騎士団があると言い、アスナがもし入れてもらうんだったらエンジュ騎士団がいいと言ったため私も仮に入れてもらうんだったらエンジュ騎士団がいいと言った

 

「なぁキリト お前も同じこと思ったか…?」

「多分な」

「「森エルフが滅ぶ…」」

 

ておさんとキリトさんが小声でそう言った気がした

 

「2人共 気持ちはありがたいが人族が女王陛下から騎士の剣を授けられたという前例はないのだ だがそなたらの勲功を鑑みれば謁見ぐらいは叶うかもしれん その時はせめて名誉騎士号を賜れるよう申し添えておこう」

「ほんと!? 私頑張るわ!」

「私も頑張ります!」

「何でお前もちょっとやる気なんだよ…」

「私がどう頑張ろうと勝手じゃないですか…」

 

キズメルが私たちの功績次第では女王陛下に謁見できるかもしれないと言い、その時に推薦してくれると言ったためアスナと私が頑張ると言うとキリトさんが私に対してのみ呆れたため私は文句を言った

 

~~~~~~

 

そして私たちが2つ残った部屋のうち、キバオウさんの向かった階段部屋とは違う部屋を調べるとそこには蜘蛛がいたが私たちの敵ではなかった

 

蜘蛛を倒し、部屋を調べているとアスナが葉っぱで出来た銀飾りを発見した

 

「ねぇ… これって…」

「我々の偵察兵のものだ…」

 

アスナがキズメルに見つけた銀飾りを見せるとキズメルはその持ち主が分かったみたいでしばらく無言だったが少ししてから口を開いた

 

「この徽章そなたから司令に手渡してはくれぬか? 恐らくこれは司令の肉親の…」

「…わかった」

 

アスナがキズメルに銀飾りを手渡そうとするがキズメルはアスナが司令官さんに手渡しておいてと言ったためアスナは分かったと言い銀飾りをポーチにしまった

 

~~~~~~

 

私たちが部屋の外に出ようとするとさっきの人たちの叫び声と走っている足音が聞こえてきた

 

「あいつ階段上ってくんのかよ!?」

「とにかく入り口まで戻れ!」

「あんなデカい蜘蛛居るなんて聞いてへんぞ! どうなっとるんや!」

 

その時キリトさんが咄嗟に私達に振り向いてきた

 

「どうす…「どうするんですかキリトさん!?」」

「キリト君どうするの!?」

「ここはお前に任せる!」

「私もキリトに任せよう」

「…る…」

 

全員がキリトさんに任せるという対応をしたためキリトさんは少し考えてから結論を出した

 

「パーティが通り過ぎたらあの蜘蛛を奥の部屋に引き付けて戦おう 奥の部屋の大きさなら十分戦えるはずだ」

「了解です」

「分かったわ」

「オッケー!」

「了解した」

「こっちだ!」

 

キリトさんが戦うという結論を出し、全員了解したためキリトさんと私達は足音の聞こえたほうへ向かった

 

「十字路だ! 出口はどっちだったか!?」

「真っ直ぐや! さっき通ったやろ!」

 

キリトさんの言っていた奥の部屋でしばらく待機し、パーティが通り過ぎ蜘蛛が視界に入った時キリトさんが合図を出した

 

「…今だ!」

 

私達が攻撃し、タゲ取りに成功してそのままさっきまでいた奥の部屋へと向かった

 

「いいか? ケツから出す網に気をつけろ! 身体のどこに触れても動きが阻害されるから触れてしまったらすぐに声を上げて動ける奴がカバーしてくれ! 良いか? ケツだぞ!」

「中々心得ているな キリト 承知した!」

「分かりました!」

「了解!」

「分かったけどもっと良い言い方なかったの!?」

「ケツに良いも悪いもあるか! いくぞ!」

 

キリトさんが説明をし、私たちが了解するとアスナは少しだけ文句を言っていたがキリトさんの合図で私達は巨大蜘蛛もとい【ネフィラ・レジーナ】へと攻撃を開始した

 

~~~~~~

 

途中、キリトさんから脚の攻撃について説明してもらい、全員が単発系統のソードスキルを撃ち込み、私が何回目かのソードスキルを撃ち込むと【ネフィラ・レジーナ】は四散消滅した

 

そして私にLA獲得のメッセージが流れたため確認してみると〖ネフィラレッグ〗というアイテムが追加されており、私は早速装備した

 

「おめでとう LA取られちゃったな…」

「黒色だったらキリトさんにあげてたんですけどね」

「俺はいらないよ…」

 

キリトさんが話しかけたため私は黒色だったらあげていたというと言うとキリトさんはいらないと言った

 

そして私達は静かにハイタッチをした

 

キリトさんは静かにのジェスチャーをした後、部屋の入口へと向かったが特に足音とかは聞こえてこなかった

 

「どうやらキバオウ達には気づかれなかったみたいだな 戻ってくる前に外に出よう」

「そうね そう言えばさっきのボス蜘蛛って復活するまで何分ぐらいかかるの?」

 

キリトさんがキバオウさん達が戻ってくる前に外に出ようと提案するとアスナは賛成したがふとあの蜘蛛は何分後に復活するのかと聞いてきたためキリトさんは答えようとしたがそれより先にキズメルが答えた

 

「あの大きさなら洞窟内に満ちる霊力によって少なくとも3時間はかかるだろう」

「それだけかかるのだったらキバオウさん達も安心してクエストを進められそうね」

「なんだかあいつらの知らないところで手助けしたみたいで癪だけどな…」

 

アスナさんがキバオウさん達が安全にクエストを進められるというとておさんはなんだか癪だと言った

 

「"善い行いは森が悪しき行いは虫が見ている"と言うではないか きっとそなた達には聖大樹の恵みがあろう」

「因みにそれは人族の間では"情けは人の為ならず"って言うのよ?」

「ほう"巡り巡って我が身に還ってくる"か… 悪くない言葉だ 覚えておこう」

 

キズメルとアスナがそうやり取りをしているとておさんが足元にある何かを拾った

 

「何だこれ…? 〖女王蜘蛛の毒牙〗…?」

「お! ナイス! それはクエストアイテムだ!」

「じゃぁ俺が持っとくぞ」

 

ておさんがタップしてアイテム名を言うとキリトさんがよくやったと言い、そしてておさんはストレージにしまった

 

「それでどうするのだ? キリト この機に奥も探索するか?」

「用事も済んだし野営地に戻ろう」

「私も賛成 早くこれを家族の元に返してあげたいし」

「…ありがとう では帰ろうか」

「うん」

 

キズメルが奥も探索するのかとキリトさんに聞くと野営地に戻ろうと言い、アスナも賛成するとキズメルはお礼を言い、アスナも返事したため私達は黒エルフの野営地へ戻ることにした

 

 

 




オリジナル防具(アクセサリ)紹介

〖ネフィラレッグ〗
鈍い紫色でもこもこしたアームカバー こう見えて装備するとSTRが0.1追加され、毒に対してわずか少しだけ耐性が付く


次回は武器更新のお時間です

それではまた次回に
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