ソードアート・オンライン ~PotetoEdition~   作:水名(仮)

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今回で3層編は終わります

それではどうぞ


15話:別れ

私達がエルフクエストの第6章『潜入』を終えるのと同時に2大ギルドはエルフクエストから身を引き、以降エルフクエストは私達5人+1匹でやることになった

 

その過程でボス戦に有利な情報が出たらアルゴさんを通して報告するということになり、クエストを終えた翌日より2大ギルドの人達は迷宮区攻略に行き、私達はエルフクエストをやっていた

 

 

そんな中、私達は第7章『蝶採集』で巨大な蝶を相手にしていたのだが…

 

「でかっ! ほっそ! きもっ!」

 

アスナはそんなことを言っていた… 蜘蛛の時は大丈夫だったよね…?

 

「なにその口… 気持ち悪いよ~…」

「蜘蛛の時は大丈夫だったじゃん…」

 

アスナさんが追加で気持ち悪いと言うとキリトさんが私の思っていることと同じことを言った…

 

「きもいよね!? 2人共!」

「言われてみればそうだな」

「おい 森の民だろ…」

「前にこんなに大きければ虫も獣も同じって言ってなかったっけ…?」

「それはそれ! これはこれよ!」

 

アスナが私達に同意を求めてきたためキズメルが同意するとキリトさんにツッコミを入れられて私が前にアスナが言ってたことを言うとアスナは言い訳をした

 

 

そこから私とキズメルとアスナはパンを食べながら2人を応援した

 

「はんはれ~ へおはん~(頑張れ~ ておさん~)」

「人族のパンはうまいな」

「ひりほふん ふぁんふぁ~(キリト君 ガンバ~)」

「はぁ!?」

「お前らも戦え!」

 

2人ともそんな私達を見てかなり怒ってたけど無事に巨大な蝶を倒していた

 

その後にパンをあげたら許してもらえた

 

 

~~~~~~

 

 

そして報告を済ませて続く第8章の『西の霊樹』では持ち帰ってきた〖命令書〗を解読し、野営地への襲撃を行うことが分かったため第4層へ〖秘鍵〗を輸送するということになったがこういったクエストではありがちだが【アンノウン・マローダー】から襲撃を受けた… 襲撃者のうち3人は倒せたが最後の1人が隠し持っていた煙玉を使い、その隙に〖秘鍵〗を奪われてしまった…

 

「何回目!? 学習してよ!」

「えーっと… すみません…」

 

アスナがキリトさん達を正座させて説教をしていたがておさんは口を開いた

 

「大丈夫だろ? こっちにはチート級の助っ人がいる」

 

ておさんが狼さんの頭を撫でると狼さんは吠えた

 

 

ておさんの読み通り第9章の『追跡』は狼さんのおかげでかなり早く終わり、私達は盗賊のアジトらしきものを発見し、ついにこの層でのエルフクエストの最終章の『秘鍵奪取』が開始した

 

そこに入り地下1階にいる巨大なウデムシみたいなやつを倒して一旦私達は野営地に戻り、休むことにした

 

 

 

~~~~~~

 

 

 

その翌日の早朝から補給を終え、例のアジトの地下2階を攻略していくと最深部でとうとうあの盗賊のアジトを発見した

 

窓から中を覗いてみると黒エルフとも森エルフとも違うエルフの姿が見えた

 

表示された名前は【フォールン・エルフ・ウォーリア】… それを見た時キズメルに緊張が走った気がした

 

その後何度か戦闘をすると遂に最深部に到達した

 

そこにいたボスの名前は【フォールン・エルフ・コマンダー】だった

 

 

結論から言うと私達の敵ではなかった… アスナがとどめをさすと呪詛のようなセリフと共に溶けて消えた

 

そして私達は〖秘鍵〗を遂に奪還してこれで第3層のエルフクエストは完結した…のもつかの間、キズメルは私達に告げてきた

 

「アスナ、タコミカ、テオロング そしてキリト」

 

私達の名前を言うとキズメルは覚悟を決めたように言った

 

「フォールンどもと森エルフが手を組んでいると知れた以上この〖秘鍵〗は一刻も早く上の層の砦に届けなければならなくなった またいつ奴らが襲ってくるか分からない… そのため私が運ぶ必要がある」

「それって…」

 

それはつまりキズメルと離れると言うことになる…

アスナも察したようでほんの少し固い笑みを浮かべて話した

 

「じゃぁ 私達も送るよ また襲撃があったら大変だから」

「ありがとうアスナ とても嬉しいよ」

 

キズメルがそう言うと私達はキズメルを霊樹へと送っていった

 

 

~~~~~~

 

 

道中は特に襲撃はなく霊樹へと到達した

 

「私達も一緒にっていうのは流石に無理なんだよね…」

「すまない 霊樹の門はリュースラの民しか通れぬのだ」

 

アスナはこの門は私達も通れるのかと質問したがキズメルは否定した

 

そしてキズメルは暗い表情で呟いた

 

「出来ることなら本当は私も天柱の塔に同行して共に戦いたいのだ…だがこの任務だけはどうしてもやらねばいかぬのだ… だが私はそなたたちのことも心配で…」

「キズメル 大丈夫だよ 私達がどのぐらい強いか知ってるでしょ?」

「タコミカの言う通りだ 今更俺たちが3層のフロア…守護獣にやられるわけがないって」

「無論 そなたらは強い 私がおらずとも守護獣程度だったら容易く倒せると信じている!」

 

だから私はキズメルのことを励まし、キリトさんもそれに便乗するとキズメルは顔を上げて話し、キリトさんとアスナの肩を掴んだ

 

「だから お願いだ キリト アスナ 互いを護れ テオロング タコミカ そなたたちもだ」

 

キズメルがそう言うと私達は黙って頷いた

 

半身(いもうと)を失ってからの私は復讐を口実に死に場所を探していた… だがそなたたちに出会い、私は救われたのだ… 亡き妹が導き、義弟が紡いだそなた達との絆に私はいつしか生きる目的を見出していた だからお願いだ… 互いを護りあってくれ 私はもう何も失いたくはない」

 

キズメルは泣きそうな表情で言うと私とアスナはキズメルを抱きしめた

 

 

そして私達はキズメルを見送った

 

「…また会えるよね?」

「あぁ きっと会えるさ」

「そのためにも私達はフロアボスを倒さないとですね」

「そうだな…」

 

私達はそう言うと霊樹を後にした

 

 

最後に私達は野営地へ訪れ、キリトさんはレザーブーツをアスナはケープをておさんは赤色のイアリングを、そして私はポーチを3層のエルフクエストクリア報酬として受け取った

 

 

司令官さんが最後にフロアボス戦のアドバイスをしてくれたのとキリトさんに紹介状を渡したため私達はお礼を言ってから野営地を後にした

 

 

~~~~~~

 

 

そして夕方に開かれた会議でそのことを伝えると、またしてもジョーの発言で荒れかけたがキバオウさんの一喝で静まった

 

そしてリンドさんが解毒ポーションを集合時間までに買い揃えておくことと明日の朝9時に主街区の北門に集合ということを会議に参加している全員に伝えると会議は終了になった

 

会議の後、ポテトさんとやる気君にエルフクエストで入手した槍と盾を渡して置いた

 

 

 

~~~~~~

 

 

 

その翌日の12月21日午後1時12分 フロアボスである【ネリウス・ジ・イビルトレント】は攻略組によって撃破された

 

犠牲者は第1層と第2層の時同様0人

 

因みにLAは私がゲットした

 

一応リンドさんとキバオウさんに相談したが一部を除いて(主にジョーとか言う奴)全員が私が持っていていいと言うことで一致したため私がありがたく貰うことにした

 

 

そして私達は先に行ったキリトさん達の後に続いて第4層への階段を上っていた

 

「フロアボスのLA取ったのってキリト以外じゃたみちゃんが初めてじゃないか?」

「ですね~ キリトさん結構残念そうでしたね」

「そうだな」

 

私とておさんは冗談交じりにそう話し合っていた

 

 

今日3層が突破されたがまだまだ先は長い…

 

残りは97層 あとどれぐらいかかるかは分からないがきっと退屈しないものになると私は予感していた

 

 




ボス戦がない…?

だって原作やコミカライズ版でもオールカットされたんですもん仕方ない

それではまた次回に
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