ソードアート・オンライン ~PotetoEdition~ 作:水名(仮)
それではどうぞ~
島の南の川岸に私達が着くと、私達が出てきた四阿を確認すると私とアスナはチュニックと下着を残してあとはストレージにしまった
「これで大丈夫かな…?」
「それで大丈夫だと思うわ」
私達はそう言うとておさんとキリトさんの方を向いた
「そっちは終わりましたか~?」
「終わったぞ~」
ておさんは黒色のシャツと藍色のトランクス姿になっていて キリトさんは暗い赤色のトランクスのみの姿になっていた
そしてキリトさんが後ろを向くと…
「ぷっ…ぷぷっ…! あっはははは!」
「ぶっ! くっくっ… ははははは!」
アスナとておさんは口を押えて笑い始めた
一体何事かと思って私もキリトさんの方を向いてみるとキリトさんのトランクスの後ろに大きく黄金の牛印のプリントがされていたため思わず私も笑ってしまった
「ふふ… ふふっくくく…!」
「お前らまで笑うなよ… 先に脱ぐんでしょうねって言ったのはそっちじゃないか」
「だってそれはいくら何でも反則でしょっ…」
「確かに派手な色だけど… どこが反則なんだよ?」
「後ろ見てみろよっ…」
私達が笑ったためキリトさんは少ししょんぼりしながら言うとアスナは笑いながら反則だと言ったため、キリトさんが理由を聞くとておさんはキリトさんに後ろの部分を見てと言ったためキリトさんは後ろの部分を水面に映し出して見てみると大声を出した
「なんじゃこりゃぁ!?」
しばらくキリトさんが落ち込んでいるとアスナはようやく笑いが収まったのかキリトさんに質問をした
「あなたそれ何処で手に入れたの? NPCショップじゃそんな柄売ってないでしょ? もしかして自分でカスタマイズしたとか?」
「…買ってないしカスタマイズもしてないよ」
「じゃぁあれか? フロアボスのLAか?」
「そう これはバラン将軍のLAなんだけどまさかケツにこんな罠があるとは…」
キリトさんは買ったりカスタマイズしていないと言うとておさんはフロアボスのLAかと聞くとキリトさんは正解と言い、後ろの部分に罠があると思わなかったと言った
「LAっていうことは何か特殊効果があるの?」
「STRがそこそこ上がるのと病気や呪い系のデバフに対してちょこっと耐性が上がるんだ」
「ふーん… 君がLAを持っていくのは面白くないけどそのパンツだけは別ね」
アスナがキリトさんのトランクスには何か効果があるのかと聞くとSTRがそこそこ上がるのと病気や呪い系のデバフの耐性が上がると言う答えが返ってくるとアスナは頷き、冗談交じりにそう言った
「STRが上がるっていうのは魅力的ですけど男物の下着は穿きたくないですね…」
「タコミカがLAを取っていたらちゃんと女物になってたんじゃないかな… 牛印はあったと思うけど…」
私がSTRが上がるのは魅力的だけど男物のパンツは穿きたくないと言うとキリトさんは何を思ったのか私がLAを取っていたらしっかり女物になっていたかもと言った…
何処からどう見てもセクハラ発言なので私はキリトさんに向かって浮き輪を投げた
~~~~~~
そしてキリトさんは水の温度を測るために手を入れた
「どうだ…?」
「確かに冷たいけど我慢できないほどじゃないな」
「アインクラッドはフロアによっては季節が現実と同じ層もありますからこういうのはありがたいですね」
「あくまでβ時代はだけどな」
「じゃぁそろそろ行きましょうか」
ておさんが様子を伺うとキリトさんは問題ないと言ったため私がフロアによっては季節が現実と同じ層もあるからありがたいと言うとキリトさんは同意し、アスナが行こうと言ったため私達は水に入ることにした
「まずは俺から入ってみるよ」
そうキリトさんが言うとキリトさんはゆっくりと水の中に入り少し動くと「大丈夫そうだ」と言ったため、私達は順番に入ることにした
「うわぁ! なんだか懐かしい感じ!」
「でもどうせだったら海で泳ぎたかったかも…」
「もしかしたら海もあるかもよ? 主街区に着いたら水着作ってあげよっか?」
「今はスキルスロットに空きはないけど後々裁縫スキルはとる予定はしてるし… でもどうせだったらお願いしよっかな?」
「じゃぁ俺もいいか…? 出来れば牛印のない奴で…」
「それだったら熊印か猫印か蛙印から選ばせてあげるわよ」
「考えとくよ… では行きますか…」
アスナが懐かしいと言ったが私はできれば海で泳ぎたかったと言うとアスナは海もあるかもと言って水着を作ってあげると提案があったため私はせっかくなのでお願いすることにした
するとキリトさんもお願いしたのでアスナは熊印か猫印か蛙印付きから選ばせてあげると言うとキリトさんは考えておくと言い、行こうと言った
私達がバタ足をしながら移動しているとアスナから声が聞こえてきた
「なんか変な感じ…」
「水の肌触りとか抵抗感とかが現実と違うだろ? そのせいで浮き輪なしで泳ごうと思ったら練習が必須なんだ まぁこれでもβ時代より大分改善していると思うんだけどな」
「そっか… これは確かに練習が必要ね…」
「1時間も泳げば慣れるけどな」
キリトさんがSAOでの水泳について説明するとアスナは泳ぎには練習が必要ということに同意してキリトさんは一時間ぐらい泳げば慣れると言った
~~~~~~
そんな感じに私達がしばらく雑談をしていると出口が近づいてきた
「もう出口か」
「案外早かったな」
「地形そのものはβ時代とあんまり変わってなかったな… そこの岩とか見覚えがあるし」
「あくまで水だけが追加されたっていう感じでしたね」
「そうだな」
キリトさんが出口がもう近いと言うとておさんは案外早かったと言い、キリトさんは地形自体はβ時代と変わっていないと言ったため私はあくまででも地形では水が追加されただけだったと言うとキリトさんはそれに同意した
〔ゴォォォォォ…〕
そして出口が近づくととても大きな音が流れてきたためアスナは質問した
「さっきからすごい音がするけどこの先って何があるの?」
「確か大きい道になってたはず…」
キリトさんが大きい道になってたはずと答えたがそこにあったのは滝で
「おわっ!」
「きゃっ!」
「うおっ!」
「みゃっ!」
私達は綺麗に落下した
「みんな! 落ち着いて脚から着水するんだ!」
「もう時間が…!」
キリトさんが落ち着いて脚から落下するように言ったがもう時間が無く、私達は着水した…
~~~~~~
「「「「ぷはっ! 」」」」
「あ~…死ぬかと思った…」
「涸れ谷の時は高低差とかは気にしてなかったから盲点だったな…」
「でもアトラクションみたいで楽しかったな」
「私はもう二度とやりたくないです…」
そう言って私達が笑っていると何かがポップする音が聞こえた…
「ねぇ キリト君…? モンスターってどのぐらいでポップするのかしら…?」
「えーっと 確かフロアボス討伐後大体30分ぐらいだけど…」
「30分ってもう過ぎてるよな…?」
「さっきは魚1匹もいませんでしたし気のせいじゃないですか…?」
アスナがキリトさんにどのぐらいでMOBがPOPするのか聞くとキリトさんはフロアボス討伐から大体30分後ぐらいだと答えたがておさんがもう30分は過ぎてると言ったため私は気のせいじゃないのかと答えると全員ゆっくり後ろを向いた…
すると不吉な背ビレがこっちに向かって泳いできた
「全員 ここから先は後ろを向かずに全力で泳ぐぞ」
「「「了解」」」
キリトさんがそう言うと私達は全力で泳ぎ始めた
そこからキリトさん先導で全力で泳いでいた
「見えた! あそこだ!」
「了解!」
キリトさんが主街区に続く砂浜を見ながら言うとアスナは返事をした
ふと後ろを見るとあの不吉な背びれがさっきよりも近づいていた
「ラスト! 右ターン用意!」
「応!」
キリトさんが右ターン用意の指示を出すとておさんは返事をした
「いっけぇぇぇぇ!」
キリトさんが叫ぶと私達は残りの距離を一気に跳んで水から出ると走り始めたが私は途中で足がもつれ、ておさんに重なるようにして転んでしまった
「きゃぁ!?」
「わっ!?」
そして後ろを振り返ってみると私達を追いかけてきたそれが飛び上がって地面に落ちた
後ろを見て、私達を追いかけてきたそれを見ると立派な背ビレをもったおたまじゃくしのような何かだった…
それが起き上がろうと跳ねるが背ビレが重たいのかなかなか起き上がれずにいた
「えぇ…」
「なんじゃそりゃ…」
少し離れたところでそれを見ていたアスナとキリトさんがそう言うとそれは波にさらわれて再び水の中へと戻っていった
しばらく微妙な空気が続いたがふとアスナが気が付いたのか私達に声をかけた
「2人とも大丈夫!?」
「大丈夫です… 後頭部に柔らかい感覚があるけど」
「テオ君それ以上動かないほうがいいわよ…」
ておさんが後頭部に何か柔らかい感覚があると言うとアスナは私達を見ながら動かないでと言ったため私はておさんのいる下の方を向いた…
するとちょうど私の胸がておさんの後頭部に当たっているという形になっていた…
「いやぁぁぁ!」
私は悲鳴を上げるとその場から逃げるように走り始めた
次回はアインクラッド編だとかなり後半の方に出る人物が出てきます(IFをやってる方だったら多分わかるかな…?)
それではまた次回に